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韓国ドラマに出てくる「学生生活」の不思議 TOP3

여러분 안녕하세요. 토미입니다.
今回は韓国ドラマに出てくる「学生生活」の不思議 TOP3について、お話ししたいと思います。

韓国ドラマでも、学校シーンってよく出てきますよね。

韓国も中学生や高校生は制服を着ているので、なんだか日本と似ているな、と思ったことはありませんでしょうか?

かくいう私も、実は中学・高校は韓国で過ごしましたので、ドラマでそういったシーンが出てくると懐かしくてたまりません。青春を思い出すんですよね!

そんな、日本と似た雰囲気の韓国の学生生活ですが、「あれ?今の聞き間違いかな?」とか、「こんな時間まで何してるんだろ?」と思うようなドラマの場面、見たことはないでしょうか?

実は、韓国の学生生活は日本と似ているようで、全然違うところもたくさんあるんです。

ということで今回は、韓国ドラマに出てくる学生生活の不思議TOP3を発表したいと思います。

いつものように、順位も内容も私の独断となります。

그럼 시작할게요!

 

第3位:年齢と学年が合わない!

学生が出てくるドラマのなかでセリフをよく見ていると、学年と年齢がズレていると思ったことありませんか?!

たとえば、日本だと一般的に高校3年生なら17歳から18歳のはずですよね。

ですが、韓国ドラマを見ていると高校3年生なのに19歳といっていて混乱することがあります。

日本にも数え年という年齢の数え方がありますよね。

日本では満年齢で数えることが多いので、数え年をつかうことはあまりないのですが、韓国では今でも数え年が使われていることが多いんです。

日本は生まればかりの赤ちゃんは0歳と呼びますが、韓国ではお母さんのおなかにいるときから年齢を数え始めます。

なので、おなかのなかにいるときから0歳で、生まれると同時に1歳という考え方です。

さらに満年齢で歳を数える日本は誕生日を迎えるごとに年齢が1歳増えますが、数え年では元日を迎えると1歳増える仕組みです。

つまり、年が明けて1月1日になると、誕生日に関係なくみんな1歳増えるということです。

そのため12月31日に生まれた赤ちゃんは生まれた時点で1歳、日付が変わって1月1日を迎えると2歳になってしまうんです!!

まだ生まれたてのほやほやなのに、「この子2歳です」ってなっちゃうんですね〜

生まれてから24時間しないうちに2歳になってしまうなんて!何とも不思議ですね~!

日本人にはなじみのない数え方なのですごくややこしい感じがしますが、韓国の人たちも年齢の話をする際は、「何歳?」と聞くよりも「何年生まれ?」ということが多いです。

韓国では何歳なのかということよりも上下関係を決めるために、相手が自分より年齢が上なのか下なのかということの方が重要なので、何年生まれか聞いた方が手っ取り早いですもんね。

また、韓国では学年の分け方も日本とは異なります。

韓国では日本より1か月早い3月から新学期が始まるので、以前は3月1日から2月29日生まれまでが同じ学年と区切っていましたが、
現在は1月1日から12月31日生まれまでの子が同じ学年という区切り方をしています。

日本でいう早生まれが現在の韓国の学年の区切り方にはないんですね~!

「同じ年生まれ=同じ学年」、数え年で歳を数える韓国では、こっちの方が分かりやすいかもしれませんね。

韓国での年齢の数え方は日本人にはちょっと難しく感じてしまいますが、「韓国では数え年を使う」ということだけでも頭の隅に入れておくといいかもしれませんね。

第2位:夜も学校で勉強!

学園モノのドラマなんかを見ていて「学生の帰宅時間が遅すぎる…」と思ったことありませんか?

韓国には「夜間自律学習/야간자율학습(ヤガンジャユルハクスプ)」、通称「야자(ヤジャ)」と呼ばれる制度があります。

これは韓国の中学校、高校で一日の授業が終わったあと、そのまま学校に残って夜間も勉強することで、なんと夜の10時ころまで補習授業という学校もあります。

私の高校では、受験勉強に忙しい高校3年生を対象に야자をやっていましたね。

私の高校は教室とは別に勉強するスタディルームみたいな部屋があって、一人一人が勉強に集中できるように仕切りもありました。

私も夜の10時頃まで学校にいて、勉強していましたね。

この야자をやるために、昼食と夕飯用にお弁当をふたつ持っていくという子もいます。

私は昼食は学校で食べて、夕食用のお弁当だけを持っていきました。

朝から晩まで勉強しなければならない高校生はもちろんですが、サポートする親もお弁当を作ったり、塾にお金を工面したりと大変そうですね。

ちなみに、私はソウルで学生生活をしていたんですけど、結構夜遅くまで学生が勉強しているっていうのが韓国では定番になっていて、夜遅くに学生が歩いて家に帰るということもありますね。

私も야자が終わってから家に一人で歩いて帰って行ったのを覚えています。

それに、こんな遅くまで勉強していて、いったいいつ寝ているんだ?という新たな疑問が湧きますよね。

これは、人によるところもあるのですが、昼間の授業中に寝る学生がけっこういます。

中には、教室に入ってきて、自分の席に座ったとたんに寝てしまう、というツワモノまでいます。

私も目が大きい友達が机で寝ていた時に、目が半開きになっていて、ぎょっとしたのを覚えています。

あの時は、みんな面白がって、その子の周りにたかっていましたね。懐かしい思い出です。

つまりですね、昼間の授業は単位を取るために出席だけして、実際の受験勉強は夜が本番、と考えている学生が多いってことなんです。

日本以上に学歴が重視されるといわれている韓国ですから、熾烈な受験競争のプレッシャーは学生の肩にすごく重くのしかかってきます。韓国の学生はすごいですね~!

 

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第1位:なにかというとすぐ留学に行く!

韓国ドラマって、留学に行くとか留学から帰ってきたっていう話が盛り込まれていること多くありませんか?!

特に財閥とかお金持ちの家が出てくるドラマは留学のエピソードが必ずといっていいほど出てきます。

なにか不都合なことが起こるとすぐに「留学に行け!」とか逆に「留学先からすぐに帰国しろ!」とか…よくありますよね。

裕福な家庭じゃなくても留学に行ったり、無理をしてでも親が留学に行かせたがったり…

とにかく留学に関する話がしょっちゅう出てきますよね。

実はこれ、ドラマのなかだけでなく実際に留学に行く韓国人って結構多いんです!

日本も学歴は重要ですが、韓国は日本よりもさらに学歴社会です!

学歴が就職やその後の将来にものすごく影響を与えます。

良い大学を卒業することはもちろんですが、それだけではまだ足りず、良い会社に就職するためには、さらにスペックを高めなければなりません。

英語が話せるのは基本、さらに中国語や日本語、フランス語など2ヶ国語くらいは話せるようにといくつかの国へ語学留学する人も多いです。

ワーキングホリデーを利用するという話もよく聞きます。

英語を学ぶためにカナダやオーストラリアに行ってきて、それから日本語を学ぶために留学に来たという韓国人留学生の多いこと!

とにかく韓国の人にとって留学に行くことは特別なことではなく、身近によくある話なんですね~!

特別裕福だからというわけでもなく、ごく普通のサラリーマンの家庭でも子供を留学に行かせます。

また、そこまで余裕のない暮らしのなかでも、どうにかこうにか無理をして子供を留学させるというケースもあるといいます。

日本の就職活動もなかなか厳しいものですが、韓国の学歴社会、就職競争はさらに熾烈そうですね…

 

以上です!
韓国ドラマに出てくる学生生活の不思議、いかがだったでしょうか?

韓国は日本以上に学歴社会が色濃いですので、やっぱりその面が学生生活にも反映されていますよね。

ではまた次回お会いしましょう。

그럼 오늘도 행복 가득, 웃음 가득한 하루 되세요! 한국어 화이팅, 화이팅, 화이팅!!

한국어 화이팅 화이팅 화이팅!