여러분 안녕하세요!
토미입니다!
今日は、「もし私がゼロから韓国語をはじめるとしたら、どうやって韓国語をマスターしていくのか」についてお話ししたいと思います!
私はこれまで韓国語を10年以上勉強してきて、今では通訳もできるようになりましたし、韓国のドラマやバラエティも倍速再生で視聴できるようになりました。
また、韓国語能力試験6級やハングル検定1級も一発合格して、韓国語講師ができるレベルにまで韓国語を習得しています。
ですが、いったんそれらを無しにして、全然韓国語が分からない状態に戻ったとしたら、何をどの順番で学習して、今と同じくらいペラペラになれるのか、についてお伝えしていきたいと思います。
この動画は、韓国語学習を始めたばかりの初心者さん、そして「何から手をつけたらいいか分からない…」と悩んでいる全ての学習者さんにとって、まさに人生を変えるほどの価値がある動画となっています。
おそらく、この動画ほど論理的に韓国語学習法を説明している動画はほとんど無いと思います。
そして、実際に私が指導した生徒さんたちも、今日お伝えする内容を実践することで、短期間で劇的な成果を出しています。
20年間以上万年初級だったところから、3ヶ月でTOPIK5級に合格された60代の生徒さんや、
4カ月で4000単語以上暗記して、TOPIK5級に一発合格された70代の生徒さんなど、
たった一教室から年間100人以上のTOPIK合格者を輩出しています!
ですので、もし皆さんが今、
「何から手を付けたらいいのか分からない…」
「今の勉強法が本当に正しいのか不安…」
「結局、勉強迷子になってしまった…」
「このまま続けて、本当に話せるようになるのかな…」
と悩んでいるなら、この動画の中にその答えがあること間違いありません。
ぜひ最後までご覧下さい。
그럼 시작할게요!
韓国語学習の全体像
具体的な学習法の前に、韓国語学習の全体像についてご説明したいと思います。
全体像とは、「そもそも韓国語学習って、何をどの順番で学習するの?」ということです。
実は、韓国語学習者の中で、この全体像を意識して学習している人はほとんどいません。
しかし、これを理解できているかいないかで、その後の学習速度が大きく変わってきてしまうんです。
なぜなら、韓国語学習は体系的に学ぶのが一番効率が良いからなんです。
皆さんが学校で算数を学ぶとき、足し算の次は引き算、そして掛け算、割り算と体系的に学習していきますよね?
これを、足し算の次は分数、その次は二次関数で、その後に引き算みたいに学習していたら、「ものすごく効率悪そうだな、身に付かないだろうな」と何となく分かりますよね?
しかし、こういうようなことを韓国語学習ではやってしまっている人がけっこう多いんです。
ですので、この動画を見ている皆さんは必ず、今からお伝えする韓国語学習の全体像を理解するようにしてください。
結論からお伝えすると、韓国語をゼロから学習して、ペラペラになるためには、大きく分けて7つの学習が必要です。
その7つとは、「発音」「単語」「文法」の3つの基礎、そして「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」の4つの技能です 。
語学学習とは、要はこの7つのどれかを学習するということなんです。
そして、この7つをこれから紹介していく正しい順番で学習していくことが、韓国語マスターへの最短コースとなります 。
このように説明すると、「文法なんて学習する必要ありませんよ」とか「韓国語を話すのに、ライティングは関係ありません」と言う方が時々いらっしゃいます。
そのように言う方がいる理由は、韓国語学習の最終ゴールが違うからなんです。
実は語学学習をする方は大きく分けて、2つのタイプに分かれます。
1つ目は、リスニング・スピーキング重視タイプ。
2つ目は、フル学習タイプです。
リスニング・スピーキング重視タイプとは、先ほどの7項目のうち、主に発音、一部の単語、リスニング、スピーキングだけを学習するということです。
つまり、文法、リーディング、ライティングの学習はほぼしません。
特に、「早く片言でいいから話したい」「大好きな韓ドラでリスニング練習したい」「面倒な勉強はしたくない」という人に多い学習法となります。
よく、「1日15分で話せるようになります」とか「文法なんて必要なし」といった学習法を聞いたことがあると思いますが、それらはたいていこのタイプとなります。
こちらのタイプのメリットは、初級レベルのリスニングとスピーキングを短期間で身に付けられることです。
ただし、初級レベルまで行った後、そこから伸び悩むことが多い、と言うデメリットもあります。
2つ目のフル学習タイプは、文法もリーディングもライティングも全部学習します。
実は、この後で詳しく説明しますが、リーディングやライティングの学習は、リスニングやスピーキングのレベルアップに、ものすごく関わっているんです。
なので、学習にかかる時間は増えますが、フル学習タイプは最終的に中級や上級レベルの韓国語を身に付けることが可能です。
つまり、片言でいいから早く使えるようになりたいなら、リスニング・スピーキング重視タイプ、しっかり学んで中級・上級まで身に付けたいならフル学習タイプがお勧めです。
なお、この動画では片言ではなく、ペラペラレベルの韓国語を身に付けることを目指していますので、フル学習タイプでの学習法と言うことで解説を進めていきたいと思います。
ではここから具体的に、7つの学習をステップに分けて学んでいきましょう!
Step 1 : 発音
まず、韓国語学習で最初に学ぶべきはハングルの発音を文字とセットで覚えることです。
「そんなの、すぐに終わらせていいんでしょ?」と思うかもしれませんが、実はここ、韓国語学習者が一番つまづきやすい最初の関門なんです。
特に、日本人はハングルの文字を覚えるのは早いのですが、「発音」はいつまでも入門レベルのままという方がたくさんいます。
しかし発音に対する、ある程度の理解が無いと、その後のリスニングやスピーキングのところでつまづいてしまいます。
ですので、ハングルの文字は発音とセットでマスターするようにしましょう。
そういう観点からも、ハングルの文字を学ぶ際に音声のついていない教材は絶対に使わないようにしてください。
発音を学習する際には、ポイントが2つあります。
1.発音は口の形で覚える
1つ目は、「発音は口の形で覚える」ということです。
日本人が聞き取ることが苦手な、어と오、우と으 の違いや、全部「ん」に聞こえる ㄴ, ㅁ, ㅇ の違いなど、韓国語には日本人が苦手とする発音がたくさんあります。
この韓国語の音を聞き取ったり、話したりできるようになるためのポイントは、口の形を意識することです。
例えば、어 の音を出すときは口をぽかんと開いて力を抜いたり、오 の音を出すときは口を前に突き出すくらいすぼめたり と、口の形を意識して練習することが非常に重要です 。
ㄴ, ㅁ, ㅇ なら 선생님 を使って、最初の 선 は舌が口の上側につき、次の 생 は口が少し空いた状態、最後の 님 は口を閉じる、ということを意識して練習すると、短期間で正しい発音ができるようになります。
同じように、ネイティブが話す韓国語も口元に意識を置くと「あ、いま口を閉じたからㅁパッチムだ」のように、耳だけでなく目からも発音を判断できるようになります!
なお、ハングルの基本的な発音を学びたい方は、こちらの「ハングル完全講義」の動画をぜひご視聴ください。
これでもか!というくらい私が大きな口を開けて、基本的なハングルの文字を全て読み上げていますので、繰り返し練習すればすぐに正しい発音が身に付けられますよ!
2.発音変化はさらっと理論だけ学んでおく
発音を学習する際の2つ目のポイントは、「発音変化はさらっと理論だけ学んでおく」です。
韓国語には発音変化と言って、文字の通りに発音されないケースがあります。
例えば 심리학(心理学)は [심니학] と発音するのですが、ここでは 리 がなぜか 니 と発音されています。
こんな感じで、発音変化には連音化、流音化、鼻音化などなど、いくつものルールがあり、さらにそのルールに合わない例外もあったりします。
要は発音変化って、ちょっとややこしいんです。
しかし発音変化を全く知らないと、韓国語の文章を正しい発音で読むことができなくなります。
ですので、難しいからと言って逃げてもいけないんです。
なので私のおすすめは、「へー、こんなルールがあるんだ」くらいにいったん一通り理論だけ学んでおくことです。
そして、今後出会う様々な単語や文章の中で、文字と発音が合わないと感じるものがあったら、発音変化のルールに戻ってその理由を確認する、と言う形で学習を進めるのが効率的です。
ぜひ、始めから全部のルールを暗記しようとして、発音変化の沼にハマってしまわないように注意してください。
ちなみに発音変化についてはこちらの、「発音変化 完全講義」の動画がお勧めです。
約20分で一通りの発音変化を、具体例付きで全て学べますので、ぜひご覧ください!
Step 2 : 単語
発音の基礎ができたら、次に全力で取り組むべきは「単語の暗記」です。
この単語暗記とは、いわゆる単語帳で暗記していく、あの暗記のことです。
「え?例文で文法を学びながら、出てきた単語を覚えていくんじゃないんですか?」と思う人もいると思います。
文法よりも先に単語を学ぶ理由は非常にシンプルです。
単語が分からないと、次のステップの「文法」や「リーディング」「リスニング」といった全ての学習が、サクサク進まないからです。
文法を学びたいのに、またはリスニングを強化したいのに、出て来る単語が分からないから、気が付いたら単語の意味を調べるだけで終わってしまった、という経験をした人はけっこう多いはずです。
ですから、まずは先に必要な語彙力をつけてから次のステップの学習に進んだ方が、実は効率がいいんです。
では、どれくらいの単語を覚える必要があるかと言いますと、まずは初級レベルの1600単語を覚えていきましょう。
「えー!1600単語!そんなに必要なんですか?」って思う人もいるかもしれません。
でも、初級者なら1600単語くらいは本当に覚えておいた方がいいです。
一般の成人というのは6万語くらいの単語を知っています。
ですので、皆さんも6万語くらいの日本語を知っているから、日本語に不自由なく暮らしていけているんですね!
これが、教養が高い人とや読書家だと7万~10万語くらいになります。
ですので、初級の1600単語っていうのは、一般の韓国人は基本のきで知っているんですね。
当たり前の話ですが、自分が知らない単語は、読み取れないし、聞き取れないし、書けないし、話せません。
もちろん、韓国語上級者なら知らない単語の意味を推測できる場合がありますが、初級者ではまず無理です。
ですから、みなさんがどんなに発音練習しても、会話実践をしたとしても、知らない単語は聞き取れないし会話で使えないんです。
単語暗記さえしていればすぐに聞き取れて話せるわけではありませんが、知っている単語は聞き取ったり会話で使ったりできる可能性はあります。
ですので、語彙力がものすごく大切なんです。
もっと言えば、この単語暗記の山を登ってしまえば、語学学習は半分が終わったと言って過言ではありません。
「でも、1600単語なんてどうやって暗記するんですか?」と思われた方には、ぜひこちらの、「1600単語を3週間で暗記する方法」の動画をご視聴ください。
この動画で説明している通りに進めていただければ、3週間で1600単語を暗記することが可能です。
簡単にポイントをお伝えすると、単語暗記には3つのポイントがあります。
反復学習
1つ目は反復学習です。
人は忘れていく生き物ですので、1回で完璧に覚えようとするのではなく、最初から7周かけて暗記するつもりで学習を進めていきましょう。
1秒暗記
2つ目は1秒暗記です。
韓国語を見て、その日本語訳が1秒以内に出てこなければ暗記したうちには入りません。
最初は5秒以内くらいからでもかまいませんが、最終的には1600単語すべてを1秒以内に思い出せるようにしましょう。
仕分け
3つ目は仕分けです。
単語帳を何周も回していくと、完璧に覚えられた単語と、なかなか覚えられない単語に分かれてきます。
その場合は、完璧に覚えられた単語は飛ばして、覚えられていない単語だけピックアップして覚えるようにしていきましょう。
詳しくは動画で実際の流れも含めて完全解説していますので、ぜひご覧ください。
Step 3 : 文法・リーディング・リスニング
単語の基礎ができたら、次に文法学習に入ります。
そしてここからは、「文法」「リーディング」「リスニング」を並行して進めていきます。
文法
まずは文法です。
文法は、韓国語の文章を「正しく理解する」ための型です 。
その型に沿って単語を並べることで、あらゆる文章を作り出すことができます。
つまり、単語と文法の組み合わせで全ての文章は成り立っているわけです。
例えば、
原型 가다(行く)
해요体 가요(行きます)
過去形 갔습니다(行きました)
否定形 가지 않습니다(行きません)
可能 갈 수 있습니다(行けます)
となります。
つまり、単語に文法が組み合わさることで、様々な意味の変化をつけることができるわけです。
さらに、この가다の部分を、먹다(食べる)にしたり、공부하다(勉強する)にしたり、만나다(会う)にしても、文法との組み合わせで、同じように意味の変化を作り出すことができます。
つまり、文法を知っていればいるほど、韓国語の表現力が掛け算式に爆上がりする、というわけなんです。
逆に言えば、文法を理解していないと、表現できる幅がいつまでも狭い状態となり、ものすごく非効率な学習になってしまいます 。
ですので、まずは少なくとも初級レベルの約100個の文法表現はしっかり学習していきましょう。
私のYouTubeの初級講座でも、初級レベルの文法を一通り網羅していますので、ぜひご覧ください。
リーディング
次はリーディングです。
リーディングは文法学習と別個のものではなく、文法学習の際に使う例文や会話文などを読み込みながら学習を進めていきます。
リーディング学習のポイントは、意味を取りながら早く読めるようになることです。
実は、ほとんどの韓国語学習者さんは、文章の意味を取ることには一生懸命ですが、早く読むことはあまり意識されていません。
だからリスニングでつまずくんです。
「え!リーディングで早く読めないと、リスニングでつまずくってどういうこと?」って思いますよね。
よく、韓国語の音声を聞いて「聞き取れるのに、意味が理解できない」という方がいらっしゃいます。
これは、韓国語をインプットした時に、その意味を理解するのに時間がかかりすぎているのが原因です。
そしてこういう方は、ほぼ間違いなく、韓国語の文章を読むのが遅いです。
逆に言えば、韓国語の文章を読むのが早い人は、リスニングで聞き取った音声を即座に理解できるようになるので、相手の会話についていけるようになります。
一般的に「読んで分からないものは、聞いても分かりません」。
だからリーディングはものすごく大事なんです。
ですので、文法学習で出てきた例文や会話文は、「文法は分かってハイ終わり」ではなくて、意味が分かった状態でできるだけ早く読み込む練習に使ってください。
つまり、韓国語の文章をたくさん早く読み込む、多読と速読が、リーディング学習のポイントとなります。
「早く読み込むってどれくらい早ければいいんですか?」と思った方、素晴らしい視点です!
目安は、初級修了時点で1分間に200文字、中級修了時点で1分間に300文字です。
ぜひ、ストップウォッチで自分の読解速度を計りながら、1分間リーディングに挑戦してみてくださいね!
リスニング
次はリスニングです。
リスニングも基本的に、文法学習で使った例文や会話文などを使って練習していきます。
リスニングでまず必要なのは発音の理解です。
聞こえてきた音が어なのか오なのかで意味が変わってくることはよくありますので、韓国語の音をしっかりと聞き分けられるようになる必要があります。
しかし、漠然と音声教材を聞き流しているだけでは、なかなか発音の聞き分けができるようにはなりません。
そのために効果的な学習方法がシャドーイングです。
シャドーイングは聞こえてきた音声を真似て発話する練習ですが、そうすることで自分も正しい発音が身につきますし、韓国語特有の発音も聞き分けられるようになります。
ぜひ、文法学習を終えた例文を使って、模範音声と同じ早さ、発音、イントネーションで話せるように何度も練習してみてください。
また、リスニングはリーディングと違って、聞こえてきた単語の意味を思い出したりする時間がありませんので、瞬発力が必要になります。
ですので、すでに説明した1秒暗記や、1分間リーディングなども、並行して続けるようにしてみてください。
語彙力、多読・速読の土台の上にシャドーイング練習をすることで、着実に聞き取れる韓国語が増えていきますよ!
Step 4 : ライティング
文法・リーディング・リスニングのインプット学習は、少なくとも初級修了レベルまで、できれば中級修了レベルまで学習されることをお勧めします。
そこまで進んだらいよいよ次は、アウトプット学習に入ります。
アウトプットの最初のステップは「ライティング」、つまり作文です。
「話せるようになりたいのに、なぜ書くの?」と思うかもしれませんが、リーディングがリスニングの基礎だったように、ライティングはスピーキングの基礎になっているんです。
その理由の1つ目ですが、韓国語の文字はそのまま韓国語の発音と直結していますので、正しいつづりを書けない人は、正しい発音ができないことが多いんです。
例えば、韓国語で「反復」という意味の반복という単語を、「방벅」と書いてしまう人が実は結構います。
では、反復のことを「방벅」と書いてしまう人は、会話の中では반복と正しい発音ができるのでしょうか?
当然、間違った発音になってしまいます。
つまり、韓国語の発音を音だけで覚えてしまった人は、自分も知らないうちに間違った発音で覚えてしまうことが多いんです。
例えば韓国語の歌を、歌詞を見ないで100回聞いたとしても、完璧な韓国語で歌える人はほとんどいません。
日本語の歌でさえ、自分が覚えているものと実際の歌詞が違ったという経験をした人は多いと思います。
やはり聞こえてくる音と歌詞の両方を確認して、歌詞を見ながら歌を聞いて練習してはじめて、正しく歌えるようになります。
だから発音を学ぶ際に、「文字と発音をセットで覚えましょう」と言った理由はここにあります。
自分の発音が合っているのかどうか不安なときは、まず自分がその韓国語を正しいつづりで書けるか試してみてください。
正しいつづりで書けて初めて、正しい発音を理解していると言えます。
ライティングがスピーキングの基礎になる理由の2つ目ですが、そもそも何の準備もなしにいきなり話すことってできないんですよね。
例えば「自己紹介は何て言おうか」や、「好きなドラマについてどうやって説明しようか」などを言いたいとします。
しかし特にスピーキングに慣れていない人は、準備なしにスラスラ話すことは、かなり難しいんです。
「でもその、スピーキングのための準備って何ですか?」って思った人もいると思いますが、それがズバリ、話したいことの原稿を書く事、ライティングなんです。
言いたいことを文章として書いてみる。
そして、それを流ちょうに言えるように何度も練習してみる。
これがスピーキングの最初の練習になります。
だから、「書けないことは話せない」と考えてライティングに取り組むようにしましょう。
ライティング練習の一番良い方法は、韓国語で日記をつけることです。
日記は自分が経験したことや感じたことを書くので、そのままスピーキングに応用することができます。
とはいっても、いきなり韓国語で書くのも簡単ではありませんので、まずは日本語で書いて、それを韓国語に訳すという流れで始めてみてください。
また、長々と文章を書くのも最初は大変ですので、まずは100文字くらいの3行日記から始めてみましょう。
日記は習慣化されやすい学習法でもあるので、毎日決まった時間に書くようにしてみてください。
日記を続ければ、1年後にはあらゆることを韓国語で表現できるようになりますよ!
Step 5 : スピーキング
いよいよ、韓国語学習の最終ゴールである「スピーキング」です 。
スピーキングは、リーディング、リスニング、ライティングの3つの技能の「集大成」のようなものです。
ですから、スピーキング練習は、これまでの全てのステップの土台の上に取り組むことをお勧めします。
では、韓国語のスピーキング力を高めるための、お勧め練習法を2つご紹介します。
1.独り言
1つ目は独り言です。
スピーキング練習をする際によくいただく質問が、「そもそも練習相手がいません」というものです。
確かに日本で学習していると、韓国語を話す機会が少ないかもしれません。
しかし「ひとり言」ならいつでも、どこでも、何十分でも練習できます 。
皆さんも普段、頭の中でたくさんのことを考えていると思います。
それを韓国語で声に出して発話するのが、この独り言練習法です。
と言っても、いきなり日本語と同じレベルでは話せないと思いますので、いくつかの段階を踏んでいく必要があります。
まずは、家の中や外を歩いているときに目に入るものすべてを韓国語で読み上げてみましょう。
机:책상、コップ:컵、写真:사진、壁:벽 のようにです。
とにかく目に入ってきたものを、辞書で調べたりしてもいいので、片っ端から韓国語で読み上げるようにしてください。
それがある程度できたら、今度は形容詞をつけたりして、状態も表現してみましょう。
黒い机:검은 책상、大きなコップ:큰 컵、かわいい写真:귀여운 사진、高い壁:높은 벽 のようにです。
この時に、可能なら形容詞を2つ、3つつけてもいいです。
ここまで来たら、次はいよいよ文章にしてみましょう。
黒い机の上に大きなコップが置いてある:검은 책상 위에 큰 컵이 놓여있다
高い壁にかわいい写真がかかっている:높은 벽에 귀여운 사진이 걸려있다
のようにです。
家の外であれば、
小学生が横断歩道を渡っている:초등학생이 횡단보도를 건너고 있다
などでもいいです。
そうやって、目の前の出来事や頭の中の考えを、少しずつ韓国語で考え、韓国語で表現できるようにしていきましょう。
これは、ライティングで日記練習をしっかりやってきた人なら、割と早くできるようになりますよ!
2.言いたいこと暗記
スピーキング練習法の2つ目は、「言いたいこと暗記」です。
会話は通常、「相手の韓国語を聞き取る」→「返答を韓国語で考える」→「考えた韓国語を口から出す」という3つのステップを、瞬時に行う必要があります。
これをスムーズにするために、聞かれそうなことをあらかじめ暗記しておくことが非常に有効です。
例えば自己紹介や、家族の紹介、韓国語を学んでいる理由や、好きなK-POPアイドルについてなどです。
これらの言いたいことや聞かれそうなことは、あらかじめ暗記して、いつ聞かれても完璧な返答ができるようにしておきましょう。
「えー、暗記していたら応用がきかないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は逆なんです。
暗記しているからこそ、そのフレーズの単語や文法を少し入れ替えるだけで、さまざまな表現ができるようになるんです。
例えば自己紹介の中で、저는 한국 드라마를 자주 봐요(私は韓国ドラマをしょっちゅう見ます)という文があったとします。
この文の単語を少し入れ替えれば
저는 영화를 가끔 봐요(私は映画を時々見ます)
친구는 한국어를 열심히 공부해요(友達は韓国語を一生懸命勉強します)
のように、様々な表現に発展させることができます。
ですので、言いたいことの暗記が増えれば増えるほど表現できる範囲も広がっていきます。
まずは瞬時に回答できる暗記のストックをたくさん増やすようにしてみてください。
あらゆる質問や言いたいことを瞬時に言えるように練習していけば、段々とスムーズな会話を楽しめるようになりますよ!
まとめ
では、最後にまとめです!
今回は、ゼロからペラペラになるまでの学習法についてお伝えしました。
語学学習とは、発音、単語、文法、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングのいずれかを学習することになります。
発音学習のポイントは文字と発音をセットで覚える事、口の形で覚えること、発音変化はさらっと学ぶことでした。
単語学習のポイントは反復学習、1秒暗記、仕分けの3つで、7周かけて暗記するつもりで取り組むことが大切、という内容でした。
文法とリーディングとリスニングはセットで学習していくことが大切で、リーディングは読む速度を意識する事、リスニングはシャドーイング練習がお勧めでした。
ライティングは3行日記を使って、日々の体験や考えを韓国語で表現できるようになることが大切という話でした。
最後にスピーキングは、ひとり言の練習と言いたいこと暗記を使って、表現できることを増やしていくことがポイントでした。
今、私の韓国語力がゼロになったとしたら、このステップを踏んで最短でペラペラまで駆け上がっていくと思います。
今回ご紹介したのは、私自身も実践し、また、たくさんの生徒さんの韓国語力を向上させてきた経験をもとにした学習ロードマップです。
ぜひ皆さんも挑戦してみてください。
では、また次回の動画でお会いしましょう。
그럼 오늘도 행복 가득, 웃음 가득한 하루 되세요!
한국어 화이팅, 화이팅, 화이팅!!

