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【1時間でマスター】韓国語の助詞27選|使い方と例文付きで徹底解説

안녕하세요! 토미입니다.

今日は「韓国語の助詞27選を例文つきで徹底解説」ということで、韓国語の助詞を徹底的にマスターしていきます!

助詞とは単語の後につける言葉で、日本語の「〜は」「〜が」「〜を」などに相当します。

韓国語の助詞は日本語の助詞と似ているので、とても勉強しやすいですよね。

でも「韓国語の助詞なんて、使い方は日本語と同じでしょ」と考えてしまうと、思わぬ落とし穴にはまることがあります。

実際に、その思い込みから誤った使い方をしてしまう学習者がとても多いのです。

例えば、自己紹介などでおなじみのこの文章「名前は何ですか?」は韓国語で何でしょう?

正解は、

이름이 뭐예요?
名前が何ですか?

になります。

「이름은 뭐예요? じゃないの?」と思った方もいるかもしれません。

もちろん日本語の助詞を直訳した、이름은 뭐예요? でも間違いではないのですが、ネイティブは、

이름이 뭐예요? のほうをよく使うんです。

では、次のクイズです。

「友達に会いに行きます」これは、韓国語で何でしょう?

친구를 만나러 가요.
友達を会いに行きます。

です。

韓国語では「友達を会いに行きます」の方が自然なんですね。

ね、ちょっとややこしいですよね!

このように、韓国語の助詞は日本語と似ているからこそ、細かな違いを正しく理解することが大切です。

直訳のままでは、不自然な韓国語になってしまうこともあります。

そこで今日は、特によく使う助詞にしぼって、その正しい使い方を例文つきで丁寧に解説していきます。

これを身につければ、日常会話はもちろん、ハングル検定やTOPIKなどの試験でも大きな武器になります。

ですから、これからお伝えする解説をしっかり学べば、自分の言いたいことをより正確に表現できるようになり、韓国語がさらに楽しくなるはずです。

「もう助詞は知ってるよ」という方も、復習として読むことで表現の幅が広がりますよ。

さらに、公式LINEにご登録いただいた方限定で、今回解説する助詞の全てを掲載した、学習資料を無料でプレゼントしています。

それでは、準備はいいですか?

그럼 시작할게요! 

-은/는(~は)

まずは、-/からです。

日本語の「~は」に当たる助詞です。

前の文字にパッチムがあるときは -은 、前の文字にパッチムがないときは -는 をつけます。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞(パッチムあり)+은
名詞(パッチムなし)+는

ーーーーーーーーーーーーーーーー

それでは、例文と一緒に見てみましょう。

서울 추워요.
ソウルは寒いです。

서울 (ソウル)は韓国の首都ですね。

서울 の 울 にはパッチムがあるので、은 を使い、서울은(ソウルは)になっています。

続いて、パッチムがないときの例文を見てみましょう。

도쿄 더워요.
東京は暑いです。

도쿄 は「東京」です。

도쿄 にはパッチムがないので、を使い、도쿄는(東京は)になります。

パッチム有無にさえ注意すれば、은/는 は難しくはありませんね。

-이/가 (~が)

次は –/(~が)です。

これも –/と同様にパッチムの有無によって使い分けます。

前の文字にパッチムがあるときは -이 、前の文字にパッチムがないときは -가 をつけます。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞(パッチムあり)+이
名詞(パッチムなし)+가

ーーーーーーーーーーーーーーーー

それでは、パッチムがあるときの例文を見ていきましょう。

귀여워요.
服がかわいいです。

は「服」です。

옷(服)にはパッチムがあるので、-を使い、옷이 (服が)となります。

パッチムがある場合の発音は連音化しますので、発音は  오시 (服が)となります。

次はパッチムのない例文を見てみましょう。

아기 있어요.
赤ちゃんがいます。

아기 は「赤ちゃん」です。

아기 にはパッチムがないので、を使い、아기가 (赤ちゃんが)となります。

ここまでは問題ないですよね!

-이/가 (~が)の重要なポイント

では、-이/가 の重要なポイント2点をお伝えします!

一つ目のポイントは、日本語の助詞「~が」と韓国語の助詞 -가 の発音が一緒なので、日本人はパッチムがあるときでも、-가 を使ってしまう傾向があるということです!

例えば「服がかわいいです」と言いたいのに

옷가 귀여워요.(×)

と言ってしまいます。

本当に無意識に言ってしまうことが多いので、慣れるまでは「パッチムがあるかな?ないかな?」と注意して助詞を選択してくださいね。

二つ目のポイントは、-은/는 (~は)、-이/가 (~が)は日本語の助詞とは、使い方が100パーセント一致するわけではないということです。

日本語では「~は」を使うシチュエーションに、韓国語では -이/가 (~が)を使う場合があります。

例えば、日本語で「名前は何ですか?」というのに、韓国語では 

이름이 뭐예요? (名前が何ですか?)

も使えるし、

이름은 뭐예요?(名前は何ですか?)

も使います。

日本語では、「名前が何ですか?」 はおかしいですよね。

そしたら、この違いは何でしょうか?

まず、이름이(名前が)と聞くときには、何の前提もなく、ただ名前を知りたいときに使います。

その反面、이름은(名前は)の時には、すでにほかの話題を出していたりして、名前だけをピンポイントで聞くときに使います。

例えば、이름은(名前は)というときには、その前に住所や電話番号などを聞いた上で「それじゃ、名前は何ですか?」のようなときに使うということです。

つまり、基本的に連続して色々質問する時には、-은/는、そしていろいろ質問しないときには -이/가(~が)の方が自然なことが多いです。

ですので、

이름이 뭐예요? (名前は何ですか?)
화장실이 어디예요? (トイレはどこですか?)

などは、日本語では「~は」で表現するんですけれども、韓国語では 이/가 でよく表現します。

これらの表現は会話で本当によく使いますので、まるっと暗記してしまいましょう!

통째로 외우세요~~ !! 

-을/를(~を)

次は -을/를(~を)を見ていきましょう。

これは、目的語を表現する時に使う助詞です。

これも -은/는 、-이/가 と同様にパッチムの有無によって使い分けられます。

前の文字にパッチムがあるときは -을 、前の文字にパッチムがないときは -를 を使います。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞(パッチムあり)+을
名詞(パッチムなし)+를

ーーーーーーーーーーーーーーーー

それでは、パッチムがあるときの例文を見てみましょう。

김밥 먹어요.
韓国海苔巻きを食べます。

ここで、김밥(韓国海苔巻き) の 밥 にはパッチムがあるので、-을 を使い、김밥을(韓国海苔巻きを)になります。

次はパッチムのない名詞の例文です。

커피 마셔요.
コーヒーを飲みます。

커피(コーヒー)の 피 にはパッチムがないので、-를 を使い、커피를(コーヒーを)になります。

-을/를(~を)の重要なポイント

さて皆さん、全部ここまで理解できましたか?

ここから、을/를(~を)のとても重要なことをお伝えします。

 -을/를 には日本語と違い、例外的な使い方がいくつかあります。

まずは、ここでお伝えする6個をしっかりと押さえておけば、-을/를 の達人になれます♪

それが、

  1. -을/를 좋아하다 (~が好きだ)
  2. -을/를 싫어하다 (~が嫌いだ)
  3. -을/를 잘하다 (~が上手だ、得意だ)
  4. -을/를 못하다 (~が下手だ、苦手だ)
  5. -을/를 만나다 (~に会う)
  6. -을/를 타다 (~に乗る)

になります。

ここで、よく見るとわかるのですが、日本語では助詞の「~が」や「~に」が使われています。

しかし韓国語では、助詞の -을/를(~を)を使うんです。

ですので、日本人はこれらの単語の助詞をしょっちゅう間違えます。

しかし、まずはこの6単語を覚えてしまえば大丈夫です。

例文を見ながら、しっかりと覚えていきましょう。

まずは、-을/를 좋아하다(~が好きだ)の例文です。

나는 운동 좋아해요.
私は運動が好きです。

운동 は「運動」ですね。

운동 にはパッチムがあるので、-を使い、운동을(運動を)になります。

나는 운동이 좋아해요 とは言わないように気を付けてくださいね。

次は、-을/를 싫어하다(~が嫌いだ)の例文を見ていきましょう。

나는 공부 싫어해요.
私は勉強が嫌いです。

ここで、공부 は「勉強」です。

공부 の 부 にはパッチムがないので、-를 を使い、공부를(勉強を)になります。

나는 공부가 싫어해요 とは言わないように気をつけてくださいね。

続いては、-을/를 잘하다(〜が得意だ)の例文を見ていきましょう。

나는 수학 잘해요.
私は数学が得意です。

수학は「数学」です。

수학の 학 にはパッチムがあるので、-を使い、수학을(数学を)となります。

나는 수학이 잘해요 とは言わないように気をつけてくださいね。

それでは次は、-을/를 못하다(〜が苦手だ)の例文を見ていきましょう。

나는 영어 못해요.
私は英語が苦手です。

영어 は「英語」です。

영어 の 어 にはパッチムがないので、-를 を使い、영어를(英語を)になります。

나는 영어가 못 해요 とは言わないように気をつけてくださいね。

そして、次の単語は –/ 만나다(~に会う)です。

「人に会う」と表現する時、日本語では助詞の「~に」を使います。

しかし、韓国語では -을/를 を使います。

これも日本人はとってもよく間違えます。

例えば、

내일 남동생 만나요.
明日弟に会います。

の場合、남동생(弟)の 생 にはパッチムがあるので、-을 を使い、남동생을(弟を)となります。

남동생에(弟に)とは言わないように気を付けてくださいね。

6つ目は -을/를 타다 (~に乗る)です。

バスや地下鉄、車などに乗るときに使われる助詞は日本語では「~に」ですが、韓国語では –/を使います。

それでは타다のある例文です。

저는 지하철 타고 출근해요.
私は地下鉄に乗って出勤します。

ここで、지하철(地下鉄)の 철 にはパッチムがあるので、-を使い、지하철을(地下鉄を)となります。

지하철에とは言わないので、注意してくださいね!

주의하세요!

それでは、最後に例外的な –/をもう一度復習してみましょう!

  1. -을/를 좋아하다 (~が好きだ)
  2. -을/를 싫어하다 (~が嫌いだ)
  3. -을/를 잘하다 (~が上手だ、得意だ)
  4. -을/를 못하다 (~が下手だ、苦手だ)
  5. -을/를 만나다 (~に会う)
  6. -을/를 타다 (~に乗る)

です。

これらを何度も繰り返し確認して、まるっと暗記してしまいましょう。

それでは最後に3大助詞、-은/는 、-이/가 、-을/를 のまとめです!

-은/는は(~は)という意味で、パッチムがあれば -은 、なければ -는 ですね!

-이/가(~が)はパッチムがあれば、-이、なければ -가 です。

-을/를(~を)もパッチムがあれば、-을、なければ -를 です。

前の文字のパッチムの有無 〜が 〜を
パッチムがあるとき -은 -이 -을
パッチムがないとき -는 -가 -를

さて、これで基本的な助詞3つをマスターできましたね。

それでは、他の助詞も見ていきましょう!

-의(~の)

次は – です。

日本語の「~の」に当たる助詞です。

これは今まで出てきた助詞と違ってパッチムの有無にかかわらず -의 を使うのでシンプルです。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞(パッチムあり)+의
名詞(パッチムなし)+의

ーーーーーーーーーーーーーーーー

この – [에] は気をつけたいのが、発音です。

本来の発音は「ウィ」ですが、助詞の「~の」で使われるときには、-에 の発音になります。

これは、日本語の助詞の「~は」とか「~へ」の概念と似ていますよね。

日本語の「は」と「へ」も普通に使うと「は」と「へ」の発音ですが、助詞に使われるときには、「私は(わ)」と「姉へ(え)」の音に変化しますよね。

それと同じ原理です!

それでは例文です。

언니 남자 친구는 착해요.
姉の彼氏は優しいです。

この文では、언니(姉)に 의 [에]を付けて、언니의(お姉さんの)になります。

名詞にそのまま – [에]をつければいいので、その点はシンプルですよね。

-의(~の)の重要なポイント

しかし、- [에] にも難しいところがあるんです。

それは、よく省略されるところです。

これには、2つの規則があります。

①位置、時間を表す名詞の前につくときに省略

②「どこの」、「何の」、「だれの」がはっきりしている場合に省略

です。

では、具体的に解説していきますね!

まず、一つ目は位置、時間を表す名詞の前につくときに省略します

위(上)
아래(下)
옆(横)
앞(前)
뒤 (後ろ)
전 ((時間的な)前)
후  ((時間的な)後)
오른쪽 (右)
왼쪽 (左)
밑 (下)
안 (中)
속 (中)

などの前です。

例えば、

앞에 고양이가 있어요.
家の前に猫がいます。

または、

안에 음료수가 있어요.
車の中に飲料水があります。

この場合は、 집의 앞에(家の前に)とか、 차의 안에(車の中に)とか言わずに、

집 앞에(家の前に)
차 안에(の中に)

と- [에]省略します。

二つ目は「どこの」、「何の」、「だれの」がはっきりしている場合に省略します

例えば、

친구 집에 가고 있어요.
友達の家に行っています。

この場合、친구 집(友達の家)ということで「だれの」というのがはっきりとしているので、省略します。

その他にも

오빠 생일은 3월이에요.
兄の誕生日は3月です。

の場合も、「兄の」ということで「だれの」というのがはっきりしているので、省略します。

ここまで、-의 の省略について見てきましたが、反対に省略できない場合もあるので深堀していきましょう。

省略できないケースは、

①強調したい時
②他の助詞と併用する時

になります。

まず一つ目は、強調したい時です

先ほどの「どこの」、「何の」、「だれの」などを強調したい時、ありますよね。

そんな時には、-を使います。

これが映画のタイトルにもなっている、

너의 이름은 (君の名は)

です。

ここで、普通だと너의を合わせた 네 이름은 にしたりもするんですけれども、わざわざ 너의 이름은 にしているんですね

二つ目は、比喩、たとえに使われる時です。

例文は次の3つです。

행복 모양 幸せの形
최선 노력 最善の努力
불굴 정신 不屈の精神

などですね。

ここで、행복 모양(幸せの形)は행복(幸せ)を、최선의 노력(最善の努力)は최선(最善)を、불굴의 정신(不屈の精神)は 불굴(不屈)を強調しているんですね。

ですのでこの場合には、-의 [에]を省略することができません。

三つ目は他の助詞と併用する時、つまり「~との」「~だけの」という時は省略することができません。

例えば、

남편과의 만남
夫との出会い

연인만의 비밀
恋人だけの秘密

などです。

それぞれ、-과(~と), -만(~だけ)という他の助詞と併用しているので、この場合は省略ができません。

簡単に見える -의 ですが、ネイティブのように使いこなそうと思うと、結構奥が深いですよね。

日本人の方は、この助詞もよく間違えてしまうので、省略できるパターンとできないパターン、これを明確に抑えておきましょう。

-와/과(~と)

次に見ていく助詞は、並列の意味の「~と」に当たる助詞です。

この「~と」に当たる助詞が、韓国語では3種類もあります。

① -와/과
② -하고
③ -(이)랑

になります。

まず一つ目は –/です。

これはパッチムの有無によって使い分けられますが、今まで出てきた助詞とは違います。

ですので、注意が必要なんです。

今までであれば、前の文字にパッチムがある場合、で始まる助詞を使い、発音が連音化していました。

しかし、 –/は逆で、パッチムが有る時に -과 、パッチムがない時 -와 を使います。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞(パッチムあり)+과
名詞(パッチムなし)+와

ーーーーーーーーーーーーーーーー

これは /だけのユニークな特徴になりますので、さくっと覚えてしまいましょう。

それでは、パッチムがないときの例文です。

친구 같이 이야기했어요.
友達と一緒に話しました。

ここで、친구(友達)の 구 にはパッチムがないので、-와 を使い、친구와 (友達と)となります。

次は、パッチムがあるときの例文です。

책과 노트를 가방에 넣었습니다.
本とノートをカバンに入れました。

책は「本」です。

책には、ㄱパッチムがあるので、-과 を使い、책과(本と)になります。

他の助詞はパッチムがあるときに ㅇ がつくことがほとんどなので、間違えないように注意が必要です!

-하고(~と)

次は –하고(~と)です。

これはパッチムの有無にかかわらず、-하고 をくっつけるだけなので、シンプルです

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞 +하고

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ただ、注意事項が全くないわけではないんですね。

この -하고 はパッチムがあるときに、パッチムの音によっては激音化することがありますので注意してください。

「先生!!激音化ってなんですか?」

激音化というのは、ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈのパッチムの後にㅎが続く場合、ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈパッチムが、ㅋ, ㅌ,ㅍ,ㅊに変化することです。

このㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈパッチムと覚えるのは大変なので、私は頭文字だけを取って、바(ㅂ) 다(ㄷ) 가(ㄱ) 자(ㅈ) と覚えています。

바다가자メンバー、海に行くメンバーと名付けています。

この바다가자メンバーは、韓国語の発音変化で本当によく出てくる概念になりますので、この際に語呂合わせと一緒にサクッと覚えちゃいましょうね!

これからの韓国語学習に、とっても役に立つ語呂合わせですよ。

では、激音化の例なのですが、

목하고(首と)

という場合、목にㄱパッチムがありますよね。

ですので、ㅎと出会う中で激音化して、모카고 の音になります。

このように、바다가자メンバーが -하고 と出会うと激音化するので、それだけ意識してみてくださいね。

それでは、例文です!

그 회사원은 일본어하고 영어를 배우고 있어요.
その会社員は日本語と英語を習っています。

ここで、일본어(日本語)に -하고 をつけて、일본어하고 (日本語と)となります。

もう一つの例文です。

이모가 밥하고 반찬을 준비했어요.
叔母がご飯とおかずを準備しました。

밥は「ご飯」ですよね。

밥にはㅂパッチムがありますよね。

바다가자メンバーのㅂです。

これに하고をくっつけて 밥하고(ご飯と)になりますよね。

ですので、밥하고(ご飯と)というときには激音化して、바파고という発音になります。

-(이)랑(~と)

次に -(이)랑 で​​す。

これはパッチムの有無によって使い分けられます。

前の文字にパッチムがあるときは -이랑 、前の文字にパッチムがないときは -랑 です

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞(パッチムあり)+이랑
名詞(パッチムなし)+랑

ーーーーーーーーーーーーーーーー

それでは、パッチムがないときの例文を見てみましょう。

동료 같이 식사해요.
同僚と一緒に食事します。

ここで、동료(同僚)の にはパッチムがないので、-랑 を使い、동료랑(同僚と)となります。

次は、パッチムがあるときの例文を見てみましょう。

저는 바이올린이랑 피아노를 연주할 수 있어요.
私はバイオリンとピアノを弾くことができます。

ここで、 바이올린(バイオリン)にはパッチムがあるので、-이랑 を使い、바이올린이랑 (バイオリンと)となります。

以上、並列の意味の「~と」に当たる助詞をまとめますと、前の文字にパッチムがあるときは、/하고/이랑 、前の文字にパッチムがないときは /하고/ を使います。

前の文字のパッチムの有無
パッチムあり -과 -이랑  -하고 
パッチムなし -와 -랑

では、これら3つ  /과, 하고, ()の違いですが、-하고 と -()は主に話し言葉で使われます。

/は、話し言葉でも書き言葉でも使えるオールマイティな助詞です!

まとめるとこのようになりますね!

~と 話し言葉 書き言葉
/ 
-하고
-(이)랑 ×

「先生、3種類も同じ意味の助詞があって大変なんですけど、全部覚えないといけないんですか?」

全部覚えてください。

なぜかというと、韓国人は無意識的に会話でこれをミックスして使ってきます!

覚えていないと、そのたびに聞き取れなくなってしまいます。

ですので、この3つ全て丸暗記してください。

では次に Go! Go! 고! 고! 씽!! 

-도(~も)

続いては、-(~も)を見ていきましょう。

これは、名詞の後に -도 を入れるだけなので、シンプルです。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞 +도

ーーーーーーーーーーーーーーーー

それでは、例文を見ていきましょう。

그 배우도 일본 사람이에요.
その俳優も日本人です。

ここでは、배우(俳優)に –をつけて、배우도(俳優も)になります。

次の例文を見てみましょう!

우산 가지고 왔어요.
傘も持ってきてません。

ここでは、우산(傘)に –をつけて、우산도(傘も)になります。

도 は楽ちんでしたね。

-(이)나(~か、または~)

それでは次の表現、-()나(~か、または~)を見てみましょう。

この子はカメレオンのように色々な顔がある、深みのある子ですね。

-(이)나 は大きく3つの意味があります。

  1. 「~か、または~」という選択肢を示す
  2. 「〜でもいいから」という消極的な選択
  3. 「〜も」という意外な数量や程度を強調する

になります。

この三つ目の「~も」は、先ほど勉強した、- とは違います。

そして、これを生徒さんは本当によく間違えますので、ここも後で深堀して解説いたしますね。

– ()나 の活用方法は、前の文字にパッチムがないときは -나 、前の文字にパッチムがあるときは -となります。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞(パッチムなし) + 나
名詞(パッチムあり) + 이나

ーーーーーーーーーーーーーーーー

それではまず一つ目、「~か、または~」という選択肢を表す表現を見ていきましょう!

커피나 차를 마실래요?
コーヒーかお茶を飲みますか?

ここでは、커피(コーヒー)にパッチムがないので、-나を付けて、커피나(コーヒーか)となっています。

커피(コーヒー)か차(お茶)という二つの選択肢を提示していますよね。

次は、二つ目の意味の「〜でもいいから」という消極的に何かを提案する表現を見てみましょう。

요리하기 싫으니까 피자나 시킬까요
料理したくないから、ピザでも注文しましょうか?

ここで、피자(ピザ)にはパッチムがないので、-を使い、피자나(ピザでも)になります。

このニュアンスは、「まぁ、料理もしたくないので、無難なピザでも食べましょう」という意味です。

三つ目、「〜も」と使う時には、思っていた以上の数字を表す時に、びっくりした意味で -()を使います。

この時に、先ほど勉強した -도(も)は使うことができませんので、注意が必要です。

それでは、例文です。

지금 영화관에 300명이나 있어요!
今、映画館に300人もいます!

300人「も」来てる!と驚いているときに使います。

ここで、-명(~人)にはパッチムがあるので、-이나 を使い、300 명이나(300人も)になります。

この時に、助詞の -도(~も)を使ってしまうと違和感のある文章になります。

ですので、

지금 영화관에 300명도 있어요!(×)

悪くはないんですけど、300 명이나 있어요 が自然ということですよね。

特にTOPIKの53番では、この -(이)나(〜も)という表現を、ほぼ必ずといっても使わないといけません。

そのたびに、日本の方は -도 と書いてしまいます。

도(~も)と、(이)나 (~も)の違い

ではここからは、도(~も)と、(이)나 (~も) の違いを更に、深堀していきましょう!

使う場面
도(~も) 追加
이나 (~も) 数量や程度を強調

まず -도(~も)は追加の意味があります。

ですので、

나도 같이 갈래요.
私も一緒に行きます。

の場合は、나도(私も)ということで、行く人の中に自分も入りたいという「追加」の意味があります。

今回習った -(이)나 は、このような文章に使うことはできないので注意してください。

나나 같이 갈래요.(×) 

とは言わないということです。

その反面、数字を強調する時には、-(이)나(~も)を使います。

例えば、

어려운 책을 세 권이나 읽었어요!  (〇)
難しい本を3冊も読みました!

このように数字に驚きを込める場合には、-도(~も)よりは、-(이)나になります。

ですので、

어려운 책을 세 권도 읽었어요!  (×)

よりは -(이)나 の方が自然ということですね。

違いが明確になりましたか?

では次に行きましょう!  

-에(~に)

次は -에(~に)です。

日本語の助詞「~に」は、人にも使えますし、場所にも使えますよね。

例えば、人である「トミに手紙を書く」でも大丈夫ですし、場所の「ミョンドンに行く」でも助詞の「~に」を日本語では使います。

しかし、韓国語は -에(~に)は主に場所や時間に使います。

そして、人に使う「~に」は 에게/한테 という別の助詞を使います。

에게/한테 に関しては後で詳しく説明しますので、まずはこの -에(~に)を解説していきますね。

これは、パッチムがあっても、なくても -에 を名詞の後に入れるので、シンプルです。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞(パッチムなし) + 에
名詞(パッチムあり) + 에

ーーーーーーーーーーーーーーーー

それでは、例文と一緒に見てみましょう!

가족은 한국 있어요.
家族は韓国にいます。

ここで、한국(韓国)に -에 がついて 한국에(韓国に)となります。

それに 있어요(います) がついています。

ちなみに日本語では、「います」は人に、「あります」は物になどの区別がありますが、韓国語では、「います」も「あります」も 있어요 になります。

それでは、時間に使う -에 の例文を見てみましょう。

우리 12시 카페에서 만나요.
私たち 12時にカフェで会いましょう。

12시 で「12時」です。

これに -에 をつけて 12시에(12時に)となります!

-(으)로(~で)

次は、-(으)로 です。

この助詞の意味は、大きく2パターンあります!

①方向を表すときの助詞「~へ」
②材料・道具・手段を表すときの助詞「~で」

です

活用方法は、前の文字にパッチムがない時は -로、パッチムがある時は -으로  を付けます

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞(パッチムなし) + 로
名詞(パッチムあり) + 으로

ーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、ここでとても重要なことを言います。

それは、ㄹパッチムのときは -으로 ではなく、-로 を付けるということです!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ㄹパッチムなし + 로

ーーーーーーーーーーーーーーーー

例えば、브라질(ブラジル)という単語をよく見ると、ㄹパッチムがありますよね。

この場合は、-으로 を付けるのではなく、-로 を付けて、브라질로(ブラジルへ)となります。

それでは、-로 を使った例文を見ていきましょう!

우리 오빠가 회사 출근하고 있어요.
うちのお兄ちゃんが会社へ出勤しています。

ここで、회사(会社)にはパッチムがないので -로 を付けて 회사로(会社へ)となります。

ここで皆さん、突然ですが、前に -에(~に)を勉強しましたよね。

今回の -(으)로 を勉強するとき、「-에と-(으)로 の違いは何?」と疑問に思った方も多いと思います!

この二つは、正確にいうと「目的地が到着地点」の場合に、-에 を使い、「目的地の方向へ体を移動させる」といったときに -(으)로 を使うという違いがあります。

ですので、韓国語でも

회사로 출근하고 있어요.
会社へ出勤しています。

という訳になります。

会社という目的地に体を向けているということなんですね。

つまり、今回の文章であれば、

우리 오빠가 회사 출근하고 있어요.
うちのお兄ちゃんが会社に出勤しています。

と言っても、ほぼ同じ意味になるということです。

ただ概念的に言えば、-(으)로 はその方向に体を向けている、そして –에というのはその地点が到着地点となります。

これは、しょっちゅう間違えてしまうところになりますので、覚えておいた方がいいですね。

では次は、材料を表す場合に使う -(으)로 を見てみましょう!

종이 새를 만들어요.
紙で鳥を作ります

ここで、종이(紙)の 이 にはパッチムがないので、-로 を使い、종이로(紙で)となります。

만들어요 が「作ります」なので、종이로 만들어요 は「紙で作ります」となります。

紙という材料で作るということですね。

次は道具を表す例文です。

찌개는 숟가락으로 먹어요.
チゲは、スプーンで食べます。

ここで、숟가락(スプーン)の 락 にはパッチムがあるので、-으로 を使い、숟가락으로(スプーンで)となります。

먹어요 は「食べます」なので、숟가락으로 먹어요 は「スプーンで食べます」になります。

スプーンという道具を使って食べるということですね。

次は、手段を表す場合です。

학교는 버스 다녀요.
学校はバスで通います。

버스(バス)の 스 にはパッチムがないので -로 を使い、버스로(バスで)となります。

다녀요 は「通います」なので、 버스로 다녀요 は「バスで通います」になります。

「バスという手段を使って通う」ということですね。

-에서(~で)

-에서(~で)は、前に場所を表す名詞がきます。

活用方法は、名詞にそのまま -에서 を付けるだけです。

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名詞 + 에서

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それでは、例文を見ていきましょう。

학교에서 공부해요.
学校で勉強します。

학교(学校)の後ろに –에서 をつけて 학교에서(学校で)となります。

この場合は、学校という場所で 공부하다(勉強をする)という行動をするので、-에서 を使います。

他にも、

식당에서 먹어요.
食堂で食べます。

공원에서 놀아요.
公園で遊びます。

のように、どこかの場所で行動する場合は、-에서 を使うので覚えておいてくださいね!

-만(~だけ、〜ばかり)

 次は、-만(~だけ、〜ばかり)です。

これも名詞にそのまま -만 だけをつければいいので、シンプルです

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名詞 +

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それでは、例文を見ていきましょう。

내일 하루만 도와 주세요~
明日、一日だけ手伝ってください~

ここでは、하루(一日)に –をつけて、하루만(一日だけ)になります。

他の例文も見てみましょう!

저는 평소에 물 마셔요.
私は普段、水だけ飲みます。

ここでは、(水)に –をつけて、 물만 (水だけ)になります。

ダイエットとかには良さそうですよね!

-마다(〜ごと)

 次に –마다(〜ごと)を見ていきましょう。

この助詞は、ある事が一定の間隔や回数ごとに繰り返されることを表す時に使います。

ですので、時間に関連する単語と組み合わせて使うことが多いです

活用方法ですが、-마다 は、名詞にそのまま -마다 をつけるだけなので、簡単です

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名詞 + 마다

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それでは、例文を見ていきましょう。

공부할 마다 과자를 먹어요.
勉強するたびに、このお菓子を食べます。

ここでは、때(~時) に -마다 をつけて、 때마다 (時ごとに)になります。

次の例文も見てみましょう。

수요일마다 한국어를 공부해요.
水曜日ごとに韓国語を勉強します。

수요일(水曜日) に -마다 をつけて、수요일마다 (水曜日ごとに)になります。

–에게(〜に)

次に助詞の表現 –에게/-한테(〜に)と、-에게서/한테서(~から)の4つを勉強していきましょう!

まず、 게/한테(〜に)は人にメインに使いますが、動物や植物などにも使えます

そして、この2つの表現には違いがあります。

まず 에게(〜に)、-에게서(〜から)は書き言葉、話し言葉両方に使えます。

両方に使えますが、どちらかというと書き言葉寄りです。

한테(〜に)、-한테서(〜から)は、話し言葉で使います

そこだけを気をつけておけば、簡単に使えますね。

~に 話し言葉 書き言葉
에게
에게서
한테 ×
-한테서  ×

活用方法ですがこれらの助詞は、-에게 や -한테서 を名詞の後につければいいだけです。

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名詞 + 에게
名詞 + 에게서
名詞 + 한테
名詞 + 한테서

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では、まずは –에게(〜に)の例文を見てみましょう。

상민 에게 선물을 주었어요.
サンミンさんにプレゼントをあげました。

ここでは、상민 씨(サンミンさん)に 에게 をつけて、상민 씨에게(サンミンさんに)になります。それでは、別の例文を見てみましょう!

삼촌이 강아지에게 먹이를 주었어요.
おじが子犬に餌をあげました。

ここでは 강아지(子犬)に –에게 をつけて、강아지에게 (子犬に)になります。

-에게 は、人間以外の動物にも使えるというのもポイントですね!

-에게서(〜から)

次は –에게서(〜から)の例文を見てみましょう!

친구에게서 전화가 왔어요.
友達から電話が来ました。

ここでは、친구(友達)に –에게서 をつけて、 친구에게서 (友達から)になります。

次の例文を見てみましょう。

제가 부장님에게서 서류를 받았어요.
私が部長から書類をもらいました。

ここでは 부장님(部長)に –에게서 をつけて、부장님에게서 (部長から)になります。

もう一つの例文も見てみましょう。

누나는 할머니에게서 요리를 배웠어요.
姉はおばあさんから料理を習いました。

ここでは、할머니(おばあさん)に –에게서 をつけて、할머니에게서 (おばあさんから)になります。

今回の助詞はすっごく朝飯前じゃなかったですか?

식은 죽 먹기였죠? 

-한테(〜に)

次に –한테(〜に)を見ていきましょう。

最初に説明したように、-한테 は、主に話し言葉で使います。

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名詞 + 한테

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それでは、早速会話の例文を見てみましょう。

남동생이 선생님한테 혼났어요.
弟が先生に怒られました

ここでは、선생님(先生)に –한테 をつけて、선생한테(先生に)になります。

それでは、別の例文も見てみましょう!

형이 선배한테 부탁했어요.
兄が先輩にお願いしました。

ここでは、선배(先輩)に –한테 をつけて、선배한테(先輩に)になります。

-한테서(〜から)

次は、-한테서(〜から)です。

こちらも、主に話し言葉で使われます。

早速、例文を見ていきましょう。

남자 친구한테서을 받았어요.
彼氏から花をもらいました。

ここでは、남자 친구(彼氏)に –한테서 をつけて、남자 친구한테서(彼氏から)になります。

それでは、別の例文も見てみましょう!

아버지한테서 용돈을 받았어요.
お父さんからお小遣いをもらいました。

ここでは、아버지(お父さん)に –한테서 をつけて、아버지한테서 (お父さんから)になります。

ということで、-에게(〜に)、-에게서(〜から)と –한테(〜に)、-한테서(〜から)は名詞の後につければいいだけなので、シンプルでしたよね。

最初にもお話ししたように、-에게 , 에게서 は、話し言葉にも、書き言葉にも使えますが、-한테、-한테서 は、主に話し言葉で使われるということを忘れないでくださいね!

そして、この「〜から」ですが、もう一つの意味があります。

起点(出発点)を意味する「〜から」です。

次は、この場所を表す「~から」と「〜まで」がセットで使われる表現をみて行きたいと思います。

-에서 -까지(~から~まで)

実は、韓国語の「〜から〜まで」には -에서 -까지 、-부터 -까지 の二種類あります

日本語では両方「~から~まで」ですが、韓国語では使い方が異なります。

それでは、一緒に見ていきましょう。

まずは -에서 -까지(〜から〜まで)です

-에서は(〜で)(〜から)という二つの意味があります。

-에서 は、前に勉強しましたが、場所を表す名詞の後ろについて「~で」を表す助詞でしたよね。 

ただし、今回の様に 에서 の後ろに -까지 が来る場合、 -에서 は「〜から」という意味になり、場所の出発点を表します。

そして、-까지 は、「〜まで」という意味です

活用方法は名詞にそのまま -에서と、-까지をつけるだけなので、簡単です! 

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名詞 + 에서
名詞 + 까지

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それでは、例文を見ていきましょう。 

호텔에서까지 얼마나 걸려요?
ホテルから駅までどれくらいかかりますか。 

これは、旅行で必ず使えそうな表現ですよね!

ここで、호텔(ホテル)に -에서 をつけて 호텔에서 (ホテルから)になり、역(駅)に -까지(まで)をつけて 역까지(駅まで)となります。

次の例文を見てみましょう! 

여동생은 학교에서까지 걸어가요.
妹は、学校から家まで歩いていきます。 

ここでは、학교(学校)に -에서 をつけて 학교에서(学校から)になり、집(家)に -까지(~まで)をつけて 집까지(家まで)となります。

-부터 -까지(~から~まで)

次に、-부터 -까지(〜から〜まで)を見ていきましょう。

-부터 は「〜から」という時間のはじまりを表し、-까지 は、「〜まで」という時間の終わりを表しています

それでは、例文を見ていきましょう。

화요일부터 목요일까지 휴가예요.
火曜日から木曜日まで休暇です。 

ここでは、화요일(火曜日)に -부터 をつけて 화요일부터(火曜日から)になり、목요일(木曜日)に -까지(まで)をつけて 목요일까지 (木曜日まで)となります。

別の例文も見てみましょう! 

두 시부터 네 시까지 공부했어요.
2時から4時まで勉強しました。 

ここでは、두 시(2時)に -부터 をつけて 두 시부터(2時から)になり、네 시(4時)に -까지(まで)をつけて 네 시까지(4時まで)となります。

これらの表現は、場所の始まりと終わりが -에서/까지で、時間の始まりと終わりが -부터/까지 になります。

それぞれで使用する助詞が変わることに注意しましょう。

まとめるとこのようになります。

~から~まで 意味
-에서-까지 場所の始まりを終わりを表す
부터-까지 時の始まりと終わりを表す

日本語では使い分けがないので、気を付けましょうね。

-께서는(〜は)

韓国では年上の方を大事にするという風習があり、敬語表現が発達しています。

日本語と決定的に違うのは、助詞にも敬語表現があるということです。

韓国語で助詞の敬語表現は3つあります。

この3つさえ覚えれば大丈夫です。

  1.  -께서는(〜は)
  2.  -께서(〜が)
  3.  -께(〜に)

ちなみに不思議と、을/를に該当する尊敬語はないんですね。

また初級者さんがよく間違えてしまうのは、一つの文章があれば、その一つの文章の中にある全ての助詞を尊敬語にしなくてはいけないと勘違いしてしまうことです。

そして、助詞の敬語表現は、すべて「人」にだけしか使えないので、注意しましょう。

さらに、助詞の敬語表現を使う際には 님(~様)がつくことが多いです。

사장님(社長様)
선생님(先生様)
회장님(会長様)

などです。

日本語では「先生」のように「様」を付けると違和感のある単語も、韓国語では
선생님(先生様)と님を付けたほうが自然になります。

これは、文化の違いですね。

それでは、まずは助詞の -은/는 の尊敬語を見ていきましょう。

これは、名詞にそのまま -께서는 を付けます

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名詞 + 께서는

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例えば、

할머님께서는 책을 읽으세요.
おばあ様は本を読んでいらっしゃいます。

할머님(おばあ様)に께서는(~は)をつけて、할머님께서는(おばあ様と)となっています。

また、この文章をよく見てみましょう。

よく見てみると、책을(本を)には尊敬語はついていないですよね?

このようにすべての助詞を尊敬語にする必要はないんですね!

それでは、次の例文です。

선생님께서는 교실에 계세요.
先生は、教室にいらっしゃいます。

ここでは、선생님(先生)に 께서는(~は)をつけて、선생님께서는(先生は)になります。

そして、ここでも同じく、교실에(教室に)に尊敬語を付ける必要はありません。

-께서(〜が)

次は –께서(〜が)を見ていきましょう。

これも、名詞にそのまま -께서 をつけるだけなので、シンプルです

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞 + 께서

ーーーーーーーーーーーーーーーー

例えば

어머님께서 신문을 읽으세요.
お母さまが新聞をお読みになります。

ここでは 어머님(お母さま)に –께서 をつけて、 어머님께서(お母さまが)になります。

また、신문을 を見てみましょう。

この「~を」にあたる -을/를 は尊敬語がないので、そのままになっています。

もう一つ例文を見てみましょう!

부장님께서 통화 중이세요.
部長が電話中でいらっしゃいます。

ここでは、부장님(部長)に –께서 をつけて、 부장님께서 (部長が)になります。

-께(〜に)

次は、-께(〜に)を見てみましょう。

これも、名詞にそのまま -께 を付けるだけなので、シンプルです

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞 +

ーーーーーーーーーーーーーーーー

例えば、

선배님 선물을 드렸어요.
先輩にプレゼントを差し上げました。

ここでは、선배님(先輩)に –をつけて、선배님께 (先輩に)になります。

また、他の例文では

회장님 넥타이를 드렸어요.
会長にネクタイを差し上げました。

などもあります。

ここでは、회장님(会長)に –をつけて、회장님께 (会長に)になります。

ということで今回は、助詞の敬語表現3つをお伝えしました。

께서는(〜は)、-께서(〜が)、-께(〜に)は名詞にそのままつければいいだけなので、シンプルですよね!

しかも大体 –님(~様)が付くので、それに合わせてつけてください。

そして、基本的に物、場所、動物にはつきません。

この敬語表現はどれも人に使うということを忘れないで下さいね。

-더러((人)に)

-더러は、「~(人)に」という意味で、-에게 や -한테 の間接話法の表現になります

つまり、-에게, -한테, -더러は全て、「~(人)に」という意味なのですが、-에게 と -한테 はオールマイティで、基本全ての文章に使えるのですが、-더러 は主に間接話法にだけ使います。

日本語 韓国語 適応文章
~に 에게 全ての文章に対応可能
한테  全ての文章に対応可能
더러  間接話法のみ

それでは、例文を見てみましょう!

活用方法はシンプルで、名詞にそのまま -더러 をくっつければいいだけです。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞 + 더러

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언니더러 도와 달라고 부탁하세요.
お姉さんに手伝ってくれるようにお願いしてください。

ここでは、언니(お姉さん)に -더러 をつけて 언니더러(お姉さんに)となります。

ちなみに 도와 달라고 부탁하세요 は「手伝ってくれるようお願いしてください」という間接話法ですよね。

ですので、-더러 を使っています。

この表現は、-한테, -에게 にも置き換え可能です。

ですので、

언니한테 도와 달라고 부탁하세요.
언니에게 도와 달라고 부탁하세요.

にしても意味が通じます。

-보고(~(人)に)

次は、-보고(~(人)に)です。

皆さん、-보고と聞くと「見て」という動詞を想像する人も多いのではないでしょうか?

この -보고は、もともとは 보다(見る)という動詞から来た助詞なので、「~を見て」「~に向かって」という意味を含んでいます。

これも、-더러 と非常に似ているコンセプトで、主に間接話法に使います。

つまり、一般の文法ではあまり使わないということを覚えておいてください。

-더러, -보고 をまとめて整理すると、こんな感じになります。

-에게, -한테は、全ての文章に適応できるけど、-더러, -보고は主に間接話法のみということですね。

日本語 韓国語 適応文章
~に 에게 全ての文章に対応可能
한테  全ての文章に対応可能
더러  間接話法のみ
보고 間接話法のみ

それでは、例文で確認してみましょう。

보고 뭐라고 했어요?
私に何と言いましたか?

나(私) の後ろに -보고 を付けて 나보고(私に(向かって))となります。

뭐라고 했어요?は「何と言いましたか?」という間接話法ですね。

他にも、

내가 남동생보고 같이 가자고 했어요.
私が弟に一緒に行こうと言いました。

の場合、남동생(弟)の後ろに -보고 を付けて 남동생보고(弟に(向かって))となります。

また、가자고 했어요 は「行こうと言いました」という勧誘の間接話法なので、-보고がつきます。

もちろん、-에게, -한테にも置き換え可能です。

–조차(~さえ(も)、~まで(も))

次は、조차(~さえ(も)、~まで(も))という意味のドラマチックな単語です!!

予想外の事態や極端な状況を表す場合によく使われます。

活用方法なのですが、この単語はパッチムがあっても、なくても조차をつければいいだけなので、カンタンです!

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名詞(パッチムなし) + 조차
名詞(パッチムあり) + 조차

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それでは、例文を見ていきましょう。

저는 한국어로 이름조차 못 써요.
私は韓国語で名前さえも書けません。

ここで、이름(名前)の後ろに -조차 が付いて 이름조차(名前さえも)となります。

ニュアンスとしては、「まさかの名前さえも書けない…」といった感じになります。

それでは、もう一つ例文見ていきましょう!

내가 배우가 되는 것을 친구조차 반대해요.
私が俳優になることを友達さえも反対します。

反対されたら辛いですよね。

ここで、친구(友達)の後ろに -조차 が付いて 친구조차 (友達さえも)となります。

ニュアンスとしては、「両親に反対されるのは予想していたけど、まさか友達にまで反対されるとは…」といった感じになります。

–마저(~さえ(も)、~まで(も))

そして、さきほどの -조차 と同じ意味を持つ助詞がもう一つあります。

それがまさに、-마저です。

-마저 の意味は、-조차 と同じく(~さえ(も)、~まで(も))です

ーーーーーーーーーーーーーーーー

名詞 + 마저

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大体の場合、-조차 と置き換えができる類義語になります。

でも、-조차 とちょっとしたニュアンスの違いもあります。

それは、-마저の場合は「すでにあるものの上に、さらに最後に残った、希望の光さえもダメになる」というような感じのニュアンスがあります。

例えば、私が韓国で留学していた時に学んだフレーズなのですが、このフレーズは、-마저 と -조차 を理解するのにしっくりと来るフレーズです!

それがまさに!!

부르투스, 너마저!!!
ブルータスお前もか!

になります!

これは、日本人もよく知っているローマ皇帝のカエサルが死ぬ直前に言った言葉ですよね。

ここでは、너조차とは言わないんですね。

なぜかというと、「ブルータスが最後に残った大事な人」だったからです。

しかしそのブルータスも失うことになったので、부르투스, 너마저! と言っているんですね。

そういった微妙な違いがあります。

でも、これは上級レベルになりますので初級レベルの方は、-조차, -마저 はほとんど意味が同じと覚えても大丈夫です!

それでは、例文を見ていきましょう。

추운데 비마저 오네.
寒いのに雨まで降るのね。

비(雨) の後ろに -마저(まで)を付けて 비마저(雨まで)となります。

寒いというネガティブな状況があるのに、さらに雨まで降るというニュアンスです。

他の例文も見てみましょう。

더운데 바람마저 안 불어요.
暑いのに風さえも吹きません。

바람(風)の後ろに -마저 を付けて 바람마저 で「風さえも」となります。

暑いというネガティブな状況があるのに、さらに風さえも吹かない…というニュアンスですね。

まとめ

ということで、27個の助詞をサクサク勉強していきました。

いかがでしたか?

知っている助詞、初めて聞く助詞などいろいろあったと思います。

それでは、頭を整理していきましょう!

1.-은/는(〜は)

まず、-은/는(〜は)は、パッチムがあるときは -은、パッチムがないときは -는 です。

日本語の「~は」と使い方はほぼ同じです。

2.-이/가(〜が)

次に、-이/가(〜が)は、パッチムがあるときは -이、パッチムがないときは -가 です。

日本語の助詞「~が」と韓国語の助詞 -가 の発音が一緒なので、日本人はパッチムがあるときでも、-가 を使ってしまいがちです。

パッチムがあるときには、-이 と覚えましょう!

3.-을/를(〜を)

次は、-을/를(〜を)は、パッチムがあるときは -을 、パッチムがないときは -를 です。

日本人がよくこの助詞で間違える単語は、

-을/를 좋아하다(~が好きだ)
-을/를 싫어하다(~が嫌いだ)
-을/를 잘하다(~が上手だ)
-을/를 못하다(~が下手だ/苦手だ)
-을/를 만나다(~に会う)
-을/를 타다(~に乗る)

の6単語になります。

この単語が来るときには、日本語の助詞に引っ張られないように注意しましょう!

4.-의 [에](〜の)

そして、-의 [에](〜の)は、パッチムがあっても、なくても -의 をつけます。

その点はカンタンなんですけれども、助詞として -의 を発音する場合は、에  の発音になるので注意が必要です。

そして、「位置、時間を表す名詞の前につくとき」、「どこの、何の、だれの、がはっきりしているとき」には -의 [에] が省略されることも、忘れないでくださいね。

5.-와/과(〜と)

次に韓国語には、「~と」という表現がなんと3つあります。

それは、-와/과, -하고, -(이)랑 になります。

まず、-와/과(〜と)はすごく珍しい助詞で、パッチムがあるときは -과、パッチムないときは -와です。

他の助詞は、パッチムがあるときに ㅇ がつくことがほとんどなので、-와/과だけはその逆になります。

これは、間違えないように覚えておきましょう。

この助詞は、話し言葉にも書き言葉にも使えるとってもオールマイティな助詞です!

6.-하고(〜と)

次に、-하고(〜と)は、パッチムがあっても、なくても -하고 をつけます。

主に話し言葉の時に使われます。

それと、ㅂㄷㄱㅈのパッチムが -하고 と合体すると激音化しますので、その辺も注意して発音してみてくださいね。

ㅂㄷㄱㅈは覚えるのが大変なので、頭文字だけ取って、바다가자メンバーと覚えちゃいましょう。

この 바다가자メンバーは韓国語の発音変化を理解する時にも本当によく出てくるので、この際に覚えちゃいましょうね。

7.-(이)랑(〜と)

そして、-(이)랑(〜と)は、パッチムがあるときは -이랑 、パッチムがないときは -랑 です。

これも、主に話し言葉で使われます。

8.-도(~も)

次に、-도(~も)は、名詞にそのまま -도 をつけます。

9.-에(~に)

そして、-에(~に)は、名詞にそのまま -에をつけます。

10.-(으)로(~に)

また、- (으)로(~に)は、パッチムがあるときは  -으로、パッチムがないときは -로 をつけます。

さらに、重要なポイントは、ㄹパッチム  の後ろにこの助詞がつくときは -으로 ではなく、-로 をつけます。

また、方向を表すときの助詞「~へ」、材料・道具・手段を表すときの助詞「~で」という2つの意味があります。

11.-에서(~で)

次に、-에서(~で)は、名詞にそのまま -에서 をつけます。

どこかの場所で行動する場合に使います。

12.-만(~だけ)

次に -만(~だけ)も同じく、名詞+만 を付けるだけで、日本語とほぼ同じように使えます。

13.-마다(〜ごと)

そして、-마다(〜ごと)も、名詞+마다 で使います。

時間に関連する単語と組み合わせて使うことが多い助詞です。

14.-(이)나(~か、または~)

次に、-(이)나は、パッチムがあるときは -이나、パッチムがないときは -나をつけます。

この子はカメレオンのように色々な顔がある子で、

①「~か、または~」という選択肢を示したり、
②「〜でもいいから」という消極的な選択をしたり、
③「〜も」という意外な数量や程度を強調する時にも使います。

特に数量や程度を強調する時には、도(~も)よりは、-(이)나(~も)になることを覚えておきましょう。

15.-에게(〜に)

それから、-에게(〜に)は、名詞にそのまま -에게 をつけます。

書き言葉、話し言葉両方で使えますが、どちらかというと書き言葉よりです。

16.-에게서(〜から)

次に、-에게서(〜から)は、名詞にそのまま -에게서 をつけます。

-에게 同様に、書き言葉、話し言葉両方で使えますが、書き言葉よりです。

17.-한테(〜に)

そして、-한테(〜に)は、名詞にそのまま -한테 をつけます。

主に、話し言葉で使います。

18.-한테서(〜から)

次に、-한테서(〜から)は、名詞にそのまま -한테서 をつけます。

-한테 同様に、主に話し言葉で使われます。

19.-에서 -까지(〜から〜まで)

そして、-에서 -까지(〜から〜まで)は、名詞に -에서 をつけ、名詞に -까지 をつけます。

これは、場所の出発点と到着点を表します。

20.-부터 -까지(〜から〜まで)

日本語では同じ訳になりますが、韓国語には、-부터 -까지(〜から〜まで)もあります。

これは、名詞に -부터 をつけ、名詞に -까지をつけます。

時間や曜日等、時を表す名詞を置くことが多いです。

21.-께서는(〜は)

次に、尊敬語の助詞です。

-께서는(〜は)は、名詞にそのまま -께서는 をつけます。

これは(人)にだけ使えます。

22.-께서(〜が)

また、-께서(〜が)も、名詞にそのまま -께서 をつけて、人にだけ使います。

23.-께(〜に)

次に -께(〜に)は、名詞にそのまま -께 をつけるだけで、-께서 と 同様に、人にだけ使えます。

忘れないでくださいね。

助詞 活用方法 ポイント
은/는(〜は) パッチムあり+은

パッチムなし+는

比較、強調する時にもよく使う
2 이/가(〜が) パッチムあり+이

パッチムなし+가

日本語の助詞「が」と韓国語の助詞 -가 の発音が一緒なので、パッチムがあるときでも、日本人は-가 を使ってしまいがち。パッチムがあるときには、이と必ず覚える!
3 을/를(〜を) パッチムあり+을

パッチムなし+를

例外は主に6つ。

-을/를 좋아하다(~が好きだ)-을/를 싫어하다 (~が嫌いだ)-을/를 잘하다(~が上手だ) -을/를 못하다(~が下手だ/苦手だ)

-을/를 만나다 (~に会う)

-을/를 타다(~に乗る)

4 의(〜の) 名詞+의 発音は 에。

「位置、時間を表す名詞の前につくとき」、「どこの、何の、だれの、がはっきりしているとき」は省略される。

5 와/과(〜と) パッチムあり+과

パッチムなし+와

他の助詞は、パッチムがあるときに ㅇ がつくことがほとんどだが、この助詞は逆なので間違えないように注意が必要。話し言葉でも書き言葉でも使えるオールマイティな助詞!
6 하고(〜と) 名詞+하고 主に話し言葉の時に使われる。
ㅂㄷㄱㅈパッチム+하고で激音化する
7 (이)랑(〜と) パッチムあり+이랑

パッチムなし+랑

主に、話し言葉の時に使われ、書き言葉の文章には使われないので注意が必要。
8 도(~も) 名詞+도 日本語の助詞「も」と同じ。
9 에(~に) 名詞+에 日本語の「~に」と使い方がほぼ同じ。
10 (으)로(~で) パッチムあり+으로

パッチムなし+로

※例外:ㄹ パッチムの後ろにつくときは -로

①方向を表すときの助詞「~へ」

②材料・道具・手段を表すときの助詞「~で」

11 에서(~で) 名詞(場所)+에서 どこかの場所で行動する場合に、-에서 を使う。
12 만(~だけ) 名詞+만 日本語とほぼ同じ
13 마다(〜ごと) 名詞+마다 時間に関連する単語と組み合わせて使うことが多い
14 (이)나(~でも) パッチムあり+이나

パッチムなし+나

意味がいろいろあるので、その時に応じて訳し方が変わることを覚えておく!

①「~か、または~」という選択肢を示す

②「〜でもいいから」という消極的な選択、

③「〜も」という意外な数量や程度を強調する。

15 에게(〜に) 名詞+에게 話し言葉、書き言葉の両方OKだが、どちらかというと、書き言葉。
16 에게서(〜から) 名詞+에게서 話し言葉、書き言葉の両方OKだが、どちらかというと、書き言葉。
17 한테(〜に) 名詞+한테 主に話し言葉
18 한테서(〜から) パッチムあり+한테서

パッチムなし+한테서

主に話し言葉
19 -에서 -까지(〜から〜まで) 名詞+에서+名詞+까지 -에서(〜から)は、場所の出発点を表し、-까지 は「〜まで」は終わりを表す。
20 -부터 -까지(〜から〜まで) 名詞+부터+名詞+까지 時間や曜日等、時を表す名詞を置くことが多い。 -부터(〜から)は、はじまりを表し、-까지(〜まで)は、終わりを表す。
21 께서는(〜は) 名詞(人)+께서는 尊敬語の助詞。「人」にだけ使える。
22 께서(〜が) 名詞(人)+께서 尊敬語の助詞。「人」にだけ使える。
23 께(〜に) 名詞(人)+께 尊敬語の助詞。「人」にだけ使える。

24.-더러((人)に)

次に、-더러((人)に)は、名詞にそのまま -더러 をつけます。

この助詞は主に間接話法に使われます。

25.-보고(~に)

次に、보고(~に)も、名詞にそのまま -보고 をつけます。

「~を見て」「~に向かって」という意味を 含んでいて、これも -더러 と同じく主に間接話法に使われます。

26.-조차(〜さえ、まで(も))

加えて、-조차(〜さえ、まで(も))は、パッチムがあっても、なくても -조차 をつけます。

予想や期待していなかったりするものに、さらに何か追加するというネガティブなニュアンスが含まれます。 

27.-마저(〜さえ、まで(も))

また、-마저(〜さえ、まで(も))は、名詞にそのまま -마저 をつけます。

「すでにあるものの上に、さらに最後に残った希望さえも失ってしまう」というネガティブなニュアンスがあります。

-조차 も -마저 も両方非常に否定的な助詞になりますから、「泣きっ面に蜂」のように、一難去って、また一難と苦しいことが連続で続くときなどに使いますね!

24 더러 ((人)に) 名詞(人)+더러 -에게 の話し言葉表現。主に間接話法に使用する助詞。
25 보고(~に) 名詞(人)+보고 「~を見て」「~に向かって」という意味を 含んでいる。主に間接話法に使用する助詞。
26 조차(〜さえ、まで(も)) 名詞+조차 予想や期待していなかったりするものをさらに何か追加する、というニュアンスが含まれる。
27 마저(〜さえ、まで(も)) 名詞+마저 すでにあるものの上に、さらに最後に残ったものを追加するというニュアンスがある。

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さて皆さん、ここまで韓国語の「助詞」について勉強してきましたが、どうでしたか?

何となく理解していたつもりでも、こうして一つ一つ日本語の助詞と対比したり、似ている「助詞」を比較しながら勉強してみると

「どっちを使ったらいいのかわからなかったけど、これからはこっちの助詞を使えばいいんだ!」と、新たな発見もあったのではないでしょうか?

これで、今日から皆さんの女子力・・・ではなく、助詞力が高まりましたね♪

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ということで今回は、「頻出助詞27選」についてお伝えしました。

私の韓国語講座で学んでいらっしゃる方は、今回の内容が復習になったと思います。

常に学び続けて、成長し続ける人になっていきましょう!!

그럼 오늘도 행복 가득, 웃음 가득한 하루 되세요!

한국어 화이팅, 화이팅, 화이팅!!