次は食堂で注文してみましょう
今回は韓国の食堂で韓定食を注文してみましたので、その動画をお届けしたいと思います。
韓国に旅行に行ったら、食堂で注文するって必須ですよね。その時に、うまく店員さんと韓国語で会話できたら、韓国旅行がさらに楽しくなること間違いなしです。
そこで今回は、この動画を使って韓国の食堂で注文する方法を一緒に学んでみましょう!
まずは字幕なしで映像をご覧ください。下記のスクリプトはその後にご覧ください。
動画のスクリプト
토미; 여기요, 닭갈비 정식이
あのー、タッカルビ定食
점원; 닭갈비 아니에요. 떡갈비예요.
タッカルビじゃないです。トッカルビです。
토미; 닭갈비 정식? 여기 써 있는데 이거 주문할 수 있어요?
タッカルビ定食?ここに書いてあるけど、これ注文できますか?
점원:예 →もう訂正するのをあきらめている((笑))
はい。
토미; 이거 한 사람에 2만 2천원인 거죠?
これ一人に2万2000ウォンですよね?
점원; 네
はい。
토미; 그러면 이거 두 개 주세요.
それなら、これ二つください。
점원; 두 개예요?
2つですね?
토미; 네
はい。
점원; 돌솥밥 나오니까 한 20분 걸려요.
釜めしが出るのに約20分かかります。
토미;20분이요. 네네.
20分ですね。はい。
会話の解説
はい。いかがだったでしょうか?
実は注文する中で、私が떡갈비を닭갈비と間違って言っているんですけど、分かりましたでしょうか。떡갈비というのが、丸い韓国式の豚肉ハンバーグみたいなものなので、닭갈비が鶏肉のコチュジャン炒めみたいなものですね。
その点はあまり気にせず、どう会話しているかを見てみてくださいね(*^▽^*)
では、一文章ごと見ていきましょう。
여기요, 닭갈비 정식이
여기요は店員さんを呼ぶときなどに使います。저기요でも大丈夫です。ちなみに거기요と言う表現はありませんので注意してください。
닭갈비 정식? 여기 써 있는데 이거 주문할 수 있어요?
주문할 수 있어요?は「注文できますか?」です。自分が食べたいメニューがあらかじめ決まっていたら〇〇주문할 수 있어요?とか、単に〇〇있어요?と尋ねればOKです。
이거 한 사람에 2만 2천원인 거죠?
「これ、一人に2万2000ウォンですよね。」と値段の確認をしています。 というと「一人に」という意味になります。한 사람당 「一人当たり」というように에の代わりに당を使っても大丈夫です。인거죠は名詞の後につけて「ですよね?」という確認の質問に使います。
그러면 이거 두 개 주세요.
그러면, 「それなら」이거「これ」두개 주세요. 「二つください」と言っています。食事を注文する時に、한 개, 두 개, 세 개 「ひとつ、ふたつ、みっつ」という風に注文もできますし、1인분, 2인분, 3인분など「一人分、二人分、三人分」という風に注文もできます。
돌솥밥이 나오니까 한 20분 걸려요.
「釜めしが出るので、約20分かかります。」と店員さんが言っています。釜めしを注文する場合は必ずこの前置きの文章が出てきますので、覚えておくといいですよ。
한 20분 というのは、約20分という意味で、韓国人はよく「約~」という時に、한という表現を使います。
店員さんとのやり取りは以上となります。これで韓国語で美味しい料理を注文できそうですよね。
ではもう一度、今度は日本語と韓国語の字幕付きで映像を見てみましょう。
1回目よりもだいぶ聞き取れるようになったのではと思います。
では次に、他にも知っておくと便利なフレーズをいくつかご紹介します。
食堂でよく使うフレーズ
앞치마 주세요.
アプチマ チュセヨ
ミニエプロン下さい
ですね。で、、、なぜミニエプロン?って思うかも知れませんが、韓国料理ってキムチとか真っ赤だし、焼肉、鍋など服に油や、スープが飛んできたりしやすいんですよね。特に白い服とか来て、汚れが付くのは嫌じゃないですか。だから、韓国の食堂には大体앞치마 というのを置いてあるので、それをもらいます。
혹시 여기서 충전할 수 있어요?
ホクシ ヨギソ チュンジョン ハルス イッソヨ?
もしかして、ここで充電することはできますか?
私も今回、食事を食べている最中に充電できると便利だから聞いてみました。ちゃんと出来たのですごく助かりましたよ。
それと、韓国に10年住んでてよく使ったフレーズがこちら。
덜 맵게 해주세요.
トル メッケ へジュセヨ
辛さ控えめでお願いします。
このフレーズ、しょっちゅう使いました。닭갈비, 찌개とかすっごく辛い料理を頼むときに知っておくと本当に助かりますよ。
韓定食を食べてみた感想
今回最初は떡갈비を 2人前注文していたのですが、後で店員さんから二人とも同じ食事にするよりも、一人は焼き魚定食にした方が、絶対に美味しいですよと言われ、結局一人は떡갈비を、もう一人は焼き魚定食にしました。
日本ではみんな同じメニューを注文することって多いと思いますが、韓国旅行の際にはぜひ別々のものを注文して、一つでも多くの料理を楽しんだ方がいいと思います。
あの時食べた떡갈비なんですが、生ネギが上にかかっていたんですよね。口に入れた途端、ポン酢のような爽やかな味付けが口の中に広がって、生ネギの独特な風味とうまく合わさって、本当に美味しい!と思いました。
それと、釜めしを頼んだら、韓国人が必ずやるのが、누릉지という、ご飯のおこげで作るスープなんですよね。
動画でも出ましたが、大体、釜めしを出すお店では、おこげスープを作れるように、お冷と一緒にお湯のポットも渡されます。たまに麦茶の時もありますね。
アツアツの窯のご飯を別のお皿に移して、お湯を注ぐと、2分くらいすると、きれいにおこげが取れてスープになります。これがまた、香ばしくて、美味しいんですよね。
ちなみに今回私が行ったお店はこちらです。お店の中だけでなくテラスでも食事ができるようになっているのですが、ミョンドンにあるとは思えないくらい静かでくつろぐことができました。もしよかったらぜひ行ってみてください。
以上です。
ではまた次回お会いしましょう。
アンニョン。