안녕하세요~ 토미입니다!
今回は初級文法の総まとめです。
初級レベルの文法をすべて網羅し、体系的に理解できるように整理しました。
この内容は、これから韓国語を本格的に学びたい方にとって、まさに土台となる部分です。
ここをしっかり固めることで、会話力や読解力の伸びがぐんと加速します。
もし皆さんが心の底から
「韓国語を体系的に学びたい」
「初級韓国語を短期間で終わらせたい」
「韓国語の資格を取って周囲から認められたい」
「推しに自分の思いをきちんと伝えたい」
「旅行前に韓国語の基礎を抑えたい」
と思っているのであればぜひ最後まで御覧ください。
그럼 시작할게요!
- 基本の文法用語
- – 입니다/입니까?(~です)
- – 은/는(~は)
- – 이/가(~が)
- – 이/가 아닙니다(~ではありません)
- – ㅂ니다/습니다(です・ます)
- – 고(~して)
- – 지 않습니다 / 지 않습니까?(〜しません/〜くありません)
- 안(~しません)
- – 예요/이에요(~です)
- 해요体
- – 을/를(~を)
- – 네요(~ですね)
- 漢数詞
- – 과/와
- 固有数詞
- 疑問詞
- – 하고(~と)
- – (이)랑(~と)
- – 고 있어요(~しています)
- – 의(~の)
- – 였어요/이었어요(過去形)
- – 요/이요(~です/ます)
- – ㅆ어요(過去形)
- – (으)ㄹ 거예요(~するつもりです)
- – (으)ㄹ게요(~しますね)
- – (으)ㄹ까요?(~しましょうか?)
- – (으)ㄹ까 봐(~するかと思って)
- – (으)ㄹ까 하다(~をしようかと思う)
- – (으)ㄹ래요(〜します、〜したいと思います)
- – 지요?(~でしょう?~ですよね?)
- – 겠어요(未来形の意志)
- 未来形の総まとめ
- – 에(~に)
- – 한테/한테서(~に/~から)
- 助詞の敬語
- 敬語の基本形と特殊例
- – (으)세요(~されます/なさいます)
- – (이)세요(~でいらっしゃいます)
- – (으)십시오(~してください)
- – (으)셨어요(~されました)
- – (이)셨어요(~でいらっしゃいます)
- – (으)로(~に/~で)
- – 아/어 주시겠어요?(~していただけますか?)
- – 아/어 주세요(~してください)
- – 아/어 주시다 / 드리다 / 보이다 / 보다
- – 아/어서(~して)
- – (으)ㄹ 수 있다/없다(〜することができる/できない)
- – (으)니까(~なので/だから)
- 못(~することができません)
- – 에서 – 까지(~から~まで)
- – 부터 – 까지(~から~まで)
- – 지만(~だけれども/~だが)
- – 고 싶다(~したい)
- – 고 싶어 해요(~したがる)
- – (으)면(~したら/すれば)
- – (으)면서(~しながら)
- – (으)러(〜しに)
- – 아/어도 돼요?(〜してもいいですか?)
- – ㅂ/습니다만(〜ですが)
- – (으)려고 하다(〜しようとする)
- – (으)려고요(〜しようと思いまして)
- – 아/어야 되다/하다(〜しなければならない)
- – 는 + 名詞(~する〇〇)
- – 는 게 좋다(~するのが良い)
- – (으)ㄴ(~した○○、~だった○○)
- – (으)ㄴ 적이 있다/없다(~したことがある/ない)
- – (으)ㄴ 후에/- (으)ㄴ 다음에(~した次に/~した後(に))
- – (으)ㄴ+ 名詞(~い○○/~な○○)
- – 잖아요(~じゃないですか)
- – 군요(~ですね)
- – 인(~である〇〇)
- – 아/어 있다(~している)
- – (으)ㄹ(~している)
- 連体形の総まとめ
- – (으)ㄴ/는/(으)ㄹ 것 같다(~のようだ、~だと思う)
- – 는데(~するのだが、~なのだが、〜だけど)
- – 았/었으면 좋겠다(~したらいいと思う)
- – 게(~するように/~することに)
- – 는 편이다(~する方だ)
- – 지 말고(~するのをやめて/~しないで)
- – 지 마세요(~しないでください)
- – 지 못하다(~することができない)
- – (으)ㄹ 때(~する時)
- – (으)ㅂ시다(~しましょう)
- – (으)ㄴ 지(~してから)
- – 아/어지다(~になる/~くなる)
- – 거나(~したり)
- – 기 전에(~する前に)
- – 기로 하다(~することにする)
- – 때문에(~せいで/~のために)
- – 기 때문에(~するので/~なので)
- – 이/가 되다(~になる)
- – 기 쉽다/어렵다(~しやすい/~しにくい)
- – 기 위해서(~するために)
- – ㄴ/는다고 하다(~すると言う、~だと言う、~だそうだ)
- – (이)라고 하다(~だと言う、~と言う)
- – 냐고 하다(~なのかと言う)
- – (으)라고 하다(~してと言う、~しろと言う)
- – 자고 하다(~しようと言う)
- 間接話法の総まとめ
- 最後の挨拶
基本の文法用語
まず大前提として、この講義はハングルが読める方を対象にしています。
ですので、「そもそもハングルが読めないよ~」と言う方は、先にこちらの講義をご覧ください。
1時間で韓国語が読めるようになる完全講義↓
語幹と動詞・形容詞
文法を学ぶ前に、まずは文法用語を2つだけ簡単に解説しますね。
一つ目は「語幹」、そして二つ目は「動詞と形容詞」です。
まず一つ目の語幹ですが、辞書などで単語を調べるとき、韓国語では動詞も形容詞もすべて最後に「〜다」が付きます。
例えば、
있다「ある・いる」
없다「ない・いない」
하다「する」
このように、すべて語尾に「다」がありますよね。
そして、この「다」を取り除いた部分が語幹です。
つまり
있다 の語幹は 있
하다 の語幹は 하
만들다 の語幹は 만들
になります。
そして、二つ目の動詞・形容詞について、教材によっては「動詞」「形容詞」「存在詞」「指定詞」などを細かく分けて説明している場合もありますが、この講義では、「動詞・形容詞」としてまとめて扱います。
講義の中では「動詞・形容詞の語幹に〇〇をつける」という表現をよく使います。
この場合は、
오다「来る」なら 오 に+〇〇
싸다「安い」なら 싸 に+〇〇
있다「ある」なら 있 に+〇〇
ということを意味しています。
この「語幹」は聞き慣れない言葉だと思いますが、韓国語の文法を理解する上で必要となりますので、ここでしっかりと覚えておきましょう。
分かち書き띄어쓰기
続いて、重要ポイント「分かち書き(띄어쓰기)」についても勉強しましょう。
分かち書きとは、単語と単語の間に半角スペースを入れることをいいます。
実は、ほとんどの教科書ではこの部分をあまり詳しく説明していません。
ですが、実際にはとても大事なポイントなんです。
なぜなら、分かち書きが正しくできていないと、ネイティブに違和感を与えてしまうからです。
分かち書きの目的を一言で言うと「文を読みやすくすること」です。
韓国語は日本語のように漢字を使わないため、スペースを全く入れずに書くと、とても読みにくくなります。
例えば、
거기에는골프장이나스키장이많습니다.
これを見て、どう感じますか?
一瞬で意味をつかむのは難しいですよね。
読もうという気も少し失せてしまうかもしれません。
では、同じ文を日本語で書くとどうでしょう。
そこにはゴルフ場とスキー場が多いです。
日本語は「漢字・ひらがな・カタカナ」が混ざっているので、スペースがなくても読めますよね。
しかし、韓国語はすべてハングルで表記するため、分かち書きがないと非常に読みにくくなるのです。
さらに怖いのは、分かち書きを間違えると意味まで変わってしまうことです。
이상하다 → 「おかしい」
이 상하다 → 「歯が痛んでいる」
たった1つスペースを入れるか入れないかで、意味が全く違ってきます。
驚きですよね!
ですので、ここでしっかり「分かち書き」の基本を押さえていきましょう。
とはいえ、ルールは細かくたくさんあるので、今回は初心者でもすぐ使える黄金ルールを紹介します。
私はこれまで何万文字もの韓国語を添削してきましたが、多くの人が英語の分かち書きと同じ感覚で韓国語を書いてしまっています。
特に初級者に多いのがこのパターンです。
英語では単語ごとにスペースを入れますよね。
My name is Tomi.
これを真似して、
제 이름 은 토미 입니다.
と書いてしまう方がとても多いんです。
私はそれを見るたびに、「ああ〜、英語じゃありません!これ韓国語です〜!」って思ってしまいます(笑)
特に「名前」と「입니다」の間を空ける人が本当に多いです。
でも、韓国語は英語の分かち書きとは違います。
では、どんなタイミングで分かち書きをするのか?
その判断を一瞬でできる、とっておきの秘法をお教えします。
それが—— 日本語の文節に「ね」を入れてみる! という方法です。
例えば、「この写真は何の写真ですか?」という文を文節ごとに区切って、日本語の文に「ね」を入れてみます。
この(ね)写真は(ね)何の(ね)写真ですか?(ね)
このように、「ね」が入る部分が韓国語では分かち書きをする箇所です。
韓国語にすると、
이 Ⅴ 사진은 Ⅴ 무슨 Ⅴ 사진이에요?
この「Ⅴ」の部分にスペースを入れる、という考え方ですね。
もちろん、すべてのケースでこの方法が完璧に当てはまるわけではありません。
でも、90%以上の分かち書きはこれでいけます!
– 입니다/입니까?(~です)
ではまず – 입니다 から解説していきます。
– 입니다 は名詞の後ろにつけて使います。
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名詞 + 입니다
名詞 + 입니까?
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저는 토미입니다.
わたしはトミです。
→ 토미 という名詞の後に – 입니다 をつけて、「トミです」と表しています。
저는 일본 사람입니다.
私は日本人です。
→ 日本人 という名詞の後に – 입니다 をつけて、日本語でいう「日本人です」の意味にしています。
質問にするときは、語尾を変えて – 입니까? を使います。
은행원입니까? 銀行員ですか?
일본 사람입니까? 日本人ですか?
ポイントは、疑問文では語尾のイントネーションを上げることです。
日本語と同じように、上がることで質問の意味になります。
それと、日本語は疑問形の文の後に「?」をつけても、つけなくても良かったりしますが、韓国語は必ずつけなければいけません。
また、日本語の句読点は「。」ですが、韓国語は英語と同じで「. (点)」です。
– 은/는(~は)
では、次は – 은/는 について解説します。
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名詞 (パッチムあり) + 은
名詞 (パッチムなし) + 는
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제 이름은 사쿠라입니다.
私の名前はさくらです。
→ この文では、이름(名前)の 름 にパッチムがあるので、– 은 が使われています。
次に、パッチムがない名詞の場合を見てみましょう。
이준수 씨는 대학생입니까?
イジュンスさんは大学生ですか?
→ 이준수 씨 の 씨 にはパッチムがないので、– 는 が使われます。
– 이/가(~が)
– 이/가 は前回の – 은/는 と同じように、前に来る名詞にパッチムがあるかないかで使い分けます。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞 (パッチムあり) + 이
名詞 (パッチムなし) + 가
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日本語と似ているので「楽ちん!」と思いがちですが、注意が必要です。
日本語と似ているため、日本の方はパッチムがある単語にも – 가 をつける傾向があります。
パッチムがあるのに – 가 を付ける誤りが多いので、必ず – 이 を使うようにしましょう。
한국 드라마가 좋아요.
韓国ドラマが良いです。
→ 한국 드라마 にはパッチムがないので、– 가 をつけて「韓国ドラマが」と表現します。
여기에는 건물이 많아요.
ここには建物が多いです。
→ 건물(建物)にはパッチムがあるので、– 이 をつけて「건물이」となります。
※건물가 としないように注意!
– 이/가 と – 은/는 の違い
ここで、多くの学習者が混乱するポイント、– 이/가 と – 은/는 の使い分けです。
그것이 필통이에요. それが筆箱です。
그것은 필통이에요. それは筆箱です。
の違いから見ていきましょう!
– 이 を使う時には、特に何も前提がない事柄を伝えるときに使います。
言葉の前に「あのー」のような表現を入れたら、 – 이/가 の概念をより理解しやすいです。
그것이 필통이에요. (あのー)それが筆箱です。
そして、韓国語では日本語で「は」を使うシーンで「が」を使うことが多いんです。
성함이 어떻게 되세요? (あのー)お名前は何と仰りますか?
화장실이 어디예요? (あのー)トイレはどこですか?
すべて、日本語では「は」が適切な文章なのですが、韓国語では「が」が入っていますね。
その反面、– 은/는 の場合は、予め話題に関して何かしらの前提条件があったり、何かを比べたりする状況がある時に使う傾向があります。
그것은 필통이에요. それは筆箱です。
というと、数ある物の中から「それは」に限定して話しているんですね。
성함은 어떻게 되세요? お名前は何と仰りますか?
이름은 뭐예요? 名前は何ですか?
と聞いた場合、住所や電話番号は既に聞いたうえで、ちなみに「お名前は何ですか」のように追加の質問を聞いてるようなニュアンスになります。
화장실은 어디예요? トイレはどこですか?
と聞いた場合は、リビング、キッチンなど、全体の位置を把握した後に、「そしたらトイレはどうなってますか」というようなニュアンスになります。
漠然とした中で「これ何ですか?」というときは – 가 を使うことが多いですが、いろいろなものを聞いた中でまさにこれはどうなってるの?というときは – 은/는を使います。
– 이/가 아닙니다(~ではありません)
先ほど習った – 이/가(~が) に 아닙니다(~ではありません) を組み合わせると「~ではありません」という否定の表現になります。
해요体にすると、– 이/가 아니에요 です。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞 (パッチムあり) + 이 아닙니다
名詞 (パッチムなし) + 가 아닙니다
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그것은 필통이 아닙니다.
それは筆箱ではありません。
→ 필통(筆箱)にはパッチムがあるので – 이 아닙니다 をつけて 필통이 아닙니다 になります。
疑問形にする時には、아닙니다 の 다 を 까 に変えればいいだけです!
ここは楽ちんですよね。
이곳은 안내소가 아닙니까? ここは、案内所ではありませんか?
이곳은 안내소가 아닙니다. ここは、案内所ではありません。
もう立派に会話のキャッチボールができていますね!
次に、해요体の – 이/가 아니에요 の例文も見ていきましょう!
まずは、パッチムがある名詞です。
이것은 내 우산이 아니에요.
これは私の傘ではありません。
→ 우산(傘)にはパッチムがあるので – 이 아니에요 をつけて 우산이 아니에요 になります。
次に、名詞にパッチムがない場合は – 가 아니에요 を使います。
日本の方、ここ間違えやすいので気を付けましょう。
제 출신은 강원도가 아니에요.
私の出身は江原道ではありません。
→ 강원도 の 도 にはパッチムがないので – 가 아니에요 をつけて 강원도가 아니에요 になります。
※この「- 가 아니에요」を – 이 아니에요 と言い間違える方が多いので注意!
そして、疑問文を作るときは「?ハテナマーク」を必ずつけてくださいね!
発音する時には最後のイントネーションをあげます。
이것은 전화가 아니에요? これは、電話ではありませんか?
토미 씨는 공무원이 아니에요? トミさんは公務員ではありませんか?
ここまで勉強してくると気づく方も多いと思いますが、
韓国語と日本語は似ているようで、助詞の使い方が少し違うんです。
ここまで勉強してくると気づく方も多いと思いますが、韓国語と日本語は似ているようで、助詞の使い方が少し違うんです。
助詞とは、「~が」「~は」「~に」「~を」など、名詞につけて使う文法のことです。
今回の表現も、韓国語では「- 이/가 아닙니다(~がありません)」なのに、日本語では自然に訳すと「~ではありません」になりますよね。
日本語の助詞に惑わされて、「 ”~で” と、”~は” は韓国語で – 에서 と – 는 じゃないですか」と質問される方がいらっしゃいますが、ここまで完全に一対一で対応しているわけではありません。
ですので、韓国語は韓国語で理解していく必要がありますね!
– ㅂ니다/습니다(です・ます)
それでは、– ㅂ니다 / – 습니다 の表現を見ていきましょう!
ポイントは 語幹にパッチムがあるかないか で使い分けることです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
動詞・形容詞 (パッチムなし) + ㅂ니다
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 습니다
ーーーーーーーーーーーーーーーー
오다(来る)→ パッチムなし 옵니다(来ます)
듣다(聞く)→ パッチムあり 듣습니다(聞きます)
このように、パッチムの有無で – ㅂ니다 / – 습니다 を使い分けます。
ㄹ脱落
しかし、ㄹパッチムには注意が必要です!
語幹のパッチムに ㄹ がある場合は、ㄹが脱落 して – ㅂ니다 をつけます。
なぜかというと、韓国語では ㄹパッチムのあとに ㄴ・ㅂ・ㅅ・ㄹ の音がくると、ㄹ が脱落するというルールがあるためです。
覚え方のコツは、次の4つをまとめて語呂合わせで
ㄴ(に)ㅂ(ぼ)ㅅ(し)ㄹ(ラーメン)
と覚えましょう!
例えば 알다(知る) の場合、パッチムがあるので本来なら – 습니다 をつけて 알습니다 となりそうですが……。
後ろに ㅅ があるので、ㄹ が苦手で「逃げて」しまいます。
알다 → 압니다 (ㄹ脱落が起こる)
その結果、ㄹ が脱落し 압니다(知っています) となるわけです。
この ㄹ脱落 は、韓国語学習の中でも非常によく出てくる現象なので、特に
ㄴ(に)ㅂ(ぼ)ㅅ(し)ㄹ(ラーメン)
は覚えておいてください。
ちなみに、「입니다」「합니다」のように – ㅂ니다 で終わる文体を、文法用語で「합니다体」と呼びます。
今後の文法解説やテキストにも登場する表現なので、この機会にぜひ覚えておきましょう。
– 고(~して)
-고 は、同等の動作や状態を順番につなぐときに使います。
使い方は、パッチムの有無に関係なく動詞や形容詞の語幹に – 고 をつけるだけです。
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動詞・形容詞 + 고
ーーーーーーーーーーーーーーーー
저는 요리하고 도서관에 갑니다.
私は料理をして図書館に行きます。
→ 요리하다(料理する)の語幹 요리하 に – 고 をつけて 요리하고 になります。
버스를 타고 갑니다.
バスに乗っていきます。
→ 타다(乗る)の語幹 타 に – 고 をつけて 타고 になります。
– 지 않습니다 / 지 않습니까?(〜しません/〜くありません)
次は、動詞や形容詞の否定文を作る文法 – 지 않습니다 を学びましょう。
使い方は、動詞や形容詞の語幹に – 지 않습니다 をつけるだけです。
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動詞・形容詞 + 지 않습니다
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계산하다(計算する)
→ 계산하 + 지 않습니다
→ 계산하지 않습니다(計算しません)
저는 계산하지 않습니다.(私は計算しません)
のように使えます。
가깝다(近い)
→ 가깝 + 지 않습니다
→ 가깝지 않습니다(近くありません)
形容詞にも同じように使えるので、
이 가게는 가깝지 않습니다.(この店は近くありません)
のように表現できます。
– 지 않습니다 の形を少し変えて – 지 않습니까? にすれば、丁寧な否定疑問文になります。
한국어 공부는 어렵지 않습니까?
韓国語の勉強は難しくないですか?
→ ここでは、어렵다(難しい)の語幹 어렵 – に – 지 않습니까? をつけて、
어렵지 않습니까? という丁寧な疑問文を作っています。
안(~しません)
先ほど学んだ – 지 않습니다 も立派な否定表現ですが、実はそれよりももっと簡単に否定文を作る方法があります!
その方法がまさに―― 안!
これは、動詞・形容詞の前に 안 を付ければいいだけです。
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안 + 動詞・形容詞
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저는 일본에 안 돌아갑니다.
私は日本に帰りません。
→ 돌아갑니다(帰ります)の前に 안 を入れて 안 돌아갑니다 になります。
また、疑問形の前に 안 を付ければ否定の疑問文を作ることができます。
주말에는 영어 교실에 안 갑니까?
週末には英語教室に行かないんですか?
→ 갑니까?(行きますか?)の前に 안 を入れて 안 갑니까? となります。
ここで一つだけ注意点があります。
それは 하다(〜する) で終わる単語です。
たとえば、운동하다(運動する)「안 운동합니다」と言いたくなりますが……これは ネイティブは使いません!
では、どうするのかというと、하다 の前に 안 を入れるのが正解です。
운동하다 → 운동 안 합니다(運動しません)
결혼하다 → 결혼 안 합니다(結婚しません)
공부하다 → 공부 안 합니다(勉強しません)
– 지 않습니다 と 안 の違い
そしたら、この – 지 않습니다 と 안 の違いは何でしょうか?
ほぼ同じだと思って頂いて大丈夫ですが、明確な違いもありますので、一般の教科書には載っていない踏み込んだ解説をしますね!
まず一つ目の違いは、否定の度合いです。
「안」と「-지 않습니다」を比べると、안 の方が強い否定の印象を与えます。
一方、– 지 않습니다 はやや柔らかく、丁寧な否定になります。
저는 결혼 안 합니다. 私は結婚しません。
저는 결혼하지 않습니다. 私は結婚しません。
どちらも同じ意味ですが「안」を使うと、「できるけど、やらない」という強い意志や拒絶のニュアンスが感じられます。
二つ目の違いは、使う場面です。
韓国ドラマや日常会話では、語尾が「요」で終わる 해요体 がよく使われます。
そして、この 해요体と 안 は相性抜群です!
안 돼요(だめです)
안 해요(やりません)
안 먹어요(食べません)
– ㅂ니다/습니다体と組み合わせることも可能です。
안 먹습니다(食べません)
안 갑니다(行きません)
しかし、日常会話ではやはり
안 먹어요(食べません)
안 가요(行きません)
のように言うのが自然です。
一方で、 – 지 않습니다 はビジネス文書やスピーチ、公式発言などでよく使われます。
시간이 정확하지 않습니다.
時間が正確ではありません。
このようにフォーマルな文で使うと自然ですが、もしここで「안」を使うと、文の雰囲気が一気に崩れてしまいます。
3つ目の違いは、使えない単語が一部あることです。
안 は、ほとんどの動詞・形容詞に使えますが「- 답다」や「- 롭다」で終わる単語には使えません。
안 아름답습니다 (×)
안 새롭습니다 (×)
아름답지 않습니다 (〇) 美しくありません
새롭지 않습니다(〇) 新しくありません
というのが正しい表現となります。
– 예요/이에요(~です)
次の文法は、韓国語の超基本表現、名詞+예요/이에요(〜です) です。
これは、입니다 をもっと会話的にした表現で、「해요体」と呼ばれます。
つまり、会話で一番よく使う「〜です」がこの形なんですね!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞(パッチムなし) + 예요
名詞(パッチムあり) + 이에요
ーーーーーーーーーーーーーーーー
実は、パッチムがないときの「예요(イェヨ)」は、表記どおり読むと「イェヨ」となります。
しかし、ネイティブでも「イェヨ」と言うのは少し面倒なため、実際の発音は 에요(エヨ) に近くなります。
だから、「예요」と書くのが正解なのに、ネイティブでも「아요/어요」と同じように「에요」と書いちゃう人もけっこう多いんです。
韓国語にはこういう「発音と表記のズレ」がたまにあるので、頭の片隅に置いておきましょう。
그곳은 강원도예요.
その場所はカンウォンドです。
→ 강원도(カンウォンド)の最後の 도 にはパッチムがないので、– 예요 をつけて 강원도예요 になります。
강원도는 북쪽이에요?
カンウォンドは北側ですか?
→ 북쪽(北側)の 쪽 にはパッチム(ㄱ)があるので -이에요 をつけて 북쪽이에요 になります。
해요体
初級文法の最大の山場です!
ここが分からないと次に進めませんので、絶対にここは押さえておきましょう!
「해요体(ヘヨ体)」というのは、語尾が “요” で終わる文のことで、会話などの口語表現で最もよく使われる形です。
「합니다体」を会話的にすると「해요体」になる、と理解していただければ大丈夫です。
前回の文法で、名詞につく語尾の「-입니다」を 해요体にする場合は、こうでした。
강원도입니다 → 강원도예요(江原道です)
고향입니다 → 고향이에요(故郷です)
名詞のときと同じように、動詞や形容詞も「합니다体」を「해요体」に変えることができます。
意味は基本的に同じで、日本語では「〜します」「〜です」と訳されます。
ちょっと見比べてください。
먹다 → 먹어요(다が消えて 어요)
가다 → 가요(어요じゃなくて 요だけ?)
사랑하다 → 사랑해요(하が 해に変わってる!?)
そうなんです、名詞のときと違って、動詞と形容詞の 해요体にはいろいろな変化パターンがあるんです。
さらに、そこに「特殊な変化球」まで加わります。
しかし、ルールさえわかってしまえば、ぜんぜん怖くありませんので、一つずつ丁寧に見ていきましょう!
해요体を正しく理解するために、まずは「母音の種類」と「語幹」について知っておきましょう。
ハングルの母音は大きく2つのタイプに分かれます。
陽母音(明るい音):아, 야, 오, 요
陰母音(暗い音):어, 여, 우, 유, 으, 이
実際には「이」は中性母音と呼ばれますが、今回の 해요体の説明では陰母音グループに入れて扱います。
そして、韓国語の動詞・形容詞は必ず「〜다」で終わり、この「다」を取った部分を語幹といいます。
놀다(遊ぶ) → 놀 が語幹
これから説明する 해요体の変化パターンは、語幹の母音が陽母音か陰母音か、そしてパッチム(子音)があるかどうかによって決まるんです。
つまり母音と語幹を理解していないと、해요体の変化「なぜそうなるのか」が見えてきません。
ではいよいよ本題、「動詞・形容詞の해요体の変化パターン」を一つずつ分かりやすく見ていきます!
基本の変化
① 語幹が陽母音(ㅏ,ㅗ)は 아요 を付ける
まずは 陽母音(아・오) のグループです。
ちなみに、ㅑ や ㅛ が語幹に使われる単語はほとんどないので、ㅏ と ㅗ だけ覚えておけばOK!
陽母音には、次の3つの基本パターンがあります。
一つ目は、語幹にパッチムがある場合は そのまま “아요” をつけます。
살다(生きる)→ 살 + 아요 → 살아요(行きます)
좋다(良い)→ 좋 + 아요 → 좋아요(良いです)
二つ目は、語幹がすでに「ㅏ」で終わっている場合、「아요」ではなく、요だけをつけます。
가다(行く)→ 가 + 요 → 가요(行きます)
비싸다(高い)→ 비싸 + 요 → 비싸요(高いです)
三つ目は、語幹にパッチムがなく、母音が “ㅗ” の場合は 오 + 아 → ㅘ요 になります。
보다(見る) → 보 + 아요 → 보아요 → 봐요(見ます)
오다(来る) → 오 + 아요 → 오아요 → 와요(来ます)
② 語幹+陰母音 or 合成母音は 어요 を付ける
次に、語幹に陰母音や合成母音が来る場合です。
※ ただし、後述の ㅡ(パッチムなし)は変則扱いになるため、ここでは除外します。
一つ目は、語幹にパッチムが付いているときは、とにかく ”어요” を付けます。
먹다(食べる)→ 먹 + 어요 → 먹어요(食べます)
만들다(作る)→ 만들 + 어요 → 만들어요(作ります)
二つ目は、パッチムのない、ㅐ,ㅔ,ㅚ 以外の合成母音の場合も ”어요” を付けます。
쉬다(休む)→ 먹 + 어요 → 쉬어요(休みます)
三つ目は、パッチムがなく語幹が ㅓ,ㅕ,ㅐ,ㅔ のように、ㅓ の形が含まれている母音の場合は ”요” だけを付けます。
서다(立つ)→ 서 + 요 → 서요(立ちます)
켜다(つける)→ 켜 + 요 → 켜요(つけます)
보내다(送る)→ 보내 + 요 → 보내요(送ります)
四つ目は、語幹が ㅜ, ㅚ の場合は、語幹に ”ㅓ” がくっついて、ㅝ, ㅙ になります。
배우다(習う)→ 배우 + ㅓ → 배워요(習います)
되다(なる)→ 되 + ㅓ → 돼요(なります)
五つ目は、パッチムが無く、語幹が ㅣ の場合は、ㅣ を ㅕ にして ”ㅕ요” が付きます。
마시다(飲む)→ 마시 + ㅕ → 마셔요(飲みます)
버리다(捨てる)→ 버리 + ㅕ → 버려요(捨てます)
③ 하다 は 해요 になる
最後に、○○하다 で終わる動詞は一番簡単で、そのまま 해요 に変えるだけです。
사랑하다(愛する)→ 사랑해요(愛しています)
공부하다(勉強する)→ 공부해요(勉強します)
例外の変化:変則
ここからは 変則的な変化 の説明です。
変則といっても、きちんとルールがありますので、心配はいりません!
順番に見ていきましょう。
④ ㄷ変則
語幹に ㄷ がある場合、ㄷ → ㄹ に変えて 아요 / 어요 をつけます。
아요 / 어요 の選択は、語幹の母音で判断します。
깨닫다(悟る)→ ㄷ → ㄹ + 아요 → 깨달아요(悟ります)
듣다(聞く)→ ㄷ → ㄹ + 아요 → 들어요(聞きます)
※例外:믿다 → 믿어요 などは基本変化をするので注意
⑤ ㅂ変則
語幹に ㅂ がある場合、ㅂを取って 워요 をつけます。
고맙다(ありがたい)+ 워요 → 고마워요(ありがとうございます)
가볍다(軽い)+ 워요 → 가벼워요(軽いです)
※例外:돕다 → 도와요, 곱다 → 고와요
입다 → 입어요 など基本変化の場合あり
⑥ ㅅ変則
語幹に ㅅ がある場合、ㅅを取って 아요 / 어요 をつけます。
아요 / 어요 の選択は、語幹の母音で判断します。
낫다(治る)+ 아요 → 나아요(治ります)
짓다(作る)+ 어요 → 지어요(作ります)
※例外:웃다 → 웃어요
⑦ ㅎ変則
語幹に ㅎ がある場合、ㅎを取って ㅐ요 / ㅔ요 をつけます。
語幹の母音が陽母音なら ㅐ요、陰母音なら ㅔ요 をつけるという規則です。
빨갛다(赤い)+ 아요 → 빨개요(赤いです)
누렇다(黄色い)+ 어요 → 누레요(黄色いです)
※例外:좋다 → 좋아요
⑧ 으変則
語幹が ㅡ でパッチムなしの場合です。
これは、르かそれ以外かでルールが変わります。
まずは 르 以外の語幹の場合で説明します。
ㅡ の前の文字が陽母音 → ㅏ요
ㅡ の前の文字が陰母音 → ㅓ요
나쁘다(悪い)+ 아요 → 나빠요(悪いです)
기쁘다(嬉しい)+ 어요 → 기뻐요(嬉しいです)
쓰다(書く)→ 써요(書きます)ーー 前の文字がない場合
⑨르変則
語幹が 르 でパッチムが無い場合を 르変則 と言います。
아요 / 어요 の選択は、르 の前の字の母音で判断します。
으変則とほぼ同じですが、前の文字に ㄹ を付けるのがポイントです。
모르다(わからない)+ ㄹㅏ요 → 몰라요(わかりません)
누르다(押す)+ ㄹㅓ요 → 눌러요(押します)
※例外:푸르다 → 푸르러요
以上で初級の一番の山場ある 해요体 の解説が終わりました。
先ほどお伝えしたように、原形から 해요体 を作ることは韓国語の文法において、きわめて重要になります。
これができないと、これから学ぶ文法の全てが揺らいできてしまいます。
ですので、一覧表の動詞や形容詞の해요体 をすぐ答えられるようになるまで練習しましょう。
– 을/를(~を)
次は – 을/를 について学びます。
これは 目的語 を表す助詞で、動詞や形容詞の対象となる名詞に付けます。
活用方法は名詞の最後の文字にパッチムがあれば – 을、パッチムがなければ – 를 を使います。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞 (パッチムあり) + 을
名詞 (パッチムなし) + 를
ーーーーーーーーーーーーーーーー
친구들을 집에 초대하고 파티해요.
友達を家に招待してパーティします。
→ 친구들(友達)の 들 にパッチムがあるので – 을 を付けて 친구들을 になります。
次はパッチムがない例文です。
파티를! 와우! 좋네요!
パーティを!わー!良いですね!
→ 파티(パーティ)の 티 にパッチムがないので – 를 を付けて 파티를 になります。
– 을/를の落とし穴
しかし、この – 을/를 には注意点があります。
これからお伝えする表現は、日本語的には普通「を」を使わない表現になるので、初心者さんはここをよく間違えます。
最低限、これらの表現は必ず – 을/를 になるとおさえておきましょう。
① – 을/를 만나다 (〜に会う)
日本語では「〜に会う」と言いますが、韓国語では目的語として – 를 を使います。
친구에 만나다(×)
친구를 만나다(〇)
② – 을/를 타다(〜に乗る)
「~に乗る」と日本語で考えてしまいがちですが、韓国語では 目的語扱い です。
버스에 타다(×)
버스를 타다(〇)
③ – 을/를 좋아하다(~が好き)
– 을/를 좋아하다 は、対象が目的語扱い になるのがポイントです。
불고기가 좋아하다(×)
불고기를 좋아하다(〇)
④ – 을/를 싫어하다(~が嫌い)
– 을/를 싫어하다 も、対象が目的語扱い になります。
거미가 싫어하다(×)
거미를 싫어하다(〇)
⑤ – 을/를 할 수 있다(~が出来る)
한국어가 할 수 있다(×)
한국어를 할 수 있다(〇)
⑥ – 을/를 할 수 없다(~が出来ない)
독일어가 할 수 없다(×)
독일어를 할 수 없다(〇)
– 네요(~ですね)
次に、- 네요 は驚きや感嘆を表現するときに使います。
活用はシンプルで、パッチムの有無に関係なく次のように使います。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
動詞・形容詞 + 네요
名詞 (パッチムなし) + 네요
名詞 (パッチムあり) + 이네요
ーーーーーーーーーーーーーーーー
요즘은 날씨가 좋네요.
最近は天気がいいですね。
→ 좋다(いい)の語幹に – 네요 をつけて 좋네요 になります。
ただし、語幹に ㄹパッチム がある場合、ㄹ は脱落します。
ㄴ(に)、ㅂ(ぼ)、ㅅ(し)、ㄹ(ラーメン) の ㄴ が文法につくためです。
종이 비행기를 정말 잘 만드네요.
紙飛行機を本当によく作れますね。
→ 만들다 の語幹 만들 の ㄹ が脱落し、만드네요 になります。
名詞は、パッチムがなければ – 네요 あれば – 이네요 となります。
이것은 김치네요.
これは、キムチですね。
→ 김치(キムチ)に – 네요 がついて 김치네요 になります。
次に、パッチムのある場合です。
저 분은 아버님이네요.
あの方は、お父様ですね。
→ 아버님(お父様)の 님 にパッチムがあるので – 이네요 を付けます。
漢数詞
漢数詞とはその名の通り、「漢字でできた数字」のこと、つまり日本語の「一、二、三」にあたる数字の数え方です。
基本の漢数詞(1〜10)
| 1:일 | 2:이 | 3:삼 | 4:사 | 5:오 |
| 6:육 | 7:칠 | 8:팔 | 9:구 | 10:십 |
11〜20の作り方
「10(십)」+「1(일)」= 십일(11)
というように、日本語と同じく組み合わせて作ります。
| 11:십일 | 12:십이 | 13:십삼 | 14:십사 | 15:십오 |
| 16:십육 | 17:십칠 | 18:십팔 | 19:십구 | 20:이십 |
30以上の数も簡単!
| 30:삼십 | 40:사십 | 50:오십 | 60:육십 | 70:칠십 |
| 80:팔십 | 90:구십 | 100:백 | 1000:천 | 10000:만 |
助数詞
次に、漢数詞に付く助数詞を見ていきましょう。
助数詞とは、数字の後ろにつける単語のことで、日本語の「〜階」「〜番」「〜年」などにあたります。
| 년(年) | 1년(1年)、2년(2年) |
| 일(日) | 1일(1日)、2일(2日) |
| 번(番) | 1번(1番)、2번(2番) |
| 층(階) | 1층(1階)、2층(2階) |
ただし、月を表すときに 2つだけ発音が変わる月 があります。
それが「6月」と「10月」です。
유월(6月):육월の ㄱ が脱落します。
시월(10月):십월の ㅂ が脱落します。
どちらも、発音しやすくするための自然な変化なんです。
この 2点だけ気を付けて、「1月」から「12月」まで一気に見てみましょう。
| 1月:일월 | 2月:이월 | 3月:삼월 | 4月:사월 | 5月:오월 | 6月:유월 |
| 7月:칠월 | 8月:팔월 | 9月:구월 | 10月:시월 | 11月:십일월 | 12月:십이월 |
– 과/와
今回学ぶ – 과/와 は、これまで習ってきた助詞たちとは少し “スタイル” が違います。
이/가(〜が)、은/는(〜は)、을/를(〜を)、これらの助詞には共通点がありましたよね。
パッチムがあるとき → ㅇ で始まる方(이・은・을)
パッチムがないとき → 子音で始まる方(가・는・를)
ところが、今回の – 과/와 はなぜかその逆で、パッチムがあれば – 과、パッチムがなければ – 와 を使います。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞 (パッチムあり) + 과
名詞 (パッチムなし) + 와
ーーーーーーーーーーーーーーーー
빵과 커피를 주문해요.
パンとコーヒーを注文します。
→ 빵(パン)にはパッチムがあるので – 과 をつけて 빵과 になります。
次に、パッチムのない名詞を見ていきましょう。
토미 씨와 상민 씨는 친구입니다.
トミさんとサンミンさんは友達です。
→ 토미 씨(トミさん)にはパッチムがないので – 와 をつけて 토미 씨와 になります。
固有数詞
次は、固有数詞について学んでいきましょう。
固有数詞の読み方、固有数詞と漢数詞で時間を表す方法、固有数詞と助数詞の組み合わせ方、この3つを順番に説明していきますね!
韓国語には、日本語と同じように 2つの数え方 があります。
一つ目は前回習った漢字を元にした漢数詞です。
そして二つ目がこの固有数詞と言って、韓国語特有の数え方です。
日本語で言うと「ひとつ、ふたつ、みっつ」といった概念に似ています。
1~10
| 1:하나 | 2:둘 | 3:셋 | 4:넷 | 5:다섯 |
| 6:여섯 | 7:일곱 | 8:여덟 | 9:아홉 | 10:열 |
11〜20の作り方
「10(열)」+「1(하나)」= 열하나(11)
というように、日本語と同じく組み合わせて作ります。
| 11:열하나 | 12:열둘 | 13:열셋 | 14:열넷 | 15:열다섯 |
| 16:열여섯 | 17:열일곱 | 18:열여덟 | 19:열아홉 | 20:스물 |
10の段
| 10:열 | 20:스물 | 30:서른 | 40:마흔 | 50:쉰 |
| 60:예순 | 70:일흔 | 80:여든 | 90:아흔 |
固有数詞は「1〜99」までを表せます。
つまり、0や100以上は漢数詞を使うんです!
次に時間を言えるようになっちゃいましょう。
韓国語では、「時」は 固有数詞、「分・秒」は 漢数詞 で表します。
そして、「〜時」「〜歳」などの助数詞が付くときには、形が若干変形するので簡単にご説明しますね!
| 元の形 | 変化後 | 例 |
| 하나 | 한 | 한 시(1時) |
| 둘 | 두 | 두 시(2時) |
| 셋 | 세 | 세 시(3時) |
| 넷 | 네 | 네 시(4時) |
열한 시(11時)、열두 시(12時)も同じ原理です。
では、1時~12時まで見てみましょう。
| 1時:한 시 | 2時:두 시 | 3時:세 시 | 4時:네 시 | 5時:다섯 시 | 6時:여섯 시 |
| 7時:일곱 시 | 8時:여덟 시 | 9時:아홉 시 | 10時:열 시 | 11時:열한 시 | 12時:열두 시 |
次に、よく使う助数詞5つを紹介します。
| 살(~歳) | 한 살(1歳)두 살(2歳)세 살(3歳) |
| 번(~回) | 한 번(1回)두 번(2回)세 번(3回) |
| 개(~個) | 한 개(1個)두 개(2個)세 개(3個) |
| 명(~名) | 한 명(1名)두 명(2名)세 명(3名) |
| 분(~名様) | 한 분(1名様)두 분(2名様)세 분(3名様) |
疑問詞
次は、数をたずねるときに使う 疑問詞「몇」 を学んでいきましょう!
「몇」は日本語でいう「何」「いくつ」といった 数量をたずねる言葉 です。
몇 시에 시작해요?
何時に始まりますか?
→ 몇(何)と 시(時)が組み合わさって 몇 시(何時) になっています。
では、いくつか例を見てみましょう。
| 疑問詞+助数詞 | 韓国語 | 発音 |
| 何歳 | 몇 살 | 멷쌀 |
| 何回 | 몇 번 | 멷뻔 |
| 何個 | 몇 개 | 멷께 |
これらは単純に 名詞の前に 몇 をつけるだけ なので、簡単ですね!
次は、発音に注意しなくてはいけない変化球をいくつかご紹介します。
| 表記 | 意味 | 発音変化 |
| 몇 명 | 何人 | 면명(ㅊ→ㄴ) |
| 몇 년 | 何年 | 면년(ㅊ→ㄴ) |
| 몇 호 | 何号 | 멷토(ㅎ→ㅌ) |
| 몇 월 | 何月 | 며둴(ㅊ→ㄷ) |
こうした変化は発音変化のルールによるものなので、分からない方は発音変化の動画も再度ご確認ください↓
そして、最後にこの「何日」がくせもので、よく試験にでてくる単語なんです!
「何日?」という表現ですが、これは 며칠 と書きます。
「몇 일」ではありません!
「なぜ!? 몇+일 じゃないの?」と、私も語学院で初めて知ったとき、「えっ!?」と思いました。
分かち書きもしません。
試験でもよくひっかけ問題として出るので、「며칠=何日」 はしっかり覚えておきましょう!
– 하고(~と)
次に – 하고(〜と)です。
「あれ? ”〜と”って – 과/와 じゃなかったっけ?」と思った方、本当に優秀です!
実は「〜と」にあたる表現はなんと、~과/와、~하고、~(이)랑、の3種類あるんです!
「えっ、3つもあるの!?」と思うかもしれませんが、大丈夫です!
このあと3つの使い分けもバッチリ説明しますので、心配しないでくださいね。
それと、「- 하고 って ”~して” という意味じゃなかったでしたっけ?」と思いませんでしたか?
実は – 하고 には「~して」の他に、助詞で使われると「~と」という意味もあるんです。
今回学ぶのは、助詞としての「 – 하고」 です!
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名詞 + 하고
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밥하고 냉면을 주세요.
ご飯と冷麺をください。
→ 밥(ご飯)はパッチムがありますが、そのまま -하고 をつけてOKです。
사이다하고 콜라를 주세요.
サイダーとコーラをください。
→ 사이다(サイダー)はパッチムがありませんが、同じように -하고 を使います。
– (이)랑(~と)
次に学ぶ – (이)랑 は、「何かを並べたり」「一緒に何かをする」ときに使う助詞です。
パッチムのある名詞には – 이랑 を、パッチムのない名詞には – 랑 をつけます。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞 (パッチムあり) + 이랑
名詞 (パッチムなし) + 랑
ーーーーーーーーーーーーーーーー
저는 댄스학원에서 친구들이랑 춤을 배우고 있어요.
私はダンス教室で友達と踊りを習っています。
→ 친구들(友達)の 들 にはパッチムがあるので – 이랑 をつけて 친구들이랑 となります。
상민 씨랑 영화를 봐요.
サンミンさんと映画を見ます。
→ 상민 씨(サンミンさん)の 씨 にはパッチムがないので – 랑 をつけて 상민 씨랑 となります。
너랑 나랑
君と私と
→ 너 にも 나 にもパッチムがないので – 랑 がついて 너랑 나랑 になります。
– 하고, – (이)랑, – 과/와 の違い
これで皆さんは、「〜と」を意味する3つの表現、– 하고, – (이)랑, – 과/와 を学びましたね。
ここからは、それぞれの使い分けのポイントを詳しく見ていきましょう!
– (이)랑 と – 하고 は主に会話で使われて、- 과/와 は会話でも形式的な文章でも使われます。
つまり – 과/와 はオールマイティということです。
形式的な文章で、- 하고 と – (이)랑 は控えた方が良いですね!
| 意味 | 使う場面 | |
| – (이)랑 | ~と | 会話 |
| – 하고 | ~と | 会話 |
| – 과/와 | ~と | 会話・形式的な文章 |
– 고 있어요(~しています)
それでは次の文法、– 고 있어요(~しています)について学んでいきましょう!
パッチムの有無に関係なく、動詞の語幹に – 고 있어요 をつけるだけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
動詞 + 고 있다
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저는 한국어를 계속 공부하고 있어요.
私は韓国語をずっと勉強しています。
→ 공부하다(勉強する)に – 고 있어요 をつけて、공부하고 있어요 になります。
아이가 잠자고 있어요.
子供が寝ています。
→ 잠자다(寝る)に – 고 있어요 をつけて、잠자고 있어요 となります。
– 의(~の)
それでは次の助詞、– 의(〜の) を見ていきましょう!
これはパッチムの有無にかかわらず – 의 を使うので、その点はシンプルです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞 + 의
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この助詞には大きく2つ、注意すべきポイントがあります。
それは、「発音」と「省略」です。
実は、「〜の」という助詞で使うとき、– 의 は “에” と発音されます!
日本語にも似たルールがあります。
「は」は “wa”、“へ” は “e” と発音しますよね?
それと同じような現象なんです!
여동생의 남자 친구는 착해요.
妹の彼氏は優しいです。
→ この場合、「여동생의」は「ヨドンセンエ」と発音します。
そして、パッチムがあってもそのまま – 의 をつければOKです!
次にややこしいのが「省略」ルールです。
「じゃあ先生! 의 は全部省略したらいいんですね!」と言いたくなりますが、それはダメです!
省略していい場合と、してはいけない場合の「区別」がとっても大事なんです!
まず最初に、省略には2つのルールがあります。
① 位置・時間を表す名詞の前
위(上)・아래(下)・앞(前)・뒤(後ろ)・옆(横)・안(中)などの前では 의 を省略 します。
집 앞에 고양이가 있어요.
家の前に猫がいます。
차 안에 음료수가 있어요.
車の中に飲料水があります。
→ 집의 앞에、차의 안에 と言うと、文法的にはOKですが…かなり違和感MAXです。
② 所有が明確な場合
「どこの」「誰の」「何の」が明確なときも省略します。
친구 집에 갑니다.
友達の家に行きます。
오빠 생일은 3월이에요.
兄の誕生日は3月です。
→ 所有者がはっきりしているので、의 は省略OKです!
では、次に省略できない場合も見てみましょう。
① 強調したいとき
先ほどの「どこの」、「何の」、「だれの」などを強調したい時は – 의 をつけます。
너의 이름은(君の名は)
→ 日本語の映画のタイトルなのですが、所有を強調しているため、省略しません。
② 比喩・抽象的な表現
행복의 모양(幸せの形)
최선의 노력(最善の努力)
불굴의 정신(不屈の精神)
→ 抽象的な名詞を修飾するときは、必ず 의 を使います。
③他の助詞と一緒に使うとき
他の助詞と併用する場合、つまり「~との」「~だけの」という時も의を付けます。
남편과의 만남(夫との出会い)
→ 과(〜と)と 의(〜の)が合体して 과의
연인만의 비밀(恋人だけの秘密)
→ 만(〜だけ)と 의(〜の)が合体して 만의
日本の方は比較的に「〜の」を書いてしまう癖があるので、どんな時に省略して、どんな時に省略できないのか明確に押さえておきましょう!
– 였어요/이었어요(過去形)
次は 해요体で名詞の過去形 を作る方法を学んでいきましょう。
これはとても簡単で、皆さんおなじみのたった2パターンしかありません!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞 (パッチムなし) + 였어요
名詞 (パッチムあり) + 이었어요
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ちなみに、합니다体で文を作る場合は、- 어요 を – 습니다 に変えて – 였습니다/이었습니다 と言えばOKです。
어제 시험이었어요.
昨日試験でした。
→ 시험(試験)にはパッチムがあるので – 이었어요 をつけて 시험이었어요 になります。
次は、합니다体を見てみましょう!
어제 시험이었습니다.
昨日試験でした。
그것은 노란색 넥타이였습니다.
それは、黄色のネクタイでした。
名詞の過去の否定もとても簡単で、– 이/가 아니었어요 の形にするだけです!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞 (パッチムなし) + 가 아니었어요
名詞 (パッチムあり) + 이 아니었어요
ーーーーーーーーーーーーーーーー
내일은 한국어 시험이 아니었어요?
明日は韓国語の試験ではなかったですか?
→ 시험(試験)にはパッチムがあるので – 이 아니었어요?をつけて、시험이 아니었어요?
となります。
よくある質問「先生、この例文では、明日の試験のことを話してるのになんで過去形を使うんですか?」
その答えは、本人は過去に「明日が試験日」と認識していたということです。
それに対して、「それは違ったんですか?」と言うふうに伝えたいので、過去形になっています。
ここは日本語と同じ原理になりますので、日本語で考えたらわかりやすいですね!
– 요/이요(~です/ます)
次は – 요 / – 이요(です・ます) の使い方を見ていきましょう。
実はこれ、韓国でめちゃくちゃよく使うのに、教科書ではあまり紹介されていないんです。
「先生、名詞の『です・ます』は – 예요 / – 이에요 で習いましたけど、また違うのがあるんですか?」
そうなんです、まずはその使い方を見てから、- 예요 / – 이에요 との違いも一緒に整理していきましょう!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
名詞 (パッチムなし) + 요
名詞 (パッチムあり) + 이요
助詞+요(※パッチム関係なし)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
왜요?
なぜですか?
→ 왜(なぜ)にパッチムがないので – 요 をつけて 왜요? になります。
これはもうフレーズに近い所があって、「왜예요?」とは言いません!
여기요.
ここです。(すいませ〜ん)
→ 여기(ここ)にパッチムがないので、– 요 をつけて 여기요 になります。
直訳は「ここです」という意味ですが、日本語の「すみません」とニュアンスが似ていて、店員さんに注文したいとき、タクシーに乗りたいときなど、サービスを受けたいときに使います。
次はパッチムありの場合です。
여기 비빔밥이요.
ここビビンバです。
→ 비빔밥(ビビンバ)にはパッチムがあるので – 이요 をつけて 비빔밥이요 になります。
実際の会話では「ここにビビンバお願いします」の意味になります。
助詞に使うパターンもご紹介しますね!
저는요, 당신을 좋아해요.
私はですね、あなたが好きです。
→ 저는(私は)に – 요 をつけて 저는요 となっています。
発音も、는요 は、느뇨ではなく、는뇨 になります。
これは、ㄴ挿入という発音変化が起こっています。
ㅁ, ㄴ, ㅇ で終わる語と、이・야・여・요・유 など母音で始まる語が続くとき、
発音を滑らかにするために ㄴ が入るんです。
저는 + 요 → [저는뇨]
– 요/이요 と – 예요/이에요 の違い
次は -요/이요 と -예요/이에요 の違い を解説します。
これは一般的な教科書にはあまり載っていない、ちょっと深い内容です。
– 요/이요 と – 예요/이에요 は大きく3つの違いがあります。
| – 요/이요 | – 예요/이에요 | |
| 1 | 親近感を与える | より丁寧 |
| 2 | 相槌・返事、です・ます | です・ます |
| 3 | 助詞と合わせることができる | 助詞と合わせることはできない |
① 親近感を与える
例えば韓国の南大門市場で、服の値段を聞いたとします。
오천 원이요. → 5000ウォンです(親しみのある表現)
오천 원이에요. → 5000ウォンです(丁寧な表現)
どちらも丁寧ですが、– 요/이요 の方が少し親しみやすく聞こえます。
② 返事・相槌で使える
誰かに呼び止められたとき、
토미 씨, 토미 씨
저요? → 「私ですか?」(自然)
저예요? → 間違いではないが少し不自然
返事や確認のときは – 요/이요 の方が自然 です。
③ 助詞と合わせられる
– 요/이요 は助詞のあとにくっつけて、「~ですね」というニュアンスを出すことができます。
저기요, 저는요, 실은요, 남자 친구가요, 있어요.
→ 「あのですね、私はですね、実はですね、彼氏がね、いるんです」
※ ちょっとくどいですが、文法的には正しい使い方です。
– ㅆ어요(過去形)
次は 動詞・形容詞の過去形 を学びます。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
動詞・形容詞 の해요体の語尾+ㅆ어요
ーーーーーーーーーーーーーーーー
– ㅆ습니다 をつければ、합니다体 の過去形になります。
돌아가다(帰る)
해요体:돌아가요 → 돌아가 + ㅆ어요 → 돌아갔어요「帰りました」
합니다体:돌아가요 → 돌아가 + ㅆ습니다 → 돌아갔습니다
있다(ある・いる)
해요体:있어요 → 있어 + ㅆ어요 → 있었어요「いました/ありました」
합니다体:있어요 → 있어 + ㅆ습니다 → 있었습니다
この – 있었어요 / 있었습니다 を使うと、過去進行形も作れます。
저는 일본에서 계속 일하고 있었습니다.
私は日本でずっと働いていました。
→ この 일하고 있었습니다 は過去と現在を連結しています。
そして、過去進行形は 계속(ずっと) と相性バッチリです。
最後に過去形の否定文も作れるようになっちゃいましょう。
現在形の否定文の作り方は2種類でしたね。
안 + 動詞/形容詞
– 지 않아요 / – 지 않습니다
過去形にする場合は
안 + 動詞/形容詞(過去形)
– 지 않았어요 / – 지 않았습니다
① 안 を使う場合
○○하다 の場合は、○○と 하다 を分けて間に 안 を入れます。
유미 씨는 한국에 귀국 안 했어요?
ゆみさんは韓国に帰国しませんでしたか?
→ 귀국 と 하다 を分けて間に 안 を入れて 귀국 안 했어요 になります。
② -지 않았어요 / -지 않았습니다 を使う場合
動詞・形容詞の語幹につければいいだけです。
그 동안 외롭지 않았어요?
この間、寂しくなかったですか?
→ 외롭다(寂しい)に – 지 않았어요 をつけて 외롭지 않았어요 となります。
– (으)ㄹ 거예요(~するつもりです)
次は未来形の – (으)ㄹ 거예요(~するつもりです/~すると思います)について学んでみましょう。
形容詞の場合は「~だと思います」になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
動詞・形容詞 (パッチムなし) + ㄹ 거예요
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 을 거예요
ーーーーーーーーーーーーーーーー
未来形には 6種類の変則 があります。
① パッチムのない動詞・形容詞の語幹+ㄹ 거예요
② パッチムのある動詞・形容詞の語幹+을 거예요
③ ㄹ変則は、語幹+ 거예요
④ ㅂ変則は ㅂパッチムを取り除いて、+울 거예요
⑤ ㄷ変則は ㄷパッチムを取り除いて、+ㄹ을 거예요
⑥ ㅅ変則は ㅅパッチムを取り除いて、+을 거예요
それでは、どういう意味かひとつずつ解説していきますね。
① パッチムのない動詞・形容詞の語幹+ㄹ 거예요
パッチムのない動詞・形容詞の語幹には – ㄹ 거예요 をつけます。
저는 친구들이랑 등산할 거예요.
私は友達と登山に行くつもりです。
→ 등산하다(登山する)の語幹にはパッチムが無いので – ㄹ 거예요 をつけて 등산할 거예요 となります。
② パッチムのある動詞・形容詞の語幹+을 거예요
パッチムのある動詞・形容詞の語幹には – 을 거예요 をつけます。
오늘은 책을 읽을 거예요.
今日は本を読むつもりです。
→ 읽다(読む)の語感にはパッチムがあるので – 을 거예요 をつけて 읽을 거예요 となります。
③ ㄹ変則は、語幹+ 거예요
ㄹパッチムのある単語には – 거예요 だけをつけます。
이 스마트폰을 팔 거예요.
このスマホを売る予定です。
→ 팔다(売る)の語感には ㄹパッチムがあるので – 거예요 だけをつけて 팔 거예요 となります。
ㄹ脱落の象徴である、に(ㄴ) ぼ(ㅂ) し(ㅅ) ラーメン(ㄹ) のラーにあたる部分はまさにこの文法の(으)ㄹのことなんです!
他にも単語は 놀다(遊ぶ)살다(生きる)팔다(売る)만들다(作る)などがあります。
④ ㅂ変則は ㅂパッチムを取り除いて、+울 거예요
この時によく見てほしいのは – 을 거예요の 으 ではなく – 울 거예요で、우 になっているという点です。
내일은 언니가 이사하는 것을 도울 거예요.
明日はお姉さんが引っ越しするのを助けるつもりです。
→ 돕다(助ける)の ㅂパッチムを 우にして 도울 거예요 となります。
他にも単語は 쉽다(易しい)고맙다(有難い)가볍다(軽い)などがあります。
⑤ ㄷ変則は ㄷパッチムを取り除いて、+ㄹ을 거예요
ㄷ変則は ㄷパッチムを取り除いて – ㄹ을 거예요 を合わせます。
오늘은 이 길을 걸을 거예요.
今日は、この道を歩くつもりです。
→ 걷다(歩く)の ㄷパッチムを無くして – ㄹ을 거예요 をつけて 걸을 거예요 となります。
他にも単語は 듣다(聞く)などがあります。
⑥ ㅅ変則は ㅅパッチムを取り除いて、+을 거예요
ㅅ変則は ㅅパッチムを取り除いて – 을 거예요をつけます。
여기에 집을 지을 거예요.
ここに家を建てるつもりです。
→ 짓다(建てる)の ㅅパッチムを無くして – 을 거예요をつけて 지을 거예요 となります。
他にも単語は 낫다(治る)などがあります。
最後に分かち書きも押さえていきましょう。
– (으)ㄹ 거예요 は「語幹 + (으)ㄹ + 거예요」 の形で、-(으)ㄹ と 거예요 の間に必ずスペースを入れます。
– (으)ㄹ게요(~しますね)
これは、自分の意志や約束を表す表現です。
強い意志があれば – (으)ㄹ게요、単なる未来の予定や自然現象は – (으)ㄹ 거예요 と覚えてください。
そして、この表現は「私」という1人称の意志表現になります。
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動詞 (パッチムなし) +ㄹ게요
動詞 (パッチムあり) +을게요
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그럼 저도 같이 갈게요.
それなら、私も一緒に行きますね。
→ 가다(行く)にはパッチムがないので – ㄹ게요 をつけて 갈게요 となります。
次はパッチムがある動詞です。
저 오늘 친구 집에서 먹을게요.
私、今日、友達の家で食べますね。
→ 먹다(食べる)にパッチムがあるので – 을게요 をつけて 먹을게요 となります。
ㄹパッチムのある動詞(만들다、놀다、살다など)は – 게요 を語幹に直接つけます。
형이랑 놀게요.
お兄さんと遊びますね。
→ 놀다(遊ぶ)に ㄹパッチムがあるので – 게요 をつけて 놀게요 となります。
分かち書きは、- (으)ㄹ 거예요とは違い、くっ付けて書きます。
注意してくださいね。
– (으)ㄹ까요?(~しましょうか?)
相手の意向をたずねたり、提案したりするときに使う表現です。
形容詞にも使えますが、基本的には動詞と一緒に使うことが多いです。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) +ㄹ까요?
動詞・形容詞 (パッチムあり) +을까요?
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내일 어디서 몇 시에 만날까요?
明日はどこで何時に会いましょうか?
→ 만나다(会う)にはパッチムがないので – ㄹ까요? をつけて 만날까요? になります。
제가 문을 닫을까요?
私がドアを閉めましょうか?
→ 닫다(閉める)にはパッチムがあるので – 을까요? をつけて 닫을까요? になります。
– (으)ㄹ까 봐(~するかと思って)
この文法は、望んでいないことが起こりそうで心配なときに使います。
語尾ではなく、文の真ん中に登場するのが特徴です。
不安や心配を表す 걱정이다(心配だ)두렵다(不安だ)겁나다(怖い) などの単語とよく一緒に使われます。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) + ㄹ까 봐
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 을까 봐
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주말에 태풍이 올까 봐 걱정이에요.
週末に台風が来るかと思って、心配です。
→ 오다(来る)はパッチムがないので – ㄹ까 봐 をつけて 올까 봐 となります。
아이들이 내 말을 안 들을까 봐 걱정이에요.
子供たちが、私の言う事を聞かないんじゃないかと思って心配です。
→ 듣다(聞く)は ㄷ変則動詞 なので、ㄷパッチムを ㄹ に変えて 안 들을까 봐 となります。
– (으)ㄹ까 하다(~をしようかと思う)
この文法は、軽い意志や迷いを表すときに使います。
– (으)ㄹ까 하다 の 하다 の部分が「~をしようかなと思う」という意味があるんですね。
하다 が「する」以外にも「~かな、思う」といった概念もあるということを頭の隅に入れておいてください。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) +ㄹ까 하다
動詞・形容詞 (パッチムあり) +을까 하다
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저는 내일 우산을 가져갈까 해요.
私は明日、傘を持っていこうかと思います。
→ 가져가다(持っていく)はパッチムがないので – ㄹ까 하다 をつけて 가져갈까 해요 となります。
지금부터 밥을 지을까 해요.
今からご飯を炊こうかと思っています。
→ 짓다(炊く)は ㅅ変則動詞 なので、ㅅパッチムを取って 지을까 해요 に変わります。
– (으)ㄹ래요(〜します、〜したいと思います)
この文法は、自分の意志や希望をやわらかく表すとき、または相手の意向を尋ねるときに使います。
話し言葉でよく登場する、親しみのある言い方です。
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動詞 (パッチムなし) + ㄹ래요
動詞 (パッチムあり) + 을래요
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슬슬 전철역에 갈래요?
そろそろ、電車の駅に行きましょうか?
→ 가다(行く)はパッチムがないので – ㄹ래요をつけて 갈래요? となります。
저는 여기서 사진을 찍을래요.
私はここで写真を撮りたいと思います。
→ 찍다(撮る)はパッチムがあるので – 을래요をつけて 찍을래요 となります。
– 지요?(~でしょう?~ですよね?)
次は、相手に確認したり、共感を求めるときに使う表現 – 지요? を学びましょう。
この表現はとてもシンプルで、動詞・形容詞の語幹に -지요 をつけるだけです。
会話では 縮約形の -죠 がよく使われます。
また、名詞につける場合は、パッチムの有無によって少し形が変わります。
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動詞・形容詞 +지요
名詞 (パッチムなし) +지요
名詞 (パッチムあり) +이지요
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저 어떡하죠?
私、どうしましょう?
→ ここでは 어떻게 하다 が縮約された 어떡하다(どうする)に – 죠 をつけて 어떡하죠? となり、ちょっと困っているときなど、日常会話でよく登場する自然な表現です。
전철 시간은 괜찮죠?
電車の時間は大丈夫ですよね?
→ 괜찮다(大丈夫だ)の語幹に – 죠 をつけて 괜찮죠? になります。
次は名詞のパターンを見てみましょう。
약속은 오후 한 시죠?
約束は、午後の1時ですよね?
→ 한 시(1時)にはパッチムがないので – 죠 をそのままつけて 한 시죠? となります。
저건 제 우산이죠?
あれは、私の傘ですよね?
→ 우산(傘)はパッチムがあるので – 이죠 をつけて 우산이죠? になります。
– 겠어요(未来形の意志)
次に – 겠어요 を見て行きましょう!
これは2つの意味があって、一つ目は、これから未来に行おうとしている強い意志を示します。
これを文法用語で「未来形の意志」とも言います。
もう一つは、相手の気持ちを推測したり、状況を予想するときに使います。
こちらは文法用語で「推量」と呼びます。
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動詞・形容詞 + 겠어요
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해요体では – 겠어요/- 겠네요、합니다体では – 겠습니다 になります。
<その他の活用>
| 해요体 | – 겠어요/겠네요 |
| 합니다体 | – 겠습니다 |
| 疑問形 | – 겠어요?/겠습니까? |
| 否定形 | 안 겠어요/지 않겠습니다 |
알겠어요.
分かりました。
→ 알다(分かる)に – 겠어요 をつけて 알겠어요 になります。
韓国ドラマなどでもよく聞きますよね。
「先生、日本語では “分かりました” と過去形なのに、なぜ韓国語では未来形なんですか?」
実はここ、韓国語では「これから理解している状態になる」という意味になるんです。
つまり「今理解した → これからも分かっている状態が続く」=未来の意志なんですね。
ですので、「分かりました」は 알았습니다 ではなく、알겠습니다 を使うのが自然です!
그 일은 제가 하겠습니다.
その仕事は私がいたします。
→ 하다(する)に – 겠습니다 をつけて、하겠습니다 となります。
내일은 날씨가 좋겠네요.
明日は天気がいいでしょうね。
→ 좋다(いい)に – 겠네요 をつけて 좋겠네요 になります。
맛있겠네요!
美味しそうですね!
→ 맛있다(美味しい)に – 겠네요 をつけて 맛있겠네요! となります。
未来形の総まとめ
皆さん、ここまでで初級者が必ず押さえておきたい 5種類の未来形の語尾 を学びましたね。
① – (으)ㄹ까요?
② – (으)ㄹ래요
③ – (으)ㄹ게요
④ – 겠어요
⑤ – (으)ㄹ 거예요
これらの表現はどれも「これからすること」を表しますが、ニュアンスが少しずつ違い、重なる部分も多いんです。
ただし!使い分けの感覚をつかめば、自然な会話がぐっと増えます。
ここでは、ネイティブならではの使い方をわかりやすく総まとめしていきましょう。
| – (으)ㄹ까요? | – (으)ㄹ래요 | – (으)ㄹ게요 | – 겠어요 | – (으)ㄹ 거예요 | |
| 日本語訳 | しましょうか? | します | します | します | するつもりです |
| 勧誘・意図を 尋ねる |
意図・意思 | 約束・決意 | 意思・推量 | 予定 |
① – (으)ㄹ까요?
この形には必ず「?」マークがつきます。
なぜなら、相手に同意や意見を求めたり、提案をするときに使うからです。
도시락 반찬에는 뭐가 좋을까요?
お弁当のおかずには何がいいでしょうか?
→ 話し手が迷っていて、相手に相談している状況ですね。
ですので、- (으)ㄹ까요 を使っています。
② – (으)ㄹ래요
自分の意志や希望を伝えるときに使います。
저는 카레 만들래요.
私はカレーを作ります。
→ この場合は、自分の意志をしっかり伝える言い方で、少し「自分主導」の印象があります。
しかし!疑問形にすると一気に印象が変わります。
A:커피 마실래요?(コーヒー飲みますか?)
B:네, 그렇게 하죠.(はい、そうしましょう。)
このように、丁寧に相手の意向を尋ねる表現になります。
③ – (으)ㄹ게요
これも「〜します」ですが、ニュアンスは 約束・決意・宣言 のような強い意志を含みます。
多くの学習者が「- (으)ㄹ래요 と – (으)ㄹ게요 の違いがわからない…」と悩みますが、ここがポイントです。
– (으)ㄹ게요 の “게” は “겠어요” の会話バージョン!
ですので – (으)ㄹ게요は、ニュアンス的には「〜(することを)約束します」といった、約束や決意が込められています。
제가 도시락을 만들게요.
私がお弁当を作ります。
→ 만들겠습니다(作ります)の会話バージョンということなので、自分がお弁当を作ろうとしている意志を相手にはっきりと伝えることができます。
また、私が授業の冒頭でよく言う 그럼 시작할게요!(それでは、始めます!)もこの形です。
「よし、いくぞ!」という決意がこもっていますね。
そして重要ポイント、– (으)ㄹ게요 は疑問文にできません!
他の4つの未来形は全て疑問文にもできるのですが、これだけはできないという特徴があります。
④ – 겠어요
これはすでに学んだ通り「未来形の意志」と「推量」の2つの使い方があります。
제가 이 작업을 끝내겠습니다.
私がこの作業を終わらせます。
→ 強い意志を表現しています。
⑤ – (으)ㄹ 거예요
自分が計画していることを端的に述べる時に使います。
도시락에는 반찬을 많이 넣을 거예요.
お弁当にはおかずを沢山入れるつもりです。
→ これは特に「計画・予定」を淡々と伝えるときに使います。
強い意志ではなく、自然な未来の説明です。
– 에(~に)
– 에 は韓国語の助詞で、主に次の3つの意味で使われます。
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名詞 + 에
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① 場所や方向
「どこへ行く」「どこに行く」といった目的地や到着地を表すときに使います。
밖에 나갑니다.
外に出ます。
→ ここでは 밖에 が「外に」という目的地を示しています。
② 時間
次に、– 에 は特定の時間や日付を示すときにも使われます。
오후 3시에 만나요.
午後3時に会いましょう。
→ 3시에(3時に)は「いつ行動するのか」という時間の基準を示しています。
③ 存在・位置
さらに、-에 は「あるものがどこにあるか」「どこに存在しているか」を表すときにも使われます。
약사가 약국에 있어요.
薬剤師が薬局にいます。
→ 약국에 が「薬局に」という存在の場所を示しています。
달력이 책상 위에 있어요.
カレンダーが机の上にあります。
→ 위에(上に) は位置を表し、「どこにあるか」を伝えています。
– 한테/한테서(~に/~から)
これらは「人」に対して使う助詞です。
ドラマのセリフや話し言葉の口調のメールなどでよく使われます。
書き言葉は – 에게/에게서(~に/~から)になります。
話し言葉としても使えますが、ニュースや形式的な文章では、こちらのほうが適しています。
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名詞 + 한테
名詞 + 한테서
名詞 + 에게
名詞 + 에게서
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과장님은 이 봉투를 저한테 주셨어요.
課長はこの封筒を私にくださりました。
→ 저(私)に 한테 をつけて 저한테 となっています。
書き言葉では 저에게 と言い換えることができます。
김 변호사한테서 서류 받았어요?
金弁護士から書類を受け取りましたか?
→ 김 변호사(キム弁護士)に 한테서 をつけて 김 변호사한테서 になります。
書き言葉では 김 변호사에게서 と言い換えることができます。
助詞の敬語
次に、助詞の敬語表現について学んでいきましょう!
助詞とは、「〜は」「〜が」「〜に」など、名詞の後について文の関係を示す言葉のことです。
日本語では助詞自体に敬語はありませんが、韓国語には 助詞にも敬語表現 があるんです!
年配の方や、目上の方にきちんとした助詞をつけられないと、不自然だったり、失礼な印象まで与えてしまいます。
つまり、助詞の敬語表現は丁寧な韓国語を話すためにとても大切なんです。
– 은/는「~は」は – 께서는 になり、 – 이/가 は – 께서 になり、- 에게「~に」は – 께 になります。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
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名詞 + 께서는
名詞 + 께서
名詞 + 께
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まず、「〜は」にあたる – 은/는 の敬語形は – 께서는 です。
할머님께서는 한국에서 잘 지내십니까?
おばあさまは韓国で元気でいらっしゃいますか?
→ 할머님(おばあ様)に – 께서는 をつけて 할머님께서는 となっています。
次に、「〜が」にあたる – 이/가 の敬語形は – 께서 です。
윤 교수님께서 경영학을 가르치십니다.
ユン教授が経営学を教えます。
→ 윤 교수님(ユン教授)に – 께서 をつけて 윤 교수님께서 となります。
最後に、「〜に」にあたる – 에게 の敬語形は – 께 です。
저는 주말마다 부모님께 편지를 씁니다.
私は週末ごとに、両親に手紙を書きます。
→ 부모님(両親)に – 께 をつけて 부모님께 となります。
敬語の基本形と特殊例
韓国語の敬語の基本は、動詞・形容詞の語幹に – (으)시다 をつけることです。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) +시다
動詞・形容詞 (パッチムあり) +으시다
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가다(行く)+시다 → 가시다(行かれる)
웃다(笑う)+으시다 → 웃으시다(笑われる)
ㄹパッチムがある単語は、ㄹを脱落させて 시다 をつけます。
살다(住む)+시다 → 사시다(住まれる)
ほとんどの動詞・形容詞はこの規則に基づいて、基本形が出来るのですが、特殊な例もあります。
特殊な例は、規則があるわけではないので、丸暗記してしまいましょう。
| 基本形 | 敬語形 | 意味 |
| 있다(いる・ある) | 계시다 | いらっしゃる(人に使用) |
| 먹다(食べる) | 드시다 | 召し上がる |
| 자다(寝る) | 주무시다 | お休みになる |
| 주다(あげる) | 드리다 | 差し上げる |
| 말하다(話す) | 말씀하시다 | お話になる / 仰る |
| 죽다(死ぬ) | 돌아가시다 | お亡くなりになる |
있다 は、人以外(時間や物)にも使えます。
모레 시간 있으세요?
明後日、お時間ありますか?
포인트 카드 있으세요?
ポイントカードありますか?
들다 は本来「持ち上げる」の意味ですが、食べる敬語として 드시다 になります。
過去には、들다「持ち上げる」が「(スプーンや箸)を持ち上げる」などの意味で、「食べる」と使われていたという由来があります。
ㄹ脱落ルールが適用されるので注意しましょう(들다 → 드시다)
そして、드시다 よりも更に丁寧な表現は 잡수시다 です。
돌아가시다 は「帰る(돌아가다)」+敬語で直訳すると「お帰りになられる」というニュアンスになります。
哲学的で深い表現ですね。
– (으)세요(~されます/なさいます)
韓国では日本と同じように、初対面の時、目上の人と話す時、そしてお客様と話す時などに敬語を使います。
– (으)십니다 の 해요体 が – (으)세요 になります。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) + 세요
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 으세요
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가다(行く)+세요 → 가세요(行かれます)
읽다(読む)+으세요 → 읽으세요(読まれます)
저희 할아버님께서는 아주 건강하세요.
私たちのおじいさまはとても健康でいらっしゃいます。
→ 건강하다(健康だ)にはパッチムがないので – 세요 をつけて 건강하세요 となっています。
할아버님께서는 지금 머리를 감고 계세요.
おじいさまは今、頭を洗っていらっしゃいます。
→ 감고 있다(頭を洗っている)にパッチムがあるので – 으세요をつけて 감고 있으세요になる気がするのですが、違います!
있다の尊敬語は 계시다 ですので、ここでは 감고 계세요 になります。
대기 번호를 아세요?
待機番号をご存知でしょうか?
→ 알다(知る)に ㄹパッチムがあるので ㄹを外して – 세요 をつけて 아세요? となります。
– (이)세요(~でいらっしゃいます)
名詞に 敬語の「~でいらっしゃいます」「ございます」 をつけるときに使います。
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名詞 (パッチムなし) +세요
名詞 (パッチムあり) +이세요
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疑問文は、(이)세요? と(?)をつけて、語尾を上げるだけです。
강 선생님께서는 중학교 교사세요.
カン先生は中学校の教師であられます。
→ 교사(教師)にパッチムがないので – 세요 をつけて 교사세요 となります。
모두 일본 분이세요?
皆さん、日本の方でいらっしゃいますか?
→ 일본 분(日本の方)にパッチムがあるので – 이세요 を合わせて 일본 분이세요? となります。
– (으)십시오(~してください)
次の文法 – (으)십시오 は、動詞に付ける敬語・丁寧表現で、意味は大きく分けて 依頼・命令 と 慣用挨拶 の2種類があります。
実は、- (으)세요は、- (으)십시오をもっとカジュアルにしたものになります。
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動詞 (パッチムなし) +십시오
動詞 (パッチムあり) +으십시오
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이 자리에 앉으십시오.
この席にお座りください。
→ 앉다(座る)にパッチムがあるので – 으십시오 をつけて 앉으십시오 となります。
「お座りくださいませ」に近いかもしれないですね。
会話では、이 자리에 앉으세요(ここにお座りください)も使えます。
次に、- (으)십시오、- (으)세요の挨拶で使われる慣用的な文法表現をまとめてご紹介します。
안녕히 가십시오. / 안녕히 가세요.
안녕히が「安寧に」という意味があり、가십시오 が「行かれてください」という意味になりますので、日本語に訳すと「お元気に行ってください」に近いニュアンスになります。
これは見送る側の「さようなら」の挨拶になります。
안녕히 계십시오. / 안녕히 계세요.
안녕히 が「お元気に」、계십시오 が「いらしてください」という意味になります。
これは、その場を去る人が残る人に伝える「さようなら」の挨拶になります。
韓国語にはさようならの表現が二つあるので注意して覚えてください。
안녕히 주무십시오. / 안녕히 주무세요.
「ゆっくりお休みください」という意味で、「おやすみなさい」という意味です。
들어가십시오. / 들어가세요.
直訳すると「入って行ってください」という意味で、帰られる方への挨拶として、「お帰り下さい」のように使います。
他にも電話などを切る時に、日本人が「失礼します」というような感じで使います。
수고하십시오./수고하세요.
直訳すると「ご苦労なさってください」になりますが、挨拶では「お疲れさまでした」のように使います。
어서 오십시오. /어서 오세요.
直訳すると、「さぁ、早くお越しください」のような意味になります。
日本語に意訳すると「いらっしゃいませ」になります。
새해 복 많이 받으십시오./새해 복 많이 받으세요.
直訳すると「新年の福を沢山受けてください」という意味になり、日本語の「明けましておめでとうございます」ですね。
– (으)셨어요(~されました)
今回の – (으)셨어요 は敬語の過去形で、「~されました」という意味を表します。
基本は、敬語の – (으)시다 の過去形になります。
합니다体にすると、- (으)셨습니다 ですね。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) +셨습니다
動詞・形容詞 (パッチムなし) +셨어요
動詞・形容詞 (パッチムあり) +으셨습니다
動詞・形容詞 (パッチムあり) +으셨어요
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과장님, 여기 계셨어요?
課長、こちらにいらっしゃったのですか?
→ 계시다(いらっしゃる)にはパッチムがないので – 셨어요 を使い 계셨어요 になります。
합니다体だと 계셨습니까? ですね。
이 아드님은 아버님을 꼭 닮으셨어요.
この息子様はお父様にそっくり似ていらっしゃいます。
→ 닮다(似る)はパッチムがあるので – 으셨어요 を使い 닮으셨어요 になります。
합니다体だと 닮으셨습니다 ですね。
닮다(似る)という表現は 꼭(必ず)という単語と使うと「そっくり似る」という意味になり、닮다(似る)は日本語では現在形で使いますが、韓国語では過去形で使うことが多いです。
아버님은 돈을 많이 버셨어요.
お父さんはお金をたくさん稼がれました。
→ 벌다「稼ぐ」は ㄹパッチムがあるので、ㄹを落として – 셨어요 をつけて 버셨어요 となります。
– (이)셨어요(~でいらっしゃいます)
名詞の – (이)셨어요 は敬語の過去形で、「~でいらっしゃいました」「~でございました」という意味になります。
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名詞 (パッチムなし) + 셨습니다
名詞 (パッチムあり) + 이셨습니다
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저분 사업가셨어요?
あの方、事業家でいらっしゃいましたか。
→ 사업가(事業家)にパッチムがないので – 셨어요 をつけて 사업가셨어요? になります。
우리 아버님은 경찰이셨어요.
うちの父は警察であられました。
→ 경찰(警察)にパッチムがあるので – 이셨어요 をつけて 경찰이셨어요 となります。
– (으)로(~に/~で)
実は、私が韓国語を習い始めた時に、一番理解しづらかった助詞がこの – (으)로 でした。
最初は理屈で覚えていたのですが、その後、何度も文章を読んだり聞いたりするうちに、少しずつ「感覚」で使えるようになってきました。
それほど、日本語とは少し違うニュアンスを持つ助詞なんです。
この – (으)로 は意味が4つあります。
① 方向を示す「~に向かって」の「~に」
② 手段や方法を示す「〜を用いて」という意味の「~で」
③ 資格などを示す「~として」
④ 理由、原因などを示す「~で」
この助詞の使い方はシンプルですが、少し独特なポイントがあります。
それは、ㄹパッチムの名詞には「로」だけをつけるということ!
これが他の助詞との違いです。
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名詞 (パッチムあり) + 으로
名詞 (パッチムなし) + 로
※名詞(ㄹパッチム)+ 로
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이 길로 가세요.
この道で行ってください。
→ 길(道)にㄹパッチムがあるので – 으로 をつけるのではなく – 로 だけをつけて 길로 となります。
では、- (으)로 の4つの意味を深ぼりしていきましょう!
まずは、一つ目の方向を示す「~に向かって」の「~に」という意味です。
부엌으로 들어오십시오.
台所に入ってきてください。
→ 부엌(台所)という方向を示したいので、부엌으로(台所に)となります。
発音では、激音の ㅋ を平音の ㄱ に変えて「부억으로(부어그로)」のように発音するのが自然です。
次に二つ目の手段や方法を示す「〜を用いて」という意味の「~で」を見てみましょう。
준비물은 펜만으로 아마 괜찮을 거예요.
準備物は、ペンだけで多分大丈夫だと思います。
→ 만(~だけ)という助詞と合わせて 만으로 となっており、手段と方法を示しています。
次に三つ目の資格などを示す「~として」を見てみましょう。
빌딩 대표로 모두 앞에서 발표했어요.
ビルの代表としてみんなの前で発表しました。
→ 빌딩 대표로(ビルの代表として)という意味で「資格」を表します。
最後に四つ目の理由、原因などを示す「~で」を見てみましょう。
배탈로 병원에 입원했어요.
腹痛で病院に入院しました。
→ 배탈(腹痛)という原因があるので 배탈로 となります。
배탈(腹痛)という名詞には ㄹパッチムがあるので – 으로 をつけるのではなく – 로 だけをつけます。
そして、よく混乱するのが「〜に」という意味の – 에 との違いです。
基本的にはほぼ同じ意味で使えますが、厳密には – 에 は終着点を示し、- (으)로 は方向を示します。
부산에 가요.
釜山に行きます。
→ 釜山が明確な目的地/終着点だという意味になります。
부산으로 가요.
釜山に行きます。
→ 釜山の方向に行く(体の方向が釜山の方向に向かう)と言うニュアンスになります。
この辺は微妙なニュアンスの違いがありますので、ぜひ覚えておいて下さい。
– 아/어 주시겠어요?(~していただけますか?)
次は、何かを丁寧にお願いするときに使う表現 – 아/어 주시겠어요? です。
「합니다体(フォーマル体)」では 주시겠습니까? となります。
活用方法は、動詞の 해요体の 요 の部分をなくして – 주시겠어요? をつければいいだけです。
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動詞 + 아/어 주시겠어요?
動詞 + 아/어 주시겠습니까?
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日本語で誰かにお願いする時に「ちょっと〜してもらえますか?」と言うことがありますよね。
実は韓国語でもまったく同じで、この文法の前に 좀(ちょっと) を入れると、お願いの響きがやわらかく・丁寧になります。
펜을 좀 빌려주시겠어요?
ペンをちょっと貸していただけますか?
→ 빌려주다(貸してあげる)の単語自体に 주다 が入っているので、주다 を 주시겠어요? に変えて 빌려주시겠어요? となります。
제 부탁을 좀 들어 주시겠어요?
私のお願いをちょっと聞いていただけるでしょうか?
→ 듣다(聞く)の 해요体 들어요 に 주시겠습니까?/주시겠어요? つけると、들어 주시겠습니까?/들어 주시겠어요? になります。
– 아/어 주세요(~してください)
次の文法は – 아/어 주세요 は、先ほどの – 아/어 주시겠어요? のくだけた丁寧語になります。
この文法も – 아/어 주시겠습니까?と同じで、動詞の 해요体の 요 の部分を取って – 아/어 주세요 をつければいいだけです。
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動詞 + 아/어 주세요
ーーーーーーーーーーーーーーーー
사인해 주세요.
サインしてください。
→ 사인하다(サインする)の 해요体 사인해요 に – 아/어 주세요 をつけて 사인해 주세요 となります。
주스에서 얼음을 좀 빼 주세요.
ジュースからアイスをちょっと取ってください。
→ 빼다(抜く)の 해요体 빼요 に – 주세요 をつけると 빼 주세요 となります。
– (으)세요 と – 아/어 주세요 の違い
以前学んだ – (으)세요 にも「〜してください」「〜しなさい」という丁寧な命令の意味がありましたよね。
では、今回学んでいる – 아/어 주세요(〜してください) とはどう違うのでしょうか?
まず、- (으)세요 は丁寧に命令・指示する時に使う「~しなさい」になります。
모두 팀 색깔을 선택하세요.
皆さん、チームの色を選択しなさい。
→ 「選択しなさい」は丁寧ではありますが命令しているので 선택하세요 になります。
次に – 아/어 주세요で、より丁寧にお願いする例文をみてみましょう!
모두 팀 색깔을 선택해 주세요.
皆さん、チームの色を選択して下さい。
→ 선택하세요(選択しなさい)よりもうんと丁寧にお願いしているように聞こえます。
この2つの違いが分かったでしょうか?
– 아/어 주시다 / 드리다 / 보이다 / 보다
次に – 아/어 주시다 / – 아/어 드리다 / – 아/어 보이다 / – 아/어 보다 について解説します。
実はこの4つの文法は、同じ原則で形が変わり、使い方もとても似ています。
ですので、まとめて学んだ方が理解が深まりやすいんです。
– 아/어 주시다は「(目上の人が目下の人に)〜してくださる」
– 아/어 드리다は「(目下の人が目上の人に)~して差し上げる」
– 아/어 보이다は「~して見える」
– 아/어 보다は 「〜してみる」
となります。
これは、とにかく動詞の 해요体の 요 を外して、代わりに 주시다 / 드리다 / 보이다 / 보다 をつけるだけです。
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動詞 + 아/어 주시다
動詞 + 아/어 드리다
動詞 + 아/어 보이다
動詞 + 아/어 보다
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– 아/어 주시다
まず最初に – 아/어 주시다「(目上の人が目下の人に)〜してくださる」を見てみましょう。
사장님께서 저에게 이 가방을 사 주셨어요.
社長が私にこのかばんを買ってくださいました。
→ 사다(買う)の 해요体 사요 に – 아/어주셨어요 をつけて 사 주셨어요 となります。
「社長」という目上の人が「私」という目下の人にプレゼントをくれたので、この文法を使っています。
– 아/어 드리다
次に – 아/어 드리다「(目下の人が目上の人に)~して差し上げる」を見てみましょう。
제가 부모님께 편지를 보내 드렸어요.
私が両親に手紙を送って差し上げました。
→ 보내다(送る)の 해요体 보내요 に – 아/어 드리다 をつけて 보내 드렸어요 になります。
日本語だと自分の両親には丁寧語を使わない習わしがありますが、実は韓国では目上の人には基本全員に丁寧語を使います。
ここは、韓国語と日本語の尊敬語の決定的な違いになりますので、覚えておきましょう!
– 아/어 보이다
次は – 아/어 보이다「~して見える」の例文を見て行きましょう。
그 한복 되게 비싸 보이네요!
その韓服、すごく高くみえますね!
→ 비싸다(高い)の 해요体 비싸요 に – 아/어 보이다 をつけて 비싸 보이다 となります。
ちなみに、한복「韓服(かんぷく)」とは韓国の伝統の衣装のことです。
– 아/어 보다
では、最後の – 아/어 보다 「〜してみる」の例文を見てみましょう。
이 상자 안을 봐 보세요.
この箱の中を見てみてください。
→ 보다(見る)の 해요体 봐요 に – 아/어 보다 をつけて 봐 보세요 となります。
– 아/어서(~して)
次に – 아/어서「~して、~なので」を見て行きましょう。
この文法、実は韓国語初心者がよくつまずくポイントなんです。
なぜかというと、似たような文法で 고(~して)や、- (으)니까(〜だから、〜なので)があるので、どう違うのかややこしくなるんですね。
まず、この文法には抑えておかなければいけない重要なポイントが3つあります。
ポイント①
– 아/어서 は2つの文をつなげる時に、前の文が後の文の理由・原因・前提を示すときに使います。
つまり、日本語の「〜なので」に近い意味です。
これは、先ほどお伝えした – (으)니까(~なので)という文法と非常に似ている表現になります。
ポイント②
2つの動作のつながりが強いときにも使います。
前の文がなければ後の文の動作が成り立たないようなケースです。
この場合、日本語訳は「〜して」となります。
これは、前にお伝えした -고(~して)という文法と非常に似ている表現になります。
ポイント③
– 아/어서 自体は過去形(았어서/었어서)にはなりません。
過去形を表現したい時には語尾を過去形にします。
これは、よく学習者さんが間違えますので、注意してくださいね!
活用方法は簡単で 해요体の 요 の部分を取って、代わりに 서 をつけるだけです。
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動詞・形容詞 + 아/어서
名詞 (パッチムなし) + 라서 (여서)
名詞 (パッチムあり) + 이라서 (이어서)
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처음에는 한국어 발음이 잘 안 돼서 고생을 많이 했죠.
初めは韓国語の発音がよくできなくて、苦労を沢山しましたよ。
→ 안 되다(よくできない)の 해요体 안 돼요 に – 아/어서 をつけて 안 돼서 になります。
そして「発音ができなかった」=原因、「苦労した」=結果 という関係ですね。
この文章は「苦労した」といって過去の事を話していますが、この – 아/어서 は過去形を作ることができないので 안돼서 となっています。
안 되었어서 は間違った表現なので、使わないようにしてくださいね!
한국에 유학 가서 어학원에서 공부했어요.
韓国に留学に行って、語学院で勉強しました。
→ 가다(行く)の 해요体 가요 に – 아/어서 をつけて 가서 となります。
日本語では 유학 가서 で「留学に行って」と「に」が入りますが、韓国語では 유학 가서(留学行って)のほうが自然な表現になります。
ここでは「留学に行った」からこそ「語学院で勉強」できたという非常に関連性の強い二つの文章を繋げており、留学に行かなければ「語学院で勉強」もできないので、前の文がないと後の文の動作が成り立たないというポイント②に当てはまります。
저는 소설가라서 책을 많이 읽어요.
私は小説家なので、本を沢山読みます。
→ 소설가(小説家)にパッチムが無いので – 라서 と合わせて 소설가라서 となります。
ここまで理解できた皆さんに、もう一歩踏み込んだお話をしましょう!
– 아/어서(~して)は話し言葉でも、書き言葉でも使えます。
でも実は、この 서 を 外すだけで、一気に格式のある・大人っぽい表現に変わるんです。
고모를 만나서 같이 백화점을 구경했어요.
(父方)の叔母に会って、一緒にデパートを見物しました。
→ この文章は、話し言葉で自然に使える表現です。
ところが、서 を取ると、、
고모를 만나 같이 백화점을 구경했어요.
(父方)の叔母に会い、一緒にデパートを見物しました。
→ 書き言葉やフォーマルな印象になります。
– (으)ㄹ 수 있다/없다(〜することができる/できない)
次に紹介する文法は、– (으)ㄹ 수 있다 / 없다(〜することができる/できない)です。
丁寧語は – (으)ㄹ 수 있어요/없어요(〜することができます/できません)になります。
この文法には、大事な注意点があります。
それは、- (으)ㄹ 수 있다 を書くときには、ㄹv수v있어요 となり、수 の左右は必ず分かち書きをします。
そして、日本語では「~することができる/できない」と助詞の「が」を使うのですが、韓国語では「~をできる/できない」となり、使う助詞は常に 을/를です!
これは、初心者さんが間違えやすいのでしっかり覚えておきましょう!
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動詞・形容詞 (パッチムなし) + ㄹ 수 있다/없다
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 을 수 있다/없다
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한국말을 할 수 있어요?
韓国語ができますか?
→ 하다(する)にパッチムが無いので ㄹ 수 있다/없다 をつけて 할 수 있어요 になります。
そして、日本人は「〜ができる」と訳して 한국말이 할 수 있다 と書くことが多いですが、韓国語では必ず 한국말을 할 수 있다 になりますので、覚えておいてくださいね!
표를 여기서 받을 수 있어요?
チケットをここで受け取れますか?
→ 받다(受け取る)にはパッチムがあるので 을 수 있다/없다 をつけて 받을 수 있어요 となります。
実はこの文法には、「〜することができる」以外に、 「〜である可能性がある」 というもう一つの意味があるんです。
내일은 눈이 올 수 있어요.
→ これは「明日は雪が降ることができます」ではなく、「明日は雪が降る可能性があります」という意味になります。
– (으)니까(~なので/だから)
この文法は、理由を表すときに使います。
初心者さんがよく迷うのは、先ほど学んだ – 아/어서 との違いです。
もちろん、この二つは入れ替えて使うこともあるのですが、そうできない場合もあります。
特に文の後ろに、相手を誘ったり指示する表現が使われるときには – (으)니까 を使い、- 아/어서 は使えません。
これが決定的な違いです。
밤에는 위험하니까 조심하세요.
夜は危険なので、気を付けてください。
→ この文の最後は 조심하세요(気を付けてください)と相手に指示しているため、その前の「危険かもしれないので」の部分では – 니까 を使っています。
ここでは「危険なので」と理由を述べていますが、「気を付けてください 」という指示が後文にあるので、- 아/어서は使えません。
밤에는 위험해서 조심하세요.(×)
は間違えた表現ということです。
次に – (으)니까 の活用方法ですが、6パターンあります!
一緒に見て行きましょう!
① パッチムがなければ、語幹に – 니까 を付けます。
넘어지다(倒れる)はパッチムがないので – 니까 をつけて 넘어지니까(倒れるから)になります。
② パッチムがあれば、語幹に – 으니까 を付けます。
덮다(覆う)であれば、덮으니까(覆うので)になります。
③ ㄹパッチムのつく単語は ㄹ を外して – 니까 だけ付けます。
に(ㄴ)ぼ(ㅂ)し(ㅅ)ラーメン(ㄹ)の ㄴ があるからですよね。
늘다(増える)の場合、ㄹ を外して 느니까(増えるから)になります。
④ ㄷ変則の単語は、ㄷパッチムを ㄹ に変化させて – 으니까 にします。
묻다(聞く)の場合、ㄷ が ㄹ に代わって – 으니까 がつき 물으니까(聞くので)になります。
⑤ ㅂ変則では、ㅂパッチムをなくして 우に変えて、우니까になります。
눕다(横になる)はㅂパッチム が 우 に変化して – 니까 を付けて、누우니까(横になるので)になります。
⑥ ㅅ変則では、ㅅパッチムをなくして、- 으니까 になります。
붓다(注ぐ)の場合、ㅅパッチムをなくして – 으니까 をつけて、부으니까(注ぐから)になります。
一応、7つ目に ㅎ変則があるのですが、ㅎ変則はあまり使われないのでここでは省略します。
そして、-아/어서 と違い – (으)니까 は過去形も作ることもできます。
それがまさに – 았/었으니까(〜だったから)です。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) + 니까
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 으니까
名詞 (パッチムなし) + 니까
名詞 (パッチムあり) + 이니까
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화장실 냄새가 나니까 창문을 좀 열어 주세요.
トイレの匂いがするので、窓をちょっと開けてください。
→ 냄새가 나다(匂いがする)にはパッチムが無いので – 니까 をつけて 나니까 となります。
ここでは、文の後半に 열어 주세요(開けてください)という命令文があります。
このように命令文が使われている場合は – 아/어서(〜なので)が使えませんので注意してください。
날씨가 좋으니까 산책하고 싶어요.
天気が良いので、散歩したいです。
→ 좋다(良い)にはパッチムがあるので – 으니까 をつけて 좋으니까 となります。
서울까지는 너무 머니까 오늘은 쉬고 가세요.
ソウルまではとても遠いので、今回はここで休んで行ってください。
→ 멀다(遠い)には ㄹパッチムがあるので、ㄹ を外して – 니까 をつけて 머니까 となります。
そして、ここも 쉬고 가세요(休んでいってください)と相手に提案をしているので – (으)니까 を使います。
저는 매일 걸으니까 건강해요.
私は毎日歩くので健康です。
→ 걷다(歩く)の ㄷパッチムを ㄹ にして – 으니까 をつけて、걸으니까 となります。
여기는 시끄러우니까 다른 곳으로 가요.
ここはうるさいので、違う場所に行きましょう。
→ 시끄럽다(うるさい)に ㅂパッチムがあるので、ㅂパッチムを 우 にして 시끄러우니까 となります。
으 ではなく 우 になるのがポイントです。
そして、ここの 다른 곳으로 가요(違う場所に行きましょう)も見ていきましょう。
この 가요 は 해요体なので「行きます」だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、해요体というのは慣用文にも使えるため、「行きましょう」という意味もあるんです。
ですので、「違う場所に行きましょう」と誘っている表現になります。
また、後半の文は 해요体ですが、違うところに行くことを促しているので – (으)니까 が使われています。
– 아/어서は使うことができません。
여자 친구가 미소를 지으니까 나도 기뻤어요.
彼女がほほえんだので、私も嬉しかったです。
→ 미소를 짓다(ほほえむ)には ㅅパッチムがあるので、ㅅパッチムをなくして – 으니까 をつけて 지으니까 となります。
これで – (으)니까 を学びながら、6パターン一気に見て行きました!
皆さんには、ここで特別に もう二つのポイント をお伝えします!
一つ目のポイントが、この – (으)니까 というのは「~すると、~したら」という意味もあります。
この意味では、「ある行動をした結果、何かが分かった・起こった」という状況を表すことが多いです。
미술관에 가니까 아무도 없었어요.
美術館に行ったら誰もいませんでした。
→ この場合 가니까 は「行ったので」と訳すのではなく「行ったら」と訳すほうが適切です。
行った結果、誰もいなかったという事実が分かったからですね。
次に、TOPIKIIの過去問41回읽기の2番の問題です。
こちら、どれが正解になるか分かりますか?
집에 ( ) 비가 내리기 시작했다.
家に( )雨が降り出した。
① 도착하거나
② 도착하니까
③ 도착하거든
④ 도착하려고
正解は②です!
집에 도착하니까 비가 내리기 시작했다.
家に到着したら、雨が降り出した。
→ この問題で多くの中級者が間違えてしまう理由は、「- (으)니까 = ~なので」とだけ覚えていて、もう一つの「~すると/~したら」という意味を知らないからなんです。
そして二つ目のポイントが – (으)니까は、主に話し言葉で使われます。
ところが、不思議なことに 까 を取って – (으)니 にすると……より格式のある書き言葉・フォーマル表現 に変わるんです。
이 카페는 조용하니까 독서가 잘 돼요.
このカフェは静かなので、読書がうまくいきます。
이 카페는 조용하니 독서가 잘 됩니다.
このカフェは静かなので、読書がうまくいきます。
同じ意味でも、語尾を少し変えるだけで雰囲気がぐっと変わるんです。
못(~することができません)
次に、못(~することができません)を見て行きましょう。
この表現は 안(~しません)という表現と活用方法が似ていて、とにかく動詞の前につけます。
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못+動詞
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そして、「○○하다(○○する)」のような動詞には、하다 の前に 못 を入れる というルールがあります。
例えば、수영하다(水泳する)だったら、수영 と 하다 の中に 못 を入れます。
すると 수영 못 하다 になり「水泳ができません」になります。
「先生! 못 と – (으)ㄹ 수 없다 の違いは何ですか?」
いい質問ですね。
どちらも「~できない」という意味ですが、ニュアンスと使われる場面 に違いがあります。
| 못 | 話し言葉 (〇) |
| – (으)ㄹ 수 없다 | 話し言葉 (〇)、書き言葉 (〇) |
저는 술을 못 마셔요.
私はお酒を飲めません。
→ これは、話し言葉で問題ないです。
여기서는 술을 마실 수 없습니다.
ここでは、お酒を飲むことができません。
→ このように、丁寧に禁止を表現することってありますよね。
このような場合には、- (으)ㄹ 수 없다(~できない)の方が適切ということです。
삼촌은 아직 운전 못 해요?
叔父さんは、まだ運転できないんですか?
→ 운전하다(運転する)の 운전 と 하다 の中に 못 入れて 운전 못 하다 になります。
これを – (으)ㄹ 수 없어요 にすると、삼촌은 아직 운전할 수 없어요? となり同じ意味になります。
김치는 매워서 못 먹어요.
キムチは辛くて食べられません。
→ 먹어요(食べます)の前に 못 を入れて 못 먹어요 となります。
これを – (으)ㄹ 수 없어요にすると 먹을 수 없어요 となり同じ意味になります。
– 에서 – 까지(~から~まで)
– 에서 は「〜で」「〜から」という二つの意味があります。
– 에서 の後ろに – 까지(〜まで)が来る場合、- 에서 は「〜から」という意味になります。
つまり、– 에서 は「〜から」というはじまりの場所を表し、- 까지 は、「〜まで」という終わりの場所を表しています。
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名詞 + 에서
名詞 + 까지
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저는 꽃집에서 공원까지 걷습니다.
私は花屋から公園まで歩きます。
→ 꽃집(花屋)に – 에서 をつけて 꽃집에서 になり、공원(公園)に – 까지 をつけて 공원까지 となります。
– 부터 – 까지(~から~まで)
次に、– 부터 – 까지(〜から〜まで) を見ていきましょう!
なんだか – 에서 – 까지 と似ていますよね?
実は – 에서 – 까지 が場所や移動範囲の「~から~まで」を表すのに対して、– 부터 – 까지 は時間や順序の「~から~まで」を表します。
日本語では「〜から~まで」を、時間にも場所にも使えますが、韓国語はこれを分けて使うので間違えないように気をつけてください。
| – 에서 – 까지 | 場所や移動範囲 | 서울에서 부산까지 갔어요. |
| – 부터 – 까지 | 時間や順序 | 8시부터 10시까지 공부했어요. |
「先生!でも有名な歌で ”머리부터 발끝까지 사랑스러워!(頭からつま先まで愛おしい)” って言いますよね?この場合は身体の場所なのに、なぜ – 부터 – 까지 なんですか?」
と、よく聞かれます。
これがまさに – 부터 – 까지 の “順序” の特徴 なんです。
머리부터 발끝까지 は「頭から、足先」までの順序を追った範囲という意味になります。
つまり、頭から、肩、おなか、そして、足、この順序を追った全てが愛おしいという意味ですね。
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名詞 + 부터
名詞 + 까지
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수요일부터 금요일까지 휴가예요.
水曜日から金曜日まで休暇です。
→ 수요일(水曜日)に 부터 をつけて 수요일부터 になり、금요일(金曜日)に 까지 をつけて 금요일까지 となります。
水曜日も金曜日も「時間を表す単語」なので、부터を使います。
저는 다섯 시부터 일곱 시까지 중국어를 배우고 있었어요.
私は、5時から7時まで中国語を習っていました。
→ 다섯 시(5時)に 부터 をつけて 다섯 시부터 になり、일곱 시(7時)に 까지 をつけて、일곱 시까지 となります。
– 지만(~だけれども/~だが)
次に動詞・形容詞の語幹に – 지만 をつけて、逆説の意味になる文法を見てみましょう!
逆説の意味になるということは、反対語を使って文章をつなげることが多いということです。
過去形は – 았/었지만 のようになります。
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動詞・形容詞+ 지만
名詞 (パッチムなし) + 지만
名詞 (パッチムあり) + 이지만
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저는 흰색은 좋아하지만 검은색은 싫어해요.
私は白色は好きなのですが、黒色は嫌いです。
→ 좋아하다(好き)の語幹に – 지만 をつけて 좋아하지만 となります。
ここでのもう一つのポイントは、좋아하다 の反対語の 싫어하다(嫌いだ)を使っているということです。
これが一つの文章に入って対照を表しているので – 지만 を使います。
서점은 우리 집에서 멀지만 서울역은 가까워요.
書店はうちの家から遠いけど、ソウル駅は近いです。
→ 멀다(遠い)という単語の語幹に – 지만 をつけて 멀지만 となります。
また、멀다「遠い」の反対語になる 가깝다「近い」に – 지만 をつなげているのも特徴です!
어제는 바빴지만 오늘은 시간이 있어요.
昨日は忙しかったけど、今日は時間があります。
→ 바쁘다(忙しい)の過去形の 해요体 바빴어요 の 어요 の部分を除いて、- 지만 をつけて 바빴지만 と作ります。
ここでも、바쁘다「忙しい」と 시간이 있다「時間がある」が対照になっているのがよく分かりますよね。
그는 선배지만 저와 나이가 같아요.
彼は先輩ですが、私と年が同じです。
→ 선배(先輩)という単語にパッチムがないので – 지만 だけつけて 선배지만 となります。
오늘은 설날이지만 저는 일하고 있었어요.
今日は(旧正月の)元旦だけど、私は仕事をしていました。
→ 설날(旧正月の元旦)にパッチムがあるので – 이지만 と合わせて 설날이지만 となります。
– 고 싶다(~したい)
次に – 고 싶다(~したい)という表現をみていきましょう!
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動詞 + 고 싶다
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丁寧語は – 고 싶어요/싶습니다(~したいです)になり、疑問文は – 고 싶어요?/ 싶습니까?(~したいですか?)となります。
否定文は – 고 싶지 않아요/않습니다(〜したくないです)となります。
이걸 교환하고 싶어요.
これを交換したいです。
→ 교환하다(交換する)の語幹に – 고 싶어요 をつけて 교환하고 싶어요 になります。
ここでの 이걸 は 이것을 の縮約形で「これを」という意味になります。
그걸 は 그것을(それを)、저걸 は 저것을(あれを)の略になります。
손을 씻고 싶어요.
手を洗いたいです。
→ 씻다(洗う)の語幹に – 고 싶어요 をつけて 씻고 싶어요 となります。
中級レベルになると – 싶다 が「~と思う、~のようだ」という意味があるということについても習います。
今は、「そういう意味もあるんだ」程度で覚えておいてください!
– 고 싶어 해요(~したがる)
この文法は、他人の願望を表現する際に使われます。
具体的には、第三者が「~したい」と思っていることを述べる表現ということです。
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動詞 + 고 싶어해요
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이모님께서 이 구두를 갖고 싶어 하실까요?
おばさんがこの靴を欲しがるでしょうか?
→ 갖다(持つ)という単語の語幹に – 고 싶어 하다 をつけて 갖고 싶어 하다(持ちたがる)つまり「欲しがる」となります。
そして、ここではもう2つの文法が入っています。
一つ目は – (으)시다 という敬語の表現で、二つ目は – (으)ㄹ까요?(~でしょうか?)と相手に同意を求める表現です。
갖고 싶어 하다(欲しがる)の敬語は 갖고 싶어 하시다(欲しがられる)になります。
それに – (으)ㄹ까요? を合わせて、갖고 싶어 하실까요?(欲しがるでしょうか?)となっています。
남자친구가 결혼식을 올리고 싶어 했어요.
彼氏が結婚式を挙げたがっていました。
→ 올리다「(式を)挙げる」に – 고 싶어 했어요 がついて 올리고 싶어 했어요 になります。
– (으)면(~したら/すれば)
次の文法は – (으)면(〜したら/すれば)という仮定法です。
これが 되다(なる)という文法と合わさると – (으)면 되다(~したらいい、〜すればできる)という意味になります。
– (으)면 の活用方法は、前に習った – (으)니까 と一緒で、全部で7パターンがあります。
しかし、これらは – (으)니까 でご説明したので、ここでは代表的な2パターンをご紹介します。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) + 면
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 으면
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그 사람과 이야기하고 싶으면 이야기하면 돼요.
その人と話したければ、話せばいいんですよ。
→ 이야기하고 싶다(話したい)の語幹にはパッチムがあるので – 으면 をつけて 이야기하고 싶으면となり、이야기하다(話す)にはパッチムがないので – 면 되다(~すればいい)がついて 이야기하면 되다 となっています。
– (으)면서(~しながら)
一つ目の動作をしながら、二つ目の動作をするときに使う文法ですね。
この活用方法については先ほどご説明した – (으)면(~したら)の場合と同じです。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) + 면서
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 으면서
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배를 타고 다니면서 세계 여행을 하고 싶어요.
船に乗って回りながら世界旅行をしたいです。
→ 타고 다니다(乗って回る)にパッチムがないので – 면서 をつけて 타고 다니면서 になります。
우리 조카는 웃으면서 게임을 즐기고 있어요.
うちの甥は笑いながら、ゲームを楽しんでいます。
→ 웃다(笑う)にパッチムがあるので – 으면서 をつけて 웃으면서 となります。
웃다は ㅅパッチムがありますが、ㅅ変則が適用されない動詞なので、웃으면서 になります。
으으면서 にはなりませんので、注意してください。
– (으)러(〜しに)
この表現は動詞に使われて、目的を表します。
活用方法は – (으)면の場合と同じで、パッチムのない場合は – 러、パッチムのある場合には – 으러 をつけます。
しかし ㄹパッチムの付く単語が来る場合は – 러 だけをつけます。
놀다(遊ぶ)の場合は – 러 をそのままつけて、놀러(遊びに)という形になります。
これも、に(ㄴ)ぼ(ㅂ)し(ㅅ)ラーメン(ㄹ)のㄹにあたいする部分になるので、覚えておいてくださいね。
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動詞 (パッチムなし) + 러
動詞 (パッチムあり) + 으러
※ㄹパッチム+ 러
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오로라를 보러 핀란드에 가 보고 싶어요.
オーロラを見にフィンランドに行ってみたいです。
→ 보다(見る)にはパッチムが無いので 보러 となります。
현금을 찾으러 은행에 가요.
現金を下ろしに銀行に行きます。
→ 찾다(下ろす)にはパッチムがあるので – 으러 をつけて 찾으러 になります。
찾다 は「探す」という意味がメインになりますが、今回の例文のように「(お金を)下ろす」だったり、「(荷物を)受け取る」という意味もあります。
우리 놀이동산에 놀러 갈래?
私たち、遊園地に遊びに行く?
→ 놀다(遊ぶ)には ㄹパッチムがあるので – 러 を付けて 놀러 となります。
놀러 가다(遊びに行く)놀러 오다(遊びに来る)놀러 다니다(遊び回る)などはフレーズのようによく使う表現なので、この際に覚えておいてください!
– 아/어도 돼요?(〜してもいいですか?)
次の文法は、許可を得る表現になります。
活用方法は、해요体の 요 を取り、代わりに 도 돼요? をつければOKです。
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動詞 + 아/어도 돼요?
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여기 신발 신고 들어가도 돼요?
ここ、靴を履いて入ってもいいですか?
→ 들어가다(入る)の 해요体 들어가요 に – 도 돼요? をつけて 들어가도 돼요? になります。
제가 친구를 소개해도 될까요?
私が友達を紹介してもいいですか?
→ 소개하다(紹介する)の 해요体 소개해요 に – 도 돼요? をつけて 소개해도 돼요? となります。
– ㅂ/습니다만(〜ですが)
次に習う – (ㅂ)습니다만(~ですが)は、丁寧な表現で、形式な会話で使われます。
この表現は、前後の文を対比させたり、何かを補足したりするときに用いられます。
よく使われる代表的な表現は
죄송합니다만 申し訳ありませんが
실례합니다만 失礼ですが、
미안합니다만 すみませんが
になります。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) + ㅂ니다만
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 습니다만
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過去形の 았/었 や意志・推測を述べるときに使う 겠 などを使う場合は、았/었습니다만、겠습니다만 のように使います。
例えば、갔습니다만(行きましたが)、모르겠습니다만(分かりませんが)のようになります。
저는 테니스를 칩니다만 저희 어머니는 못 치십니다.
私はテニスを打ちますが、私の母は打てません。
→ 테니스를 치다(テニスを打つ)にはパッチムがないので – ㅂ니다만 をつけて 칩니다만 となります。
저는 시간이 있습니다만 무슨 일이십니까?
私は時間がありますが、何事でしょうか?
→ 있다(ある)にはパッチムがあるので – 습니다만 をつけて 있습니다만 になります。
저번에 말씀드렸습니다만 이번 일은 제가 할 수 없습니다.
前回申し上げましたが、今回の仕事は私がやることができません。
→ 말씀드리다 は「申し上げる」という敬語です。
断っている文章になりますが、とても丁寧に聞こえますので、ビジネスに最適な表現です!
– (으)려고 하다(〜しようとする)
この文法は、意図や計画を表現する際に使います。
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動詞 (パッチムなし) + 려고 하다
動詞 (パッチムあり) + 으려고 하다
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다음 달에 우리 아들과 축구하려고 해요.
来月にうちの息子とサッカーしようと思っています。
→ 축구하다(サッカーする)にはパッチムがないので – 려고 해요 がついて 축구하려고 해요 となります。
여기서 사진 좀 찍으려고 해요.
ここで写真ちょっと撮ろうと思ってます。
→ 찍다(撮る)にはパッチムがあるので – 으려고 해요 を使い 찍으려고 해요 になります。
– (으)려고요(〜しようと思いまして)
– (으)려고요という表現は、意図や目的を柔らかく伝えるカジュアルな表現で、主に会話で使われ、– (으)려고に 요 をつけて敬語にしています。
そしてネイティブは、- (으)려고요 と発音せず (으)려구요 と発音する傾向があります。
しかし、まずは砕けた表現よりも正しい表現から学んでいきましょう。
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動詞 (パッチムなし) + 려고요
動詞 (パッチムあり) + 으려고요
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집에서 좀 쉬려고요.
家でちょっと休もうかと思いまして。
→ 쉬다(休む)にはパッチムが無いので – 려고요 を使い 집에서 좀 쉬려고 해요 となります。
음악을 좀 들으려고요.
音楽をちょっと聴こうと思っています。
→ 듣다(聴く)には ㄷパッチムがあるので、ㄷ変則により 들으려고요 になります。
– 아/어야 되다/하다(〜しなければならない)
次に、義務や必要性を表す文法を見ていきましょう。
活用方法は、해요体の 요 を取り 야 되다/하다 を付ければOKです。
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動詞 + 아/어야 되다
動詞 + 아/어야 하다
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「先生、- 아/어야 되다 と – 아/어야 하다って、何が違うんですか?」
この2つ、意味はどちらも「~しなければならない」ですが、使われる場面とニュアンスが少し違います。
– 아/어야 되다 の方が日常会話やカジュアルな場面で使われます。
私の感覚だと9割ほどが – 아/어야 되다 が使われていますね。
フォーマルで真剣な話題などでは – 아/어야 하다 が使わます。
さらに、- 아/어야 되다 よりも- 아/어야 하다 のほうが、若干強めの表現になりますので「必ずすべきこと」強調したいときに使います。
ちなみに 되다/하다 は原形なので、これからは – 아/어야 돼요/해요(~しなければいけないです)で解説を進めていきます。
そして、돼요 の発音は、돼요 と合成母音をいちいち発音するのではなく、대요 になります。
이제 저는 퇴근해야 돼요.
もう私は帰宅しないといけません。
→ 퇴근하다(退勤する、帰宅する)の해요体 퇴근해요 に – 야 돼요 をつけて 퇴근해야 돼요 となります。
내일 시험이 있어서 오늘은 시험 준비해야 돼요.
明日試験があるので、今日は試験の準備をしなくてはいけません。
→ 준비하다(準備する)の 해요体 준비해요 に – 야 돼요 をつけて 준비해야 돼요 になります。
– 는 + 名詞(~する〇〇)
いよいよ連体形を習う段階までたどり着きました。
この連体形をマスターすれば、皆さんの表現の幅が格段と広がります。
今回習う – 는 は動詞について、名詞を修飾する時に使います。
例えば「笑うクマ」のように名詞について、名詞を細かく伝えることができるようになります。
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動詞 + 는
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그 아주머니가 자주 시키는 메뉴는 뭐예요?
そのおばさんがよく頼むメニューは何ですか?
→ 시키다(注文する)に – 는 がついて 시키는 となります。
저기에 찌개 잘하는 식당이 있어요.
あそこにチゲが上手な食堂があります。
→ 잘하다(上手だ)は形容詞みたいですが、実は「上手にする、うまくやる」という意味の動詞なんです。
잘하다(上手だ)に – 는 がついて 잘하는 になります。
– 는 게 좋다(~するのが良い)
これは、アドバイスや提案をする際によく使われる表現で、この文法を使うことで、相手に特定の行動を勧めたり、状況に合った選択を示すことができます。
そして、これは先ほど習った連体形を作る語尾 – 는 の後に、게 と 좋다(いい)が合わさった文法です。
「先生、この게って何ですか?」
これは、것이 が縮約されて게になっています。
正式には – 는 것이 좋다 で「~することがよい」なんですが、普段の会話では 것이 を縮約して – 는 게 좋다 になります。
作り方は動詞の現在連体形の – 는 と同じで、パッチムがあってもなくても、動詞の語幹に – 는 をつけます。
語幹が ㄹパッチムで終わる場合は ㄹ が脱落します。
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動詞 + 는 게 좋다
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옷을 더 입는 게 좋지 않을까요?
服をもっと着る方がいいんじゃないですか?
→ 입다(着る)が 입는 となり 입는 게 좋다 となります。
「~じゃないですか?」と尋ねるには – 지 않을까요? を使うので 입는 게 좋지 않을까요? になります。
이 스마트폰을 파는 게 좋을 거예요.
このスマホを売るのがいいと思います。
→ 팔다(売る)には ㄹパッチムがありますので ㄹが脱落して 파는 게 좋다 となります。
「~だと思います」は – (으)ㄹ 거예요 なので 파는 게 좋을 거예요 になります。
– (으)ㄴ(~した○○、~だった○○)
この – (으)ㄴは、主に過去形の修飾語として使われ、動詞について「~した○○、~だった○○」という過去を表します。
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動詞 (パッチムなし) + ㄴ
動詞 (パッチムあり) + 은
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어저께 내가 고친 컴퓨터가 또 고장 났어요.
昨日、私が直したパソコンが、また壊れました。
→ 고치다(直す)にはパッチムがないので – ㄴ がついて 고친 になります。
이 선물은 우리 오빠한테서 받은 거예요.
このプレゼントはうちの兄からもらったものです。
→ 받다(もらう)にはパッチムがあるので – 은 がついて 받은 となります。
ちなみに、받다 は ㄷ変則の適用されない単語です。
– (으)ㄴ 적이 있다/없다(~したことがある/ない)
この表現は、主に経験を話すときに使います。
活用方法は過去連体形を作る – (으)ㄴ で始まっていますので、先ほどお伝えした – (으)ㄴ と全く同じです。
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動詞 (パッチムなし) + ㄴ 적이 있다 / 없다
動詞 (パッチムあり) + 은 적이 있다 / 없다
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– (으)ㄴ 적이 있다/없다 は、前に習った – 아/어 보다と相性がとってもいいです。
ですので、- 아/어 본 적이 있다/없다(してみた事がある/ない)の形でよく使われます。
혹시 호텔 예약을 취소해 본 적이 있으세요?
もしかして、ホテルの予約をキャンセルしてみたことはありますか?
→ 취소하다(キャンセルする) の 해요体 취소해요 の 요 を取って 본 적이 있다 にして 취소해 본 적이 있다 になります。
저는 한국어로 된 잡지를 읽은 적이 있어요.
私は、韓国語でできている雑誌を読んだことがあります。
→ 읽다(読む)にはパッチムがあるので – 은 がついて 읽은 적이 있어요 となります。
また、한국어로 된(韓国語でできた)も 한국어로 되다(韓国語でできている)に過去連体形の – ㄴ がついて、한국어로 된(韓国語でできた)となっています。
直訳すると違和感がありますので、ここでは意訳をして 한국어로 된(韓国語でできている)としています。
– (으)ㄴ 후에/- (으)ㄴ 다음에(~した次に/~した後(に))
これらは過去の連体形を作る語尾 – (으)ㄴ の後に、후「後」や 다음「次」が続いています。
つまり、これらの表現は、動作の順序を表しており、これらは日本語で「~してから」という訳で使うこともあります。
これもまた過去連体形を作る文法 – (으)ㄴ で始まっているので、- (으)ㄴ の活用パターンさえ理解していれば問題ありません。
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動詞 (パッチムなし) +ㄴ 후에
動詞 (パッチムあり) +은 후에
動詞 (パッチムなし) +ㄴ 다음에
動詞 (パッチムあり) +은 다음에
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등산한 후에 맛있는 해산물도 먹으러 가요.
登山した後に美味しい海産物も食べに行きましょう。
→ 등산하다(登山する)にはパッチムがないので – ㄴ がつき 등산한 후에 になります。
손을 씻은 후에 식사하세요.
手を洗ってから食事してください。
→ 손을 씻다(手を洗う)にはパッチムがあるので – 은 がつき 손을 씻은 후에 となります。
これを 손을 씻은 다음에 としても大丈夫です。
– (으)ㄴ+ 名詞(~い○○/~な○○)
次の – (으)ㄴ は形容詞について、名詞を修飾する時に使います。
日本語では「忙しい人」「きれいな花」のように「~い○○」「~な○○」の意味になります。
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形容詞 (パッチムなし) + ㄴ
形容詞 (パッチムあり) + 은
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동대문 시장에서는 백화점에서 파는 거랑 똑같은 것도 많아요.
東大門市場では、デパートで売っている物と全く同じものも多いですよ。
→ 똑같다(全く同じだ)に – 은 がついて 똑같은 となります。
아가씨, 매운 음식을 좋아하죠?
お嬢さん、辛い食事がお好きですよね?
→ 맵다(辛い)は ㅂ変則が適用される形容詞なので ㅂ が 우 となり、それに – ㄴ がついて 운 となり 매운 になります。
– 잖아요(~じゃないですか)
次は、相手に確認したり、同意を求める表現で、相手がすでに知っている情報や事実を強調する際によく使われます。
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動詞・形容詞 + 잖아요
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오늘은 큰 행사가 열리니까 도로가 막히잖아요.
今日は大きな行事が開かれるから、道路が混むじゃないですか。
→ 막히다(混む)の語幹に – 잖아요 をつけて 막히잖아요 になります。
시간이 없는 것은 상민 씨도 잘 알잖아요.
時間がないことは、サンミンさんもよく知ってるじゃないですか。
→ 알다(知る)の語幹に – 잖아요 をつけて 알잖아요 となります。
– 군요(~ですね)
次は、新しく知ったことについて感嘆する時に使う文法で「うわー!そうなの〜!」というような表現になります。
そして、これを구뇨と発音してはいけません。
ㄴの発音が挿入されて 군뇨 となります。
これは発音変化の ㄴ 挿入になりますね。
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動詞・形容詞 + 군요
名詞 + (이)군요
過去形
았/었군요
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동대문 시장에서 파는 원피스가 참 예쁘군요!
東大門市場で売っているワンピースが本当にきれいですね!
→ 예쁘다(きれい)の語幹に – 군요 をつけて 예쁘군요 になります。
그 공연이 아주 재미있었군요!
その公演がとても面白かったんですね!
→ 재미있다(面白い)の過去形 재미있었다 に – 군요 をつけて 재미있었군요 となります。
– 인(~である〇〇)
次に、名詞の現在連体形 – 인 について見てみましょう。
これは、- 이다 に連体形を作るㄴがついたものです。
例えば、회사원인 오빠「会社員である兄」のように使います。
日本語ではこれを「会社員の兄」のように「~の」で言えますが、この「~の」は「私の兄」といった所有の「~の」とは違いますよね。
ですので、日本語で「~の」であっても「~である」でも言い換えられる場合、韓国語では – 인 を使います。
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名詞 + 인
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대학 후배인 친구가 찾아와서 수다를 떨고 있었어요.
大学の後輩である友達が訪ねてきて、おしゃべりしていたんです。
→ 후배(後輩)に – 인 がついて 후배인 になります。
학생인 경우에는 30% 할인됩니다.
学生の場合は30%割引になります。
→ 학생(学生)に – 인 がついて 학생인 となります。
– 아/어 있다(~している)
– 아/어 있다 は動詞について、「~している」という意味を表します。
これは、動作の結果が持続している状態や、完了後にその状態が維持されていることを表します。
これは日本語には無い文法の概念になりますので、よく注意してお聞きください。
– 아/어 있다 の「~している」は、 – 고 있다 の「~している」とは違います。
例えば、
밥을 먹고 있다(ご飯を食べている)
この – 고 있다 は、動作を今まさに行っている途中という意味です。
つまり、「食べる」という動きが進行している最中なんですね。
一方で、
의자에 앉아 있다(椅子に座っている)
この -아/어 있다 は「座る」という動作をすでに行った結果、今その状態が続いているという意味です。
つまり、「座った → 今もそのまま座っている」状態を表します。
ここで少し英語の文法を借りて考えると、理解がぐっと深まります。
| 表現の違い | 英語の文法 | |
| – 고 있다 | 動作の進行中 | is/are/am + ing |
| – 아/어 있다 | 状態の維持 | has/have + 過去形 |
ここで注意したいのが、-아/어 있다 は自動詞にしか使えないという点です。
他動詞(目的語を必要とする動詞)には基本的に使えません。
例えば、밥을 먹다(ご飯を食べる)책을 읽다(本を読む)옷을 입다(服を着る)などは、目的語の「~を」が入ります。
このような他動詞には – 아/어 있다 を使うことはできません。
活用方法は、- 아/어 있다 は、- 아/어 で始まっているので、해요体の 요 を取って代わりに 있다 をつければOKです。
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動詞 + 아/어 있다
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저 지금 집 현관 앞에 나와 있어요.
私、今、家の玄関の前に出ていますよ。
→ 나오다(出てくる)の 해요体 나와요 の 나와 に 있다 がついて 나와 있다 になります。
나와 있다 という表現にすることで「出ている状態を維持している」ことがわかります。
나오다は、고 있다につなげることもできます。
例えば、나오고 있다 と言ったら、「出ている」になり、まさに今「出る」という動作をしている印象を与えることができます。
언제부터 산 정상에서 내려와 있었어요?
いつから山の頂上から降りてきてたんですか?
→ 내려오다(降りて来る)の 해요体 내려와요 の 내려와 に 있다 がついて 내려와 있다 になります。
これは、降りてきたという状態が続いていることを表現しています。
– 고 있어요 を使って、내려오고 있었어요?(降りてきていましたか?)にしたら、その動作を続けてしている印象を与えます。
– (으)ㄹ(~している)
次に、未来のことを書きたい時は、動詞の語幹に – (으)ㄹをつけると「~する」という未来の意味になります。
日本語では「~する」となり、現在形と未来形の訳が同じになってしまいますが、韓国語では時制の違いがありますので、注意してくださいね!
そして、この – (으)ㄹ を文法用語で未来連体形と言います。
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動詞 (パッチムなし) + ㄹ
動詞 (パッチムあり) + 을
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평일에는 할 일이 많아요.
平日には、やることが多いです。
→ 하다(する)にはパッチムが無いので – ㄹ をつけて 할 となります。
제가 살 집을 아직 못 구했어요.
私が住む家をまだ準備できていません。
→ 살다(住む)には ㄹパッチムがあるので、このままつけて 살 집 になります。
この – (으)ㄹ は、日本語的には「~する」と訳されてしまうので、本当に初級者のミスが多発する文法なので、ここで深堀をしていきましょう!
この – (으)ㄹ は、「未来」「意志」「予定」「可能性」などを表すときに使う文法ですが、実は
これしか使えない名詞 があるんです!
- 때「時」
- 생각「考え」
- 예정「予定」
- 약속「約束」
- 계획「計画」
- 필요「必要」
- 뿐「だけ」
- 가능성「可能性」
になります。
そして、これらの単語は、未来形でも、現在形でも、過去形でも – (으)ㄹ になります!
過去の内容を表すときは、– 았/었을 の形になります。
これは「過去形の – 았/었」と「未来・可能の – 을」がくっついた形です。
例えば「仕事を終わらせた時」は 일을 마쳤을 때 になります。
次に現在形もこれらの単語は未来形で表現するため、일을 미칠 때 は「仕事を終える時」になります。
この時に、現在形と未来形の意味を含んでいるということになります!
連体形の総まとめ
皆さん、連体形を学んでみていかがでしたか?
どこの概念が皆さんをややこしくさせているのか、これから整理していきますね。
過去形、現在形、未来形の連体形の総まとめの表はこんな感じになります。
| 現在連体形 | 過去連体形 | 未来連体形 | |
| 動詞 | – 는 | – (으)ㄴ | – (으)ㄹ |
| 形容詞 | – (으)ㄴ | – 았/었 던 | – (으)ㄹ |
| 名詞 | – 인 | – 이였던/였던 | – 일 |
なんと、動詞の過去連体形と、形容詞の現在連体形がまさか、まさかの同じ活用方法なんです!
だから、ややこしく感じてしまうんです。
ですので、この表をとにかく丸暗記してください。
これを隠して全部の文法が書けるのか確認してみてください。
そして、まだこの形容詞の過去連体形と名詞の過去連体形は習っていないので覚えなくて大丈夫です。
– (으)ㄴ/는/(으)ㄹ 것 같다(~のようだ、~だと思う)
次の文法である、 – (으)ㄴ/는/(으)ㄹ 것 같다 は、推測や感想を表す表現です。
これは動詞・形容詞につきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
動詞・形容詞 (パッチムなし) + ㄴ/는/ㄹ 것 같다
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 은/는/을 것 같다
ーーーーーーーーーーーーーーーー
接続部分により「過去、現在、未来」の推測を表現できるようになります。
つまり、前にくる連体形の形が変わることで、時制を表すんですね。
해요体にする際は文末を 것 같아요 にします。
ちなみに、実際のネイティブ会話では 같애요(같아요 の発音変化)と聞こえることが多く、体感では約99% が 같애요 です!
ただし、正式な書き方は 같아요 なので、ここでは正しい形で学びましょう。
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【過去形】
動詞 (パッチムなし) + ㄴ 것 같다
動詞 (パッチムあり) + 은 것 같다
【現在形】
動詞 + 는 것 같다
形容詞 (パッチムなし) + ㄴ 것 같다
形容詞 (パッチムあり) + 은 것 같다
名詞 + 인 것 같다
【未来形】
動詞・形容詞 (パッチムなし) + ㄹ 것 같다
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 을 것 같다
名詞 + 일 것 같다
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이 김치찌개 꽤 맛있게 된 것 같아요.
このキムチチゲ、かなり美味しくできた気がします。
→ 맛있게 되다(美味しくなる)の 되다 にはパッチムが無いので – ㄴ をつけて 맛있게 된 것 같아요 になります。
버스가 늦는 것 같으니까 지하철을 타는 게 좋지 않을까요?
バスが遅れているようだから、地下鉄に乗るほうが良くないですか?
→ 늦다(遅れる)に – 는 것 같다 がついて 늦는 것 같다 となります。
それに、- (으)니까(~だから)がついて、늦는 것 같으니까(遅れるようだから)になります。
수술은 오래 걸릴 것 같아요?
手術は長くかかりそうですか?
→ 걸리다(時間がかかる)にはパッチムが無いので – ㄹ をつけて 걸릴 것 같아요?となります。
– 는데(~するのだが、~なのだが、〜だけど)
– 는데 は非常に多機能な文法表現で、意味が3つもあります!
まず一つ目の意味は、状況説明や背景を説明するときに使う前置きの表現です。
日本語では「~だけど、~なので」のように使われます。
제가 좀 일찍 왔는데, 이제부터 회의를 시작해도 괜찮으세요?
私が少し早く来たので、今から会議を始めても大丈夫ですか?
→ ここでは「私が少し早く来た」という前置きの言葉として、- 는데 が使われています。
二つ目の意味は、- 지만(~だけど)と似たような逆説や、対比の意味です。
여기 서점은 조용한데 저기에 있는 노래방은 시끄러워요.
ここの書店は静かだけど、あそこにあるカラオケ店はうるさいです。
→ ここでは 서점은 조용한데(書店は静かだけど)노래방은 시끄러워요.(カラオケ店はうるさいです。)と対比で使われているのがわかります。
そして三つ目は、軽い驚きや感嘆を表す時に使うということです。
와~!! 이 식빵 정말 부드러운데요!
わー!この食パン、本当に柔らかいですね!
→ この 부드러운데요! は「柔らかいですね!」と驚きを表現しています。
次に、活用方法です。
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動詞 + 는데
形容詞 (パッチムなし) + ㄴ데
形容詞 (パッチムあり) + 은데
名詞 + 인데
ーーーーーーーーーーーーーーーー
過去形にするときは動詞も、形容詞も活用方法が同じになり、 – 았/었는데 となります。
そして、名詞につく – 인데 は、原則的にパッチムがあってもなくても – 인데 をつけますが、傾向としてパッチムがない場合は、– ㄴ데 をつけることが多いです。
特に会話ではほとんど – ㄴ데 になります。
例えば 나(私)の場合、- 인데 と合わせて 나인데(私ですけど)となるのが教科書的には正しいのですが、実際には 난데(私だけど)のようによく使います。
名詞の過去形は パッチムがあれば – 이었는데 、パッチムがなければ – 였는데 になります。
발표 준비는 저녁 시간에 다 끝냈는데 복사기가 고장 났어요.
発表の準備は夕方の時間に全部終わらせたんだけど、コピー機が壊れました。
→ 끝냈다(終えた)は動詞の過去形ですが、これに – 는데 がついて 끝냈는데 になります。
얼굴이 많이 피곤해 보이는데 무슨 일 있어요?
顔がだいぶ疲れて見えるけど、何かありました?
→ 보이다(見える)は動詞ですのでパッチムの有無にかかわらず – 는데 をつけて 보이는데 となります。
– 았/었으면 좋겠다(~したらいいと思う)
これは過去形を作る – ㅆに으면(~したら)좋겠다(いいと思う)がつながったもので、期待や願望を述べる表現になります。
活用方法は、해요体から 요 を取り除いて – ㅆ으면 좋겠다をつければ、ばっちりです。
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動詞・形容詞 + 았/었으면 좋겠다
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지금 당장 집에 가서 쉬었으면 좋겠어요.
今すぐ家に行って休めたらいいと思います。
→ 쉬다(休む)の 해요体 쉬어요 の 요 をとって – ㅆ으면 좋겠다 がつき 쉬었으면 좋겠다 となります。
선배가 회의에서 발표해 줬으면 좋겠는데 안 될까요?
先輩が会議で発表してくれたらいいと思うんですが、ダメですか?
→ 발표해 주다(発表してくれる)の 해요体の 줘요 から 요 を取って – ㅆ으면 좋겠다 をつけて 발표해 줬으면 좋겠다 になります。
– 게(~するように/~することに)
– 게というのは動詞と形容詞につきます。
活用方法は同じですが、意味が若干違いますのでしっかりと解説していきますね!
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動詞・形容詞 + 게
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まずは動詞からです。
動詞のパッチムの有無にかかわらず、動詞の語幹に – 게 をつけると、「~するように、~することに」になります。
この場合、- 게 되다(~することになる)とか – 할 수 있게 되다(~できるようになる)、할 수 없게 되다(~できなくなる)のような表現でよく使われます。
출장으로 필리핀에 가게 되었어요.
出張でフィリピンに行くことになりました。
→ 가다(行く)に – 게 되다 がついて 가게 되다 になります。
次に、形容詞です。
形容詞のパッチムの有無にかかわらず、形容詞の語幹に – 게 をつけると、副詞化されます。
副詞化とは「かわいい」が「かわいく」に、「きれいだ」が「きれいに」のように、形容詞の語尾が「~く」、「~に」と変化することです。
사장님~, 이 목걸이를 싸게 해 주세요.
社長~、このネックレスを安くしてください。
→ 싸게 の原形は 싸다(安い)で形容詞になり 싸다 の語幹に – 게 がついて副詞化され 싸게 となります。
사장님 は「社長」という意味ですが、お店の店長などを立てて言うときによく使いますよ!
떡볶이를 맵지 않게 요리해 주세요.
トッポッキを辛くないように料理してください。
→ 否定文の 맵지 않다(辛くない)に – 게がついて 맵지 않게 となっています。
– 는 편이다(~する方だ)
次の文法は、ある事柄について「どちらかといえばそうだ」というニュアンスを伝えるときに使います。
この表現は、完全に断定するのではなく、話し手が主観的に「その傾向がある」と感じる程度を示します。
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動詞 + 는 편이다
形容詞 (パッチムなし) + ㄴ 편이다
形容詞 (パッチムあり) + 은 편이다
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제가 평소에 화장을 잘 안 하는 편이잖아요.
私、普段あまり化粧をしない方じゃないですか。
→ 화장을 안 하다(化粧をしない)は動詞なので – 는 がついて 화장을 안 하는 편이다 になります。
それに – 잖아요(~じゃないですか)を組み合わせて 화장을 안 하는 편이잖아요 となっています。
이 탁구 동아리에서는 저는 젊은 편이에요.
この卓球のサークルの中では、私は若いほうです。
→ 젊다(若い)にはパッチムがあるので – 은 편이에요 をつけて 젊은 편이에요 となります。
– 지 말고(~するのをやめて/~しないで)
これはもともと – 지 말다(~するのをやめる)という表現に、- 고(~して)がついて – 지 말고 となっています。
この文法は、ある行動をやめて別の行動をするよう勧めたり、指示したりするときに使います。
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動詞 + 지 말고
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似ているものに – 지 않고(~しないで)があります。
これは、主に2つの行動を結びつけるときや、ある行動が行われない状態を説明するときに使用されます。
화내지 말고 천천히 설명해 보세요.
怒らないで、ゆっくり説明してみてください。
→ 화내다(怒る)の語幹に – 지 말고 をつけて 화내지 말고 になります。
제가 지난주에 부탁드린 서류부터 확인하지 말고, 이 서류를 먼저 확인해 주세요.
私が先週にお願いした書類から確認するのをやめて、この書類を先に確認してください。
→ 확인하다(確認する)の語幹に – 지 말고 をつけて 확인하지 말고 となります。
– 지 마세요(~しないでください)
これは、丁寧な否定命令の表現で、特定の行動を控えるようにお願いしたり指示したりする際に使います。
この – 지 마세요 は、– 지 말다(~するのをやめる)に – (으)세요(~しないでください)がついて – 지 마세요 の形になっています。
ここで、- (으)세요 の 세 とくっつくことで ㄹが脱落して – 지 마세요になっています。
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動詞 + 지 마세요
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そして、先ほどの – 지 말고 は文の中で使われる表現でしたが、この – 지 마세요 は文の最後に使います。
걱정하지 마세요.
心配しないでください。
→ 걱정하다(心配する)の語幹に – 지 마세요 をつけて 걱정하지 마세요 になります。
– 지 못하다(~することができない)
この文法は、能力や状況的な理由で特定の行動ができないことを表します。
この表現は、못(~できない)と似ていますが、より丁寧でフォーマルなニュアンスがあります。
못(~できない)は会話でよく使われます!
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動詞 + 지 못하다
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이 시간까지 아직 점심도 먹지 못하고 일하고 있어요?
この時間まで、まだお昼も食べられずに仕事してるんですか?
→ 먹다(食べる)の語幹に – 지 못하다 をつけて 먹지 못하다 になります。
さらに並列の表現である – 고 をつけて 먹지 못하고 「食べれずに」となります。
그 수학 문제를 이해하지 못했어요.
その数学の問題を理解できませんでした。
→ 이해하다(理解する)に – 지 못하다 の過去形、– 지 못했어요 がついて 이해하지 못했어요 になります。
– (으)ㄹ 때(~する時)
この文法は、ある行動や状態が起こる「時」を表す表現で、動詞や形容詞の語幹に付けて使います。
ちなみに、때 は「時」という意味ですので、名詞に直接つけて 학생 때 といえば「学生の時」になります。
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動詞・形容詞 (パッチムなし) + ㄹ 때
動詞・形容詞 (パッチムあり) + 을 때
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ここに過去を表す – 았/었 がついた – 았/었을 때 は「~した時」という意味になります。
この文法は – (으)ㄹ 때 で未来、または現在を表しますが、よく日本人は現在連体形と困惑して、하는 때 「する時」と書いてしまいます。
残念ながらこれは間違いで、必ず 할 때 と直しましょう!
제가 한국어 문장을 발음할 때 틀리면 고쳐 주세요.
私が、韓国語の文章を発音する時、間違えていたら直してください。
→ 발음하다(発音する)に – ㄹ 때 がつき 발음할 때 になります。
우리 집에 올 때는 택시를 타고 오세요.
うちの家に来る時はタクシーに乗って来てください。
→ 오다(来る)にはパッチムが無いので – ㄹ 때 がつき 올 때 となります。
– (으)ㅂ시다(~しましょう)
相手に一緒に行動することを提案するときに使います。
特に、フォーマルな場面で、丁寧に提案する際に使用されます。
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動詞 (パッチムなし) + ㅂ시다
動詞 (パッチムあり) + 읍시다
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새로운 프로젝트를 시작하기 전에 계획을 세웁시다.
新しいプロジェクトを始める前に計画を立てましょう。
→ 세우다(立てる)にはパッチムがないので – ㅂ시다 がついて 세웁시다 になります。
김밥을 다른 사람들에게도 나눠 줍시다.
キムパを他の人たちも分けてあげましょうよ。
→ 나눠 주다(分けてあげる)にはパッチムがないので – ㅂ시다 がついて 나눠 줍시다 となります。
– (으)ㄴ 지(~してから)
次の文法は、ある行動が始まった時点からの経過時間やその後の状況を表現する際に使います。
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動詞 (パッチムなし) + ㄴ 지
動詞 (パッチムあり) + 은 지
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수미 씨가 우리 직장에 온 지 1년이 다 됐네요.
スミさんがうちの職場に来てから1年が経ちましたね。
→ 오다(来る)にはパッチムがないので – ㄴ 지 をつけて 온 지 になります。
고등학교를 졸업한 지 10년이 되었어요.
高校を卒業してから10年が経ちました。
→ 졸업하다(卒業する)にはパッチムがないので – ㄴ 지 をつけて 졸업한 지 となります。
– 아/어지다(~になる/~くなる)
– 아/어지다 は、主に形容詞について「そのような状態になる」ということを表します。
日本語では「きれいになる」の「~になる」や「痛くなる」の「~くなる」にあてはまります。
そして、これは 形容詞+ 아/어지다 で動詞に変身します!
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形容詞 + 아/어지다
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날씨가 꽤 따뜻해졌네요.
天気がだいぶ暖かくなってきましたね。
→ 따뜻하다(暖かい)の 해요体 따뜻해요 に – 지다 をつけ 따뜻해지다 になります。
これを過去形にして、따뜻해졌네요「暖かくなってきましたね。」となっています。
이제는 직장 사람들하고도 다 친해졌어요.
今では職場の皆とも親しくなりました。
→ 친하다(親しい)の 해요体 친해요 に – 지다 をつけ 친해지다 となります。
– 거나(~したり)
この文法は、2つ以上の選択肢を提示するときに使います。
動詞や形容詞の語幹に付けて、どちらかの行動や状態が成立する可能性を表します。
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動詞・形容詞 + 거나
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그동안 어렵거나 힘든 일도 많았죠?
この間、難しかったり辛いことも多かったんじゃないですか?
→ 어렵다(難しい)に – 거나 をつけて 어렵거나 になります。
주말에는 친구랑 영화를 보거나 쇼핑을 하거나 해요.
週末は友達と映画を見たりショッピングをしたりします。
→ 보다(見る)に – 거나 を付けて 보거나、하다(する)に – 거나 を付けて 하거나 となります。
– 기 전에(~する前に)
– 기 전에(~する前に)は、ある行動や出来事が起こる前のタイミングを指します。
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動詞 + 기 전에
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부산에 가기 전에 후쿠오카에 들러서 친척들 좀 만나려고요.
釜山に行く前に、福岡に寄って、親戚にちょっと会おうかと思っています。
→ 가다(行く)の語幹に – 기 전에 がついて 가기 전에 になります。
제가 여기에 살기 전에는 도쿄에 살았어요.
わたしが、ここに住む前は、東京に住んでました。
→ 살다(住む)に – 기 전에 をつけて 살기 전에 となります。
살기 전에는 と 助詞の – 는(~は)をつければ、「住む前には」となり、この表現を強調することができます。
– 기로 하다(~することにする)
話し手または他者が意志を持って何かを決めたときに使います。
行動や予定、計画を決める際の表現として非常に便利です。
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動詞 + 기로 하다
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다음 주에 여자친구와 부산에서 만나기로 했어요.
来週に彼女と釜山で会うことにしました。
→ 만나다(会う)に – 기로 하다 をつけて 만나기로 하다 になります。
서울에서는 어느 호텔에 묵기로 했어요?
ソウルではどのホテルに泊まることにしたんですか?
→ 묵다(泊まる)に – 기로 하다 をつけて 묵기로 하다 となります。
– 때문에(~せいで/~のために)
この文法は、原因や理由を説明するときに使われます。
ポジティブな理由でもネガティブな理由でも使用可能で、文脈によってニュアンスが変わります。
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名詞 + 때문에
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ちなみに 人 + 때문에 にすると、「〜のせいで」というネガティブな意味になる傾向があります。
ですので、使う時には注意しましょう。
부모님은 남동생 때문에 늘 걱정만 하세요.
両親は弟のせいでいつも心配ばかりしてます。
→ 동생(弟)に – 때문에 がついて 동생 때문에 になります。
감기 때문에 머리가 아파서 약을 먹었어요.
風邪のせいで頭が痛くて、薬を飲みました。
→ 감기(風邪)に – 때문에 がついて 감기 때문에 となります。
– 기 때문에(~するので/~なので)
これも先ほどの 때문에 と似ていて「~したから~になっている」原因や理由を表現する文法です。
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動詞・形容詞 + 기 때문에
名詞 + 이기 때문에
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동생이 재능이 있기 때문에 동생 꿈을 응원해 주고 싶어요.
弟が才能があるから、弟の夢を応援してあげたいです。
→ 있다(ある)に – 기 때문에 がついて 있기 때문에 になります。
우리 동생은 가수가 되는 게 꿈이기 때문에 대학에는 안 가요.
うちの弟は歌手になるのが夢なので大学には行きません。
→ 꿈이다(夢だ)に – 기 때문에 がついて 꿈이기 때문에 となります。
– 기 때문에、- (으)니까、 – 아/어서の違い
簡単に違いを説明しますと、- (으)니까 は、自分の主観的な原因や理由を述べることが多いです。
そして、- (으)니까 は会話で主に使います。
その点、- 아/어서 は客観的な原因・理由で、話し言葉、書き言葉の両方で使います。
最後に、- 기 때문에は 論理のある客観的な原因・理由を述べる時に使います。
会話でも大丈夫ですが、書き言葉により適しています。
| 文法 | 用法 | 使う場面 |
| – (으)니까 | 主観的な原因 | 会話 |
| – 아/어서 | 客観的な原因・理由 | 会話、書き言葉 |
| – 기 때문에 | 論理のある客観的な原因・理由 | 書き言葉 |
오늘은 시간이 없으니까 못 가요.
今回は時間がないから行けません。
→ 없으니까 で、- 니까 を使っている場合は、自分の主観的な理由を述べている感じになります。
오늘은 시간이 없어서 못 가요.
今回は時間がないから行けません。
→ 없어서 にすると、原因を客観的に述べている感じになります。
오늘은 시간이 없기 때문에 못 갑니다.
今回は時間がないから行けません。
→ 上司に報告しているような堅実な印象を与えます。
語尾も 못 갑니다 と 会話でよく使われる해요体よりも、丁寧な – ㅂ니다 を使っていますよ。
– 기 때문에 が格式のある表現なので、해요体ももちろん使えますが – ㅂ니다とも相性がいいです。
– 이/가 되다(~になる)
– 이/가 되다 は名詞について、「~になる」という意味を表します。
時間や状況の経過、目標の達成、あるいは役職や状態の変化を表現する際に使われます。
– 이/가 は多くの場合、日本語の「~が」のような意味を表しますが、 – 이/가 되다 は「~になる」となるのでしっかり覚えておきましょう。
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(主に) 名詞 (パッチムなし) + 가 되다
(主に) 名詞 (パッチムあり) + 이 되다
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저는 배우가 되는 게 꿈이에요.
私は俳優になるのが夢です。
→ 배우(俳優)にはパッチムがないので – 가 되다 をつけて 배우가 되다 になります。
어느새 토요일이 됐군요.
いつの間にか土曜日になりましたね。
→ 토요일(土曜日)にはパッチムがあるので – 이 되다 をつけて 토요일이 되다 となります。
– 기 쉽다/어렵다(~しやすい/~しにくい)
この文法は、動詞や形容詞の行動や状態が「簡単である」「困難である」という評価をする際に使われます。
話し手の主観や一般的な状況を基にして、評価をする表現です。
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動詞 + 기 쉽다/어렵다
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この 기 は後ろに 쉽다(易しい) 편하다(楽だ)어렵다(難しい)힘들다(大変だ)などの形容詞が続きます。
例えば – 기 쉽다は「~しやすい」- 기 편하다は「~するのが楽だ」- 기 어렵다は「~しにくい、~しがたい」- 기 힘들다は「~するのが大変だ」になります。
そして 기 の後に助詞をつけて強調することもできます。
例えば – 기가 힘들다は「~するのが大変だ」- 기는 힘들다 は「~するのは大変だ」- 기도 힘들다は「~するのも大変だ」になります。
아직 추운 거 같은데 운동하기 힘들지 않아요?
まだ寒い気がするのだけど、運動するの大変じゃないですか?
→ 운동하다(運動する)に – 기 힘들다 がついて 운동하기 힘들다 になります。
이 사이트에서는 물건을 사기 쉬워요.
このサイトでは物を買いやすいです。
→ 사다(買う)に – 기 힘들다 がついて 사기 쉬워요 となります。
– 기 위해서(~するために)
次の文法は、その行動が何のために行われるかを明確にします。
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動詞 + 기 위해서
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더 좋은 미래를 만들기 위해서 노력하고 있어요.
より良い未来を作るために努力しています。
→ 만들다(作る)に – 기 위해서 がついて 만들기 위해서 になります。
– ㄴ/는다고 하다(~すると言う、~だと言う、~だそうだ)
次は、動詞や形容詞の文章を間接話法で表現する際に使われる文法です。
話し手が他人の発言や情報を引用して伝えるときに使います。
– ㄴ/는다고 하다 の 해요体は、- ㄴ/는다고 해요(~するそうです)になります。
– ㄴ/는다고 해요 を更に短くすると – ㄴ/는대요 になり、「~ですって」という意味で、会話によく使われます。
| 韓国語 | 日本語 | |
| 原型 | – ㄴ/는다고 하다 | ~すると言う |
| 해요体 | – ㄴ/는다고 해요 | ~するそうです |
| 해요体の縮約形 | – ㄴ/는대요 | ~ですって |
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【未来形】
– 겠다고 하다
– (으)ㄹ 거라고 하다
【現在形】
動詞 (パッチムなし) + ㄴ다고 하다
動詞 (パッチムあり) + 는다고 하다
形容詞 + 다고 하다
【過去形】
動詞、形容詞 + 았/었다고 하다
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사진가가 홈페이지에 올릴 사진을 찍으러 온다고 했어요.
写真家が、ホームページにあげる写真を撮りに来ると言いました。
→ 오다(来る)は動詞でパッチムがないので – ㄴ다고 하다 がついて 온다고 하다 になります。
선생님이 오늘 숙제를 내준다고 하셨어요.
先生が今日、宿題を出してくれるとおっしゃいました。
→ 숙제를 내주다(宿題を出してくれる)にはパッチムがないので – ㄴ다고 하다 がついて 내준다고 하다 となります。
動詞の連体形と間接話法は別物!?
ここで、すごく重要なことをお伝えします。
この間接話法は、動詞の連体形の文法とは全く別のものだということです。
皆さん、動詞の連体形で、現在形は – 는、過去形は – (으)ㄴ と学びましたよね?
それと、一緒にこの間接話法も混ぜてしまって、ややこしくなっている方がたくさんいます。
間接話法の概念は、中級で学ぶ 한다体の概念に近いです。
| 項目 | 動詞の連体形 | 間接話法 |
| 役割 | 名詞を修飾する | 他者の発言や思考を伝える |
| 過去形 | 動詞語幹 + (으)ㄴ | 動詞語幹 + 았/었다고 하다 |
| 現在形 | 動詞語幹 + 는 | 動詞語幹 + ㄴ/는다고 하다 |
| 未来形 | 動詞語幹 + (으)ㄹ | 動詞語幹 + (으)ㄹ 거라고 하다 |
| 例 (過去形) | 간 사람 (行った人) | 그는 갔다고 했다 (彼は行ったと言った) |
| 例(現在形) | 가는 사람 (行く人) | 그는 간다고 했다 (彼は行くと言った) |
| 例(未来形) | 갈 사람 (行く予定の人) | 그는 갈 거라고 했다 (彼は行くつもりだと言った) |
まず役割なのですが、動詞の連体形は名詞を修飾する表現です。
そして間接話法は、他者の発言や思考を伝える表現です。
動詞の連体形の過去形は、動詞語幹 + (으)ㄴ で、間接話法の過去形は、動詞語幹 + 았/었다고 하다 になります。
例えば 간 사람 は「行った人」で、그는 갔다고 했다 と言ったら「彼は行ったと言った」になります。
動詞の連体形の現在形は、動詞語幹 + 는、間接話法の現在形は、動詞の語幹 + ㄴ/는다고 하다 になります。
例えば 가는 사람 は「行く人」で、그는 간다고 했다 と言ったら「彼は行くと言った」になります。
そして、ここがキーポイントです!!!
간 사람 と言ったら、「行った人」という過去形になりますが、그는 간다고 했다 と言ったら、「彼は行くと言った」という現在形なんです。
ここで、きちんとこの表を覚えていないと、過去形の動詞の連体形と、間接話法の動詞の現在形がごっちゃになってしまうんです。
学習を進めていると混乱してきますので、ぜひ丸ごと暗記するようにしてくださいね!
最後に、動詞の連体形の未来形は、動詞語幹 + (으)ㄹ、間接話法の未来形は、動詞語幹 + (으)ㄹ 거라고 하다になります。
ですので 갈 사람が「行く人」그는 갈 거라고 했다 は「彼は行くつもりだと言った」になります。
– (이)라고 하다(~だと言う、~と言う)
これは名詞について、人から聞いたことなどを他の人に伝える間接話法になります。
例えば、「あの人は自分のものだと言っています」の「~だと言う」を – (이)라고 하다 で言うことができます。
他にも、自己紹介の時に、
저는 토미라고 해요.(私はトミと言います。)
にある「~と言う」も – (이)라고 하다 で表現します。
そして、この – (이)라고 하다(~だと言う)の 해요体は – (이)라고 해요(~だと言います)になります。
これをさらに短くすると – (이)래요(~ですって)になり、主に会話で使われます。
| 韓国語 | 日本語 | |
| 原型 | – (이)라고 하다 | ~だと言う |
| 해요体 | – (이)라고 해요 | ~だと言います |
| 해요体の縮約形 | – (이)래요 | ~ですって |
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【未来形】
名詞 + 일 거라고 하다
【現在形】
名詞 (パッチムなし) +라고 하다
名詞 (パッチムあり) +이라고 하다
【過去形】
名詞 (パッチムなし) +였다고 하다
名詞 (パッチムあり) +이었다고 하다
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그래서 뭐라고 했어요?
それで何て言ったんですか?
→ 뭐(何)にはパッチムが無いので – 라고 하다 がついて 뭐라고 하다 になります。
토미 씨 동생은 대학생이라고 했죠?
トミさんの弟は大学生だと言ってましたよね?
→ 대학생(大学生)にはパッチムがあるので – 이라고 하다 がついて 대학생이라고 하다 となります。
– 냐고 하다(~なのかと言う)
次の文法のは、疑問文を人に伝えたい時に使います。
– 냐고 하다(~なのかと言う)の 해요体は – 냐고 해요(~なのかと言います)になり、その 해요体がさらに縮まると – 냬요(~なのかですって)になります。
会話では、この 냬요 をよく使います。
発音は 냬요(ニェヨ)になりますが、実際に早口になると 네요 で発音をします。
| 韓国語 | 日本語 | |
| 原型 | – 냐고 하다 | ~なのかと言う |
| 해요体 | – 냐고 해요 | ~なのかと言います |
| 해요体の縮約形 | – 냬요 | ~なのかですって |
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動詞・形容詞 + 냐고 하다
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친구한테서 전화가 와서 오늘 상민 씨도 같이 못 오냐고 해요.
友達から電話があって、今日サンミンさんも一緒に来れないかって言うんです。
→ 못 오다(来られない)に – 냐고 하다 がついて 못 오냐고 하다 になります。
この 해요体が 못 오냐고 해요 で、更に短くして 못 오냬요 にしても、同じ意味になります。
会話では 못 오냬요 もよく使います。
친구가 그 중국집에서 모이는 게 어떠냬요.
友達がその中国料理店で集まるのはどうかですって。
→ 어떻다(どうだ)にはㅎ変則が適用されるので ㅎ が取れて、어떠냬요 となります。
– (으)라고 하다(~してと言う、~しろと言う)
次の文法は、間接話法の命令文です。
誰かが他人に何かをするよう指示やお願いをした内容を伝えるときに使います。
– (으)라고 하다 の 해요体は – (으)라고 해요(~してと言います)になり、- (으)라고 해요 を更に短くすると – (으)래요(~してだそうです)という意味で、会話によく使われます。
| 韓国語 | 日本語 | |
| 原型 | – (으)라고 하다 | ~してと言う |
| 해요体 | – (으)라고 해요 | ~してと言います |
| 해요体の縮約形 | – (으)래요 | ~してだそうです |
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動詞 (パッチムなし) + 라고 하다
動詞 (パッチムあり) + 으라고 하다
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이렇게 중요한 문제를 과장님은 우리한테 결정하라고 하셨어요?
こんなに重要な問題を課長は私たちで決めてっておっしゃったんですか?
→ 결정하다(決める)はパッチムがないので – 라고 하다 がついて 결정하라고 하다 になります。
이 글 제목은 우리가 정하래요.
この文章のタイトルは僕らで決めてだって。
→ 정하다(決める)にパッチムがないので – 래요 がついて 정하래요 となります。
– 자고 하다(~しようと言う)
– 자고 하다 は、第三者の勧誘を相手に伝える際に使う文法です。
– 자고 하다 の 해요体は – 자고 해요(~しようと言います)になり、この – 자고 해요 を更に短くすると – 재요(~しようですって)という意味で、会話によく使われます。
| 韓国語 | 日本語 | |
| 原型 | – 자고 하다 | ~しようと言う |
| 해요体 | – 자고 해요 | ~しようと言います |
| 해요体の縮約形 | – 재요 | ~しようですって |
この間接話法の否定文は、- 지 말자고 하다「~しないようにしようと言う」になります。
また、これの 해요体は – 지 말자고 해요(~しないようにしようと言います)になり、これをさらに短くすると – 지 말재요(~しないようにしようですって)になります。
| 韓国語 | 日本語 | |
| 原型 | – 지 말자고 하다 | ~しないようにしようと言う |
| 해요体 | – 지 말자고 해요 | ~しないようにしようと言います |
| 해요体の縮約形 | – 지 말재요 | ~しないようにしようですって |
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動詞 + 자고 하다
【否定文】
動詞 + 지 말자고 하다
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부장님은 사흘 후에 회의를 하자고 하셨어요.
部長は3日後に会議をしようっておっしゃってました。
→ 회의를 하다(会議をする)に – 자고 하다 がついて 회의를 하자고 하다 になります。
부장님이 직원에게 그 일을 끝내는데 너무 무리하지 말재요.
部長が、職員たちにその仕事を終わらせるのに、過度に無理をするのはやめようと言いました。
→ 무리하다(無理をする)に – 지 말재요 がついて 무리하지 말재요 となります。
間接話法の総まとめ
ということで、最後に初級ではどんな間接話法を学んだのか、整理をしたいと思います。
| 動詞 | 形容詞 | 名詞 | |
| 肯定文 | – ㄴ/는다고 하다 | – 다고 하다 | – (이)라고 하다 |
| 疑問文 | – 냐고 하다 | – 냐고 하다 | – (이)냐고 하다 |
| 命令文 | – (으)라고 하다 | ||
| 否定文 | – 자고 하다 |
動詞の場合は – ㄴ/는다고 하다、形容詞の場合は – 다고 하다、名詞の場合は – (이)라고 하다 を使います。
疑問文の場合は、動詞、形容詞に- 냐고 하다 を使います。
名詞は- (이)냐고 하다ですね!
命令文の場合は – (으)라고 하다で、勧誘文は – 자고 하다 になります。
最後の挨拶
以上です!!
これで、初級文法を全て学ぶことができました!
여러분 정말 대단하세요! 정말 멋진 분들이에요!
皆さん、本当に素晴らしいです!
もし、一度で理解できない場合は、何度も繰り返し見て、ぜひ自分のものにしていってくださいね!
그럼 오늘도 행복 가득, 웃음 가득한 하루 되세요!
한국어 화이팅, 화이팅, 화이팅!!


