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韓国語の数字:하나, 둘, 셋と일, 이, 삼の違いと使い分け

Tomi
Tomi

99歳って韓国語でなんて言うの?

 

皆さんこんにちは。

今日は韓国語の数字についてご紹介したいと思います。

日本語でも「いち、に、さん、し」というのと、「ひー、ふー、みー、よー」というのと2種類の数の数え方がありますよね?

それと同じく、韓国語にも2種類あり、文法的には以下のように漢数詞(漢数字)と固有数詞に分けられます。

 

漢数詞:일, 이, 삼, 사…

固有数詞:하나, 둘, 셋, 넷…

 

そこで今回は、それぞれの違いと使い分け方法についてみていきましょう。

 

固有数詞:하나, 둘, 셋, 넷

 

韓国語の固有数詞は以下のようになります。

ハングル 発音 意味
하나 ハナ 1つ
トゥ 2つ
セッ 3つ
ネッ 4つ
다섯 タソッ 5つ
여섯 ヨソッ 6つ
일곱 イルゴ 7つ
여덟 ヨドルプ 8つ
아홉 アホ 9つ
10
스물 スム 20
서른 ソル 30
마흔 マフ 40
スィ 50
예순 イェス 60
일흔 70
여든 ヨドゥ 80
아흔 アフ 90

 

この固有数詞の特徴は、基本的に1~99までのみ数えられるということです。

これは、人の人生のスパンとだいたい同じです。

ちなみに100は漢数詞と同じ백になります。

また、特に50以上の固有数詞は実際の生活で使うことはあまりありません。

例えば、99歳は아흔아홉 살になりますが、代わりに세を使って漢数詞で구십구 세と表現する事もあります。

なお、100歳は韓国語で백 살とか백 세と言います。

 

ではここからは、固有数詞하나, 둘, 셋, 넷の後につく言葉をいくつかご紹介したいと思います。

개:個 한 개(1個), 두 개(2個), 세 개(3個)

명:名 한 명(1名), 두 명(2名), 세 명(3名)

분:方 한 분(お一方), 두 분(お二方), 세 분(お三方)

잔:杯 한 잔(1杯) 두 잔(2杯) 세 잔 (3杯)

장:枚 한 장(1枚), 두 장(2枚), 세 장(3枚)

권:冊 한 권(1冊), 두 권(2冊), 세 권(3冊)

번:回 한 번(1回), 두 번(2回), 세 번(3回)

살:年 한 살(1歳), 두 살(2歳), 세 살(3歳)

 

ただし、先ほど言いましたように、ある程度大きな数字になってくると、途中から漢数詞の일, 이, 삼, 사の方を使うことが多いです。

例えば、20冊は韓国語で스무 권と言いますが、21冊になると이십일 권になったりします。

他にも、回数の回も40くらいになると사십 번と言ったりするわけです。

ですので、固有数詞の하나, 둘, 셋, 넷にはバリエーションに限度があると覚えておいて下さい。

とりあえず、30番台くらいまで固有数詞で言うことができれば、日常生活で困ることはありません。

 

漢数詞:일, 이, 삼, 사

 

次は漢数詞です。こちらの方は本当によく使います。

数字の一覧は以下の通りです。

ハングル 発音 意味
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
100
チョ 1000
10000

 

漢数詞はその名のごとく漢字を元に作られた数字なので、日本語の発音にかなり似ています。

さらに、この漢数詞は表現のバリエーションが多く、小数点や計算などの算数・数学全般に用いられています。

また、先ほどもお伝えしましたように、固有数詞で表現すべき言葉もある程度代替えすることができます。

ですので、まずはこの漢数詞の일, 이, 삼, 사から覚えていってください。

 

と言うことで今回は、韓国語の固有数詞と漢数詞の違いと使い分けについてご紹介しました。

ではまた次回お会いしましょう!