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50代から韓国語マスターになる方法

여러분 안녕하세요.
토미입니다.

前回の動画では、50代からの韓国語学習者が絶対にやってはいけない3つのことについてご紹介しました。

前回の動画↓

あの動画を見て、

やっちゃいけないことは分かりましたが、

じゃあ結局、どうやって勉強していけばいいんですか?

と思われた方も多かったと思います。

そんな皆さんのために、今回は50代からの韓国語学習を成功させる方法についてご紹介したいと思います。

でも、そもそも韓国語学習の進め方に年齢関係あるんですか?

と思いませんでしたか?

結論、めちゃめちゃ関係あります。

もちろん、韓国語を習得するプロセスの原則は同じです。

しかし、年齢に応じた学習戦略は必要なんです。

ここで皆さんに1つ質問したいと思います。

皆さんの中で、自分が日本語を習得したのと全く同じ方法で英語や韓国語を学習されている方はいらっしゃるでしょうか?

皆さんはおそらく、日本語を話す両親のもとで育って、ものすごい量の日本語のシャワーを浴びて、気づいたら日本語を聞いたり話したりできるようになっていたのではないでしょうか。

しかし、これと同じ方法で韓国語や英語を学習されている方っていないですよね。

つまりほとんどの方が、日本語とは全く違う方法で外国語を学習されているんです。

これって考えてみると少し不思議ではないですか?

なぜなら、すでに皆さんは日本語という言語をネイティブレベルで使いこなせているからです。

だから、日本語を覚えたのと同じ方法で韓国語も学習すれば、韓国語もネイティブレベルになる気がしますよね?

ではなぜそうしないのかというと、

日本語を学んだ時と今とでは、年齢が違うからなんです。

小さい子供なら、発音や文法を誰かから授業で教わらなくても、耳で大量に聞いて自分の口で発話することによって、かなりの言語表現ができるようになります。

実際に、私の子供は現在4歳ですが、朝から晩まで本当にいろいろなことをおしゃべりしてくれます。

さらにすごいのが、小さい子供はなんと1文字も読めない、ましてや書くこともできないのにおしゃべりはいくらでも出来てしまうということなんです。

ですので、例えば小さい子供が1年間韓国に移住すると、特に語学学校に通って勉強しなくても、1年後にはかなり韓国語を理解し使いこなせるようになります。

実際、私の弟は小学生の時に韓国に移住したのですが、1年間ひたすらアニメのドラゴンボールを毎日6時間韓国語で見続けたところ、1年後にはほとんどの韓国語の会話を聞き取れるようになっていました。

今では、私の弟の韓国語は完全にネイティブレベルですし、現在も韓国で仕事をしています。

しかし、50代の方が1年間韓国に住んだ場合、子供と同じように韓国語の勉強などしなくても韓国語が勝手にペラペラになるでしょうか?

実はそんなことはありません。

実際、私の母も50代の時に、弟と一緒に韓国に移り住んできました。

しかし、1年韓国に住んでいても全然韓国語が上達しなかったので、最終的には語学学校に通って勉強することになりました。

ですから、よく、

子供が言葉を覚える時のように、たくさん聞き流し学習をするだけで、3か月でペラペラになれる!

みたいな話を聞いたりしますが、

そのやり方は50代の方にはあまり再現性がないのでお勧めしません。

おそらくこの記事を見て下さっている方は、本気で韓国語をマスターしたいと思っている方ばかりだと思います。

ですから、さすがに聞き流しだけで韓国語マスターとか、3か月でペラペラは無理だということは分かっていただけるのではないでしょうか。

前回の動画でもお伝えしましたが、誰かがたまたま、うまくいった方法を真似してしまうのが、よくある失敗の典型です。

必ず、自分と似た年齢や生活環境の人が、何人もうまくいっている再現性の高い方法を参考にするようにしてください。

私も自分の弟が、ドラゴンボールで韓国語をマスターしたことを目の前で見てよく知っているのですが、そんな方法を皆さんにお勧めすることはありません。

なぜなら、日本に住んでいる50代の皆さんと、韓国に移住した小学生の弟とでは、あまりにも状況が違いすぎて、参考にならないからです。

ですから、小さい子供や若い人ならある程度やみくもに学習しても、韓国語が伸びていく可能性はありますが、50代の方にはしっかりとした戦略が必要となります。

そこで今回は、50代からの韓国語学習を成功させる3つのポイントをご紹介します。

このポイントをしっかりと押さえておけば、韓国語学習が何倍も速く進んでいくこと間違いなしです。

実際に、私が指導したコーチングの受講生さんも、今日ご紹介する内容を実践することで、

短期間でものすごい実績を出されています。

ですので、必ず韓国語学習を成功させたい、韓国語マスターになりたいという方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください。

그럼 시작할게요!

50代から韓国語マスターになる方法①

最初に1つ質問させてください。

皆さんは今、何のために韓国語学習をしていますか?

韓国ドラマを字幕なしで見れるようになりたい!
推しの言っていることをリアルタイムで理解できるようになりたい!
韓国旅行で現地の人と韓国語でお話ししたい!

などなど、いろんな理由があると思います。

こういった思いを強く持って、韓国語学習をされている方が多いと思います。

しかし、こういった「思い」だけで、長い語学学習の道を走り続けられる人はそんなに多くありません。

皆さんも

いつになったら、韓国ドラマを字幕なしで見れるようになるんだろ?

いつまでたっても、推しの言っていることが全然分からない!

なぜ私はこんなことをしているのだろうか?

と自問自答したことがあるのではないでしょうか?

それは、「思い」というあいまいなものだけで韓国語学習を続けてきてしまったため、自分の成長を実感できなかったり、あとどれくらい頑張ればゴールにたどり着くのか分からなくなったりするためです。

ではどうすればいいのかと言いますと、それがズバリ、「正しい目標設定」をすることです。

つまり
50代からの韓国語学習を成功させる1つ目のポイントは、「正しい目標設定」です。

目標設定があいまいだと、先ほどのような自問自答が始まってしまいます。

逆に、目標設定がしっかりできていると、あとはひたすら全力疾走するのみ、という状態になります。

だから目標設定は超絶大切です。

しかし、目標の立て方を間違っている方が結構いらっしゃいます。

例えば「いつか韓国語がペラペラになりたい」みたいな目標を立てる人って多いと思いますが、これは目標の立て方としてよくありません。
なぜだか分かりますか?

それは、「いつか」では期限がない、「ペラペラ」では具体性がないからです。

逆に適切な目標とはSMARTな目標だと言われています。

SMARTってね、英語出てきた〜って感じになりますよね。

このSMARTとは何かというと

Specific(具体的)
Measurable(測定可能)
Achievable(実現可能)
Relevant(関連した)
Time-bound(期限付き)

の5つの頭文字を取った言葉です。

簡単に言いますと、この5つが含まれた目標は達成しやすく、この5つが含まれていない目標は達成しにくい、ということです。

では順にみていきましょう。

Specific具体的とは、目標達成された状態がどういう状態か明確だということです。
ペラペラって言葉はよく使われますが、どういう状態か明確ではないですよね。

市場のおばちゃんに、「これ、いくら?」「5000ウォンだよ」「ありがとう」とかの会話ができるレベルのことですか?

それとも「○○官房副長官は16日の記者会見で、政府が目指す目標について〜」の様なニュースレベルの韓国語が話せるレベルを言っているのか分からないですよね。

逆にTOPIK6級合格、ハングル検定1級とか、翻訳でお仕事を3件もらうとかだったら、より具体的ですよね?
このように、具体的な目標の方が達成される可能性も一気に上がります。

次に

Measurable測定可能とは、達成されているかどうかを客観的に判断できるということです。
例えばペラペラって、達成されている状態かどうか判断のしようがないですよね。

ですので、例えば試験で何点取るとか、10回添削をだして、1回も指摘事項が無かったとか、単語を100個覚えるなど、自分の実力を客観的に判断できる目標を立てるようにしてください。この時に、何点だったり、10回などの数字を入れる事がポイントになります。

次に

Achievable実現可能は、その名の通り実現可能なことを目標にするということです。

韓国語が入門レベルで、1日に30分しか勉強時間が取れない人であれば、1年で確保できる勉強時間は180時間くらいです。なので、1年以内にTOPIK6級合格は不可能です。
その場合は、TOPIK2級か、ギリギリ頑張ってTOPIK3級を目標にすべきですよね?

このように、まずは自分の「現在地」を知って、「ゴールまでの距離」を測定して、「必要な時間と期間」を計算する必要があります。

私が200時間で初級マスターとか、300時間で中級マスターというように、時間を強調する理由もここにあります。

次に

Relevant「関連する」という意味ですが、これは自分が最終的に目指している方向性に、この目標がちゃんと関連している、繋がっているかを確認するということです。

例えば、将来韓国に留学したい人なら、絶対にハングル検定よりもTOPIKの合格を目標にすべきですし、韓国の本を読むことが目標の人なら、スピーキングよりもリーディングに力を入れるべきですよね。

推しとちゃんと話せるようになりたいのであれば、それはスピーキングを強化していかなくてはいけません。推しの言っているラジオを聞き取れるようになりたいのであれば、リスニングを強化していく必要があります。

このように、今取り組んでいる学習が自分の最終ゴールにどのように関連しているかを意識しながら学習を進めることがとっても大切です。

最後に

Time-bound期限付きは、その名の通り目標達成の期限を付けてください、ということです。
「いつかこうなりたい」というような目標は絶対に達成できません。

Someday, over the rainbow ♪〜いつの日かあの虹の向こうに♪ ってオズの魔法使いの主題歌があるんですけど、これこそ達成されない目標の典型例ですね。

いつという期限もないし、虹といういつ、どこに、できるか分からない漠然としたものを追いかけていますよね。なので、これは童話の世界だけで十分なわけです。

みなさんは、今年の6月にハングル検定準2級に合格するとか、年末までに中級マスターになるとか、必ず期限付きで目標を立てるようにしてください。

期限が付くと、それまでに目標達成に近づいていないと焦りますよね。

それが大事なんです。そうやって焦ってでもなんとか目標を達成しようと頑張るところに、底力が出て一気に実力も伸びていきます。

ですので、必ず期限付きで目標設定するようにしてください。

それと、この5つのポイントはできるだけあったほうがいいのですが、目標の種類によっては必ずしも5つすべてがそろっていなくても大丈夫です。

例えば韓国語の本を読めるようになることが目標の場合、どこまでが測定可能かというのは少し限界がありますよね。
ですので、可能な範囲でこのポイントを意識して目標設定していただければ大丈夫です。

それと、目標を設定する際は、2種類の目標を持つことをお勧めします。

2種類とはずばり、

長期目標と短期目標です。

1つ目は韓国語学習の最終的な目標です。

ただし、最終的と言っても何十年先みたいな目標を立てても仕方ないので、1年から2年で達成できる目標にしてください。

例えば「今年中に中級マスターになる」とか「来年末までにTOPIK6級合格する」とか「1年以内に推しと韓国語で会話する」などです。

そして、2つ目の短期目標は月単位、場合によっては週単位で細かく立てていきましょう。

やはり、1年後の目標を追いかけていくだけではなかなかモチベーションが長続きしませんので、その中間目標となる短期目標も立てるようにしてみてください。

例えば、来年のTOPIK6級合格に向けて、来月の試験で4級には合格しておくとか、

1年以内に単語を4000個覚えるために、今月は300個覚える、などです。

そして、

重要なことは、この目標を何度も何度も唱える、思い返すということです!

立てた短期、長期の目標を達成させるためには、目標を何度も何度も見返して、自分を奮い立たせなくてはいけません。

実際にオリンピックで金メダルを取る選手は、「金メダルを取る」と言う目標を何度も何度も暗唱しているんですね。

だから「金メダル以外チョイスがない」状態、つまりいつも金メダルのことを思ってる状態になっているわけです。

金メダル選手と同じように、私たちも自分の立てた目標を忘れないために、何度も何度も目標を想起できる工夫をしていかなくてはいけません。

例えば、長期目標が「6か月以内に中級マスターになる」の場合、それをスマートフォンの壁紙に貼り付けましょう。

そうするとスマホ見るたびに「どきっ」とします。「あ!そうだ!この目標を達成するために、今日はこれをやらないと!」ってなります。

そして、毎朝、朝起きたらすぐに長期目標を元気に読み上げるんです!
「6か月以内に中級マスターになる」ってですね。

このように常に目標を忘れないで意識しておく、目標を想起できる生活環境を作るということが重要です。

ぜひ皆さんも取り入れてみてください!

ぜひ、ご自分がワクワクして自然とやる気に火が付くような目標を立てていきましょう。

50代から韓国語マスターになる方法②

皆さんは目標設定ができたら、次にすべきことは何だと思いますか?

それは当然勉強でしょ!

と思った方も多いと思いますが、

いきなり手元にある教材などでやみくもに学習を開始するのは危険です。

例えば、1年後にTOPIK4級に合格するという目標を立てたのなら、今から学習する内容が、そのゴールに自分を導いてくれるものでなければなりません。

韓国ドラマを聞き取れるようになりたいのなら、当然ドラマに出てくる単語や文法を発音とセットで学習し、さらにネイティブのスピードについていけるよう訓練しないといけないわけです。

ですから、ゴール達成につながる学習は何かを考え、それに合った教材を使って学習していく必要があるわけです。

そんなこと言われても、どんな教材を使えばいいのか分かりません。

という方もいらっしゃると思います。

そこで私がお勧めしたいのが、いったん中級レベルまでの単語と文法はマスターしてしまいましょう、ということです。

皆さんの目標が、推しと話すことでも、ドラマを聞き取ることでも、韓国旅行を楽しむことでも、手紙を書くことだとしても、必ず初級・中級レベルの単語と文法は必要となります。

私もこれまで、様々な生徒さんの韓国語学習の目標を聞いてきましたが、その目標に初級・中級レベルの単語力や文法力は必要ないな、と思ったことはありませんでした。

逆に、単語力不足、文法力不足で韓国語の実力が頭打ちになっていることがよくありました。

ですので、どんな学習目標であったとしても、まずは中級レベルまではしっかりと学習されることをお勧めします。

中級レベルとは、だいたい4000個くらいの単語と、300個くらいの文法表現を習得するということです。

そして、中級レベルまでの単語力、文法力を最短で身に着けるために必要なのが、私がいつも言っている、「体系的に学習する」ということです。

体系的に学習、というのは、入門レベルの文字の読み方から始まって、初級の単語と文法、中級の単語と文法という風に、順を追って学習していくことです。


つまり、50代から韓国語マスターになる2つ目のポイントは、「中級レベルまで体系的に学ぶ」ということです。

そんなの当たり前じゃろ!

だと思われるかもしれませんが、実際にはいろんな教材に目移りしてしまい、つまみ食い学習になっている方がたくさんいらっしゃいます。

そのような学習をしていると

次は何やったらいいんだっけ?
この教材、人気ありそうだから手を出そうかな?

のように、学習教材の迷子になってしまうことがよくあります。

実際、書店に行けばものすごい数の韓国語の教材がありますので、いろんな本が気になってしまうのは仕方ありません。

しかしその中でも、メインで使う体系的な学習ができる教材と、発音などの特定の部分を強化するために使う補助教材とに分けて考える必要があります。

そして、まずはメインで使う教材をしっかり決めた上で、必要に応じて補助教材を買うようにしましょう。

ちなみに、メインで使う教材ですが、動画で学習されたい方は私のトリリンガルのトミ韓国語講座一択で大丈夫です。

私の韓国語講座は教科書をまるまる動画にしたような講座になっていますし、たいていの教科書に載っているような単語や文法は全て網羅されています。

初級講座は43回、中級講座は66回、合計で109講座ありますが、この講座を中級の最後までやり切れば、十分にTOPIK4級レベルの実力をつけることができます。

実際に、私のコーチング受講生さんは、このように私の講座を全て学習していくことで、初級Ⅰから3か月でTOPIK2級、中級Ⅰから3か月でTOPIK4級、5級に合格されています。

また、もし本の教材で学習される場合は、「できる韓国語」がお勧めです。

「できる韓国語」の初級Ⅰ、初級Ⅱ、中級Ⅰ、中級Ⅱまでやり切れれば、中級レベルの単語と文法をしっかり身に着けることができます。

もちろん他の教材でもかまいませんが、とにかく重要なことは体系的に学習できる教材を使って、中級レベルの単語と文法を学習しきることです。

ぜひ寄り道せず、中級マスター目指して駆け抜けていきましょう!

50代から韓国語マスターになる方法③

皆さんはここまでで、目標を設定し、学習すべき教材の準備までできました。

次はいよいよ、韓国語学習の開始ですね!

と思った方、ちょっと待ってください。

実は、この状態でいきなり韓国語学習を始めると、あとで学習迷子になってしまい、

こんなペースで学習していて、目標達成できるんだろうか?
いつになったら初級レベルを抜け出せるんだ?

と疑心暗鬼になる人が多いんです。

その理由はずばり、学習計画がないからです。

学習計画というのは、何をいつまでに学習するのかを、年間単位、月単位、週単位、そして1日単位で計画することです。

例えば、1年で中級レベルまで行くために、この初級Ⅰの教材は3か月以内に終わらせる、そのために今月は10講座終わらせる、つまり今週中に2講座終わらせるから、だから今日中に2ページ終わらせる、と言った感じです。

つまり、

50代から韓国語マスターになる3つ目のポイントは、「学習計画を立てる」ということです。

これも、言われてみれば当たり前のように感じるかもしれませんが、学習計画を立てて韓国語学習をされている方は本当に少ないのが実情です。

計画が無いから終わりが見えず、モチベーションが続かなくなって挫折、というのは韓国語学習者の失敗あるあるです。

ですので、この記事を見ている皆さんは必ず学習計画を立ててから勉強を開始するようにしてください。

それと、学習計画を立てるうえで、決定的に必要な要素があるのですが、何か分かるでしょうか?

それは勉強時間です。

そして、ここでいう勉強時間とは2種類あります。

1つ目は、教材一冊をやり終えるのに何時間かかるかという、学習に必要な勉強時間のことです。

よく、行政書士になるには600時間の勉強が必要だとか、東大合格には最低3000時間の勉強が必要だといった話を聞いたことがあると思います。

つまり、ゴール達成までに必要な勉強時間のことです。

なお、一般的な学習者さんであれば、0から初級マスターまで200時間、中級マスターまでさらに300時間、つまり中級マスターまで500時間くらいかかることになります。

そして2つ目は、自分が生活の中で実際に確保できる勉強時間です。

例えば平日は30分、土日は1時間勉強できるなら、1週間で4時間半、1か月で約20時間、1年で約250時間になります。

ですから、この勉強時間であれば、中級マスターまで2年かかる計算になります。

このように、ゴール達成に必要な勉強時間と、自分が確保できる勉強時間を照らし合わせて、学習計画を立てることになります。

そうすれば、今のペースで学習すればいつ頃どのレベルまで学習が進むかが一目瞭然となり、学習迷子になることはありません。

ちなみに私のコーチング受講生の方は、このような1週間のスケージュール表を作成し、毎日、毎週、何時間の勉強時間を確保できるかを明確にしています。

こうすることで、今のペースであれば何週間後にはどの教材まで終わっているかなど、今後の学習の見通しを立てることができるわけです。

また、このように細かいスケジュールを立てると、実際にその通りに行動しようという気持ちになりやすくなります。

「勉強」という行動に自分を駆り立てるためにも、学習計画は必ず立てるようにしましょう。

そして、ここでとっても大切なことをお伝えします。

皆さんが勉強量を計算するときは、期間ではなく時間で考えるようにしてください。

というか、時間で計算できないと、そもそもしっかりとした学習計画を立てることができません。

よく、

韓国語を1年勉強したらTOPIK6級になれますか?

といった質問をされる方がいますが、毎日12時間勉強すれば間違いなくなれるでしょうし、毎日15分の勉強では不可能です。

ですから、この質問に対して、私が「なれます」と答えてしまうのは、ちょっと不適切な回答になってしまいますよね?

これは韓国語学習に限りませんが、生徒の実力を引き上げるのが上手な先生は、ほぼ間違いなく期間ではなく時間で生徒の進捗を管理しています。

そして、ゴール達成までに必要な勉強時間を計算し、その勉強時間が確保できるように生活スケジュールを見直したりしながら、生徒と一緒に学習計画を立てられるのが、プロの先生なんです。

また、実力が早く伸びる生徒さんもたいていは、

あと1か月の勉強でTOPIK4級受かりますか?

といった期間ベースの質問ではなく、

あと100時間の勉強でTOPIK4級受かりますか?

のように、時間ベースで質問してきます。

ですので、この記事を見ている皆さんも、これからは必ず時間ベースの学習計画を立てるようにしてみてください。

以上です!

ということで今回は、50代から韓国語マスターになる3つのポイントについてご紹介しました。


1つ目は「正しい目標設定」でした。

今回お伝えした、SMARTの5つの要素を取り込んだ、長期目標と短期目標を立てるようにしましょう。


2つ目は「中級レベルまで体系的に学ぶ」でした。

私の講座や、できる韓国語を使って、4000個の単語と300の文法という中級マスターの山を登り切っていきましょう。


そして、3つ目は「学習計画を立てる」でした。

ゴール達成に必要な時間と自分が確保できる時間を計算し、今月、今週、今日何の勉強をするのか明確にしていきましょう。
その際に、勉強量は期間ではなく時間で考えることを忘れないでください。

ぜひ今日ご紹介したこの3つのポイントを実践して、最短距離で韓国語をマスターしていきましょう!