여러분 안녕하세요. 토미입니다.
今日の講座のテーマは[가방이 비싸 보이네요]「鞄が高そうですね」です。
今日は [아/어 주다], [아/어 주시다], [아/어 드리다], [아/어 보다], [아/어 보이다]について学びます。
今回の講義を学べば「この荷物を車に積んでください」など、誰かに丁寧にお願いすることもできますし「高く見えますね」のように、見た物事に対して、予測した内容を話すこともできます。
それと、おまけで楽しいゲームを準備していますので、ぜひ最後まで読んでください。
宿題の単語クイズをされたい方は、このページの一番下にありますので、そちらからチャレンジしてください。
그럼 시작할게요.
今日の会話
今日の会話のテーマは[가방이 비싸 보이네요.]「鞄が高そうにみえますね。」です。
トミさんが今日はとてもきれいなカバンを担いで来ました。カバンが高級そうに見えて、サンミンさんが質問をしています。なんと言っているのか、日本語の字幕付きで聞いてみましょう。どうぞ!
- 상민:토미 씨, 그 가방 되게 비싸 보이네요! 어디서 났어요?
トミさん、そのかばん、とても高くみえますね。どうしたんですか? - 토미:아, 이거요. 우리 회사 사장님께서 모든 직원한테 이 가방을 사 주셨어요.
あー、これですね。私の会社の社長が全職員に、このかばんを買ってくださりました。 - 상민:정말요? 그 사장님은 통이 크시네요!
本当ですか?その社長は、太っ腹ですね! - 토미:그렇죠. 그래서 우리는 답례로 사장님 댁에 꽃다발과 편지를 보내 드렸어요.
そうですね。私たちはお礼に社長のご自宅に花束と手紙を送って差し上げました。
그나저나 상민 씨, 이 가방 안을 봐 보세요!
それよりサンミンさん、このかばんの中を見てみてください! - 상민:우와! 가방 안도 실용적이네요!
わ~!カバンの中はまた実用的ですね!
単語とフレーズの解説
では一文ずつ会話内容を確認しながら、単語とフレーズを解説していきます。
상민:토미 씨, 그 가방 되게 비싸 보이네요! 어디서 났어요?
[되게]は「とても」という意味です。あれ、でも「とても、本当に」って表現は色々と習ってきましたよね。ちょっと見てみましょう。[무척], [매우], [아주], [너무], [엄청]などですね。これらの単語は「とても、非常に、大変」という意味で、そこまで違いはありません。あえて言うならば、同じ文章で、
[그 가방 되게 비싸 보이네요], [매우 비싸 보이네요], [아주 비싸 보이네요]
は同じくらいの度合いに聞こえますが、
[그 가방 너무 비싸 보이네요!]は「そのかばん高すぎるんじゃない?」
みたいな若干否定的なニュアンスがあるように聞こえたりもします。
そして、[그 가방 엄청 비싸 보이네요]と言ったら、前の[무척], [되게], [매우], [아주], [너무]よりも値段が倍するような、0が一個増えるような印象を受けます。
[비싸다]は「高い」という意味で、似たような単語で[고가]「高価」もあります。発音する時に、[고까]となるので意識しないといけないです。ついでにちょっとお伝えすると、[비싸다]の反対語は[싸다]ですよね。でも「安い」をもう少し上品に表現すると[저렴하다]になります。[저렴하다]は「お手頃の値段」とか、「よい品を安く買える」という意味が含まれます。 [어디서 났어요]は直訳すると[어디서]「どこから」、[났어요?]「出てきたんですか?」となるのですが、意味としては「どうしたんですか?」「どうやって手に入れたんですか?」となります。ですので、友達が新しいカバンとか持っていて、“うきうき”していたら使ってみてください。
토미:아, 이거요. 우리 회사 사장님께서 모든 직원한테 이 가방을 사 주셨어요.
[께서]は「~が」という助詞の尊敬語でしたよね。これは【17回】で習いました。この文章では、「社長がすべての職員に」となるので、[사장님이 모든 직원한테]でも文法上問題はありませんが、社長には丁寧語を使うという韓国の文化があるので、[사장님이]ではなく[사장님께서]を使っています。でも、この会話はサンミンさんとトミさんの会話で「実際に社長が目の前にいるわけではない」ので、そこまで助詞に気を使う必要もありません。ですので、サンミンさんは次の文章で[그 사장님은 통이 크시네요]と言って、[사장님께서는]ではなく[사장님은]と言っています。
[직원]は「職員」という意味です。似た言葉で[회사원]「会社員」もあります。今回宿題に出す単語にも[사원]「社員」という単語がありますが、これは、[신입사원]「新入社員」のように使いますが、会話などでは、[직원], [회사원]をより多く使います。상민:정말요? 그 사장님은 통이 크시네요!
[정말요?]は「本当ですか?」という意味です。実際にこれは【11回】で習った[이요/요]という文法です。パッチムがある時には[이요]、 ない時には[요]とお伝えしました。ですので[정말]の場合は、パッチムがあるので[정말이요]とならないといけないのですが、ネイティブはなぜか[정말요]の方をよく使います。この発音も[정마료]ではなく、[정말료]となります。 [통이 크다]は「気前がいい」という意味です。似た単語で[손이 크다]、直訳すると「手が大きい」という単語もあります。[통이 크다]は人の器、度量のように人間性の意味合いでの「気前がいい」で、[손이 크다]は主に食べ物を作る時に人数分に「多めに作る」とか、何かを買う時には「多めに買う」などを指す表現です。- 例:[우리 엄마는 손이 커요.]と言ったら「うちのお母さんは気前がいい」という意味ですが、主に、料理を作ると一度でたくさんの料理を作ったり、もし事業をしている場合では、一度の購入する時や契約する時に、気前よく購入、契約する人だという意味になります。
토미:그렇죠. 그래서 우리는 답례로 사장님 댁에 꽃다발과 편지를 보내 드렸어요.
[답례]は「お返し」という意味になります。この発音は[담녜]となり「鼻音化」される単語です。鼻音化~!なんだそりゃって思う人もいますよね。鼻音化は「ㄱ、ㄷ、ㅂ」で発音されるパッチムの後に「ㄹ」が続くと、パッチムは「ㄴ、ㅇ、ㅁ」に、後ろの子音は「ㄴ」に変化することを言います。この説明もすでに頭がパンクしそうになりますよね。ですので、法則をすごい厳密に覚えると頭が痛いので、そうではなく、この発音は[담녜]になると覚えておいてください。他にも似たような原則が当てはまるのは、[협력]「協力」という単語です。これも[답례]と同じく、ㅂパッチムとㄹパッチムが合わさっていますよね。ですので、発音は[혐녁]になります。
またここでは、[답례로]で「お返しに」と使っています。日本人は[으로]と[에]の助詞の使い方で苦労するんです。日本語にはない表現なので、私も最初のころはここで苦戦しました。この文章では、手段と方法を表しているので、[답례에]というのは間違いで、[답례로]が適切な表現です。
[꽃다발]は「花束」、[편지]は「手紙」です。韓国は日本よりも、知人や恋人に花束を贈る文化がある気がします。[꽃다발]は発音する時に、[꽃다발]ではなく[꼳따발]となります。これはㅊパッチムと子音のㄷが合わさり「濃音化」されるからです。「鼻音化」「濃音化」と言われたら頭が痛いと思いますが、これから発音変化がある単語はこのように紹介していきたいと思うので、覚えなくても良いので、意識をしてみてください。
그나저나 상민 씨, 이 가방 안을 봐 보세요!
[그나저나]は「それより、話は変わるけど」です。似た表現で、[그건 그렇고]「それはともかく、それは置いといて」もあります。 [아무튼]って単語を知っていらっしゃる方もいるかも知れませんが、[아무튼]は「とにかく」という意味になるので、[그나저나]のように話題を変える時にも使いますが、自分が話したことの結論を言う時にも、[아무튼]「とにかく」と使います。[아무튼]の縮約形が[암튼]になります。상민:우와! 가방 안도 실용적이네요!
[가방]は日本語と同じで「カバン」です。他にもカバンを表す言葉で、[핸드백]は「ハンドバック」、[백팩]は「バックパック」つまり「リュックサック」の事です。 [안]は「中」という意味があります。[저는 지금 사무실 안에 있어요.]は「私は今、事務所の中にいます。」という意味になります。 [실용적]は「実用的」という意味です。この[실용적]のように「〜的」とつく単語は、発音が[쩍]になる傾向があります。ですので、[지적(지쩍)]は「知的」になるけれど、[지적]と発音したら「指摘」という意味になります。発音で意味を区別しているんですね。文法 Lesson
아/어 주다、아/어 주시다、아/어 드리다、아/어 보다、아/어 보이다
動詞+아 / 어 주다
動詞+아 / 어 주시다
動詞+아 / 어 드리다
動詞+아 / 어 보다
動詞+아 / 어 보이다
次に文法について解説します。まずは[아/어 주다], [아/어 주시다], [아/어 드리다], [아/어 보이다], [아/어 보다]です。え、この量の文法はちょっと多過ぎ‼って思うかも知れませんが、同じ原則で変わるし、表現も似ているので、まとめてお伝えすることにしました。
- [아/어 주다]は「〜してあげる」
- [아/어 주시다]は「(目上の人が目下の人に)〜してくださる」
- [아/어 드리다]は「~して差し上げる」
- [아/어 보다]は 「〜してみる」
- [아/어 보이다]は「~して見える」となります。
これらの文法はへヨ体を理解されていると、話が早いです。とにかく해요体を作って[요]を外して、代わりに[주다, 주시다, 보다, 보이다]をつければ「~してくれる」「~していただく」みたいになります。へヨ体については【第7回】でお伝えしたので、ちょっと不安な方はまた動画を見て復習してみてください。
そして可能であれば、この単語のへヨ体は“これ”って一瞬で出せれるように、何回もへヨ体は練習されると良いです。これが“できる”か、“できないか”で、これからの韓国語学習にかなり差が出てきます。本文では、
그 가방 되게 비싸 보이네요!(そのかばん、すごく高く見えますね!)
と言っています。[비싸다]は、へヨ体にすると、[비싸요]ですよね。この[요]を外して、[보이다]を代わりにつけます。すると、[비싸 보이다]「高く見える」となります。
次の例文を見てみましょう。
사장님께서 이 가방을 사 주셨어요.(社長がこのかばんを買ってくださりました。)
ここで、[사다]「買う」の해요体は、[사요]です。[사요]の[요]を取り除いて、[주셨어요]を代わりにつけると、[사 주셨어요]となり「買ってくださりました」となります。
他の例文で、本文では[편지를 보내 드렸어요]となっています。これは、[보내다]「送る」という単語ですね。[보내다]をへヨ体にすると、[보내요]となるので、[요]を取って[드렸어요]「差し上げました」を代わりにくっ付けると、[보내 드렸어요]「送って差し上げました」となります。
次の例文を見てみましょう。本文では
가방 안을 봐 보세요.(鞄の中を見てみてください。)
と言っています。[보다]は、へヨ体にすると[봐요]になりますので、[봐요]の[요]を取って、代わりに[보세요]「見てください」を入れると[봐 보세요]となります。
では、簡単にクイズを通して理解を更に深めていきましょう。カッコの中には何が入るでしょうか?
① [구급차를 좀 ( ).] 救急車をちょっと呼んでください。
こんな状況があったら大変ですが、なんていうのかは、知っておきましょう。[呼ぶ]という単語は、[부르다]です。これは、르変則の単語です。これをへヨ体にすると何だったか覚えていますか?[불러요]になりますよね。ですので、[불러요]の[요]を除いて、[주세요]をつけて、[불러 주세요]となります。
② [이 짐을 차에 ( ).] この荷物を車に積んでください。
「(物を)積む」という単語は、[싣다]です。この単語は、ㄷがありますよね!まさにㄷ変則が適用されます。これは、[듣다]「聞く」という単語が[들어요]になるのと同じで、[싣다]は、へヨ体にすると[실어요]になります。ですので、[실어요]の[요]の代わりに、[주세요]をつけて、[실어 주세요]となります。
ちなみに、[실어요]は「いやです」という意味の[싫어요]と同じ発音ですが、違うスペルです。
今日の会話(日本語字幕なし)
では一通り内容を解説しましたので、今度は日本語の字幕なしで会話を聞きとってみましょう。始めの時よりもかなり聞き取れるようになっているはずです。どうぞ!
- 상민:토미 씨, 그 가방 되게 비싸 보이네요! 어디서 났어요?
- 토미:아, 이거요. 우리 회사 사장님께서 모든 직원한테 이 가방을 사 주셨어요.
- 상민:정말요? 그 사장님은 통이 크시네요!
- 토미:그렇죠. 그래서 우리는 답례로 사장님 댁에 꽃다발과 편지를 보내 드렸어요.
그나저나 상민 씨, 이 가방 안을 봐 보세요! - 상민:우와! 가방 안도 실용적이네요!
音読練習
会話の内容が理解できましたので、次に音読をしましょう。一文ずつ音声を流しますので、後に続いて皆さんも一緒に読んで下さい。ここの部分はアウトプットの時間になりますので、しっかり声を出して音読して下さい。
- 상민:토미 씨, 그 가방 되게 비싸 보이네요! 어디서 났어요?
トミさん、そのかばん、とても高くみえますね。どうしたんですか? - 토미:아, 이거요. 우리 회사 사장님께서 모든 직원한테 이 가방을 사 주셨어요.
あー、これですね。私の会社の社長が全職員に、このかばんを買ってくださりました。 - 상민:정말요? 그 사장님은 통이 크시네요!
本当ですか?その社長は、太っ腹ですね! - 토미:그렇죠. 그래서 우리는 답례로 사장님 댁에 꽃다발과 편지를 보내 드렸어요.
そうですね。私たちはお礼に社長のご自宅に花束と手紙を送って差し上げました。
그나저나 상민 씨, 이 가방 안을 봐 보세요!
それよりサンミンさん、このかばんの中を見てみてください! - 상민:우와! 가방 안도 실용적이네요!
わ~!カバンの中はまた実用的ですね!
宿題
では今回の宿題を発表します!宿題は2つあります。
宿題の一つ目は、今日学んだ文法を使って作文をしてください。
- 今年にしてみたい、新しい挑戦を書いて[아/어 볼 거예요]で書いてみてください。私だと[올해는 춤을 배워 볼 거예요.] 「今年は踊りを習ってみる予定です。」
- そして、2文目には[아/어 주세요]の文章を書いて誰かにお願いしてみましょう。[여러분, 앞으로도 많이 많이 시청해 주세요.]「皆さん、これからも沢山見てくださいね。」となります。今回は1文目と2文目は関連性がなくても大丈夫です。
宿題の2つ目は単語暗記です。初級単語一覧表の10ぺージの721番から760番の単語40個を暗記してきてください。私のサイトでこの40単語の単語クイズができるようにしてありますので、40個の単語を覚えたらぜひ挑戦してみてください。URLは説明欄に記載しています。
おまけ
今日の講座内容は以上となります。
ここからはお待ちかねのゲームの時間です!今日やるゲームは제스처(ジェスチャー)です。ルールは私が動作で今回覚えないといけない単語の一つを表現しますので、当ててみてくださいね。
사무실
以上です。ではまた次回お会いしましょう。
한국어 화이팅 화이팅 화이팅!