여러분 안녕하세요. 토미입니다.
今回は、韓国語学習でやってはいけない、間違った勉強法をワースト5をご紹介したいと思います。
私は基本的に、勉強法は人それぞれのやり方があっていいと思っています。私が以前紹介した1ヶ月で1600単語を暗記する方法も、合う人合わない人がきっといるはずです。
しかし、今日ご紹介する5つの間違った勉強法は、誰がやっても効率の悪い勉強法になる典型パターンです。しかもこれは、特に韓国語の勉強を始めたばかりの初心者が陥りやすいパターンになります。
今回は間違った勉強法を5つ、私の独自の判断でランク付けしてみました。特にワースト1位は、始めはもしかしたら「えっ、どういうこと?」って思われる方もいるかもしれません。
もし今回紹介する間違った勉強法をしている人がいたら、ぜひこの記事を参考に勉強法を再検討してみてください。そうすれば、無駄な時間やお金を費やさずに、最短距離で勉強が進むようになります。
さらに、どういう勉強をしたらいいのかも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。では一つずつ見て行きましょう!
그럼 시작할게요.
ワースト5:たくさんの参考書に手を出す
やってはいけない勉強法、第5位はたくさんの参考書に手を出すことです。これは特に、韓国語学習を決意してやる気満々の人がやってしまいがちなミスです。
かなり気合を入れて韓国語の勉強を始めようとして、ついつい参考書を何冊もまとめ買いしてしまったというパターンです。
特に、それぞれ参考書ごとに「メイン教材用」「単語学習用」「ハングル文字の学習用」など目的別に分けているのならまだいいのですが、同じような種類の参考書を何冊も買うことは絶対にやってはいけません。
このパターンの最大の問題は何かというと、本がたくさんあると参考書のつまみ食いをしやすいと言ことです。参考書Aをちょっとやってみて、次に参考書Bをやってみて、さらに参考書Cにも手を出してといった具合です。
つまみ食いも勉強ではあるのですが、それは効率がとても悪いです。なぜかというと、反復学習する回数が減るからです。
参考書と言うのは、同じ本でも小説やビジネス書などと違います。小説は楽しめれば十分ですし、ビジネス書は知識や世界観が広がればいいのですが、参考書は基本的に、そこに書いてあることを全て理解して初めてその役割を果たしたと言えます。
別の言い方をすれば、入門者用の簡単な参考書でもない限り、1冊の参考書を1周だけ勉強して終わりにするということは普通ありません。個人差はありますが、2周、3周、反復学習をやりこなして初めて実力が付きます。
ですから、つまみ食い学習をしている方は、一冊を徹底的に、学習している人に比べ、同じ時間を勉強したとしてもその半分も身につきません。反復学習しないので記憶に定着しないからです。ですから、私は1冊ずつ確実にやり切る学習方法をお勧めします。
こう言うと、中には「自分に合った本を探すために、何冊か本を買った方がいいんじゃないか」という人もいると思います。そういう人に私がお勧めしたいのは、やはり本は本屋に行って買うことです。
方法としては、まずはアマゾンのレビューなどで高評価のものをいくつかチェックしておいてください。でもそのままアマゾンでポチっと買ってしまうのではなく、実際に自分で本屋に足を運んで、その本を手に取ってみてください。
アマゾンで評価が高いからと言って誰にとっても最高の本なんてことはないはずです。必ず、その本の説明の仕方や分量などが自分に合っているかを確認してから購入することをお勧めします。つまり、その本を手に取ってみて、ワクワクするかという事ですよね。
そうすれば、買ったけど使わなかったみたいなことを避けることができます。逆に現物を見ないでネットで買ってしまった場合、買った後に自分に合わないことが分かったりして、でも捨てるのももったいないといって積読(つんどく)状態になることがよくあります。
さらに積読していても、やっぱりこっちの方が良かったかもとか考えて、気になってぱらぱら見始めたりするんですよね。そうしてまたメインの教材に集中できなくなったりします。
今はいろんな教材があっていろんな選択肢で勉強できるような時代ですけど、人って逆に選択肢が少ない方が覚悟が決まって一気に集中して勉強できたりするんですよね。ですので、参考書は1冊1冊確実に終わらせるようにしましょう。
ワースト4:復習をしない
やってはいけない勉強法、第4位は復習をしないということです。ここで言う復習とは、例えば昨日学んだところを今日復習するみたいな短期的なことではなく、以前に使っていた参考書を復習すると言う意味です。
みなさん、以前に使っていた参考書を見返したりしていますか?実はこれ、けっこうやっていない人多いんです。
「半年前にこの参考書を3周やって、完全にマスターした!」と思っていても、人間は忘れていく生き物です。半年前に覚えた200ページくらいの参考書の内容を、今でも全部覚えているなんて言う人はいないと思います。
でも、けっこう皆さん復習をし忘れています。なぜかというと、先に進みたいからです。初級1が終わったら初級2、初級2が終わったら中級1というように、先に進むことでわくわくしてモチベーションが上がると言うのは事実です。
でも、特に独学で勉強している人は復習をちゃんとしていないと、途中で「あれ?なんでこの文法はこういう変化になるんだっけ?」みたいな疑問が湧いてきたりします。
特に中級レベルになると、初級レベルの文法は分かっていることが前提なので、たいていの参考書は細かい解説は省略していて、いちいち載せていません。そうすると、小さな「はてな」が段々と積みあがってきて、勉強が止まってしまうことがあります。
ですから、以前に使っていた参考書をもう一度開いてみて、学んだ内容を忘れていないかチェックすることが大切なんです。
復習のタイミングですが、まずはその参考書を使い終わってから1か月後に一度やってみてください。その次は、その3か月後にもう1度やってください。それ以降は必要だと思う時にやってください。つまり、最低2回は復習をすると言うことです。
それと復習のやり方ですが、復習するというと、「えーまた初めから全部問題を解くの?」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことをする必要はありません。なぜなら復習の目的は、自分の記憶をチェックすることだからです。
ですから、やり方としては、サーっと全ページをめくっていって、自分がこれまで何を学んだのかを思い返すだけで十分です。そしてその中で気になった部分があったら立ち止まってじっくり読むといった感じです。
単語や文法のリストも一通り目を通すようにしてください。また、CDに入っている会話の音声なども、一通り聞いてみてください。自分のレベルがだいぶ上がっていて、CDの音声が遅すぎると思うのなら1.5倍速くらいにして聞いてもいいです。
そして、復習する中で分からないことが出てきたら、しっかりその部分を確認して学び直すようにしたらいいと思います。復習はあくまでも確認が目的ですので、初めて学ぶ時のように時間をかけすぎる必要はありません。
復習って一度やったことをやり直すのでけっこう地味でつまらなかったりします。でもやっている人とやっていない人とでは必ずあとあと差が出てきます。急がば回れってやつですね。
ぜひ参考書をやり終わったら、いつこの参考書の復習をするかをカレンダーにすぐに書き込んで、復習し忘れが無いようにしてください。
ワースト3:アウトプットしない
やってはいけない勉強法、第3位はアウトプットをしないです。本当にそう思いますね。語学学習にはインプットとアウトプットがあります。実はこれを意識している人って少なかったりします。そしてほとんどの人がインプット学習しかやっていません。
インプットとは要は新しい情報を入れること、アウトプットはそれを自分のものとして出すことです。
普通に参考書を読んで勉強することは、ほとんどインプット学習だと思ってください。そこで皆さんは模範的な韓国語の文や回答をたくさん目にすると思います。
でも、それだけで終わっては、その知識は使いものにならないままです。例えば、自己紹介の方法についてテキストで学んだとして、「では自己紹介してください」と言われても多分ほとんどの人は自己紹介できません。
つまり、取り入れた知識は、使う練習を前もってしておかないと、いざというときに使えないんです。逆に、そういうアウトプットの練習をしっかりしておくと、学習した内容の意味をより深く理解できるようになったりします。
ですから、私の初級講座を学んでいる人なら知っていると思いますが、私の講座では会話を聞いた後は、実際に音読して、自分の口で発音してみましょうと言うのもやっています。
また、講座の最後にいつも必ず作文の宿題も出しています。そして、いったん私の模範解答をお見せした上で、皆さんの言葉で作文をしてくださいとお願いしています。
さらに単語の宿題では、単に「覚えてきてください」ではなく、「覚えた後にクイズに挑戦してみてください」と言っています。なぜなら、目で見て覚えたというのは、おそらくほとんどの場合「覚えたつもり」なだけだからです。
必ず、その覚えた知識を今度は逆に頭から引き出していく作業が必要です。そして実際に自分の知識があっているかどうか、別の形で確認することで、本当にその知識が身についているかどうか確認できます。
インプットだけで学んだ知識は定着率が低いのですが、アウトプットで学んだ知識はそう簡単には忘れないです。今から重要なことを言います。「インプットしたら即アウトプットせよ!」これが、効率的な語学学習の鉄則です。
ワースト2:ながら勉強
やってはいけない勉強法、第2位はながら勉強です。ながら勉強とは、例えばテレビを見ながらとかスマホをいじりながら勉強することです。
人間は同時に複数のことに集中することはできません。ですから、テレビを見ながら勉強、スマホをいじりながら勉強というのは、実は勉強になっていません。
また、人の集中力は一瞬で高まるわけではなく、ある程度の時間が必要なので、ながら勉強をしている人は集中力が高まらない状態で勉強し続けていると言うことになります。
特に、テレビはテレビのある部屋に行かなければいいので問題ないですが、スマホを1日中、肌身離さず持ち歩いていたりするものなので取り扱いが難しいです。
私のお勧めは、もしできるのなら、勉強中はスマホの電源を切って、さらに隣の部屋にでも置いておくことです。勉強に関係ないものを視界に入れないことはとても大切です。
合わせて、勉強するときは、まず机の上を必ずきれいにしてください。机の上に勉強と関係ないものが何もないようにします。
当たり前かもしれませんが、勉強に集中する一番の方法は、勉強以外のことを考える必要のない環境を作ることです。もちろんスマホとかは誰かから連絡が来る可能性があるので電源を切るのが難しいと言う人もいると思います。
でも例えば、バイブレーションにして視界に入らない場所に置いておくだけでも効果があります。勉強机の上にスマホはできる限り置かないようにしてください。
それと、ながら勉強で一番議論になるのは音楽です。皆さんの中にも音楽を聴きながら勉強すると言う人は多いかもしれません。その方が集中力が高まると言う人もいます。
でも、音楽を聴きながら勉強するのが好きという人はいると思いますが、音楽を聴きながら勉強したら成績が上がったという話はあまり聞かない気がするんですよね。
もし、今、音楽を聴きながら勉強する習慣がついているひとは、試しに1週間でも、音楽を聴かずに勉強してみてください。そのうえで、どちらの方がしっかり勉強できているかを判断されることをお勧めします。
それと、音楽と言っても完全に雑音レベルで聞き流せるものなら問題ないと思います。私も時々カフェで勉強したりしますが、自分の知らない、関心もない音楽が流れていても全く気になりません。
逆に、自分が好きな曲とかで、聞いてるとつい口ずさみたくなるような曲を聞きながら勉強するのはやめた方がいいと思います。
ワースト1:目標・計画を立てない
最後に、最もやってはいけない失敗パターンをご紹介します。それが目標や計画を立てないということです。これは、本当にやってはいけないですね。みなさん、韓国語を勉強する目標を明確に持って、計画を立てて学習を進めていますか?
恐らく、たいていの人は、韓国ドラマやK-POPアイドルが好きで韓国語を学び始めたと思います。しかしそれは目標ではなく動機です。実は、この動機だけで学習を進めると、学習がつらくなってきたときに、踏ん張りがきかなくなります。
人は努力に見合った対価があるから努力することができます。目標とはその対価のことで、自分をわくわくさせてくれるものです。逆に、目標を持っていないひとは、持っている人に比べて挫折率が間違いなく高いです。
ですから、動機からさらに一歩進んで、明確な目標を持つことが大切なんです。例えば、「K-POPアイドルの○○が好きだから勉強する」というのではなく、「K-POPアイドルに心のこもった手紙を送れるようになりたい」というのが目標の例です。
この動機を目標に転化させると、モチベーションが何倍もアップします!少なくとも私は、目標を立ててモチベーションが下がったと言う人に会ったことがありません。ぜひ、自分がワクワクする、絶対達成したい目標を立ててみましょう。
そして、目標には必ず必要なある要素があります。それは期限です。いつまでにその目標を達成するのかという日付を決めてください。始めは何となくでも構いません。目標は日付を入れて初めて生きたものになります。
逆に期限のない目標が達成される確率はかなり低いと思ってください。次は計画についてです。みなさん、学習計画を立てていますか?例えば、今やっている参考書、何月何日に終わらせる予定でしょうか?
どんな学習でも、計画があるとないとでは、実は勉強効率は大きく変わってくるんです。その理由の一つは、自分の現状を把握することにあります。
まず、理想の自分と今の自分にどれくらいのギャップがあるのかを把握してください。この部分については私が以前、韓国語学習に何時間かかるのかを解説した記事を出しましたので、それを参考にしたらいいと思います。
そして目標の期限までに残された日数を計算したら、今日、自分がどれくらい頑張らないといけないかがわかると思います。
そうやって、計画を立てることで今、自分が韓国語学習において、どの辺の位置に立っているのか、いつ頃どの辺まで実力が上がりそうなのかということを把握しながら勉強している人は、間違いなく自分の成長を感じられます。
しかし、それがない人は漫然と勉強しているため、特に独学の人であればあるほど、ちょっとしたことでモチベーションが下がって勉強が続かなったりするんです。
目標・計画を立てるもう一つの理由は自分との約束を作ることです。人はだれかと約束したことは守りたくなるようにできています。それは実は自分との約束でも効果があります。そうやって自分で自分にプレッシャーを与えることはとても大切です。
もちろんできれば家族や知人に、目標や計画を宣言するのも効果があります。背水の陣ではないですが、人はやらなくちゃいけないと思うからこそやれる部分もあります。
そして、立てた目標や計画は、必ず守られたのか守られなかったのかが明確になるようにしてください。
例えば、「年末までに初級レベルの参考書をやり終えて、好きなアイドルに心を込めた手紙を書いて送る!」みたいな感じです。こうすると目標に期限も入り、具体的になっているので、勉強にもっと身が入るようになり、学習効果を高めてくれます。
ぜひ目標と計画を立てて勉強に取り組みましょう。私がなぜこの目標と計画を1位に選んだかと言うと、勉強にとって一番大切なことは、どの教科書を使うかとか、誰から教わるか、ではなく、皆さんのモチベーションだからです。
モチベーションは多少の効率の悪い勉強法も凌駕するほど影響力があります。ですから、目標と計画を立てることで、みなさんのモチベーションをしっかり管理していただけたらと思います。
以上です。ではまた次回お会いしましょう。한국어 화이팅, 화이팅, 화이티!