여러분 안녕하세요!
토미입니다.
今日は、韓国語学習における「最強の裏技」とも言える学習法について、徹底的に解説していきます。
皆さんは、ずばり!韓国語の単語を覚えるのに苦労していませんか?
「単語帳を見ても、右から左へと抜けていってしまう…」
「一生懸命覚えたはずなのに、いざ会話となると出てこない…」
「そもそも、覚えるべき単語の量が多すぎて、途方に暮れている…」
そんな悩みを抱えている方は、本当に多いですよね。
私も学習を始めたばかりの頃は、真っ黒になるまでノートに単語を書き殴っては、次の日には忘れているということを延々と繰り返していました。
しかし、今日お伝えする韓国語学習のコツをつかむことができれば、単語暗記が一気に加速すること間違いなしです。
その方法とはずばり、「漢字語」を制覇することです。
断言します。
韓国語学習において、漢字語を制する者は、韓国語を制します。
「え、韓国語なのに漢字?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここが私たち日本人学習者にとっての、最大のチャンスであり、特権なんです。
実は、韓国語の語彙の約70%は、漢字をベースにした「漢字語」で構成されています。
そして、その漢字語の発音や意味は、私たち日本人が使っている日本語の単語と、驚くほど似ているんです。
いくつか例を挙げてみましょう。
皆さんも一緒に発音してみてください。
- 無理は韓国語で 무리
- 家具は韓国語で 가구
- 余裕は韓国語で 여유
- 道路は韓国語で 도로
- 市民は韓国語で 시민
どうですか?
笑っちゃうくらい似ていませんか?
「家具」「無理」「市民」なんて、日本語のイントネーションで言っても通じるレベルです。
つまり、皆さんは「韓国語を全く勉強したことがない」と思っていても、実はすでに何十個という韓国語の単語を知っている状態なんです。
もちろん、ここまで同じ意味と発音になる単語ばかりではありませんが、漢字の知識があればある程度、意味を推測できる漢字語が多いんです。
想像してみてください。
もし皆さんが、新しく覚える単語の7割近くを、「すでに知っている知識」と紐づけるだけで覚えられるとしたら?
0から丸暗記するのではなく、「あ、これは日本語のあの言葉と同じだ!」と変換するだけで済むとしたら?
学習のスピードは、2倍、3倍どころか、10倍にも加速するはずです。
今回の動画では、そんな魔法のような「漢字語」の世界を、どこよりも詳しく解説していきます。
以前にも漢字語に関する動画は出したことがありますが、今回はそれをさらにパワーアップさせた「完全保存版」となります。
そして、今回お話しする内容は、教科書には載っていないような裏技ばかりです。
これを知っているだけで、初めて見る単語でも意味が推測できるようになっちゃいます。
そして、この動画を見終わるころには、皆さんの目の前にある「韓国語の壁」が、思ったほど高くなかったことに気づくこと間違いなしです。
本気で韓国語をマスターしたい方、短期間で劇的にレベルアップしたい方は、ぜひ最後まで集中してご覧ください。
그럼 시작할게요!
なぜ「漢字語」学習なのか?
まず最初に、なぜ韓国語学習において漢字語がお勧めなのか、その理由を3つお話ししたいと思います。
漢字語がお勧めな理由の一つ目は、「韓国語の約7割が漢字語だから」です。
韓国語の単語は、大きく分けて3種類あります。
一つ目は、韓国固有の言葉である「固有語」です。
例えば、어머니(お母さん)や 좋다(良い)などがこれに当たります。
これは、そのまま暗記するしかないものが比較的多いです。
二つ目は、英語などから来た「外来語」です。
例えば、커피(コーヒー)や 버스(バス)などです。
こちらは、語源が英語だったりするので、日本人でもある程度意味が取りやすい言葉が多いです。
そして三つ目が、今回のテーマとなる「漢字語」です。
例えば、학교(学校)や 공원(公園)などがそれにあたります。
そしてなんと!驚くべきことに、韓国語の単語の約70%が、この「漢字語」で占められていると言われています。
特に、ニュースや新聞、ビジネス会話、そして韓国語能力試験の中級・上級レベルに出てくる単語の多くは漢字語なんです。
つまり、漢字語をマスターするということは、韓国語マスターに直結することなんです。
続いて、漢字語学習がお勧めな理由の2つ目は、私たち「日本人はすでに大量の漢字を知っているから」です。
日本人は、小学校から中学校にかけて、義務教育の中で約2,000個の常用漢字を学習します。
「漢字なんて苦手だったよ」という方もいるかもしれませんが、それでも日常生活で新聞を読んだり、ニュースのテロップを見たりして、意味を理解できていますよね?
実は、この「すでに漢字を知っている」という事実が、韓国語学習においてとてつもないアドバンテージになります。
例えば、アメリカ人が韓国語を学ぶ場合を想像してみてください。
彼らは、회사(会社)という単語を覚えるとき、全く未知の音と意味の組み合わせとして、「회사 = company」 とゼロから暗記しなければなりません。
同じように 사회(社会)と言う単語を覚える時も、「사회 = society」 のように丸暗記する必要があります。
しかし、私たち日本人はどうでしょうか?
韓国語で「会社」は 회사 と言いますが、「会」が 회、「社」が 사 と読むんだなというように、意味の暗記だけでなく、読み方のルールを理解することができてしまいます。
それが分かってしまうと、「会社」が 회사 なら、「社会」は 사회 なんじゃないのかな?というように、知らない単語でも推測できてしまうんです。
さらに、원(員)という単語を知っていれば、회사원 にすれば「会社員」になる、といった応用技も使えるようになるわけです。
このように、私たち日本人の脳内には、すでに膨大な「漢字データベース」がインストールされています。
ですので、日本人にとって韓国語の漢字語学習とは、「外国語の丸暗記」ではなく、すでに知っている漢字語の「韓国語読みへの変換作業」に過ぎないんです。
これを利用しない手はありませんよね?
「韓国語は日本人にとって一番習得しやすい言語だ」と言われる最大の理由が、まさにこの「漢字データベース」の活用にあるんです。
そして、漢字語学習がお勧めな理由の3つ目は、「韓国語の漢字学習は超簡単だから」です!
例えば「日」という漢字、日本語では「ヒ」とか「ニチ」とか「ジツ」とか色々な読み方がありますよね。
しかし、韓国語では 일 としか読みません。
楽ですよね?
中には二つ三つ読み方がある漢字もありますが、韓国語ではほとんどの漢字は読み方が一つしかないんです。
つまり、韓国には日本で言う訓読みがありません。
そして音読みもほぼ一つしかないってことなんです。
だから一つの漢字に対応する韓国語の読みを一つ覚えさえすれば、もうその漢字を使った単語を使いこなせるようになっちゃうんです。
さらに、韓国語では同じ読みの漢字がたくさんあることが多いです。
例えば 수 という読みをする漢字は、なんとこんなにあります!
(守、手、首、受、授、樹、収、修、垂、水、輸、狩、需、秀、獣、殊、寿、粋、遂、随)
見ていただければわかりますが、日本語では「シュ」や「シュウ」や「ジュウ」や「スイ」といった読みをする漢字たちも、韓国語では全部まとめて「수」としか読みません。
だからこの漢字の読みが全部「수」なんだと覚えるだけで、韓国語の漢字を20個覚えたのと同じことになるんです。
さらにさらに!
韓国では漢字を書けなくても全く問題ありません。
日本の皆さんが漢字の学習で一番苦労したのが、漢字の書き取りではないかと思います。
日本ではあの複雑な漢字を何百個も何千個も書かされますし、しかも正しい書き順で書くように教育されます。
しかし、韓国では日常生活で漢字を書くことはほとんどありません。
だから、ただ漢字の読み方さえ知っていれば日常生活で十分に使いこなすことができるんです。
ですので、日本語の漢字学習に比べて、韓国語の漢字学習は超簡単なんです!
単語の丸暗記ではなく、読み方を覚えた漢字を組み合わせるだけでいいんです。
どうですか?
皆さんの目の前にある「単語暗記」という高い山が、急になだらかな丘のように見えてきませんか?
ですのでぜひ、「自分にもできるかも!」「これなら覚えられる!」という自信を持っていただけたらと思っています。
これを知れば無敵! 漢字語を制する「黄金の10大ルール」
では、ここからが本題です。
漢字語学習とは、要は韓国語の漢字の読み方を覚えていくことになります。
しかし、「日本語の ”会” は韓国語では 회 だ」のようにして、2000個の常用漢字の読み方を1つ1つ覚えようとすると、かなりの労力がかかってしまいます。
でも、実は韓国語での漢字の読み方には、ある程度のルールが存在するんです!
このルールを知っているだけで、初めて見る単語でも「あ、これは日本語でいう〇〇だな」と予測できるようになり、逆に日本語から韓国語を推測することも可能になります。
そこで今回は、「漢字語攻略 黄金の10大ルール」と題して、日本人が絶対に知っておくべき漢字語に関するルールを10個ご紹介したいと思います。
なお、先ほど「ある程度」と言いましたように、全てのケースでこのルールが当てはまるわけではありません。
大まかな傾向ということで覚えておいてください。
それでも、この10個のルールを頭の片隅に入れておくだけで、皆さんの語彙力は飛躍的に向上すること間違いなしです。
なお、ポイントは日本語の漢字の音読みの音に基づいて考えてみることです。
一つずつ、丁寧に解説していきますので、ぜひ一緒に漢字語を攻略していきましょう!
ルール①:「あいうお」段は、ほぼそのまま「ㅏㅣㅜㅗ」に置き換えられる
1つ目の漢字語ルールは、直感的に分かりやすいと思います。
日本語の「あ・い・う・おの段」の音を持つ漢字は、韓国語でもほぼそのままのㅏㅣㅜㅗの母音に対応している、と言うルールです。
まずは「あ段」です。
例えば、家(いえ)という漢字は音読みで「か」と読みますよね。
「か」は「あ段」の音なので、韓国語では ㅏ がついて 가 と書きます。
ですから、「家具」は 가구、「家族」は 가족 となります。
次に、「多い」という漢字は「た」と読みますよね。
これも「あ段」なので韓国語では ㅏ がついて 다 になります。
ですから、「多数」は 다수、「過多」は 과다 と言います。
「い段」も見てみましょう。
「便利」の「利」という漢字は「い段」なので、韓国語では ㅣ を使って 리 になります。
ですから、「便利」は 편리、「権利」は 권리 となります。
「う段」はどうでしょうか。
「舞う」という漢字は「ぶ」と読みますよね。
これは「う段」なので韓国語では ㅜ を使って 무 になります。
ですから、「舞台」は 무대、「舞踊」は 무용 と言います。
「お段」も同じです。
「古い」という漢字は「こ」と読みます。
これは「お段」なので韓国語では ㅗ を使って 고 になります。
ですから、「古代」は 고대、「中古」は 중고 となります。
このように、日本語と韓国語は母音の響きが似ていることが多いので、感覚的に覚えやすいですよね。
ここで「あれ?先生、『え段』を飛ばしてませんか?」って思った方、いませんでしたか?
実は「え段」になる漢字というのはそれほど多くないんですよね。
ただ、もしあえて説明するとしたら、日本語の「え段」の多くは、韓国語の ㅓ に対応します。
例えば「建てる」という漢字は「けん」と読みますが、韓国語では ㅓ がついて 건 になります。
ですから、「建物」は 건물, 「建築」は 건축 と言います。
同じく「言う」という漢字は「げん」と読みますが、韓国語では ㅓ がついて 언 になります。
ですから、「言語」は 언어, 「言論」は 언론 と言います。
「え段」については、参考までにということで覚えておいてください。
ルール②:「あかさたなはまやらわ」行は、
ほぼそのままㅇㄱㅅㄷㄴㅂㅁㅇㄹㅇ に置き換えられる
次のルールも先ほどのルールと似ています。
今度は「あかさたなはまやらわ行」の音の漢字は、韓国語でもほぼそのままㅇㄱㅅㄷㄴㅂㅁㅇㄹㅇの子音に対応している、と言うルールです。
具体的に見ていきましょう。
まず、「あ行」は ㅇ ですので、「安(あん)」という漢字は韓国語では ㅇ を使って 안 になります。
ですから、「安心」は 안심、「安全」は 안전 となります。
次に、「か行」は ㄱ ですので、「歌う」の「歌(か)」という漢字は韓国語では ㄱ を使って 가 になります。
ですから「歌手」は 가수, 「歌謡」は 가요 となります。
次に、「さ行」は ㅅ ですので、「数える」の「数(すう)」という漢字は韓国語では ㅅ を使って 수 になります。
ですので「数学」は 수학, 「点数」は 점수 となります。
ちなみにここで豆知識!
ㅈ も実は「さ行」や「ざ行」になったりします。
ですので、「作戦」という単語は韓国語では ㅈ を使って、작전 となります。
「工作」は 공작 ですね。
次に、「た行」は ㄷ ですので、「単なる」の「単(たん)」という漢字は韓国語では ㄷ を使って 단 になります。
ですので、「単純」は 단순、「単位」は 단위 となります。
次に、「な行」は ㄴ ですので、「南(みなみ)」の「南(なん)」という漢字は韓国語では ㄴ を使って 남 になります。
ですので、「南北」は 남북, 「南極」は 남극 となります。
次に、「は行」です。
日本人の感覚としては「は行」は ㅎ な気がしますが、韓国語では ㅂ に対応します。
例えば、「父母」の「父(ふ)」という漢字は ㅂ を使って 부 になりますので、「父母」は 부모, 「父兄」は 부형 となります。
ちなみにここで豆知識!
ㅎ は実は「か行」や「が行」になったりします。
ですので、「学ぶ」という意味の「学(がく)」という字は ㅎ を使って 학 になります。
ですから、「学生」は 학생、「大学」は 대학 となります。
次に「ま行」は ㅁ ですので、「無い」という意味の「無(む)」という漢字は韓国語では ㅁ を使って 무 になります。
ですので、「無理」は 무리, 「無視」は 무시 となります。
次に「や行」は ㅇ ですので、「余裕」という漢字は韓国語では ㅇ を使って 여유 となります。
他にも「要素」は 요소、「予約」は 예약 となります。
このように、日本語で「よ」にあたる部分が、여 だったり 요 だったり 예 だったりといろいろパターンはありますが、全て共通して ㅇ が使われています。
次に「ら行」は ㄹ ですので、「物理」の「理(り)」は韓国語では ㄹ を使って 리 になります。
ですから、「物理」は 물리,「道理」は 도리 となります。
ちなみにここで、豆知識!
この ㄹ ですが、単語の頭にくるときは ㅇ や ㄴ になります。
ですので、例えば「理解」という単語は韓国語では 이해 となります。
そして最後、「わ行」は ㅇ ですので、「腕(うで)」の「腕(わん)」という漢字は韓国語では ㅇ を使って 완 になります。
ですので、「腕力」は 완력、「手腕(しゅわん)」は 수완 になりますね。
ここまでは、ある程度直感的に理解できた方も多かったと思います。
ここからは、徐々に日本語のイメージと少し違うルールも出てきますよ。
でも、分かりやすく説明していきますので、しっかりついてきてくださいね!
ルール③:ㅢ, ㅟも「い段」の音になる
次のルールですが、実は日本語の「い段」の音は、韓国語の ㅣ だけでなく、ㅢ、ㅟ という合成母音も「い」の音になるんです。
まずは ㅢ です。
例えば、「医学」の「医(い)」という漢字は ㅢ を使うので、韓国語では 의 になります。
ですから、「医者」は 의사、「医学」は 의학 となります。
次は ㅟ です。
例えば、「貴重」の「貴(き)」という漢字は ㅟ を使って、韓国語では 귀 になります。
ですから、「貴重」は 귀중、「貴族」は 귀족 となります。
「い段」は ㅣ, ㅢ, ㅟ といろいろありますが、「い」の音に似ている合成母音が多いですので、ぜひまとめて覚えておきましょう!
ルール④:「あい」の音はㅐになる
次も合成母音のルールです。
日本語の音読みで「あい」の音になる漢字は、韓国語では ㅐ になります。
例えば、「台(だい)」という漢字がありますが、ここには「あい」という音が入っているので、韓国語では ㅐ がついて 대 になります。
ですから、「台本」は 대본 となります。
また、「来る」という漢字は「らい」と読みます。
これも「あい」の音が入っていますよね。
ですから、韓国語では ㅐ がついて 래 になります。
なので、「未来」は 미래, 「古来」は 고래 となります。
さらに、「開く(ひらく)」という漢字は「かい」と読みます。
これも「あい」の音が入っているので韓国語では ㅐ がついて 개 になります。
ですから、「開発」は 개발, 「開館」は 개관 となります。
ㅐ は元々 ㅏ と ㅣ の合成母音ですので、ㅏ(あ)+ㅣ(い)= ㅐ(え)と覚えておきましょう。
ルール⑤:「えい」の音はㅔになる
次も合成母音です。
日本語の音読みで「えい」の音となる漢字は、韓国語では ㅔ になる傾向があります。
例えば、「掲げる(かかげる)」という漢字は「けい」と読み、「えい」という音が含まれています。
なので、韓国語では ㅔ がついて 게 になります。
ですので、「掲示」は 게시, 「掲載」は 게재 と言います。
同じく「税」という漢字も「えい」の音なので、韓国語では ㅔ がついて 세 になります。
ですから、「税金」は 세금、「減税」は 감세 となります。
日本語で「えい」という音が来たら、まずは ㅔ をイメージしてみてください。
次は、単語の最後に来る「パッチム」のルールです。
ここが分かると、さらに漢字語の理解が進みますよ!
ルール⑥:「く」「き」で終わる漢字にはㄱが付く
次のルールは、パッチムの ㄱ です。
これは日本語の音読みで「く」または「き」で終わる漢字に対応します。
例えば、「作る」という漢字は「さく」と読み、「く」で終わっています。
なので韓国語では ㄱパッチムがついて 작 になります。
ですから、「作品」は 작품、「作家」は 작가 となるわけです。
同じく「式」という漢字は「き」で終わるので、韓国語では ㄱパッチムがついて 식 になります。
ですから、「方式」は 방식、「結婚」式は 결혼식 となります。
ㄱ が茎から葉っぱが出ているような形をしているので、ㄱ は「くき」と覚えておきましょう。
ルール⑦:「つ」「ち」で終わる漢字にはㄹが付く
次は、日本人学習者にとって一番意外で、かつ面白いルールです。
日本語の音読みが「つ」や「ち」で終わる漢字は、韓国語ではなんと ㄹパッチムになります!
例えば、「発」という漢字は「つ」で終わっているので、韓国語では ㄹパッチムがついて 발 になります。
なので、「発表」は 발표、「発見」は 발견 と言います。
同じく「鉄」という漢字は「つ」で終わるので、韓国語では ㄹパッチムがついて 철 になります。
ですから、「地下鉄」は 지하철、「鉄道」は 철도 となります。
ㄹ は蛇のような形をしているので、蛇が土をはっているということで、ㄹ は「つち」と覚えておきましょう。
ルール⑧:「ん」で終わる漢字にはㄴかㅁが付く
次は、日本語の「ん」についてです。
日本語の「ん」は、韓国語では主に ㄴ か ㅁ になります。
まずは ㄴ になるパターンです。
「安心」の「安」という漢字は「ん」で終わりますので、韓国語では ㄴパッチムがついて 안 となります。
ですから、「安全」は 안전、「安心」は 안심 となります。
続いて「現在」の「現」という漢字も「ん」で終わるので、韓国語では ㄴパッチムがついて 현 になります。
ですから、「現在」は 현재、「現金」は 현금 と言います。
次に ㅁ になるパターンです。
例えば 「三」という漢字は「ん」で終わるので、韓国語では ㅁパッチムがついて 삼 となります。
ですから、「三角形」は 삼각형、「三月」は 삼월 と言います。
また、「音(おと)」という漢字は「おん」と読み「ん」がついています。
なので韓国語では ㅁパッチムがついて 음 になります。
ですから、「音楽」は 음악、「発音」は 발음 と言います。
「ん」で終わる漢字は、まずは「ㄴ」を疑い、次に「ㅁ」の可能性を考えるようにしましょう。
ルール⑨:「い」で終わる漢字にはㅇが付く
次は、丸いパッチムㅇです。
これは、日本語で「い」で終わる場合に対応します。
例えば、「名前」の「名」という漢字は「めい」と読みます。
「い」で終わっているので、韓国語では ㅇパッチムがついて 명 になります。
ですから、「有名」は 유명, 「無名」は 무명 となります。
同じく、「平(たいら)」という漢字は「へい」と読みます。
これも「い」で終わるので ㅇパッチムがついて 평 になります。
ですから、「平和」は 평화、「平日」は 평일 と言います。
ㅇ は丸い形をしているので、ㅇ は「まるい」と覚えておきましょう。
ルール⑩:「う」で終わる漢字にはㅇかㅂが付く
次は、「う」で終わる漢字です。
これには2つのパターンがあります。
1つ目は、ㅇパッチムが付くパターンです。
例えば、「公園」の「公(こう)」という漢字は「う」で終わっているので、韓国語では ㅇパッチムがついて 공 となります。
ですから、「公園」は 공원、「公共」は 공공 となります。
同じく「運動」の「動(どう)」という漢字も「う」で終わっているので、韓国語では ㅇパッチムがついて 동 になります。
ですから、「運動」は 운동、「動機」は 동기 と言います。
2つ目は、ㅂパッチムが付くパターンです。
例えば、「法律」の法という漢字は「う」で終わっているので、韓国語では ㅂパッチムがつき、법 になります。
ですので、「法律」は 법률、「文法」は 문법 と言います。
また、「職業」の業という漢字も「う」で終わっているので、韓国語では ㅂパッチムがつき 업 になります。
ですから、「職業」は 직업、「業務」は 업무 となります。
ㅇ の形はまる、ㅂ は「ば行」の音なので、「マルバツのう」と覚えちゃいましょう。
以上が、漢字語を制する「黄金の10大ルール」です。
例外もありますが、このルールを頭に入れておくだけで、知らない単語に出会った時の「推測力」が格段に上がります。
全部を完璧に暗記しようとせず、「あ、このパターンね!」と気づくことから始めてみてくださいね。
まとめ
ということでまとめです!
今回は、漢字語を学ぶ理由と、漢字語の10大ルールを見てきました。
漢字語学習をお勧めする3つの理由は、
・韓国語の約7割が漢字語だから
・日本人はすでに大量の漢字を知っているから
・韓国語の漢字学習は超簡単だから
でした。
漢字データベースをすでに持っている日本人は、漢字語学習で語彙力を爆増できますので、これは取り組まない手はないですよね。
そして、漢字語の10ルールもお伝えしました。
10大ルールとは
ルール①:「あいうお」段は、ほぼそのまま「ㅏㅣㅜㅗ」に置き換えられる
ルール②:「あかさたなはまやらわ」行は、ほぼそのままㅇㄱㅅㄷㄴㅂㅁㅇㄹㅇ に置き換えられる
ルール③:ㅢ, ㅟも「い段」の音になる
ルール④:「あい」の音はㅐになる
ルール⑤:「えい」の音はㅔになる
ルール⑥:「く」「き」で終わる漢字にはㄱが付く
ルール⑦:「つ」「ち」で終わる漢字にはㄹが付く
ルール⑧:「ん」で終わる漢字にはㄴかㅁが付く
ルール⑨:「い」で終わる漢字にはㅇが付く
ルール⑩:「う」で終わる漢字にはㅇかㅂが付く
でした。
もちろん、これ以外にもルールはありますし、このルールに当てはまらないものもありますが、大まかな傾向としていったんこの10個をおさえておけば大丈夫ですよ!
では、また次回の動画でお会いしましょう。
그럼 오늘도 행복 가득, 웃음 가득한 하루 되세요!
한국어 화이팅, 화이팅, 화이팅!!

