안녕하세요!! 토미입니다!
今回は、日韓通訳オンライン講座の講師をされている本田先生にお越しいただきました!
この記事では、本田先生が運営されている日韓通訳オンライン講座について、インタビュー形式で詳しくご紹介していきます。
日韓通訳オンライン講座とは、日本語と韓国語の通訳技術をプロの講師からオンラインで学べる講座です。
私も元、日韓英のトリリンガル通訳士として活動したことがありますが、本田先生はなんと、その通訳士を育成する通訳講師なんですね。
この記事を最後までご覧いただければ、本田先生の日韓通訳オンライン講座の全体像が理解できること間違いなしです。
그럼 시작할게요!
本田先生の紹介
まず最初に、私から簡単に本田先生をご紹介します。
本田先生は、私の長年の友人になります。
つい最近も、私が韓国に行った際に、本田先生の大学に遊びに行ったんですね。
そうしたら、本田先生がその時もとっても親切にしてくださって、最近の流行の料理、마라탕の食べ方を教えてくださりました。
とても優しく気さくな先生です。
本田先生の経歴をご紹介します!
韓国で言語教育の最高峰、韓国外国語大学で博士課程まで通われています。
日本でいったら、東京外国語大学の博士課程に相当します。
まさに語学のプロ中のプロですよね。
ここまでしっかりとした学歴を持っていらっしゃる方はそういらっしゃらないですよね。
そして現在は、その韓国外国語大学の語学堂の最上級クラスで、日韓通訳の講師を担当されています。韓国の語学堂では唯一、通翻訳を学べるところですよね。
その他にも、韓国の国家資格であるITT専門通訳1級や、韓国語教員資格 2級などを取得されています。
では、本田先生からも自己紹介をお願いします。
自己紹介
本田仁香(ほんだにか)と申します。
今、韓国に住んでいて、もうかれこれ20年になります。
仕事は会社勤めをしながら大学で講師をしています。
会社での肩書は営業部長なのですが、日本企業が相手なので通訳や翻訳業務をメインにおこなっています。
そして学校では日本語と韓国語の通訳と翻訳を教えています。
通翻訳は技術職なので「スキルをどう楽しく磨き続けられるか」と言うところに重点をおいてやっています。
私が「教える!」みたいな形にはなっていますが、実際のところは私自身が授業を通して学びたいからというのが大きいです。
経歴
フリーで通訳をしていた時期は企業に出向いて商談などをメインに行っていました。
それから法廷での裁判や病院、展示会、文化交流など、呼ばれるところには時間が許す限りどこでも行っていました。
翻訳は会社の書類をメインに学界の論文や商品のマニュアル、ウェブ漫画、字幕など隙間時間にちょこちょこやっています。
私の場合は、日本人の方に依頼を受けたのですが、韓国での裁判で通訳をしました。
なので日本人の原告の方の言葉を韓国語に訳して、その他の裁判官や検察官、弁護士の話していることを日本語でお伝えする感じでした。
オンラインの授業を始めたのは2020年からなので5年目になります。
これまで受講してくださった生徒さんは現在70人以上になります。
学校での生徒さんも合わせると150人は超えていると思います。
オンラインでのレッスンは毎回新しい資料を使っているので有難いことに3年近く受講されている方もいらっしゃるんですよ。
日韓通訳オンライン講座の紹介
トミ:こちらの講座を受講するには、どのくらいの韓国語レベルが要求されますか?
本田先生:TOPIK5,6級くらい?か、それ以上の韓国語力が必要ですね。
話すレベルは、簡単なフリートーキングができるくらいだと良いかなと思います。
まぁ、スピーキング力をアップしたい方に凄くおススメです。
他にも一通り上級まで学んだけどなんか伸び悩んでいるなって方や独学に限界を感じてる方にも新たな刺激になると思います。
トミ:では、次に具体的に本田先生のオンライン日韓通訳講座を受講したら、どういうことが学べますか?
本田先生:最初の3か月は入門クラスで基礎を中心に通訳の練習をします。
学習内容は逐次通訳を中心に同時通訳、サイトラ、ロールプレイをします。
シャドーイングを授業中にすることもありますが、基本的に自己練習できるので時間が余った時にするようにしています。
トミ:本田先生の講座で学べる通訳の技術について、詳しく教えていただけますか?
本田先生:では最初に逐次通訳についてお伝えしますね。
相手が話している間はメモを取り、相手が話し終わったら話し始める通訳です。
ある程度頭の中で整理して話すことができるので正確に情報を伝える場合に用いられる方法です。
授業ではこちらの逐次通訳をメインに特訓していきます。
トミ:つぎに、同時通訳についてご説明いただけますか?
本田先生:相手の話に少し被るような感じで通訳をします。
会話とほぼ同時に行われるので逐次通訳より時間を取られないというメリットがありますね。
授業では自分の番じゃない時、ミュートにて自主練という形で行っています。
通訳した声を録音することにより客観的に出来栄えを把握することができるのでおススメしてます。
トミ:次に、サイトラについてご説明いただけますか?
本田先生:サイトトランスレーションの略で文字をみながらする通訳の練習です。
韓国語で書いてある文章をみながら日本語に訳したり、反対に日本語で書いてある文章を韓国語に訳します。
宿題は授業で使った資料をサイトラすることなので練習して録音したファイルを提出してもらっています。
トミ:では次に、メモリーについてご説明していただけますか?
本田先生:言葉通り、暗記なんですが、相手が言った事をメモを取らずに記憶してその内容をそのまま話す通訳の練習です。
記憶力が良いと通訳をする時に役立つのでその為の暗記訓練になります。
トミ:では次に、シャドーイングについてご説明いただけますか?
本田先生:音を聞きながらする通訳の練習です。
韓国語の音声を聞きながら韓国語で続けて言います。
または日本語の音声を聞きながら日本語で続けて言います。
韓国語を日本語に、日本語を韓国語にすれば同時通訳になる感じだとイメージして頂ければ分かりやすいと思います。
シャドーイングは発音やイントネーションは勿論、使い慣れていない表現などをスラスラ言えるようにする為にも大切な訓練です。
トミ:具体的に学習の流れについて詳しく教えていただけますか?
本田先生:授業は、まず私が準備した資料を使って逐次通訳の練習をします。
そして逐次通訳が一通り終わったら次はその資料を見ながらサイトラをします。
先ほど言った日本語の文章をみて韓国語に、または韓国語の文章を見ながら日本語の訳していきます。
その後、その日のテーマに合わせてロールプレイをするのですが、皆さんに韓国人、日本人、通訳になって頂いて通訳の練習をして頂いてフィードバックをするという流れで授業を進めています。
課題は授業時間に配布したテキストをまず朗読して、サイトラの練習をした後、それを録音したファイルを提出してもらっています。
目安の練習回数は30回くらいですかね。
そのくらいしないとスラスラ言えないと思います。
多ければ多いほど良いと思います。
トミ:今までの受講生は、講座を受講後にどのような活躍をされていますか?
本田先生:韓国関連の企業に就職される方もいらっしゃいますし、通翻訳に興味が湧き大学院に進学される方もいらっしゃいます。
実際、韓国外国語大学や梨花女子大学、プサンやチェジュの通訳・翻訳大学院に進学された生徒さんもいるんですよ。
私の母校のソウル外大も凄く良い大学院です。
また就職された方は通訳技術を活かして、会社で通訳業務を担当されている方や、韓国関係のイベントの通訳として活躍されている方もいらっしゃいます。
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最後によくいただく質問について、いくつかお答えいただきたいと思います。
トミ:この授業の教材はありますか?
本田先生:通訳の授業なのでできるだけ最新の情報を用いて練習したいと言うこともあり、教科書のような教材は特にありません。
授業ごとに資料を配布しますので、それを使って授業をして、課題もしていただきます。
トミ:毎回、新しい新鮮な資料で通訳していくという感じですね!次に、生徒が授業を休んだらどうなりますか?
本田先生:復習できるように毎回授業の様子を録画していますので、そちらのアーカイブをご覧頂いてもらっています。
トミ:授業内容や学習の進め方についての質問はどうすれば良いですか?
本田先生:授業中でもいいですし、私にカカオトークでご質問頂ければすぐお答えいたします。
トミ:受講された生徒さんたちが、通訳士としてお仕事をしていくにはどのような資格が必要となってきますか?
本田先生:日本では通訳士になる為の国家資格というのは特になかったと思います。
なので通訳のお仕事をしていれば「通訳士」として名乗ることができるんじゃないですかね。
専門的な分野では、観光案内通訳士、医療通訳士、司法通訳士などの資格があります。
検索したら詳しく出てくると思いますよ。
あと韓国にはITTという通翻訳の資格があります。また専門の通翻訳大学院を卒業すると通翻訳士になれます。
トミ:では、社会人からでも韓国の通訳翻訳大学院へ進学できますか?
本田先生:社会人から大学院に進学される方も沢山いらっしゃいます。
仕事で通訳に携わってもっと専門的に学んで通訳士になりたいと思う方もいらっしゃいますし、もちろん全く違うジャンルの職種から通訳士を目指す方もいらっしゃいます。
視聴者へのメッセージ
通訳の勉強をされている方からよく言われることがあるんですけど、皆さん結構「誰かの役に立ちたい」と、そうおっしゃるんですよね。
ただ自由に話せるだけじゃなくて言葉が通じない人どうしのコミュニケーションを可能にさせる。
それって凄く素敵な事だなと思いました。
ということで今回は外国語分野で韓国NO1の名門大学で、日韓通訳を教える本田先生に来ていただきました。
本日は本当にありがとうございました。
通訳の勉強頑張ってください!
한국어 화이팅, 화이팅, 화이팅!
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