여러분 안녕하세요.
토미입니다.
今回は、韓国語日記パーフェクトガイドということで、韓国語日記の効果と継続のコツについてお話ししたいと思います。
皆さん、韓国語日記、書いていますか?
韓国語日記と聞いて、
「私は韓国語を話すことが目標なんです」
「そもそも韓国語を書く機会なんてありません」
「日記なんて日本語でも続けられません」
と思っていませんか?
実際のところ「日記頑張ってます」「ライティング頑張っています!」と言う方は多くないと思います。
ほとんどの方が、まずはリーディング、リスニング、そしていつかはスピーキングと思って学習されているんですよね。
でも、実は今回のテーマでもあるライティングができないと、リスニングもリーディングも、さらにはスピーキングも伸び悩んでしまうんです。
「ライティングなんて、教科書の例文をノートに書き写せばいいんでしょ」
って思うかもしれませんが、そういう方はライティングの価値を過小評価しています!
実はライティングって他の3つの技能の橋渡し役のような、地味ですが、すごく大切な役割を持っているんです。
そこで今回は、ライティング力を鍛えるメリット、韓国語日記を書く意義、そして挫折せずに韓国語日記を書き続ける5つのコツについて、ご紹介したいと思います。
ライティング力がアップするワークもたくさん準備していますので、ぜひ最後までご覧ください。
그럼 시작할게요!
ライティングのメリット
ライティングには大きなメリットが2つあります。
ライティングのメリットの一つ目は、リスニングやリーディングの理解が深まるということです。
リスニングやリーディングは、外からの情報を取得するための能力ですから、つまりインプットするための学習なんです。
それが音声からであればリスニング、文字からであればリーディングという違いがあるだけで、頭の中に新しい情報を入れると言う意味では同じと言えます。
でも、ここで気を付けなくてはいけないのが、その情報、本当に頭の中に正しくインプットされていますか?と言うことなんです。
例えば、韓国語の未来形には(으)ㄹ게요, (으)ㄹ 거예요があって、その違いを学んだとします。
その時はノートを取ったりして分かったつもりになりますが、1週間後くらいに「これらの違いは何ですか?」と聞かれたら、正しく答えられるでしょうか?
「どちらも未来形だけど、どう違うんだっけ?」となりますよね。
じゃあどうすればいいのかと言いますと、答えはアウトプット、つまりライティングです。
実際、その日に学んだ単語や文法を使って、自分で作文してみるんです。
そうやって作文をし始めてみると、「あれ?ここではㄹ 거예요でいいのかな?」みたいに自分でツッコミを入れられるようになります。
これができると、学習内容がより深く頭の中で整理されていくので、成長が本当に早いです。
このように、アウトプットするうえでライティングはとても効果的な手法の一つです。
ではここで一つワークをしてみましょう!
①(으)ㄹ게요
②(으)ㄹ 거예요
のいずれかを使って、「来年は韓国旅行に行くつもりです」という文を作文してみてください。
頭の中でもいいですので作文してみてくださいね。
できましたか?
正解は내년에는 한국여행에 갈 거예요.となります。
これは、未来の予定について話しているので、갈 거예요が正しいですね!
ここ、내년에는 한국여행에 갈게요.「来年は韓国旅行に行くつもりです」と書いた人も間違いではないのですが、갈게요ってすごく力んで聞こえてしまいます。
「行くつもりです」というニュートラルな表現ではないんですね。
「あちゃー!間違えちゃった!」という皆さん、大丈夫です!
大切なのは正解したかどうかではないんです。
今皆さんは、作文にトライすることで、(으)ㄹ게요と(으)ㄹ 거예요の使い分けについて、かなり理解できましたよね?
実際に作文して答え合わせをすることで、単に説明をされるよりもかなり記憶に残ったのではないでしょうか?
しかも実はこういうのは、間違った人ほど深く記憶に残りやすいんですよね。
ですから、ある程度リスニングやリーディングを学習した人は、その後にライティング学習を取り入れると一気に理解が深まっていきます。
ライティングのメリットの二つ目はスピーキングの強化です。
「いやいや、ライティングとスピーキングは関係ないでしょ」
って思いませんでしたか?
なぜライティングをするとスピーキングの強化につながるかと言いますと、ライティングがスピーキングの基礎になっているからなんです。
語学学習者は大抵、書けないことは話せません。
つまり韓国語を話すためには、まず自分の伝えたいことを、単語の意味や文法を間違わずに正しい語順で並べる必要があるんです。
皆さんの中にもきっと、外国人に何か言おうとしたときに、まず頭の中で何て言おうか考えてから話した、という経験がある人は多いのではないでしょうか。
つまり、頭の中ですでにライティングしているんです。
もちろん慣れればそんな必要はなくなりますが、始めは必ずしているはずです。
何が言いたいかと言うと、スピーキングとライティング、どちらもアウトプットなのですが、ライティングの方がより基礎の部分になっているということなんです。
だから、ライティングができない人はスピーキングもできないんです。
語学学習をしている人は大抵、スピーキングをゴールにすることが多く、逆にライティングはスピーキングに比べて地味なので、あまり力を入れていなかったりします。
でも、早くしゃべれるようになりたいなら、なおさら、私はライティングをしっかり訓練することをお勧めします。
なぜなら、そこをすっ飛ばしてしまう人のスピーキング力は、表現の幅が広がらず、いつまでたっても初歩的なレベルだったりするからです。
さらに、ライティングをすることで、自分が正しい発音を理解できているかどうかも確認することができます。
ここでまた一つ、ワークをしてみましょう。
「私はもっと韓国語の勉強が必要だ」
と作文してみてください。
頭の中でもいいですので、作文してみてくださいね。
できましたか?
正解は나는 한국어 공부가 더 필요하다になります。
実はこの最後の필요하다を빌요하다と書く人が本当に多いんです。
作文で빌요하다と書くということは、話すときも激音の필요하다ではなく、平音の빌요하다で発音していることになりますよね?
これではネイティブに通じずらい韓国語になってしまいます。
他にも공부を곤부と書いたり、한국어を한국오と書いたりしていないでしょうか?
このように、とっても簡単な単語ですら、実は平音なのか激音なのか、ㅓのなのかㅗのなのか、ㄴなのかㅇなのか分かっていないケースが本当に多いんです。
そういうことも、作文して書きだせば一発で間違いに気づくことができ、間違った発音を直すことができます。
だからスピーキングの前に、まずは徹底的にライティングを鍛える必要があるんです。
ではここからは、具体的なライティングの練習法として私がおススメする、韓国語日記についてご紹介したいと思います。
韓国語で日記を書く理由
ライティングの学習と言ってもやり方はいろいろあります。
市販の教材などでしたら、「この日本語を韓国語に訳してみましょう」みたいな課題を出しています。
それも練習にはなりますが、私が強くお勧めしたいのが韓国語日記です。
今回は、韓国語日記をするメリットを3つに分けてご紹介したいと思います。
メリットの一つ目は、「語彙・文法が増える」です。
市販のテキストは、初級だったら初級レベルの単語と文法しか出てきません。
しかし、日記は自分が書きたいことを書くので、いきなり中級、上級の単語や文法が必要となったりします。
自分が言いたいことを書くために、知らない単語や表現を一生懸命調べることになり、結果的にものすごく語彙や文法を増やすことができます。
例えば、看護婦さんが自分の仕事内容について日記で書こうと思ったらどうなるでしょうか?
様々な病気の名称や、医療器具や内臓などの名称まで、韓国語で何と言うのか調べる必要がありますよね。
もちろん調べているときは大変ですが、そうすることで一気に自分の表現の幅が広がることは間違いありません。
教科書を超えた表現力を身につけるうえでも、日記は最適な学習方法だと言えます。
メリットの2番目は、「記憶への定着力が高い」です。
なぜなら、日記は100%自分の関心の強いことを書くからです。
語学学習をしていてよくあるつまづきの一つに、「こんな単語や文法、いつ使うの?」みたいなの、ありますよね。
どうしても教科書で学ぶ内容は、とても一般化されすぎていて、中には自分がそれを学ぶ意味を見出せないようなものもあるんですよね。
そうすると当然モチベーションもあがりません。
しかし、そういった単語や文法でも、日記でその表現を使ってみようとしてみると、一気に自分のものになっていきます。
だから、新しく学んだ文法を、ただ教科書の説明を読むだけで終えるのと、その表現を日記に使ってみるのとでは、圧倒的に記憶への定着度合いが違います。
ぜひ日記を使って、新しく学んだことを自分に関連付けて覚えていきましょう!
メリットの3つ目は、「スピーキングに応用できる」です。
皆さん少し考えてみて欲しいのですが、皆さんが普段話していることって、ある意味全部が日記ですよね?
家族や友達と、今日起こった出来事や自分の趣味の話とかすると思いますが、全部日記なんです。
つまり、日記で皆さんが書くことって、そのまま韓国人との会話で使えることばかりです。
ですから、日記がガンガン書けるようになると、韓国人との会話もどんどん弾むようになります。
実際スピーキングに慣れるまでって、大抵の人は事前に話したいことを文章にして、それを丸暗記してネイティブとの会話に臨んでたりするんですよね。私もそうでした。
そういう意味でも、韓国語日記に慣れていくことで、スピーキングの下準備がしっかりできるようになりますよ。
韓国語日記を5つの挫折ポイント
ここまでで、韓国語日記のすごさをご理解いただけたと思います。
「先生、でも私、日記を続ける自信がありません」
と思っていないでしょうか?
実はここ、すごく重要な部分なんです。
なぜかというと、英語でも韓国語でも、もっと言えば日本語でもそうなのですが、日記って、ものすごく挫折率が高いんです!
ですので、これから話す5つの挫折しやすいポイントをしっかり克服して、日記を毎日の日課にしていただけたらと思います。
日記を挫折してしまうポイント1つ目は、「いきなり韓国語で書こうとする」です。
特に、まだ語彙力が少ない初級者さんは、韓国語で何かを考えようとしても、何も言葉が思い浮かばなかったりします。
そうすると、何も書くことがないとか、昨日と同じことしか書けないと思ってしまって、やる気をなくしてしまったりします。
私のお勧めは、まずは日本語でいいので、今から書こうと思っていることを整理することです。
日本語なら、いくらでも言葉が浮かんでくるはずです。
日本語で文が書けたら、次に韓国語に訳していくわけですが、ここでのポイントは、無理に直訳しないことです。
皆さんは日本語でなら、当然高度な表現や難しい慣用句を使うこともできると思いますが、それを韓国語でそのまま当てはめようとすると、一気に高度な作文になってしまいます。
ですので、日本語で書いた文を、できるだけ簡単な言葉に置き換えてから韓国語で書くようにすれば、それほどハードルを上げずに日記を続けることができると思います。
ではまたワークをやってみましょう。
この日本語を韓国語に訳してみてください。
「あの双子は瓜二つだ」
頭の中でもいいですので、韓国語に訳してみてくださいね。
できましたか?
正解は、저 쌍둥이는 매우 닮았다. になります。
間違って、「瓜二つ」を翻訳しようとしませんでしたか?
そうすると、どう訳していいのかわからず先に進めなくなります。
ですので、まずは簡単な日本語で作文するようにしましょう。
作文を挫折してしまうポイント2つ目は、「長い文章を書こうとする」です。
もちろん、たくさん書ける人はそれでいいのですが、作文に慣れていない人が長い文を書こうとすると、結局書けなくて挫折します。
皆さんのやる気は分かりますが、とにかく最優先すべきは継続することです。
ですから、特に慣れるまでは短く、それこそ3行日記くらいまでに抑えておいた方がいいです。
例えば、
오늘은 아침에 우유를 마셨어요. 今日は朝に牛乳を飲みました。
그리고 빵을 먹고 직장에 갔어요. そしてパンを食べて職場に行きました。
열심히 일을 했기 때문에 너무 피곤해요. 一生懸命仕事をしたので疲れました。
みたいな感じです。
3行が大変な人は、1行からでもかまいません。
ぜひ、欲張らずに、息長く続けられるようにしてください。
作文を挫折してしまうポイント3つ目は、「日記しか書かない」です。
「え?日記を書くんじゃないの?」
って思いますよね。
イメージしていただきたいのですが、私たちの生活って、毎日似たスケジュールで回っていますよね。
だから、日記って、書く内容が毎日ほとんど同じになりやすいということなんです。
そうすると、昨日書いたこととほとんど同じことを今日も書くことになってしまいます。
そうしないためには、なんとか今日ならではの新しい出来事を思い出して書くしかないですよね。
でもそれが思いつかなくて、なんだか毎日同じこと書いてるなと思って挫折する、みたいなこともあよくあります。
だから私は、必ずしも毎日、日記じゃなくてもいいと思っています。
例えば、今年の目標だとか、自分の趣味のこととか、来年行く予定の海外旅行のこととか、日記と言えないようなことでも書いていけばいいんです。
そうすれば、書くネタが無くて挫折するということを、ちゃんと防ぐことができます。
大切なことは、書くネタを探すことに、エネルギーを使いすぎないことなんです。
そして、作文を挫折してしまうポイント4つ目は、「習慣化されていない」です。
皆さんは、歯を磨くこと、顔を洗う事、夕食を食べること、会社に行く事など習慣化されていませんか?
それに対して、疑問を抱いたり、迷いがあったりせず、毎日やりますよね。
それと同じように作文を書く習慣を、皆さんの生活の一部として取り入れられたらベストです。
お勧めする方法は、何か自分が毎日必ずやっている習慣の次にやると決めてしまう事です。
例えば、歯を磨き終わったら、必ず作文するとかです。
それも時間を決めて、10分とか、15分とかタイマーをセットしてするのが良いと思います。
少なくても1ヶ月継続できたら、良い習慣として定着する可能性が高いです。
また、それだけでも、30日×3行で90文になるので、表現も増えるし、上達すること間違いなしです!
作文を挫折してしまうポイント5つ目、そして、実はこれは日記を書く上での決定的な問題でもあるのですが、それは「書きっぱなしにする」です。
作文をする一番の目的は、自分の文章の間違いを修正して理解を深めることにあります。
つまり、添削を受けることで、「あ~、そういうことだったのか」みたいに再確認することができるんです。
ですから、書いたものはちゃんと添削を受け、何が間違っていたのかを理解し、次は同じテーマでも正しく書ける自分になることが最も大切です。
「合っているか分からないけど、とにかく書きました」で終わらせないように気を付けてください。
3行日記添削サービス
今回の話を聞いて、「日記に挑戦したいけど、続けられるか心配だ!」「添削してくれる人が見つからない!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方にぜひお勧めしたいのが、私のサイトでやっている、3行日記の添削サービスです。
このサービスでは、私からみなさんのLINEに、毎朝動画とテキストで、3行日記のサンプルをお送りしています。
その内容を参考にしながら、日記を書いていただきます。
もちろん日記以外のことも書けますので、韓国語の自己紹介文を書いている方や、アイドルへの手紙を書いている方もいます。
そして、その日記の内容を添削して、24時間以内にLINEからお返ししています。
毎朝韓国語の動画が送られてきて、日記のお題も提供されるので、すごく続けやすいと好評です^^
また、文法的にはあっているけど、ネイティブはあまり使わない表現などもチェックしていますので、ネイティブ表現も学ぶことができます。
このように、楽しく韓国語学習が続けられるサービスとなっていますので、新年の新たな目標として、日記添削に挑戦してみるのはいかがでしょうか?
以上です!
ということで今回は、「韓国語日記の効果と続けるコツ」をお伝えしました。
今回の方法を使って学習していけば、成長速度が10倍になること間違いなしです!
今回も、最後まで見てくださりありがとうございました。
여러분 정말 사랑해요~~
ではまた次回お会いしましょう!
그럼 오늘도 행복 가득, 웃음 가득한 하루 되세요!
한국어 화이팅, 화이팅, 화이팅!!