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韓国語能力試験の試験前日・当日の過ごし方

韓国語能力試験を受験される方もたくさんいらっしゃるかと思います。

そこで、簡単に試験前日・当日の過ごし方についてご紹介したいと思います。

早く寝る

試験前日でもっとも大切なことは寝る時間です。

普段夜型の方もいるかと思いますが、できるだけ夜10時には休むようにしましょう。

逆に、最後まで頑張りすぎて日をまたいでしまうようなことは絶対にしないでください。

もしやり残した部分があるのなら、朝やるようにしましょう。朝起きるのが苦手だと言う人もいますが、その場合はもうやり残した部分はあきらめましょう。

とにかく試験当日に脳みそがフル回転できるように準備することが最優先です。

試験の点数は、最終的には試験を受けているその瞬間の自分が覚えていることや、頭の回転スピードなどで決まります。

ですから、試験開始の瞬間をいかにベストコンディションで臨むかと言うことに、細心の注意を払うようにしましょう。

持ち物準備・注意事項確認

次に、試験当日の持ち物の準備を早々と終えておきましょう。

<持ち物>
1.受験票
2.公的な写真付き身分証明書(パスポート、運転免許証、個人番号カードなど)
3.修正テープ(マークシート修正時に使用)
4.その他、上着や雨具、単語帳など持っていこうと思っているもの
※試験で使用するペンは当日配布されます。

なぜ持ち物の準備を早めに終わらせた方がいいのかと言うと、試験当日に少しでも気持ちがあせらないようにするためです。

そうでなくても緊張感から、当日はそわそわするものです。さらに持ち物が準備できていなかった、忘れ物をしたといったことが起こると、気持ちがパンクしてしまうこともあります。

そういったことにつながる要因を、あらかじめ除去しておくこともとても大切なんです。

それと、天気予報は一度はチェックして、雨具が必要かどうか確認しておきましょう。

また、韓国語能力試験の日本語サイトに載っている、試験の注意事項も一通り読んでおきましょう。

試験当日にも説明はあると思いますが、事前に知っておくことで心にゆとりが生まれます。5分くらいあれば読めますので、ぜひご確認ください。

 

過去問を解く

また、試験前日はもし時間があれば過去問をもう一度解いてみましょう。

その際には、オンラインで解くのではなく、必ず回答用紙を印刷して、紙の試験に書き込む形で解きましょう。

また、試験当日に配布される予定のサインペンに近いペンを準備して、上記の修正テープ、そして本番で使うマークシートを準備し、本番さながらにトライしてみてください。

当日に配布されるサインペンは、先ほどの韓国語能力試験の日本語サイトに載っています。

本番で使うマークシートは韓国語能力試験の韓国語サイトからダウンロードできます。

もちろん、タイマーで時間も計ってやります。

この時使う過去問は、以前に解いたものでもかまいませんし、新しい物でも大丈夫です。ここで過去問を解く理由は、解ける解けないということもそうですが、本番の感覚を最後まで体に叩き込むことが大切だからです。

どんな試験や、またスポーツの試合でもそうですが、練習でできないことは本番でもできません。

ですから、常に本番のように練習し、練習のように本番を受けることが大切です。

試験前日ともなればもう何か新しい単語や文法を増やすようなことをするよりも、試験本番への調整に時間を使うようにしましょう。

ただし、これはあくまでも時間がある人だけです。夕方前くらいまでに過去問を解いて答え合わせまで終わりそうにない人は、あえてやる必要はありません。

単語チェックをする

試験前日はとにかくリラックスすることが大切なのですが、できれば単語チェックはやっておきましょう。

試験の中でも単語の意味を知っているかどうかを問われる問題が必ず出ますし、単語を覚えると言うのは短期記憶的な要素が強いため、確認したらその場で覚えますが、時間が経てば経つほど段々と忘れてしまうと言う単純なものだからです。

単語チェックの方法は何でもいいと思います。普段使っている単語帳を使って確認してもいいですし、私のサイトの初級単語クイズに挑戦してもいいと思います。また、必ずしも1600単語全てに目を通すみたいなことまで頑張る必要もありません。

リラックスできる範囲内でチェックしていくことが大切です。

試験当日の過ごし方

試験当日の過ごし方ですが、まず試験開始時間から逆算して考えます。

例えば10時に試験開始、9時半に入室完了であれば、9時前には試験会場に到着するようにしましょう。

そこから計算して、何時に家を出なくてはいけないか、何分の電車やバスに乗っていくのかなど、試験会場に行くまでの道のりを事前に全て確認しておきましょう。

ただし、例えば試験開始が午後だからと言って、昼くらいまで寝ていると言ったことはやめた方がいいです。そういうときも、普段と同じくらいの時間には起きて、いつも通りの食事をとり、いつも通りの生活リズムを保つようにしてください。家を出る前に改めて持ち物の確認はしておいてください。

試験会場に到着したら自分の座席などを早めに確認してください。それと、まずはトイレに行っておきましょう。あとは、試験開始直前まで単語帳や参考書を開いて、自分の記憶をチェックしつつ、試験開始のその時間を待ちましょう。

試験会場で気を付けること

当然ですが、どれだけ試験勉強を準備してきても、本番で実力が出せなかったら意味がありません。

しかし、試験会場の環境や他の受験生の様子などに意識がとられてしまい、実力を発揮できなかったという方もたくさんいらっしゃいます。

いくつかその例を挙げておきます。

・周りが若い人ばかり、女性ばかりで自分だけ浮いてしまった

・マスクをせずにせき込む人が近くにいて、気になって集中できなくなった

・集中して試験を解いていたら、試験官が身分証を確認しに来て、集中力が切れてしまった

・部屋が暑くて(または寒くて)、試験どころではなかった

・リスニング中に廊下で物音がして、音声に集中できなかった

などです。

他にも、集中力を妨げる要因はいくらでも考えられます。

これらには、自分でコントロール可能なものと、そうでないものがあります。

例えば室温などであれば、あらかじめどんな温度にも対応できるように服を準備しておけば問題を回避できます。

逆に、他の受験生の年齢層や試験官のふるまいについては自分でコントロールできません。

ですので、あらかじめイメージトレーニングをしておいて、「こういう場合でも自分は試験に集中するんだ!」と自分に言い聞かせておきましょう。

試験を受けるうえで一番大切なことは、試験中に100%の集中力で臨むことです。

ぜひ、何が起こっても試験を最後まで、集中力MAXで解き切るメンタルを準備しておきましょう。

 

以上です。

今回は、韓国語能力試験の試験前日・当日の過ごし方についてご紹介しました。

もちろん他の試験にも通じる内容だったかと思います。

受験予定の皆さんが持てる力の全てを出し尽くして、試験に臨まれることを、そして無事に合格されることをお祈りしています。

한국어 화이팅 화이팅 화이팅!