안녕하세요. 토미입니다!
今回習う文法は、
자「~するやいなや」、
자마자「~するとすぐに」、
자니「~しようとすると」、の3つになります。
今日の文法を学べば、
이 상품은 발매하자마자 매진되었다.
この商品は、発売するやいなや売り切れた。
というような文も作れるようになります。
そして今回は55回となりますので、中級51回〜55回までの確認テストがあります。
그럼 시작할게요!
자
動詞 + 자
名詞 + 이자
자は 「~するや(いなや)、~するとすぐに、~すると、~したら」という意味です。
この文法から、하자!「やろう!」 먹자!「食べよう!」という表現をイメージされる方が多いかもしれません。
今回は、文の最後に使う相手を誘う表現ではなく、文の中間あたりに使う、すぐさまに起きた状況を表現する文法になります。
以下が各講座の類似表現です
・中級第22回講座:기가 무섭게 「した途端」
・中級第51回講座:아/어 봐야 소용없다「~してみたところで(しかたがない)」
・中級第55回講座(今回):자마자「~するとすぐに」
아/어 봤자 소용없다となる時以外は、基本的に現在形だけを使います。
この表現は名詞に使われることも多く、パッチムの有無に関わらず名詞に 이자をつけます。
名詞に使う場合は「~であると同時に、〜であり」の意味になります。
動詞:例文1
집 밖을 나서자 빗방울이 떨어졌다.
家の外に出るなり雨のしずくが落ちてきた。
나서다 「出る」の語幹に자をつけて、나서자「出るなり」となっています。
◉単語のポイント:나서다
나가다も「出る」ですが、나서다の場合は「前に出る」、「乗り出す」という意味があります。
ここでは、家の外に出ようと乗り出しているのを表現したいので나서다が使われています。
動詞:例文2
이제 와서 후회해 봤자 될 일 아니다.
今になって後悔したところでどうにかなるものではない。
후회하다「後悔する」の후회해に、봤자をつけて、후회해 봤자「後悔したところで」となっています。
今回のように、봤자に続く文は될 일이 아니다、「どうしようもない」とか、소용없다 「無駄だ」などの意味を表すものが続きます。
名詞:例文3
그는 내 아버지이자 스승이다.
彼は私の父であり師匠だ。
名詞아버지「父」に이자をつけて、아버지이자「父であり」となっています。
아버지には、パッチムがありませんが、이자を使うので注意が必要です。
文章を見ると、主語の「彼」が、自分にとって父でもあり、師匠でもあると伝えたいので、名詞+이자を使っています。
クイズ
1. 그 사랑이 나에게는 ( )마지막이었다.
あの恋が僕にとっては最初で最後だった。
(1)처음이자 (2)처음자
正解は、(1)番です。
今回の처음「最初」にはパッチムがありますが、パッチムがあってもなくても、名詞には이자をつけます。
正解は처음이자になります。
그 사랑이 나에게는(처음이자)마지막이었다.
2. 토픽 시험에 ( ) 우리 엄마가 무척 기뻐하셨다.
TOPIKの試験に合格すると、うちの母がとても喜んだ。
(1)합격했자 (2)합격하자
正解は(2)番です。
합격하다「合格する」の語幹に자をつけて、합격하자 「合格すると」になります。
動詞の語幹にそのまま자をつけるだけです。
(1)番のように、過去の出来事であったとしても過去形をつけることはできないので、注意してください。
토픽 시험에 (합격하자)우리 엄마가 무척 기뻐하셨다.
자마자
動詞 + 자마자
자마자は、「~するとすぐに、〜してすぐに」という意味で、最初にご紹介した 자の1つ目と同じ意味です。
ある動作の直後に次の動作が続くことを表します。
자よりも 자마자が、より「すぐに」という意味が強調されるというニュアンスの違いがあります。
기 무섭게「した途端」も類似表現ですが、자마자の方が日常で圧倒的によく使われますので、この表現は覚えておきましょう。
動詞:例文1
집을 나가자마자 전화가 걸려 왔다.
家を出るとすぐに電話が掛かってきた。
나가다「出る、出ていく」の語幹に자마자が続いて、나가자마자「出るとすぐに」となっています。
「家を出る」という動作の直後に、「電話が掛かってくる」という動作が続くことを表していますよね。
動詞:例文2
내 아들은 수험생이라서 식사가 끝나자마자 방에 가서 공부를 시작한다.
私の息子は受験生なので、食事が終わるやいなや部屋に戻って勉強を始める。
끝나다「終わる」の語幹に자마자が続いて、끝나자마자「終わるやいなや」となっています。
動詞:例文3
오빠가 연락하자마자 달려왔다.
お兄ちゃんが連絡してすぐに駆けつけてきた。
연락하다「連絡する」の語幹に자마자が続いて、연락하자마자「連絡するとすぐに」となっています。
「連絡する」という動作が行われた後、直後に「駆けつけた」という次の動作が行われたことが表されます。
クイズ
1. 비가 ( ) 우산을 썼다.
雨が降るとすぐに傘を差した。
(1)오자마자 (2)와자마자
正解は、(1)番です。
자마자は語幹にそのまま繋げるので、오다「来る」の語幹오に자마자をつけた(1)番が正解になります。
(2)番の와자마자のようには使えないので、注意しましょう。
비가 (오자마자) 우산을 썼다.
2. ( ) 여자 친구가 생겼다.
痩せるとすぐに彼女ができた。
(1)날씬해지자마자 (2)날씬하자마자
正解は、(1)番です。
날씬하다「痩せている」は形容詞なので、直接語幹に자마자をつけることはできません。
この場合は、아/어지다「になる」という文法を使い、形容詞を動詞に変換してから자마자をつけます。
ですので、形容詞날씬하다「痩せている」に아/어지다をつけると、날씬해지다「痩せる」という動詞になります。
この形に자마자を続けて날씬해지자마자「痩せるとすぐに」となるので(1)が正解です。
(날씬해지자마자) 여자 친구가 생겼다.
자니
動詞 + 자니
最後の文法、자니は「しようとすると、するには」という意味です。
類似表現に 려면「~しようとすると」があります。
ただ、려면よりは、よりネガティブな表現で、何かをしてみようかと思うものの、実際はできない、問題がある、といった状況でよく使われます。
자니, -자니を2回反復して、「これもだめだし、あれもだめ」という表現でも使われます。
また、何かをしてみようと思ったら、新しいことに気がついた、という文脈でも使えます。
ただし一般的には否定的なニュアンスが強いです。
動詞:例文1
외식해서 남은 음식은 버리자니 아깝고, 가지고 가자니 짐이 되고.
外食して残った食べ物は、捨てようと思うと、もったいないし、持っていこうとすると荷物になるし。
前半部分の버리다「捨てる」の語幹に자니がついて、버리자니「捨てようと思うと」となっています。
後半部分の가지고 가다「持って行く」の語幹に자니がついて、가지고 가자니「持って行こうとすると」となっています。
前半部分と後半部分で動作が比べられていて、どちらも実現しがたく、悩んでいる感じが伝わりますよね。
このように、자니を2回続けてどうしようもない状況や理由を伝えたりします。
動詞:例文2
대학 가자니 돈이 모자라고 취직하자니 구인 정보가 없다.
大学に行くにはお金が足りないし、就職するには求人情報がない。
前半部分の가다「行く」の語幹に자니がついて、가자니「行こうとすると」となっています。
後半部分の취직하다「就職する」の語幹に자니がついて、취직하자니「就職しようとすると」となっています。
前半部分も後半部分も자니をつけて、どの方向にも進めない残念な気持ちが表現されています。
動詞:例文3
막상 사업을 시작하자니 아직 실력이 부족한 것을 깨달았다.
いざ事業を始めるには、まだ実力が不足なことを悟った。
시작하다「始める」の語幹に자니がついて、시작하자니「始めるには」となっています。
자니の後に続く文章は基本的に悲観的な言葉になるので、실력이 부족하다「実力が不足する」がきています。
クイズ
1. 이 시간에 컵라면을 ( ) 살이 찔 것 같고 안 먹자니 배가 고프다.
この時間にカップラーメンを食べると太る気がするし、食べないでいるとお腹が減る。
(1)먹고 있자니 (2)먹자니
正解は、(2)番です。
먹다「食べる」の語幹に자니がついて、먹자니「食べると」になっています。
자니の後の表現には、基本的に望んでないことが来るので、살이 찔 것 같다 「太る気がする」になっています。
이 시간에 컵라면을 (먹자니) 살이 찔 것 같고 안 먹자니 배가 고프다.
2. 대학교를 ( ) 학비를 내준 부모한테 너무 미안하다.
大学校をやめようと思うと、学費を出してくれた両親にとても申し訳ない。
(1)그만했자니 (2)그만두자니
正解は、(2)番です。
그만두다「やめる」の語幹に자니がついて、그만두자니「やめようと思うと」になります。
(1)番のように、過去形と合わせて使うことはできません。
대학교를 (그만두자니) 학비를 내준 부모한테 너무 미안하다.
宿題
宿題は2つあります。
まずは今回習った文法を使って、3文ほど作文しましょう。
① 자「するとすぐに、~であると同時に」を使って作文してみましょう。
《例》
경기에서 우승하는 것은 자기자신의 명예이자 팀의 영광이다.
競技で優勝するのは、自分自身の名誉であると同時にチームの栄光である。
② 자마자「~するとすぐに、する途端に」を使って作文してみましょう。
《例》
오늘은 일어나자마자 집을 나갔다.
今日は起きた途端に家を出た。
③ 자니「~しようとすると」を使って作文してみましょう。
《例》
빨래을 널자니 비가 오고 있었다.
洗濯物を干そうとしたら、雨が降っていた。
宿題の2つ目は単語の暗記です。
中級単語一覧表の28ページの2161番から2200番までの単語40個を暗記してきてください。
このページの一番下で、40単語の単語クイズができます。
40個の単語を覚えたらぜひ挑戦してみてください。
確認テスト
テスト範囲は中級51回〜55回までです。
文法とリーディングの強化ができるように作成してありますので、ぜひテストを通して実力を伸ばしていってください。
それでは今日もお疲れさまでした!
그럼 오늘도 행복 가득, 웃음 가득한 하루 되세요! 한국어 화이팅, 화이팅, 화이팅!!