【このサイトで学べること(初めての方へ)】>>

韓国語がペラペラになるまでに何時間かかるのか?習得期間の話

여러분 안녕하세요. 토미입니다. 

今回は、韓国語がペラペラになるまでにどれくらいの期間がかかるのかという習得期間についてお話ししたいと思います。

よく「韓国語がペラペラになるには何カ月くらいかかりますか?」っていう質問を受けることがあります。この記事を見られている方の中にも同じ疑問を持たれている人もいるのではないでしょうか?

英語でもそうですが、語学学習って終わりのないような世界もあるので、多くの学習者さんたちは、結局どれくらい頑張ればマスターできるのかという、目安を知りたいんだと思います。

私も韓国語を本格的に勉強し始めた頃は、早くペラペラになりたいなとよく思っていました。

でも、実はこのよくある「韓国語・ペラペラ・何か月」みたいな表現には、大きな落とし穴があります。

どういうことかと言いますと、この表現には、韓国語学習を進めるうえで大切なある視点が抜けているんです。そして、その視点を抜いたまま学習を進めると、1ヶ月、1年頑張ってきたのに思ったほど伸びてないぞ、みたいなことになったりします。

ですからこの記事では、韓国語学習を進めるうえで大切なある視点について解説しつつ、結論として、皆さんが韓国語がペラペラになるまでにどれくらいの期間がかかるのかについて、お答えしていきたいと思っています。

ではまず、先ほどの「韓国語・ペラペラ・何か月」という質問に抜けているある視点についてですが、その視点とはずばり、「具体的なゴール設定」、そして「正しい勉強量の計算」の2つです。

スポンサーリンク

ペラペラとは何か:具体的なゴール設定

まず具体的なゴール設定についてです。そもそもこの質問の中の、「ペラペラ」とは何でしょうか?韓国旅行でお買い物ができる程度なのか、日常会話が難なくできる程度なのか、それとも韓国で進学や就職できるレベルなのか?

例えば私のように日韓の同時通訳ができるような人間でも、まだ知らない単語や表現がいくらでもあります。そういう意味では私もまだまだ勉強不足だと言えます。

このようにペラペラにもいろいろな段階があり、そのレベルが違えばそこに到達するまでの時間も全然変わってきます。

ペラペラという表現は語学学習では本当によく使われるのですが、その定義をはっきり説明できる人はほとんどいません。だからとてもあいまいな言葉なんです。これが一つ目の落とし穴です。

語学学習に限らずどんなことでもそうですが、あいまいなものをゴールにしてしまうと、そのゴールは永遠に達成することができません。

ですから、韓国語を本格的に学習していこうとされる人は、もう少し具体的な目標設定をする必要があります。

もっと言えば、「ペラペラ」を具体的なものに定義付けしてしまったらいいと思います。例えば私がペラペラを定義づけるとしたらこういう感じになります。

「韓国語能力試験6級合格レベルのリスニング・リーディング・ライティング+そのライティングと同レベルのスピーキングができる状態」です。

まずペラペラと言うと、話すことというイメージがありますが、韓国語を話せるけど全く読めませんという状態をゴールにすることはあまりないと思います。

ですから、ペラペラといいつつも、やはりリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能が、ある程度のレベルにある状態ということになります。

その目安として分かりやすいのはやはり試験です。韓国語能力試験で言えば最上級の6級レベルが、語学学習として韓国語に向き合う上での一つのゴールと言えます。

ちなみに韓国語能力試験の6級に受かるためには、TOPIKIIの試験でリスニング・リーディング・ライティングの300点満点中230点以上取ればいいということになります。

しかし、単に合格を目標にすると、例えば苦手な1科目は50点でも残り2つが90点取れたら合格ということになってしまいます。

私の言っている韓国語能力試験6級合格レベルというのはそういう意味ではなく、リスニング・リーディング・ライティングの全科目で最低80点以上取って合格という意味です。

さらに、韓国語能力試験にはスピーキングが無いのですが、ライティングの問題をそのままスピーキングで表現できるレベルであれば、韓国語がペラペラと言っていいのではないかと思います。

例えば第60回の韓国語能力試験のライティングの最後の問題は、「子どもの早期教育のメリットデメリット、そしてあなたは賛成か反対かを根拠を含めて述べよ」という設問なのですが、この問いを韓国語でされて、2分くらいのスピーキングで答えられるレベルが、私の言うペラペラの状態です。

もちろんこれは私が勝手に考えたペラペラの定義ですが、これでかなりペラペラのイメージが具体的になりましたし、それが達成できているのかどうかの判断基準も明確になったと思います。

スポンサーリンク

「何か月」は意味がない:正しい勉強量の計算方法

次に正しい勉強量の計算についてです。まず何か月勉強したとか、何年勉強したといった感じで、「月」とか「年」を勉強量を表す単位として使ってはいけません。

例えばみなさんが英語が苦手だとして、アメリカ人から「これまで英語を何年勉強したんですか?」と聞かれたらどう答えるでしょうか?

中学で3年、高校で3年、大学で4年学んだからということで「10年です」と答えたとしたら、「え、10年も勉強してこのレベルなんですか?」と思われてしまいますよね。これって実は、アメリカ留学あるあるの一つだったりします。

でも、この記事を見ている方の中で、それが事実だったとしても、私は10年英語を勉強しました!って自信をもってアメリカ人に言える人ってそんなに多くないのではないでしょうか?

この会話の何が間違っているのかというと、みなさんは10年間にわたって英語に触れてきたかもしれませんが、10年間毎日朝から晩まで英語を勉強してきたわけではないと言うことです。

これは韓国語にも全く同じように当てはまる考え方です。つまり、勉強量を表す単位は必ず「時間」または「分」でないといけません。「韓国語を1年勉強した」ではなく、「365時間勉強した」というのが正しい表現です。

実はこの「時間」という視点は、資格試験などで勉強する人にとってはとても当たり前の考え方です。例えば行政書士に合格するには500時間かかるとか、社労士に合格するには800時間かかるとか言われたりします。

東大に合格にするには3000時間かかるそうです。すごい量ですよね。そして、その総勉強時間を受験日までに残された日数で割れば、自分が毎日何時間勉強しなくてはいけないのかが分かるようになります。

例えば1年で社労士に合格しようと思ったら、毎日2時間ちょっと勉強し続ければよいと言うことになります。

しかし、人によっては毎日1時間しか時間が取れないと言う人もいると思います。そういう場合は2年かけて社労士に挑戦するということになります。

このように、受験だとか資格試験では、本格的に勉強している人はたいてい「時間単位」で勉強量を把握しています。英語学習でもそうです。

しかし、韓国語の勉強量を「時間単位」、ましてや「分単位」で測っている人はあまりいないのではないでしょうか?これが2つ目の落とし穴です。

これをしないと、自分が目標達成まであとどれくらい努力したらいいのかも明確にわからなくなりますし、他の人と比べて効率よく勉強できているのかどうかも分かりません。

ですから、ぜひ、毎日の韓国語学習の勉強量を「時間単位」、できれば「分単位」でチェックする習慣をつけるようにしてください。

そして、一週間や一か月の勉強時間の目標を立てるようにすると、自分の努力が数値化されてモチベーションアップにもつながります。

スポンサーリンク

韓国語習得にかかる時間

では結局、韓国語をゼロからスタートしたとして、私の定義で言うところのペラペラになるまでにどれくらいの時間がかかるのかといいますと、その答えはズバリ1000時間です。

もちろん個人差はありますが、正しい勉強法で1000時間、韓国語を一生懸命勉強すれば、誰でもペラペラになれます。

もう少し具体的なことを言えば、初級レベルをマスターするのに200時間、中級レベルをマスターするのにさらに300時間、上級レベルはさらに400時間、そしてスピーキングの強化などにプラス100時間で合計1000時間という内訳になります。

ですから、例えばゼロから韓国語の学習を始める方は、毎日3時間勉強を続ければ、1年でペラペラになります。

では実際に、この記事を見られている皆さんが、韓国語がペラペラになるまでにどれくらいかかるかを計算してみましょう。

まず、今の自分の韓国語のレベルを、これまでの総学習時間や学習の進度によって把握します。今回の例では初級をマスターしたレベルということにします。そして、ペラペラになるまでにあと何時間勉強しなくてはいけないか計算します。今回は残り800時間と言うことになります。

最後に、今の生活の中で平均して毎日何時間韓国語の勉強にあてられるかを考えます。おそらく会社や学校がある人は、多くても1日2時間ではないかと思いますので、今回は2時間とします。

そしてペラペラになるまでの残りの学習時間から毎日の学習時間を割れば、みなさんがいつ頃韓国語がペラペラになれるかという目安の期間が計算できるというわけです。今回の例では400日となりました。

実はこういう計算をしておくことには大きなメリットがあります。まず、自分が今どこにいて、いつ頃どのレベルになっているのかということが明確にわかるようになります。

特に独学で勉強している方にとって一番つらいのは、自分の韓国語が伸びている実感がないことではないでしょうか?そういう点でも、こうやって語学習得の全体像を見える化することは、モチベーションの維持に効果絶大です。

そしてもう一つのメリットとして、語学学習で一喜一憂しなくなります。よく、自分と同時に勉強を始めた人が自分よりも先に進んでいるとか、○○さんはあっという間に韓国語がペラペラになったとかいう話を聞いて、自分は全然だめだとがっかりされてしまう人もいますよね。

でもたいていの場合、短い期間で韓国語を習得できた人と言うのは、韓国語に費やせる時間がたくさんあっただけというケースがほとんどです。例えば長期で語学留学した人が1年以内に韓国語がペラペラになるのは珍しいことではありません。

でも、勉強量を「年」や「月」ではなく時間で測ることによって、独学している人も、教室に通っている人も、語学留学している人も、結局は同じ1000時間という階段を1段ずつ上っているだけなんだと言うことが分かるようになります。

ただし、一点補足しておきますと、勉強は当然、量だけでなく質も重要です。間違った勉強方法をしている人や、勉強していると言っても集中できていない人は、1000時間勉強してもペラペラになれませんし、逆に効率よくやれる人ならもっと短い時間で習得できる場合もあります。

この辺りの、勉強方法についてはまた別の記事で解説していけたらと思っています。

ということで、今回は皆さんが韓国語がペラペラになるまでにどれくらいの期間がかかるのかを計算しつつ、語学学習において重要な、ゴール設定と勉強量の正しい視点についてお話ししました。

ではまた次回お会いしましょう。アンニョン。