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【一撃で暗記】語源で覚える韓国語単語【完全講義】

여러분 안녕하세요!  토미입니다.

今回は、語源で覚える韓国語単語、完全講義ということで、韓国固有の単語、つまり固有語を、語源を使って一気に学んでいきたいと思います!

実はこちらを作るのに2か月以上もかかってしまいました。

本当にお待たせしました。

その代わり、今回は文句なしの神講座です。

韓国語の語源について、ここまで深く徹底的に解説している講座は他にありません。

正に史上初となります。

ところで、皆さん韓国語を学習していて、一番つらいことって何ですか?

ずばり、単語学習ではないでしょうか?

「何度やっても覚えられない」「記憶に定着しない」「簡単に覚えられる方法はないの?」と嘆いたこと、誰しもあるはずです。

韓国語の単語は、やみくもに覚えようとすると、かなりの労力が必要となります。

こう言うと、「じゃあ先生、やみくもに覚える以外にどうしたらいいって言うんですか?」って声が聞こえてきそうですね。

実は私も韓国語学習を始めたばかりのころは、ただ単純に教科書に登場する単語を暗記しているだけした。

だから単語学習にはかなり苦労したんです。

でも今日ご紹介する、語源を使った学習法に気づいてからは、語彙力を一気に増やすことができるようになりました。

その結果、今ではTOPIK6級に一発合格、過去30年間に500人ほどしか合格していないハングル検定1級にも一発合格、更には英語のTOEICでも985点と高得点を取ることができました。

そして、日韓英の同時通訳ができるまで語学レベルを上げることができました。

もし皆さんが、「単語を効率的に覚えていきたい」「短期間に一気に語彙力を増やしたい」「知らない単語に出会ってもある程度推測できる力を付けたい」と思っているのであれば、今回の内容はダイアモンドなみに貴重な情報となっています。

「こんな単語学習法があったのか!」と目からうろこになること間違いなしです!

ぜひ最後までご覧ください。

그럼 시작할게요.

語源とは何か?

では実際の語源を紹介していく前に、「えええ?先生、そもそも語源って何ですか?」という質問に回答していきます。

みなさんは韓国語の単語の中に、いくつか種類があるのをご存じですか?

韓国語は大きく分けて、韓国固有の言葉である「固有語」、漢字を元に作られている「漢字語」、そして主に英語圏の外国語から来ている「外来語」の3つがあります。

この中で、一番覚えるのが大変なのはどれだと思いますか?

それはズバリ、固有語です。

外来語だったら、韓国語で”쇼핑”、日本語で「ショッピング」のように、英語とあまり変わらないものがほとんどです。

また漢字語も、韓国語で”가구”、日本語で「家具」というように、なんとなく響きが似ていて、意味を推測できたりします。

しかし、外来語や漢字語に比べて、固有語は推測するのが難しい単語たちです。

それを推測してしまおうというのが、今回ご紹介する語源学習法です。

そもそも語源とは、「言葉の由来」となるもののことです。

分かりやすく言うと、漢字の偏(へん)だと思って下さい。

例えば、海や波など、「さんずい」で作られた漢字は、水に関連した意味を持っていると知っていますよね?

それを知っていれば、見たことない漢字(例:泪)に出会っても、「さんずい」が付いていれば、「水と関係あるんじゃないか?」と推測できるわけです。

これとおんなじことが、韓国語でもできるってことなんです。

韓国語の語源の場合は、単語の最初や最後にくっついて、共通の意味をあらわす役割を持っています。

なので、今回ご紹介する語源を知っていれば、単語を覚える早さが10倍、100倍になります!

さらに、知らない単語に出会っても、ある程度まで意味を推測できるようにもなるんです!

これってUnbelievable!!! すごいことですよね!

なお、今回の動画では学問的な意味での「語源」ではなく、単語の最初や最後にくっついて、共通の意味をあらわすものを「語源」としてご紹介していきます。

ではさっそく、韓国語の語源をマスターしていきましょう!

人に関する語源

では最初に、人に関連した語源をご紹介します。

最初は꾸러기です。
意味としては「性質や癖の強い人」を表します。

例えば、いたずらっ子の意味である장난꾸러기は、いたずらの意味の장난と、その癖の強い人を表す꾸러기が合わさってできた単語です。

クレヨンしんちゃんはザ・장난꾸러기ですよね〜

他にも、잠꾸러기は잠・寝ると、꾸러기・その癖の強い人で「お寝坊さん」になります。
말썽꾸러기は말썽・トラブルと、꾸러기・その癖の強い人で「厄介者、トラブルメーカー」になります。

말썽꾸러기 厄介者にはならないようにしたいですよね。

次はです。
意味としては「〜を専門的、習慣にする人」を表します。
例えば、踊り子の意味である춤꾼は춤・踊り、と꾼・する人で作られた単語です。

他に例を挙げますと、낚시꾼は낚시・釣りと、꾼・する人で「釣り人」になります。

사기꾼は사기・詐欺と、꾼・する人で「詐欺師」になります。

では사냥꾼はどういう意味になるでしょうか?

答えは「猟師(りょうし)」です。

사냥・狩りと、꾼・する人で사냥꾼で、「猟師」になります。

次は쟁이です。
意味としては「その属性を持つ人」を表します。

例えば、「欲張り」の意味である욕심쟁이は、欲張る意味の욕심とその属性を持つ人を表す쟁이が結合して作られた単語です。

他にも、거짓말쟁이は거짓말・嘘と、쟁이・その属性を持つ人で「嘘をつく人」、つまり「嘘つき」になります。

수다쟁이は수다・おしゃべりと、쟁이・その属性を持つ人で「おしゃべりな人」になります。

また、고집쟁이は고집・頑固と、쟁이・その属性を持つ人で「頑固者」になります。

고집쟁이 頑固者とは呼ばれたくないですよね。

そして次はです。

意味としては「そのような特徴を持つ人、よく〜する人」を表します。

例えば、太っちょの意味である뚱보は、뚱뚱하다「太っている」の「뚱」とその特徴を持つ人を
表す「보」が結合して作られた単語です。

他に例を挙げますと、울보は울다 「泣く」の울・泣きと、보・よくする人で「泣き虫」になります。

겁보は겁・臆病と보・その特徴を持つ人で「臆病者」になります。

ある韓国のバラエティ番組で먹보와 털보という番組がありました。

ここで먹보は먹다 「食べる」の먹と보を合わせて「食いしんぼう」になります。

털보は털「毛」と보「その特徴を持つ人」を合わせて「毛深い人」になります。

語源を知るだけで、いろんな単語の点と点がつながるようですよね!

ではどんどん見て行きましょう!

次は뱅이です。

これも보と意味がにていて、「~な者」を表します。

例えば、「貧乏人」の意味である가난뱅이は、貧乏の意味の가난と、その特徴を持つ人を表す뱅이が結合して作られた単語です。

他に例を挙げますと、게으름뱅이は게으름・怠けと、뱅이・~な者で「怠け者」になります。

ここでまた質問です。

では주정뱅이はどういう意味になるでしょうか?

答えは「酔っ払い」です。

주정・酒癖と、뱅이・~な者で주정뱅이となり、「酔っ払い」を意味します。

それからです。

意味としては「人」を表すんですよ!

例えば、「こども」の意味である어린이は、幼い意味の어린とその人を表す이が結合して作られた単語です。

他にも、늙은이は늙은・老いたと、이・人で「お年寄り」になります。

同じく、젊은이は젊은・若いと、이・人で「若者」になります。

次は잡이です。

意味としては「何かを取る・扱う人」を表します。

例えば、「漁猟(ぎょりょう)」の意味である고기잡이は、漁(りょう)の意味の고기とそれを取る人を表す잡이が結合して作られた単語です。

他に例を挙げますと、총잡이は총・銃、ガンと、잡이・それを扱う人でガンマンになります。

ではまた次のクイズです!

では왼손잡이はどういう意味になるでしょうか?

答えは左利きです。

왼손잡이は왼손・左手と、잡이・扱う人で왼손잡이、「左利き」になります。

次は장이です。

意味としては「~屋」を表します。

例えば、「靴屋」の意味である구두장이は、靴の意味の구두と屋を表す장이が結合して作られています。

なので、구두장이와 요정들と言ったら「靴屋さんと妖精たち」つまり皆さん、一度は聞いた事がある童話、「小人の靴屋」になりますね。

他にも、간판장이は간판・看板と、장이・屋で「看板屋」になります。

次は둥이です。

意味としては「そのような特徴を持つ人や動物」を表します。

例えば、「可愛い子」の意味である귀염둥이は、可愛い意味の귀염とそのような特徴を持つ人を表す둥이が結合して作られた単語です。

他に例を挙げますと、바람둥이は바람・浮気と、둥이・そのような特徴を持つ人で「浮気者」になります。

どろどろの韓国ドラマには바람둥이「浮気者」が必ず出てきますよね。

奥さんと浮気相手のバチバチバトル!!恐ろしいですよね。

では쌍둥이はどういう意味になるでしょうか?

答えは「双子」です。

쌍둥이は쌍「ペア、対(つい)」と、둥이「そのような特徴を持つ人」で쌍둥이、「双子」になります。

次は-감です。
意味としては「一定の資格を持つ人、候補、適任者」を表します。

例えば、「嫁候補」の意味である며느릿감は며느리・嫁と、감・候補で作られた単語です。

これは、2つの単語を結合する合成語ですね。

そして、前の単語の며느리に、「ㅅ」が入って며느릿감という単語になっています。

他に例を挙げますと、신랑감は신랑・壻「むこ」と、감・適任者で「婿(むこ)がね」になります。

지도자감は지도자・指導者と、감・適任者で「指導の適任者」になります。

同じく、대통령감は대통령・大統領と、감・候補で「大統領候補」になります。

대통령감という単語は大統領選挙の時に耳にタコができるくらい聞きましたね!

次はです。

漢字で書くと광は「狂っている」の狂「きょう」で、あるものに狂っている、つまり「マニア」を表します。

例えば、野球マニアの야구광は、野球の야구と、そのマニアを表す광が結合して作られています。

他にも낚시광(発音は낚시광) は낚시・釣りと、광・マニアで「釣りマニア」になります。

釣りバカ日誌の浜ちゃんは典型的な낚시광ですよね!

次はです。

これはちょっとユニークな語源で、英語の「~する人」er を韓国語で러と表記して使っています。

ちょっと流行語にも近いですよね。

日本語で言うマヨラーみたいなものです。

例えば、通学をする人の意味である통학러は、通学の意味の통학と、それをする人を表す러が結合して作られています。

他にも、통근러(とんぐんの)は통근・通勤と、러・する人で「通勤をする人」になります。

では야근러はどういう意味になるでしょうか?

答えは「夜勤をする人」です。

야근「夜勤」と、러「する人」で「夜勤をする人」になります。

韓国語で야근って残業という意味もあるので、残業する人という意味にもなりますね。

야근러は辛いですよね〜

次は박이です。

-박이は「何が刺さっている人、獣、物」という意味があります。

そもそも動詞の박다が「打つ、打ち込む」という意味がありますよね。

例えば、토박이の場合はその土に埋められているかように、その土地で生まれて長く住んでいる地元の人になります。

판박이も판は、活版印刷(かっぱんいんさつ)などで使う板のことです。

それを、そのまま移したように見えるということで「そっくり、瓜二つ」になります。

他の例として、점박이があります。

점[ほくろ]が多い人や動物を表すんですね。

ほくろがいっぱいついている恐竜のことを점박이と名付けたタイトルのアニメーションもありますよ。

他にも、お年寄りの方でダルメシアンを점박이と呼ぶ方もいらっしゃいます。

それでは次に、~지기という語源を見ていきましょう。

~지기とは「何かを守る人」つまり「番人」を指す言葉で、「~番、~守り」という意味です。

例えば、문지기という単語があります。

문は日本語と発音が似ていますが、「門」という意味ですね。

門を守る人、つまり「門番」になります。

それでは、등대지기はどうなるでしょうか?

등대は「灯台」です。

灯台を守る人、つまり「灯台守(とうだいもり)」のことです。

有名な小説家조창인さんが書いた등대지기という本があるのですが、両親との関係について深く考えることができますのお勧めです。

その他に、창고지기という単語はどういう意味になるでしょうか?

창고は「倉庫」ですから、倉庫を守る人、つまり「倉庫番(そうこばん)」のことを意味します。

次は、~네という語源を探っていきましょう。

人を表す名詞の後ろに付くことで、ある部類や群に属する人を指し「~たち、~ら」になります。

例えば、우리네という言葉がよく使われます。

우리は「私たち」という名詞ですから、우리네は「私ら、我ら」になります。

同じように、너네ではどうなるでしょう?

너は「君、あなた、お前」という名詞なので、너네は「君たち、君ら」になりますね。

~네にはその他に、人を表す名詞の後ろに付いて「~の所」という意味もあります。

例えば、언니네という言葉は、언니が「姉」ですから、언니네は「姉の所、姉の家」になります。

このように、ただ「~の所」という場所を指すのではなく「ある家庭や家族全体」を表すニュアンスが含まれます。

それでは、김씨네はどうなるでしょうか?

김씨は「キムさん」という人の名前ですね。

김씨네は「キムさんの所、キムさんの家」になります。おもしろいですね!

続いて、~개という語源は何でしょうか?

ある特性を指して、否定的な意味を強調するときに使われます。
例を見ていきましょう。

まずは오줌싸개という単語です。

개が最後に付いていますね。嫌な予感がするわ〜

오줌싸다は「おしっこをする、小便をする」という意味ですから、これを否定的に強調する言葉として「小便たれ」というように使われます。

同じように、코흘리개はどういう意味でしょう?

코흘리다は「鼻水を流す」という意味ですから、코흘리개は「鼻たれ」になります。

どちらも小さい子どもに使いそうな言葉ですね。

うちの子供も実は오줌싸개なんですよね〜

次は、~살이という語源を見ていきましょう。

살다は「暮らす、生きる」という動詞です。

そこから派生して、~살이は「~暮らし、~住まい」という意味で使われます。

例えば、시집살이という言葉。시집は嫁ぎ先の家、つまり夫の実家になります。

そうすると、시집살이は嫁ぎ先の家で暮らすことですから、「嫁入り暮らし」になりますね!

なんか苦労するのが目に見える気がしますよね。

それでは시골살이はどうなるでしょうか?

시골は「田舎」ですよね。

田舎での暮らし、つまり「田舎暮らし」になります。

하루살이は何でしょうか?하루は「1日」という意味なので、하루살이は「その日暮らし」になります。

それと、一日だけ生きる昆虫、皆さんご存知ですか?

そう、かげろうなんですよね。かげろうも一日しか生きれない虫ということで、하루살이と言います。

それでは、시~という語源はどうでしょうか?

先ほど시집という単語についてご説明しましたね。

そう、「夫の実家のこと」を指します。

시「嫁ぎ先の~、夫の~」と집「家」が合わさってできているんですね!!

おお〜目からウロコって思ったでしょ?

目からウロコ落ちていませんか?大丈夫ですか?

他にも시は色々使われますよね。

最もよく使われるのは시아버지と시어머니です。

아버지は「父」、어머니は「母」ですから、それぞれ「義理の父(舅)」、「義理の母(姑)」になります。

同様に、시누이はどうなるでしょうか?

누이はもともと姉妹のことを指しますから、시누이は「夫の姉妹」になります。

시~が付くだけで「夫の家族」のことを指すなんて、とても分かりやすいですよね!

次は、~뻘という語源を探っていきましょう。

~뻘は、家族や親戚の間柄や続き柄(つづきがら)、それと同年代だということを表す言葉です。

人を表す名詞の後ろに付きます。

日本語では、「~と同年代だ」と訳されることが多いですね。

早速、例を見ていきましょう。

아버지뻘といったら、아버지は「父」ですから、아버지뻘は「父親と同年代」になります。

例えば、아버지뻘 공무원というと、父親と同年代くらいの公務員という意味になります。

それでは아들뻘はどうでしょうか?

아들は「息子」ですから、もうお分かりですね。

아들뻘は「息子と同年代だ、息子のようなものだ」になります。

続けて、~배기という語源について見ていきましょう。

~배기には二つの意味があります。

まず「~歳の子ども」という意味ですね。

小さな子どもを指すときに、두 살배기「2歳の子」、세 살배기「3歳の子」というように使われます。

もう一つは「中身が充実していて本物だ」という意味で使われます。
例えば、알배기という言葉。

알は「卵」ですから、卵が充実している、つまり産卵期にあたる子持ちの魚のことを알배기といいます。

他にも中がしっかりと詰まっていて、쌈(包んで食べる料理)などに使われる白菜のことも알배기 배추と言いますね。

日本語に訳すと「ミニ白菜」みたいな感じで一般の白菜よりも少し小さめの白菜のことを言いますね。

次は、~끼리という語源です。

~끼리は名詞の後ろに付いて「~同士、~だけ」になります。

例を見ていきましょう。

우리끼리を見ると、우리は「私たち」ですから、「私たちだけ」になりますね。

例えば会社で「우리끼리 식사해요 私たちだけで食事をしましょう」というような表現になりますね。

それでは、남자끼리はどういう意味になるでしょうか?

남자は「男」ですから、「男同士」になりますね。

同じように、너희끼리はどうでしょうか?

너희は「君たち」ですから、「君たちだけ」になります。

では最後に끼리を二回反復して끼리끼리って言ったらどうなるでしょう?

日本語だときりきり歯が痛いみたいな感じで使いますが、韓国語では「似た者同士になります。끼리끼리 만났네!! 似た者同士が出会ったんだねみたいになりますよ。

状態に関する語源

次は状態に関する語源を見て行きましょう!

最初にご紹介するのは–매です。

単語の最後に–매をつけることで目に入った「身なり」や「様子」を表す単語になります。

例えば、「身体」という意味の몸に「様子」を表す–매をつけた場合、몸(身体)+–매(様子)で身体の様子、すなわち「体つき」を表す몸매という単語となります。

同様に洋服という意味の옷に-매をつける옷매(服の様子)は「身なり」になります。

では目(눈)という単語につけるとどのような意味になるでしょうか。

答えは目つきです。눈(目)と매(様子)で눈매となり、「目つき」になるんです。

次にご説明する맨–という語源には「裸の」「素の」「ありのままの」という、なにも加えたり混ぜたりしていない、素の状態を表す意味があります。

ありのままのすがたみせるのよ〜♪ のありのままということですね。

例えば、お肌という意味を持つ살という単語に맨をつけることで맨(ありのままの)살(肌)で「素肌」になります。

では足という意味の발に맨をつけて「맨발」にしたらどのような意味になるでしょうか。

正解は맨(ありのままの)+발(足)で「素足」になります。

これ以外にも体という意味の몸につけることで맨(ありのままの)+몸(体)で「裸」という表現もあります。

민–という語源も、後ろに名詞をつけることで「何もない」、「ありのままの」という状態を表します。

ありのままの姿見せるのよ〜♪の「ありのまま」ですね。

なので、민–に水の물をつけることで민(ありのままの)+물(水)、すなわち「真水(まみず)」になります。

チョゴリ(저고리)という韓国の伝統衣装を表す単語につけると민(何も手を加えていない)+저고리(チョゴリ)となり、「単色のチョゴリ」になります。

では頭の머리の前に민をつけた場合は、どのような意味になるのでしょうか。

答えは민(何もない、ありのままの)+머리(頭)で「はげ頭」という意味になってしまいます。

次にご紹介するのは새–という語源です。

これは色につけて、その色の鮮やかさを表現する場合などに多く使われます。

例えば、새+빨갛다(赤い)で真っ赤だ、真紅(しんく)だ、

새+하얗다(白い)で「真っ白だ、純白だ」など、日本語で言うところの「真っ」+色という表現になります。

では새に파랗다「青い」をつけるとどうなるでしょうか。

答えは새파랗다、「真っ青だ」になります。

새파란 하늘 「真っ青な空」のように使います。韓国の秋空とか本当に青く澄み渡っていて美しいですよね。

次にご紹介するのは、새と似ているのですが、主に色を表す形容詞の前につけて使用する시– 「真っ」という語源です。

先ほどご紹介した새–と同じように、시–をつけても色を表現することができます。

例えば、허옇다(くすんだ白)の前に시–をつけることで시(とても)+허옇다(くすんだ白)시허옇다になります。

他にも시(とても)+퍼렇다(くすみのある青)で시퍼렇다(とてもくすんだ青)などがあります。

「先生、새と시はどう違うんですか?」

おお!素晴らしい質問ですね。

새は始めの音節が陽母音につけて、시は始めの音節が陰母音につけます。

例えば、노랗다, 빨갛다, 파랗다 は音節が노, 빨, 파と陽母音ですよね。なので、새をつけます。

そして、濁っている色を表現する時には누렇다, 뻘겋다, 퍼렇다という表現を使うのですが、これらの音節は누, 뻘, 퍼のように陰母音なので、시をつけます。

頭にあった霧が晴れましたか?

では、次に行ってみましょう!

先ほど、色の頭に새をつけると「真っ,」という意味になると伝えましたが、새には、名詞などの後ろにつける-語源もあります。

後ろに-새がつくと、出来栄えや恰好の状態を表すことができます。

例えば모양새。모양(形、模様、様子)を表す単語に-새をつけることで、そのものの容姿や恰好(かっこう)、形全体を表す単語となります。

생기다(生じる、(顔や容姿、形などが)〜である)という単語が名詞化した생김(全体的な見た目)という単語に-새をつけて생김새にすると、「出来具合や顔つき」という意味になります。

次にご紹介するのは생–という語源です。

생– と言う語源は「生の」「熟していない」と言う意味を持つ語源です。

名詞の前につけると日本語でいう「生○○」になります。

例えば、생+나무(木)で생나무(生木(なまき))です。

「すみませ〜ん、生木って何ですか?」

あ、なまきって地に根を張って生きている木のことです。

生木ってね、普段使わない単語ですよね。

では牡蠣と言う意味を持つ굴につけるとどうなるでしょうか。

正解はで생(生の)+굴(牡蠣)で생굴(生牡蠣)となります。

가죽(皮革(ひかく))という単語の前につけた場合、생가죽(生皮(なまかわ))になります。

생맥주と言ったら生ビールになりますよ。

ごくごく あー美味い!생맥주!

ちょっと広告みたいにやってみました。

生、火が通っていないという状態を表す語源には날–もあります!

これも未加工の状態を表します。

例えば、날に肉の고기という単語をつけることで날(未加工状態の)+고기(肉)で날고기(生肉)となります。

同様に날+달걀(卵)で날달걀(生卵)、날に物を示す것をつけて날것で「生もの」となります。

次にご紹介する–스럽다という語源はみなさんもよく聞いた事があるのではないでしょうか?

これは、一部の名詞の後について「〜っぽい」「(前にくる名詞のような」感じがする」という状態を表す語源です。

例えば、사랑스럽다。사랑(愛)+스럽다(〜っぽい、〜のような感じ)で사랑스럽다(愛らしい)になります。

사랑스러운 당신 で「愛らしいあなた」という意味ですよね。

言われたら、顔が赤くなっちゃいますよね〜あああ、나 이런 거 좋아해~ こういうの好き♡

では女性を表す여성という単語に–스럽다をつけるとどうなるでしょう。

答えは여성(女性)+스럽다(〜っぽい)で여성스럽다(女性っぽい、女性らしい)になります。

他にも자연(自然)+스럽다(〜っぽい)で자연스럽다(自然だ)というような使い方もあります。

このように스럽다は、単語の後につけて使います。

それでは次に、~롭다という語源を見ていきましょう。

스롭다ではなく롭다だけですよ。

この~롭다は抽象的に感情や感想を表すときに使います。

例えば、자유롭다という単語があります。

자유だけでは「自由」という名詞ですが、~롭다が付くことによって「自由だ」、「自由な雰囲気だ」というニュアンスが含まれます。

이 대학은 자유로운 분위기가 매력적이야~
この大学は自由な雰囲気が魅力的だ!

なんていうときに使いますね。

同じように、평화롭다という単語はどうでしょうか?

평화は「平和」ですよね。

~롭다が付くことによって、「平和だ」「平和な雰囲気だ」という表現になります。

都会の喧騒を離れて山や島などの自然の多いところへ行くと、静かでのんびりした時間が流れていますよね。

そんなときは평화롭다という言葉がピッタリなんですよ。

他にも외롭다という単語もあります。

形容詞の외롭다は「孤独だ、寂しい」という意味で、人の感情を表す単語になります。

実家を離れて一人暮らしをしたとき、恋人と別れたとき、学校や会社になじめないとき、いろいろな場面で외롭다寂しいと使えますよね!

みなさんはどんなときに외롭다と感じますか?

次は、-투성이という語源を深ぼりしていきましょう!

~투성이には「だらけ、まみれ」という意味があり、汚いものや良くないものを指します。

例えば、먼지투성이! これはどういう意味になるでしょうか?

먼지は「ほこり」ですから、~투성이が付くと「ほこりまみれ」になりますね。

こまめに掃除をしていないと、部屋はすぐ먼지투성이 ほこりまみれになっちゃいますよね。

掃除の時短テクとかあれば知りたいですね~。

同じように、피투성이という言葉もあります。

피は「血」ですから、「血だらけ」になりますね。

피투성이 血だらけなんて、想像しただけでも恐ろしいですよね。

それでは、빚투성이はどうなると思いますか?
빚は「借金」という意味なので、「借金だらけ」になりますね。

借金も良くないものですから、~투성이が付くんですね。

もう투성이がついたら危険信号ですね!!

危なすぎます!皆さんも借金には気をつけましょう!

次は~답다という語源について考えてみましょう。

~답다は名詞の後ろに付いて「~らしい」になります

一番分かりやすいのは、남자답다と여자답다という単語です。

남자は「男」、여자は「女」ですから、それぞれ「男らしい」、「女らしい」になります

最近は性の観点から「男らしい」「女らしい」という単語はあまり使われなくなりましたね。

でもやっぱり韓国では、体を鍛えて男らしくなりたいとか、美を磨いて女らしく生きたいとか、そういう意識が高い印象がありますね。

それでは、전문가답다はどうなるでしょうか?

전문가は「専門家」ですから、~답다が付くことによって「専門家らしい」になります。

名詞の後ろに付けるだけですから、他にも선생님답다「先生らしい」、우리답다「私たちらしい」、한국답다「韓国らしい」とように応用することができます。

おお!結構色々使えそうですよね!

続いて、~쩍다>という語源を見ていきましょう。

~쩍다は「~らしい、~ようだ、~そんな感じがする」という意味の形容詞を作ります。

例えば、수상쩍다という単語はどうでしょうか?

수상하다は「あやしい」という意味ですね。~쩍다が後ろに付くことによって「あやしい感じがする」つまり「疑わしい、うさん臭い」になります

あの人の話はいつも証拠がなくて、うさん臭いという時に、수상쩍다と使うんですね。

みなさんの周りにはそんな人がいませんか?そんな人は気を付けた方が良いですよね。

同じように、미심쩍다という言葉もあります。

미심は「不審」という意味の名詞です。

その後ろに~쩍다が付くと、「不審な感じがする、いぶかしい」になります

先ほどの수상쩍다よりも、「はっきりと分からなくて不明だ、疑問点が残る」というようなニュアンスが含まれています。

例えば、그녀의 태도가 미심쩍다 彼女の態度が疑わしい のように使います。

次に、~거리다という語源について解説していきます。
ある状態が継続していることを指すときに~거리다が使われます。

例えば、반짝거리다という単語。반짝반짝は「きらきら」ですから、その状態が継続すると「しきりにきらめく」になります

離島や山間部では、真夏の夜空を見上げると星がずっときらきら輝いていますよね!

みなさんの地域でも반짝반짝거리는 별 キラキラ輝く星はありませんか?

ちなみに私の地域では星よりもネオンの光の方が明るいですね。

반짝거리다と同じように、출렁거리다はどういう意味になると思いますか?

출렁다리「吊り橋」という単語があるように、출렁には「ゆらゆら揺れる」という意味があります。

출렁〜♪という響きが、ゆらゆら揺れているような感じがしますよね。

その後ろに~거리다が付くことによって、「ゆらゆら揺れ続ける」という状態を表す言葉になります!

ゆらゆら揺れる吊り橋、출렁다리 が有名な観光地もありますよね!

わざと揺らす人がいたりして、ゾーッと足がすくむんですよね。

では、次、콜록거리다という言葉もありますね。

콜록は風邪を引いたときに「ゴホゴホ」と咳をする様子を指します。

콜록거리다はその状態が続くこと、つまり「ゴホゴホ咳き込む」になります

想像しただけでも喉がイガイガしてきました。でも콜록という響きが可愛らしいですよね。

続いて、잔~という語源を見ていきましょう。
잔~には「細い、小さい」という意味があります。

例えば、잔돈という単語。돈は「お金」ですから、잔돈は「小さいお金」つまり「小銭」になります。

ちなみに韓国では現金よりカード社会ですから、現金はあまり使われなくなりましたね。

お札はともかく、小銭はほとんど持ち歩かないですね。

もしかしたら、잔돈という言葉も近い未来には死語になってしまうかもしれませんね。

では、잔소리はどうなるでしょうか?

소리は「声、音」という意味ですね。

잔~が前に付くことによって、「小さい声」つまり「小言」になります

子どものとき、両親から小言잔소리を言われた経験はありませんか?

確かに親の言っていることが当たってることもあるんですけど、잔소리 小言を言われるとイラっと反抗したくなるんですよね。

次に、한~という語源を解説しましょう。

한~には「大きな、多い」という意味があります。

例えば、한길という単語を見てみましょう。

길は「通り、道」ですから、한길は「大通り」になります。

韓国は高速道路も一般道(いっぱんどう)も、幅の広い大通りが多いですよね。

車もかなりスピードを出しますから、大通りを渡るときは気をつけましょうね!

同じように、한걱정はどういう意味になるでしょう?

걱정は「心配」ですから、한~が前に付くと「大きな心配事」になります

みなさんは大きな心配事ってありますか?

学生なら進路や就職、社会人なら仕事やお金・・・どんなときも心配事はつきものですよね。

そして、2022年に大ヒットしたドラマ、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で、主人公のウヨンウが勤務していた弁護士事務所の名前は〜한바다です。

한「大きな」と바다「海」が合わさっているので、「大きな海」大海(たいかい)という意味がありますよ。

こうやって考えると事務所の名前にも語源があって、面白いですよね!

続いて、늦~という語源を探っていきましょう。

늦다「遅い」という単語があるように、늦~には「遅い、遅れた」という意味があります。

例えば、늦더위という単語。더위は「暑さ」ですから、前に늦~が付くことによって、「遅い暑さ」つまり「残暑」になります。

늦여름や늦가을のように季節を指すときにもよく使われます。

それぞれどんな季節のことを意味するか見て行きましょう!

여름は夏、가을は秋ですよね。

ですから、それぞれ「晩夏(ばんか)」、「晩秋(ばんしゅう)」になります

目上の人や会社の取引先などへ季節のご挨拶をするときに使える言葉ですね!

気候や季節以外にも、늦잠という言葉もよく使われます。

잠は「寝ること、眠り」ですから、늦잠は「遅くまで寝ること」つまり「寝坊」になります

여러분은 늦잠 잔 적이 있으세요?
みなさんは寝坊したことがありますか?

アラームをセットしていても、つい二度寝したくなっちゃうんですよね~。

布団の誘惑は半端ないですよね。

他にも同じように、늦둥이という単語があります。

둥이「~子、~者」という意味で、人に対して使われる言葉です。

늦~が付くと「遅い子」つまり「年を取ってから授かった子」になります。

最近は高齢出産で子どもを遅く産む人が増えましたよね。そうすると、みんな늦둥이になっちゃいますね!

次は、새~という語源について考えてみましょう。
새~は主に名詞の前に付いて、「新しい」になります。新しいのは良いですよね〜

例えば、새집という単語。집は「家」ですから、새~が付くことによって「新しい家、新築の家」になります。

韓国はマンションの建築ラッシュが続いていますね。

どこへ行っても建設現場が多いので、もう새집だらけですね!

それでは、새옷はどうでしょうか?

옷は「服」ですから、새옷は「新しい服」になりますね!

みなさんは最近、새옷を買いましたか?

季節の変わり目に新しい服を着ると、気分もアップしますよね!

同じ語源の새내기という単語もご紹介しますね。

내기は、ある人となりを指す言葉で「~っ子、~者」という意味です。

そうすると、새내기は「新しい者」つまり「新米の、新人、新入生」という意味で、韓国ではよく使われる言葉です。

例えば韓国では3月に学校の新学期がスタートします。

新入生がたくさん登校する姿を見ると、새내기のフレッシュな雰囲気が感じられますよね!

続いて、옛~という語源を見てみましょう。
先ほどとは反対に、옛~には「昔の、古い」という意味があります。

옛날という単語は、옛「昔の」と날「日」がくっ付いて「昔の日々、昔」という意味になっているんですね。

子ども番組や読み聞かせで옛날이야기が多いですよね。

이야기は「はなし」ですから、옛날이야기は「昔ばなし」のことです。

韓国にも昔ばなしがたくさんあって、大人が聞いてもおもしろいものが多いですよ。

옛말という言葉も同じように考えられます。

말は「言葉」ですから、前に옛~が付くことによって、「昔の言葉」つまり「昔の人の言葉、言い伝え」になります。

それでは、옛사랑はどうなると思いますか?

사랑は「愛、恋」という意味ですね。つまり옛사랑は「昔の恋」になります

韓国ドラマや映画にもよく出てくる言葉ですね。

옛사랑、誰しも心の奥底にしまってありませんか?

次に、헌~という語源を解説していきましょう。

헌~にも「古い」という意味がありますが、主に物に対して使われます。

例えば、헌옷という言葉があります。

옷は「服」ですから、前に헌~が付くと「古い服」つまり「古着」のことを指しますね。

同じように、헌 신문ではどういう意味になるでしょうか?

신문は「新聞」ですから、헌 신문は「古新聞」になります

韓国のゴミ収集場へ行くと、헌옷や헌 신문と書かれています。

そして、헌 건물という言葉もあります。

건물は「建物」ですから、「古い建物」を指します。

続いて、잡~という語源について考えてみましょう。

これは「雑」という漢字語ですね。

なので、「雑多な、いろいろなものが混ざっている」という意味があります。

例えば、잡수입。

수입は「収入」ですから、前に잡~が付くことによって、「雑収入」になります

お小遣い帳や家計簿をつけている人は、ぜひ韓国語で잡수입と書いてみてくださいね!

そして잡생각という言葉もありますよ。

생각は「考え」という意味ですね。

잡생각は「いろいろな考え、雑多な考え」つまり「雑念、無駄な考え」になります。

時間があると、ついいろんなことを考えてしまいませんか?

特に心配性の人は、잡생각のせいで夜も眠れなかった!なんてこともありますよね。

他にも、잡담という単語もよく使われますが、これはどういう意味になるでしょうか?

これは、「雑談」になります!日本語でもよく使われる漢字ですよね。

次に、맹~という語源について解説していきます。

맹~には「何も混ぜていない、そのままの」という意味があります。

代表的な言葉には맹물があります。

물は「水」ですから、「何も混ぜていない水」つまり「真水(まみず)、生水」という意味になります!

この맹물という単語そのものよりも、比喩的に使われることの方が多いです。

例えば、맹물같은 소리というと「生水のような言葉」という意味になります。

生水の様な言葉?ええ?何それ?って日本人にはなりますよね。

ここでは「(生水のように)中身のない言葉」という使われ方をします。

同じように、맹탕はどういう意味になるでしょうか?

탕は韓国の鍋料理になります。

そうすると、맹탕は「何も混ぜていない鍋」つまり「塩気のない汁、味が薄いスープ」のことを意味します。

ここから派生して、つまらないことや人に対して比喩的に使われることもあります。

例えば、「저 사람은 맹탕이다」と言うと「あの人は中身のない人だ、つまらない人だ」になります。

あああ、、そう言われたくない〜頑張って勉強しよう!

次に빗~という語源について見ていきましょう。
빗~には「曲がって、ゆがんで」という意味があります。

例えば、빗나가다。나가다は「外へ出る」ですから、前に빗~が付くことによって「はずれる、それる」になります

久しぶりに再会した友達と話していると、話題が次々とそれることはありませんか?そんなときに、이야기가 빗나갔네「話がそれたね」というように使えますね!

ついでに、빗맞다という単語も見てみましょうか。
맞다は「合う、当たる」ですから、빗맞다は「それて当たる、すれすれで当たる、かする」になります

例えば、

우리의 예상은 빗맞았다
私たちの予想は外れた

のように使いますよ

否定的な意味を持つ語源

次は否定的な意味を持つ語源です。今からネガティブオーラを放っていきますよ〜

では、군~という語源から見ていきましょう。
군~には「余計な、無駄な」という意味があります。

例えば、군말という言葉。
말「言葉」ですから、군~が付くことによって「余計な言葉」つまり「無駄口」になります

韓国には、군말이 많으면 쓸 말이 적다「無駄口が多ければ必要な言葉が少なくなる」ということわざがあります。

余計なことばかり言っていたら本当に重要なことを逃してしまう、という意味です。

あなたの周りにこんな人はいませんか~?

同じように、군살はどうでしょうか?

うわーー!!この単語聞きたくない〜!解説もしたくない!!と反応してしまいますね。

살は「身、肉」のことを指しますから、「無駄な肉」つまり「ぜい肉」になりますね!

えー!ぜい肉なんて嫌ですね!

애~という語源を見てみましょう!

애~には、「未熟な、最初の、幼い、小さい」という意味が含まれています。

例えば、애벌레。
벌레は「虫」ですから、前に애~が付くことによって「未熟な虫」つまり「幼虫」になります。

チョウやカブトムシ、ホタルなど幼虫はほとんど애벌레と呼びます。

あの有名なベストセラー、「はらぺこ青虫」の韓国語のタイトルは、배고픈 애벌레になりますよ!

同じように、애호박はどうでしょうか?

호박は「カボチャ」のことを指しますから、애호박は「未熟なカボチャ、初物のカボチャ」になります。

韓国では애호박を薄く切って、小麦粉と卵につけた料理、애호박전がおかずとして有名です。

子どもから大人まで大好きですよ!

そして、애송이という言葉もありますよね。

これは確かにネガティブな言葉ですね。

まだまだ未熟で判断力のない、知識や経験が足りない人や子どもに対して「若造、若輩(じゃくはい)、へなちょこ、ひよこ」などのような意味で使われます。

アニメでよく使われるんですけど、ワンピースでよく出ていましたね。

이 애송이가「この若造め!」というようなセリフですね!

まさにそんなニュアンスで使われます。

続いて、열~という語源を見ていきましょう。
열~には、「幼い、若い」という意味があります。

これは、意外ですよね〜「열って、熱じゃないのっ⁉」て思ってしまいますよね。

は、漢字語では熱なのですが、固有語では「幼い」という意味になるんですね。

例えば、열무という野菜があります。

무は「大根」ですから、열무はどういう意味になるでしょうか?

「幼い大根」つまり「若菜のついた大根」になります。

열무は主にキムチとして食べられます。シャキシャキしておいしいですよ!

次に、풋~という語源を考えてみましょう。

日本語のあざけ笑う時に使う「プッ」ではないですよ。

韓国語の方ですね。

풋풋하다「初々しい」という単語があるように、풋~には「未熟な、はかない」という意味があります。

例えば、풋사랑という言葉。

사랑は「愛、恋」という意味ですから、前に풋~が付くことによって「はかない恋、淡い恋」になります。

誰しも記憶に残っている、はかない恋・・・まさに名探偵コナン君と蘭のような恋ですよね。

同じように、풋내기はどういう意味になるでしょうか?

내기は「~っ子、~者」という意味で、人となりを表す言葉です。

そうすると、「未熟な者」つまり「新米、素人、青二才」という意味で使われます。

저는 풋내기 배우였어요.
私は未熟な俳優でした

のように使えますね。

次に、헛~という語源について考えてみましょう。
헛~には「無駄な」という意味があります。
헛のつく言葉はたくさんあるので、早速例を挙げてみましょう。

まずは、헛소리。

소리は「音、声」という意味ですね。

前に헛~が付くことによって、「無駄な声」つまり「うわごと、たわごと」になります。

韓国ドラマを見ていると、헛소리 하지마「いい加減なこと言わないで」というセリフがよく出てきます。日常会話でよく使われる言葉ですね!

それでは、헛소문はどうでしょうか?
소문は「うわさ」ですから、헛소문は「無駄なうわさ」つまり「デマ」という意味です。

韓国では芸能人がパパラッチに追いかけられることが多いですが、中にはただの헛소문デマカセだった!なんてこともありますよ。

同じように、헛걸음という言葉もあります。

걸음は「歩み、歩行」という意味ですから、헛~が付くと「無駄足」になります。

せっかく大好きなサムゲタンを食べに行ったのに、今日は店休日だった。

헛걸음했어!
無駄足になった!

というように使います。

みなさんが最近、헛걸음したことはありませんか?

それでは、헛수고はどういう意味になるでしょうか?もうお分かりですね!

수고は「苦労」ですから、헛수고は「無駄な苦労」つまり「無駄骨」という意味です。

せっかく努力したのに、헛수고였어! 水の泡だった!なんていうシチュエーションで使われます。

헛생각という言葉もありますよ〜。

생각は「考え」という意味ですから、헛~が付くと「無駄な考え」になりますね。

みなさんはたまにボーッとしながらどんなことを考えますか?

どうでもいいことが次々と頭に浮かんだら、それは헛생각かもしれませんね!

私、結構헛생각しているかも……

続いて、개~という語源について探っていきましょう。
韓国ではよく使われる言葉ですが、「くだらない、良くない、偽の」という否定的な意味を持っています。

早速、例を見ていきましょう。

まずは개꿈という言葉。꿈は「夢」ですから、前に개~が付くと「くだらない夢、ばかげた夢」になります。

어제 개꿈 꿨어
昨日見た夢はくだらなかった!

というようなときに使います。

同じように、개고생はどういう意味になるでしょうか?

聞いただけで体が拒否反応を起こしてしまいますね。

고생は「苦労」という意味ですから、개고생は「くだらない苦労」つまり「ひどい苦労」になります。

例えば、

젊을 때는 가난해서 개고생했다
若い頃は貧乏でひどい苦労をした

というようなときに使われます。

개소리という言葉はどうでしょうか?

소리は「声、音」という意味ですから、개~が付くことによって「くだらない言葉」つまり「でたらめな話」になります。

世界を席巻(せっけん)した오징어 게임 イカゲームでも、개소리 하지마「くだらないこと言うな」というセリフが出てきますよ。

次にちょっと見てみてくださいね!

そして、개꼴という言葉もあります。

꼴は「状態、格好、なりふり」を指す言葉なので、개꼴は「ぶざまな格好、様子」になります。

見るにたえない、めちゃくちゃな状態のことを表します。

他にも、개싸움はどうでしょうか?

싸움はただの「けんか、争い」ですね。

そこに、개~が付くことによって、「くだらない争い」つまり「泥仕合(どろじあい)、醜い争い」になります。

韓国ドラマでは、公の場でもケンカしている姿がよく出てきますよね。

つい感情的になって、개싸움「醜い争い」へ発展してしまうのかもしれませんね。

このように、개~には強い否定を表すときに使われる言葉がとても多いです。

なので、使う時はぜひ気を付けてくださいね!

次に、막~という語源は何でしょうか?
막~には、「荒い、粗い、むちゃくちゃに」という意味があります。

例えば、막일という言葉を見てみましょう。일は「仕事」ですが、막~が付くことによって「荒仕事、雑仕事」になります。

同じような意味で、막노동という言葉もあります。노동は「労働」ですから、これも「荒仕事」になります。

막노동 알바で「荒仕事バイト」という意味になりますね。そんなブラックな会社で誰もバイトしたくないですよねー!

次に、막벌다はどういう意味になるでしょう?

벌다は「稼ぐ」という動詞ですから、「日雇い仕事で稼ぐ、力仕事で稼ぐ」という意味です。

他にも、막살다という言葉があります。

살다は「生きる、暮らす」という動詞なので、막がつくと「何の計画性もなくむちゃくちゃに暮らす」つまり「行き当たりばったりの暮らしをする」になります。

막사는 인생 行き当たりばったりの人生、、、

それも幸運を逃してしまいそうですよね。

最後に、몰~という語源を見ていきましょう。
몰は漢字で書くと「没」です。名詞の前に付くことで「~がない」という意味になります。

例えば、몰상식。

상식は「常識」ですから、몰상식は「常識がない」つまり「非常識」になります。

もし周囲に非常識な人がいたら、どうしますか?

몰상식한 행동하지 마세요
非常識な行動はしないでください!

というように心の中で叫んでみてください。

実際には言わない方がいいですよ。

同じように、몰인정という言葉もあります。

인정は漢字で「人情」という意味なので、前に몰~が付くと「非人情、薄情」になります。

ちなみに韓国人は「情に厚い」国民性だと言われます。

もし韓国の知り合いやお友達がいたら、その人をイメージしてみてください。

確かに!情に厚い人が多いかもしれませんね。

特に韓国では、몰인정한 사람「薄情な人」は毛嫌いされますよね。

몰취미はどうでしょう?

취미は「趣味」ですから、몰취미は「無趣味、趣味がないこと」を指します。

最近は韓国でも、学校や会社に行きながら自分の趣味を持つ人が増えています。

特にヘルスやピラティスのように体を動かす趣味が人気がありますね。

몰취미「無趣味」では人生おもしろくないですからね!

物事・行動に関する語源

次に、物事・行動に関する語源を深ぼっていきましょう!

まずは~줄という言葉。

줄には、もともと「線、列」という意味があります。

なので、줄を二回言うと、줄줄「続いて、次々に」になります。

他にも、줄사표と言ったら、사표は「辞表」という意味なので、줄사표とは「次々と人が会社を辞めること」を意味します。

社長だったら 줄사표 わああ!!やめてくれ〜ってなりますよね。

また、줄도산という言葉があります。

도산は日本語の発音と似ていて、「倒産」という意味です。

つまり、줄도산は「次々と会社が倒産すること」を意味します。

줄도산 痛い痛い!!

続いて、~개には「物、道具」という意味があります。

動詞とくっついてひとつの単語になっているものが多いです。

目からウロコが落ちる準備はできましたでしょうか?

例えば、날개。날다「飛ぶ」という動詞にくっついているので、「飛ぶ物、飛ぶ道具」という意味で「羽、翼」になります。

同じように、지우개。

지우다「消す」という動詞にくっついているので、「消しゴム」という意味です。

わお!!だから지우개なんですね!

目からウロコ飛び出ましたか?

それでは、덮개はどうなるでしょうか?

덮다という動詞は「覆う」という意味です。

つまり、「覆う物、覆う道具」という意味で、「カバー、覆う物」になります。

料理とかできたら덮개をつけて置いたら虫が来ないですよね。

では、깔개はどうでしょうか。

깔다「敷く」という動詞にくっついていますから、敷物やマットを指します。

WoW!!こう考えると語源ってとっても私たちの生活に身近にありますよね。

次は、~걸이です。~걸이には「~かけ、~にかけるもの」という意味があります。

목걸이や귀걸이が分かりやすいですね。

목は「首」ですから、首にかけるもの、つまり「ネックレス」になります。

귀は「耳」ですから、耳にかけるもの、つまり「イヤリング」になりますね。

椅子には팔걸이があります。

팔は「ひじ」という意味ですから、頭の良い皆さんはもうお分かりですよね。

팔걸이は「ひじ掛け」になります。

他にも옷걸이という言葉があります。

옷は「服」ですから、服をかけるもの、つまり「ハンガー」になります。

続いて~발です。

「~の効果がある、力がある」という意味を持っています。

발と書くのですが、빨と発音するので、ネイティブでも빨と間違えて書いていたりします。

ここら辺、韓国語はスペルがややこしいですよね。

例えば、사진발という言葉をよく耳にされたかもしれません。

사진は「写真」ですから、사진발は「写真の効果」という意味ですね。

つまり、写真を撮ったときに(写真の効果で)キレイに映ったね!という意味で使われます。

제 사진발 어때요
私の写真の効果、どうでしょう?

みたいに使います。

他にも화장발という言葉はどうでしょうか。

화장は「化粧、メイク」ですから、화장발とは「化粧の効果」という意味です。

これと同じように、조명발は「照明の効果」になります。

これらは褒め言葉というより、本来の姿より他の力を借りて容姿がキレイだ、というやや否定的な意味で使われることが多いですね。

容姿以外にも、말발という言葉があります。

말は「言葉、話」ですから、말발이 좋다「話の力が良い」말발이 세다 「トーク力がある」という意味で、話が上手な人になります。

続いて、~질という言葉を探っていきましょう。
~질には「ある行動、役目」という意味が含まれています。

例えば걸레질。걸레は「雑巾」ですから、雑巾を使った行動、つまり「雑巾がけ」のことを意味しています。

他には、손가락질。あああ、痛い痛い痛い。紹介するだけで痛い。

この손가락は「指」という意味なので、指を使った行動、つまり「指さし」になります。

いーっけないんだ、いっけないんだ♪みたいな感じですよね。

同じような単語では손질はなんでしょうか?

손は「手」ですから、手を使う行動、これは「手入れ」になります。

庭の手入れや食材の手入れなどには、この손질が使われます。

これら以外に、悪いことに使われることもありますね。

도둑질という言葉は、도둑「泥棒」のうしろに付いていますね。

泥棒のする行動ですから、「盗み、窃盗」になります。

他にも人の行動やしぐさを表す単語には、~짓という語源があります。

例えば、先ほどの손「手」にくっつくと、手のしぐさ、つまり손짓「手振り、手招き」になります。

韓国語が分からない時とかは、손짓으로 手振りを使いながら表現しますよね。

では、몸「体」に~짓がくっつくと、なんでしょうか?

体のしぐさ、つまり몸짓「身振り、ジェスチャー」になります。

また、짓という単語自体には「仕業」という意味もあります。

나쁜 짓という言葉は、나쁘다「悪い」という単語にくっついていますから、「やってはならない悪いこと、悪事」という意味で使われます。

次は~짜리という語源を見ていきましょう。

짜리は「~に値するもの、~ほどの」という意味です。

お金を指すときによく使われます。

例えば、만원짜리は「1万ウォンに値するお金」という意味ですね。

つまり「1万ウォン札」を指します。

同じように、오백원짜리は오백원「500ウォンに値するお金」となりますから、「500ウォン玉」になります。

얼마「いくら」という疑問詞にくっつくと、얼마짜리「いくら位」になります。

例えば、友達が高そうなバッグを持っているとします。

「いくら位に値するもの」というニュアンスを込めて、

얼마짜리야?
いくら位するの?

と聞くことができますよ。

お金以外にも、小さい子どもに使われることもあります。

例えば、두살짜리。두살は「2歳」なので、「2歳ほどの子」になります。

次の語源、나~には「外へ」という意味が含まれていて、外へ向かう動作を表す言葉です。

例えば、나가다という動詞を見てみましょう。

가다は「行く」ですから、「外へ行く、出かける」になりますね。

反対に나오다という動詞は、오다「来る」ですから、「出てくる」になります。

他にも、나서다という動詞があります。서다は「立つ」という意味ですが、これに「外へ」という意味合いをプラスすると「乗り出す、積極的に前へ出る」という意味で使われます。

次に、내리~という語源をみていきましょう。

내리다「降りる、下りる」という動詞があるように、내리~には「上から下へ」という意味を持っています。

例えば、내리쓰다という言葉。

쓰다は「書く」ですから、上から下へ「書き下ろす」になります。

내리막길という単語は、막길「坂」にくっついて「下り坂」という意味です。

他にも、내리사랑という言葉があります。

사랑は「愛」ですよね。例えば先生から学生へ、親から子どもへ、先輩から後輩へ、見返りを求めない愛情のことを내리사랑といいます。

皆さんも내리사랑していますか?

続いて、휘~という語源には「激しく」という意味が含まれています。

例えば、휘젓다という単語。

젓다という単語そのものも「かき回す、かき混ぜる」という意味ですが、휘젓다は「もっと激しくかき回す」というニュアンスが含まれます。

同じように휘두르다という単語は、두르다「回す」に휘がくっついて「振り回す」になります。

力強く回すというニュアンスですね。

他にも、몰아치다という単語は「一ヵ所に吹きつける」という意味ですが、この휘~がくっつくことによって、暴風や高波が휘몰아치다「激しく吹きつける」になります。

かなり激しさが伺えますね。

そして、갈기다という単語は「ぶん殴る、書きなぐる」という意味がありますが、これも同じように휘~にくっつくことで휘갈기다「激しくぶん殴る、書き散らす」になります。

このように「激しく」というニュアンスを持つ휘~ですが、감다「巻く」という単語にくっつくと、휘감다「ぐるぐる巻く」になります。

휘の威力はすごいですね。簡単に휘をつけたら危ないですね。

それでは、~차について見ていきましょう。~차は名詞の後ろに付いて「~のために、~しようと、~を兼ねて」という意味が含まれます。

例えば、인사차という言葉があります。

인사は「挨拶」という意味ですから、인사차は「挨拶のために、挨拶を兼ねて」となりますね。

具体的には、ビジネスの場面で

인사차 찾아 뵙겠습니다
ご挨拶かたがたお伺いいたします

というようなフレーズでよく使われます。

それでは、업무차はどうなるでしょうか?

업무は「業務」ですから、「業務のために、業務を兼ねて」になりますね。

他にも、사업차「事業を兼ねて」、촬영차「撮影を兼ねて」、연구차「研究を兼ねて」など、いろいろな場面で使える便利な表現です。

続いて、치~です。
치~は「上へ上がること」を意味します。

例えば、치밀다という単語を見てみましょう。

밀다は「押す」という意味ですから、下から上へ押す、つまり「押し上げる」になります。

화가 치밀어 오르다 怒りが押し上げる、煙や火炎が噴き上がるというように使われます。

それでは、치솟다はどうでしょうか?

솟다には「湧く、噴き出る」などの意味がありますから、感情や力などが「わき上がる、込み上げる、突き上がる」という表現になります。

次は、뒤~の語源について探っていきましょう。

뒤~には「やたらに、ひどく、全部」というニュアンスが込められています。

例えば、日常生活でもよく使われる뒤늦다という単語はどうでしょうか。

늦다という単語だけでも「遅い」という意味ですが、뒤~が付くことによって「完全に遅い」、つまり「手遅れだ」になります。

他の例も見ていきましょう。

뒤바꾸다という単語ですね。

바꾸다という単語の意味は「変える、取り替える」ですね。

뒤~が付くことによって、「完全に取り替える」、「まるで逆にする」になります。

それでは、뒤섞이다はどうなるでしょうか?

섞이다は「混ざる」という意味ですね。

뒤~が付きますから、「完全に入り混じる、ごちゃ混ぜになる」になります。

次は、짓~です。

짓~には「ひどく、容赦なく」というニュアンスが含まれています。
例えば、짓밟다という単語を見てみましょう。

밟다は「踏む」という意味の単語ですね。
짓~が付くことによって、「容赦なく踏む」つまり「踏み付ける、踏みにじる、踏んづける」という強い表現になります。

同じように、짓누르다ではどうなるでしょうか?
누르다という単語は「押す」という意味ですね。

짓누르다ですから、容赦なく「押さえつける、抑圧(よくあつ)する」になります。
かなり強い力が加わっている様子が感じが伝わる表現ですね。

続いて、처~という単語を探っていきましょう。
처の後ろに動詞が付くことで、「やたらに、たくさん」になります。
さらに「きちんとしていない、汚い、ぐちゃぐちゃに」というニュアンスが含まれます。

早速、例を見ていきましょう。まずは처바르다です。바르다は「塗る」ですね。
これに처~が付くことによって、「ぐちゃぐちゃに塗る」「塗りたくる」になります。

それでは、처먹다はどうなるでしょうか?
먹다は「食べる」という動詞ですね。처먹다はどのような様子だと思いますか?そうです。「ぐちゃぐちゃに食べる、食いまくる」になります。

처넣다ではどうでしょうか?
넣다は「入れる」という意味ですから、처~が付くことによって「無造作(むぞうさ)にぶち込む」になります。

옷을 옷장에 처넣었다 服をクローゼットにぶち込んだ

みたいな意味になります。

最後は~히です。形容詞の後ろに付いて副詞を作り出します。

例えば、조용하다という形容詞。意味は「静かだ」ですね。~하다を~히に変えるだけでmagicがおkimasu 〜(アメリカ人の様ななまりで)!조용히「静かに」という副詞に大変身!おもしろいですね。

무사하다「無事だ」ではどうでしょうか?そうです。무사히「無事に」という副詞になりますね。

次に자세하다「詳細だ」という形容詞で副詞を作ってみましょう。(手を一回叩く)もうお分かりですよね。자세히「詳細に」となります。

엄밀하다「厳密だ」は엄밀히「厳密に」。もうちょちょいのちょいですよね!

位置や順序を表す語源

では、位置や順序を表す語源を見て行きましょう!

まずは、윗~という語源です。

위は「上」という位置を指す言葉ですね。

後ろに名詞が付くと윗~「上の~」になります。

早速、例を挙げてみましょう。

最初に、윗사람という言葉。사람は「人」ですね。

윗사람はどんな人だと思いますか?

そうです!「目上の人」ですね。

韓国は儒教文化が残っていて年齢がとても重要な社会ですから、윗사람に対する礼儀には特に気をつけなければいけませんね。

では、윗방はどうでしょうか?

방は「部屋」ですから、上の部屋を指します。らくちんですね!

昔から使われてきた言葉の中で、윗도리という言葉があります。

「上半身、上に着るもの」という意味です。

反対に、「下半身、下に着るもの」は아랫도리といいます。

このように、名詞の前に윗~が付くだけで「上の~」という意味になるので、とても分かりやすいですね。

次に、오른~という語源を聞いたことがありますか?

오른쪽「右側」という単語があるように、오른~は「右の~」という意味ですね。

例えば、오른손「右手」、오른발「右足」、오른팔「右腕」というように使えます。

오른팔「右腕」が出てきたので、ついでにワンポイントレッスンをします。

오른팔で、最も信用して頼りにしている部下という意味もあります。これは日本語の右腕と一緒ですね。

ちなみに、右利きはどういうかご存知ですか?

오른손잡이といいます。反対は왼손잡이「左利き」です。

みなさんはどちらですか?

「左の~」という語源が왼~になります。
右と同じように、왼손「左手」、왼발「左足」、왼팔「左腕」というように使います。

それでは、맞~という語源は何でしょう?

例えば、맞서다という単語があります。

서다は「立つ」という動詞ですが、どんなふうに立っている様子を指すと思いますか?

맞서다は向かい合って立つことで、「対立する」という意味で使われます。

そうです!맞~には「互いに、面と向かって」という意味があるんですね。

맞바꾸다という言葉もあります。

바꾸다は「変える、交換する」という意味ですから、「互いに交換する、取り換える」になりますね!

例えば、생선과 고기를 맞바꿨다. 魚と肉を交換したというような文章で使うことができます。

바꾸다だけでも「交換する」という意味ですが、맞바꾸다の方が「1対1で」というニュアンスがもっと強くなりますね。

これらは動詞ですが、맞~が付く名詞もよく使われます。

まずは、맞벌이。

これは最近本当に当たり前のようによく使う単語になりましたね。

「お互いに稼ぐ」という意味で、「共働き」になります!

最近は韓国でも共働きが多いですから、맞벌이という言葉もすっかり定着しましたね。

次に맞선はどういう意味になるでしょうか?

ああ、聞くだけでドキドキしますね!

韓国では선을 보다「お見合いをする」という言葉があります。

맞선も「お互いに」というニュアンスを含めて「お見合い」として使われます。

最近ヒットした韓国ドラマに、사내 맞선「社内お見合い」という名前のドラマがありましたね!

次にご紹介する語源は、~터です。
~터には、「~の場所」という意味があります。

代表的なものに、놀이터があります。

놀이터は規模が小さい公園になります。

놀다「遊ぶ」という動詞に~터がくっついた形になっています。

「遊ぶ場所」ですから、主に子どもたちの遊具がある遊び場のことですね!

それでは、빈터という単語を見てみましょう。

빈は「空いた」という意味で、빈집「空き家」とか빈병「空きビン」という単語があります。

では、빈터はどういう意味になるでしょう?

「空いた場所」つまり「空き地」のことですね。

子どものころ、よく空き地で遊んだ記憶がありませんか?

他にも、韓国の街を歩いていると、ときどき쉼터と書かれた空間があります。

見たことありますか?

市民がベンチに座っておしゃべりをしたり、真夏の暑さをしのいだりしている姿が見られます。

쉬다は「休む」という動詞ですよね。

それに~터がつくと「休む場所」になりますから、「休憩所」という意味です!

次の韓国旅行で쉼터を見かけたら、ぜひ利用してみてくださいね。

続いて、~가という語源について考えてみましょう。

~가には「端、そば、ふち、きわ」などの意味があります!

例えば、바닷가。

바다は「海」ですから、가をつけると海辺や浜辺のことになります。

他にはどんな言葉があるでしょうか?

호숫가や강가という言葉を見てみましょう。

호수は「湖」、강は「川」ですから、そのそばのことを指しますね。

それぞれ「湖畔」、「川辺」になります。

韓国で有名な川といえば、ソウルを東西に流れる漢江(ハンガン)ですよね!

한강의 강가
ハンガンの川辺

広い公園になっていて、運動やピクニックにピッタリですよ。

ぜひ一度行ってみてくださいね!

次に、되~という語源を解説していきましょう。
되~は「再び、逆に」という意味を持っています。主に動詞と一緒に使われる語源です。

例をいくつか挙げてみますね。

まずは되돌아가다という動詞。

ただの돌아가다は「帰る、戻る」という意味ですが、되~が付くことによって「再び帰る、引き返す」になります。

家へ引き返す、来た道を引き返すというように使われます。

もともといた場所や本来の状態に戻るときに使う表現です。

例えば、학창 시절에 되돌아가고 싶다 と言ったら、学生時代に戻りたいという意味になりますね。

では、되묻다はどういう意味になるでしょうか?

例えば韓国へ行って、誰かに道を尋ねるとします。

返ってきた答えが理解できなかったら、もう一度尋ねますよね。

それがズバリ되묻다です!

묻다は「尋ねる」ですから、되묻다は、「聞き返す、もう一度尋ねる」になります。

되돌아보다という言葉もあります。

突然ですが、みなさんはこれまでの人生を振り返ったことがありますか?

そんなときに되돌아보다「振り返って見る」という表現を使います。

もちろん友達と別れるとき、振り返るときにも使えます。

他にも、되찾다という言葉があります。

찾다は「探す、見つける」ですから、되찾다は「取り戻す」になりますね。

例えば、なくした物を取り戻す、預けた荷物を受け取る、などいろいろな場面で使える言葉です。

事故で失っていた記憶を取り戻す、周囲からの信頼を取り戻す、などのように物以外でも使うことができます。

次にご紹介する語源は、첫~です。

첫~という言葉はよく使われるので、どこかで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

そうです!첫~には「初めての、最初の」という意味があります。

例えば、첫사랑はどうでしょうか?

韓国ドラマや映画のタイトルや、歌詞にも出てくる言葉ですね。

사랑「愛、恋」ですから、첫사랑は「初恋」になります。

甘酸っぱい響き〜キャー!!

ほかにもいくつか例を挙げてみましょう。

첫눈はどうでしょうか?

눈は「雪」ですから、「初雪」という意味ですね。

첫눈と言ったら冬のソナタが思い出されるのは私だけでしょうか?

내게 올 수 없을거라고
이젠 그럴 수 없다고
제발 그만하라고 나를 달래지

ね?懐かしいですよね。

はい!これはこの辺にしておきましょう!

ところで、みなさんのお住まいの地域は雪が降りますか?

初雪を見ると冬のソナタのように、なんだか特別な気分になりますよね。

첫날はもうお分かりですよね!

4月は学校や会社が新しく始まる時期です。初めての登校日、初めての出社日、ドキドキ緊張しますよね!

まさに첫날は「初めての日、初日」になります。

첫차はどうでしょうか?

차は「車」ですから、電車やバスの「始発」のことをいいます。

첫~を使う言葉はたくさんあるので、他にもぜひ探してみてくださいね!

続いて、막~という語源をご紹介します。

あれ?先生、先ほど「否定的な意味を持つ語源」で막は、「荒い、粗い、むちゃくちゃに」という意味と仰っていませんでしたか?

Wow !! Excellent!! 素晴らしい!私のレッスンをしっかり聞いてくださっていますね!

ずばり私はそう言いましたね!

そうなんですよ。これももう一つ意味があります。

それは、「最後の、終わりの、末の」という意味ですね!

例えば飲み会で帰りが遅くなったとき、どうやって家に帰りますか?

ギリギリで走れば間に合う!駅へ向かってダッシュ!なんてこともありますよね。

そう!終電までには〜!って気持ちになりますよね。この時に使う終電は韓国語で막차といいます。

막(最後の)と차(車)が合わさってできています。

他には、家族の中で一番下の兄弟のことを何といいますか?

はい!まさに韓国語では막내「末っ子」といいます。皆さんも聞いた事があるのではないでしょうか?

この막내という言葉は、韓国では家族に限らず組織やグループ内でも使われます。

例えば、会社の部署の中で、一番若い社員や、バンドやグループ歌手の中で一番若いメンバーのことを막내と呼びます。

組織やグループも家族のように扱う、とても韓国らしい表現ですね。

そして、막바지という言葉は何だと思いますか?

例えば、サッカーの試合の後半タイムギリギリで逆転ゴールを決めたとします。

うぉおお!!ヨッシャー!!まさに막바지で逆転勝利!(力を込めて読む)見ているファンは興奮しますよね!

この막바지は「終盤」という意味です。

このように、막~が付いていたら「最後の」という意味もあると理解しておきましょう。

次は맏~という語源について解説します。

これも順序を表す語源の一つですが、先ほどの막~とは反対に、「(兄弟や姉妹の中で)一番目の」という意味になります。

みなさんは何人兄弟ですか?

長男なら맏に아들「息子」を付けて맏아들、長女なら맏に딸「娘」を付けて맏딸といいます。

特に男兄弟で嫁が複数いる場合は、一番上の(長男の)お嫁さんのことを맏며느리と呼びます。

韓国では年齢や順序がとても重要な社会ですから、このような表現が使われます。

続いて、~결という語源を考えてみましょう。

~결には、「通り過ぎる間、途中」という意味があります。

よく使われる言葉には、어느 결에があります。

例えば、みなさんが何かある趣味に没頭しているとします。

昼夜を問わず集中していたら、時間があっという間に過ぎてしまいますよね。

まさにそんなシチュエーションで、어느 결에「いつの間に」夜が明けてしまった、というような使い方をします。

무심결もよく使いますね。

무심は漢字で「無心」ですね。

つまり、「無意識のうちに、何気なく、思わず」という意味です。

例えば、

무심결에「何気なく」思いついたアイデアが、大ヒット商品を生み出した。

あの人は昔の恋人に似ていて、무심결에「思わず」二度見してしまった。
というような文章で使われます。

それでは、잠결という言葉はどういう意味になるでしょうか?

잠は「眠り」ですから、「寝ている途中、眠りに入る時間」になりますね。

みなさんは寝るときのクセはありませんか?

例えば、잠결에 ベッドから落ちてしまった。というと、「寝ている間に、寝ぼけて」になりますね。

ベッドから落ちてもそのまま寝ちゃう人もいますよね!

잠결에 들은 이야기는 기억나지 않는데 「眠りにつく間に聞いた話は覚えていない。」とかも使えますよね。

このように、~결は「~の間に、~のうちに」というニュアンスが含まれます。

続いて、햇~という語源を探っていきましょう。

햇~には「その年の、新~、初物(はつもの)の」という意味があります。

例えば、韓国では秋になると햇사과がスーパーの店頭に並びます。

사과は「リンゴ」ですが、これから旬を迎える「初物(はつもの)の」という意味ですね!

リンゴ以外にも、햇가지「初物のナス」や햇양파「初物の玉ねぎ」などいろいろな野菜に使われますよ。

それでは、햇곡식はどういう意味になるでしょうか?

곡식は漢字で「穀食」ですから、햇~が付くと「新穀(しんこく)」になりますね。

つまり、その年に収穫された穀物やお米になります。

韓国のスーパーで햇~と書かれた野菜や果物があったら、「おお〜これがトミ先生が言っていたやつだ!」とチェックしてみてくださいね!

次は、덧~という語源について解説します。
덧~には「加える、重ねる、繰り返す」という意味があります。

一番分かりやすいのは、덧셈という言葉です。

덧「加える」+셈 「計算」で「足し算」になります。

他には、덧칠하다という言葉があります。

덧~「重ねる」+칠하다は「塗る」で「塗り重ねる」という意味になるんですね!

例えば、덧칠한 그림で重ね塗りした絵 になります。

덧붙이다という言葉は何でしょうか?

붙이다は「付ける」という意味ですから、덧붙이다は「付け加える」になりますね。

スピーチやプレゼンテーションで덧붙여서 말씀드리면「説明を付け加えますと~」というように使えます。

その他にも、덧씌우다という言葉があります。

덧「重ねる」+씌우다 「かぶせる」で「重ねてかぶせる」になります。

옷을 덧씌우다というと、「服を重ねて着せる」という意味です。

でもこの덧씌우다は、実は悪いことに使われることも多くあります。

例えば、누명을 덧씌우다というと「罪をかぶせる、濡れ衣を着せる、罪をなすりつける」というような意味になります。

続いて、간~という語源を見ていきましょう。

간~には「過ぎ去った~」という意味があります。

例えば、간밤という単語は聞いた事がありますか?

밤は「夜」ですね。간밤は「昨夜、昨晩」という意味です。

간밤의 눈「昨夜の雪」や간밤의 꿈「昨夜の夢」というように使われます。

最後は갓~という語源について見て行きましょう。

갓~は年齢と一緒に使われ、「ちょうど、〜したばかりの」というニュアンスが含まれます。

年齢と一緒に使われる場合は、10、20、30のように、きりの良い数字を指すことが多いです。

例えば、갓 스무살というと何歳でしょうか?

스무살は20歳ですから、「ちょうど20歳」になりますね。

例えば、

조카는 오늘 갓 스무 살이 되었어요.
姪は今日ちょうど20歳になりました。

というような文章で使えます。

他にも例文を見てみましょう。

그녀가 과장에 승진한 건 갓 마흔살이 된 해였다.
彼女が課長に昇進したのは、ちょうど40歳の年だった。

のように使います。

ちなみに韓国でも、還暦や古希などを祝う慣習があります。

いつまでも健康に年を重ねたいですね。

度合いを表す語源

次に度合いを表す語源をご紹介します。

まずは드~という語源ですね。

드~には「とても、非常に、ひどく」という意味があります。

まずは드넓다。

넓다は「広い」という意味の形容詞ですから、드~が前に付くことによって「とても広い、広々とした」になります。

드넓은 목장「広々とした牧場」、드넓은 오션뷰「広々としたオーシャンビュー」など、広々とひらけた場所に使われることが多いです。

なんだか目の前にその風景が広がってきた気がしませんか?

次に드높다はどういう意味になるでしょうか?

この動画を見るくらい、優秀な皆さんはもうお分かりですよね。

드「とても」높다「高い」という意味です。

日本語では「空高く、そびえ立つ」と訳すとそのニュアンスが伝わりますね。

日本に東京スカイツリーがあるなら、韓国にはロッテワールドタワーがありますね!

高さ555mを誇る、まさに드높다という言葉にピッタリの建物です。

建物だけでなく、드높은 소리「かん高い声」、드높은 가을 하늘「高い秋空」というような使われ方もありますよ。

続いて、~껏という語源は何でしょうか?

힘껏、마음껏、정성껏・・・韓国では日常会話でよく使われる言葉ですよね。

一つひとつ見ていきましょう。

~껏には「~いっぱい、~の限り、~を込めて」という意味があります。

最初の힘껏の힘は「力」ですね。つまり、「力いっぱい、力の限り」になります。

学生時代、みなさんも運動会で一度は綱引きをしましたよね!

綱を力いっぱい引く힘껏 잡아당기다、というような場面で使われます。

想像しただけで手に汗がにじみでそうですよね!

마음껏はどうでしょうか?

頭の良い皆さんはもうお分かりですね。

마음は「心」ですから、「心の限り」つまり「思いっきり」になります。

みなさんが韓国旅行に行くなら何をしたいですか?

마음껏ショッピング、마음껏韓国料理を食べたい、마음껏韓国ドラマの聖地を巡りたい・・・

想像しただけでワクワクしてきましたね!

정성껏という言葉もあります。

정성は「誠意、真心、丹念(たんねん)」という意味ですから、정성껏は「心を込めて、真心を込めて」という意味で使われます。

韓国の時代劇を見ていると、ときどき宮廷料理が出てきますよね。

宮廷料理は一つひとつ丁寧に作られていて、色も鮮やかで、まさに정성껏という表現がピッタリですね!

次は、온~という語源を見ていきましょう。

온몸이 아프다というようによく言いますが、どういう意味だと思いますか?

몸이 아프다は「体が痛い」ですね。それに온~が付くと、「体中が痛い、全身が痛い」になります。

つまり、온~には「すべての、全部の、~中」という意味があります!

他にも例を挙げてみましょう。

온세상や온세계という単語ですね。

세상は「世の中」、세계は「世界」ですから、どちらも「世界中」になりますね。

今やK-POPはアジアだけでなく、欧米や南米でも大人気ですよね!

まさに韓流は

온 세계에 널리 퍼졌다
世界中に幅広く広まった

と言えるでしょう。

それでは、~째という語源について考えてみましょう。

突然ですが、みなさんは果物を丸ごと食べますか?

りんごなら無理なく食べられるかもしれませんね。

そんなときは껍질째といいます。

껍질は「(果物や野菜の)皮」ですから、껍질째は「皮ごと」になります。

そうです。~째には「そのまま、丸ごとすべて」という意味があるんですね!

他にも例を挙げてみましょう。

뼈째はどういう意味になるでしょうか?

뼈は「骨」ですから、「骨ごとそのまま」になります。

뼈째 먹는 생선で「骨ごと食べるお魚」になりますね。

野菜を育てたことのある人は、뿌리째という単語も慣れているかもしれませんね。

뿌리は「根っこ」のことですから、「根こそぎ」になります。

ちなみに、野菜や果物は皮に栄養分が多いといわれますよね。

サツマイモや大根などは比較的皮が薄いので、껍질째「皮ごと」料理に使うのもおすすめです。

続いて、꿀~という語源です。
꿀は「はちみつ」ですね!

甘くてトロッとしたはちみつ、クマのプーさんが蜂に刺されまくりながらも取りに行きたくなる理由が分かりますよね。

そんなはちみつが語源として使われると、「まるではちみつのように甘い」イコール「すごく良い、素晴らしい」という意味になります。

まずは꿀잠という言葉。

잠을 자다は「寝る、眠る」という意味ですから、꿀잠は「はちみつのように甘い眠り」つまり「ぐっすり寝ること」を指します。

そして、毎日ぐっすり寝るとどうなりますか?

お肌がツルッツルッになりますよね。それを꿀피부と言います。

そう、はちみつのように甘くて良い피부「皮膚」、つまり「上質な肌」という意味です。

「ぐっすり寝て、上質な肌を手に入れましょう。」

どこかの広告のキャッチコピーにありそうな表現ですね!

韓国の若い世代を中心に、꿀잼という言葉もよく使われます。

잼は재밌다「おもしろい」の略語で、꿀と一緒に使うことで「超おもしろい!」という表現になります。

이 게임 꿀잼이야!
このゲームマジ面白いよ!

なんて使うと、あなたも韓国の若者に溶け込めるはず!

こんな感じで、꿀「蜂蜜」はもともと食べ物ですが、比喩的に使われる表現がとてもおもしろいですね!

次は、외~という語源を解説してみますね。
외~には「ただ1つの、片方の」という意味があります。

分かりやすい例から見てみましょう。

외아들と외딸という言葉ですね。

아들「息子」と딸「娘」にそれぞれ외~が付いていますから、意味は「一人息子」、「一人娘」になります。

最近は韓国も少子化で子どもが少ないですから、一人っ子の家庭が多いですね!

そして、외떨어지다という動詞もあります。

떨어지다は「離れる」という意味ですから、외~が付くことによって「ひとつが、ぽつんと離れている」になります。

「ぽつんと離れている」ものには、どんなものがあるでしょうか?

例えば、島や村、家などがありますね。

離島や田舎へ行くと、都会のように家や人が密集していませんよね。

そんなぽつんと離れた様子を외떨어지다という単語で表現しますよ。

みなさんがお住まいの地域はいかがですか?

続いて、한~という語源について見て行きましょう!

これは「状態に関する語源」の時に、한~には「大きな、多い」という意味があるとお伝えしましたよね。

한にはもう一つの意味があります。まさに「~の真っ只中(まっただなか)、本当の、真の」という意味です。

例えば、겨울は「冬」ですが、한겨울は「真冬」になります。

地域にもよりますが、韓国は日本より北に位置しているため、한겨울には気温が氷点下になります。

他にも例をいくつか見ていきましょう。

一日の中で한낮はいつを指すでしょうか?

낮は「昼」ですから、「真昼」が正解ですね!

まぶしい日差しが頭の中に浮かんできませんか?

季節や時間を表すもの以外にも、いくつかあります。

한가운데という言葉はどうでしょう?

가운데は「中、中央、内側」ですから、한~が付くと「ど真ん中」になります。

同じように、한복판という言葉もあります。

例えば、韓国では都会の한복판でデモをすることがよくあります。分かりました?

そうです!都会の「ど真ん中」が正解ですね。

運動場のど真ん中、街のど真ん中というように、主に広い場所のど真ん中を指すときに한복판が使われます。

次に짝~という語源を聞いたことがありますか?

韓国ドラマや映画を見ていると、짝사랑という甘酸っぱい単語がときどき出てきますね。

짝~には「片方の」という意味があるんですよ。

사랑は「愛、恋」なので、짝사랑は「片思い」になります。

皆さんも짝사랑 片思いをして、切ない気持ちになったことはありませんか?

짝を単独で使うと、「対(つい)、ペア、パートナー」になります。

例えば、신발 한 짝이 없어지다という文章を見てみましょう。

「靴の片方がなくなる」という意味ですよね。

靴はもともと2つで1足ですから、짝はその片方を指します。

他にも例文を差し上げますね。

例えば、学校の係りを決めるとき、一番仲の良い親友と짝이 됐다というと、どういう意味になるでしょう?

「ペアになった、ペアを組んだ」という意味ですね。

韓国らしい表現に、내 짝을 찾고 있다というものもあります。

そのまま訳すと「私のペアを探している」になりますが、超エリートの皆さん、どういう意味かお分かりですか?

ここでのペアとは、「人生の同伴者」になります。

つまり、「結婚相手を探している!」という意味ですね。

次に、홀~という語源を考えてみましょう。

最近は韓国でも一人で時間を過ごす人が増えてきましたよね。

一人でご飯を食べたり、一人でカラオケに行ったり、一人で旅行をしたり・・・
誰も気にせず、自分だけの時間を楽しみたいと考える人が多いようですね。

そんなときに使えるのが、この홀~という言葉。

「一人だけ、一つだけ、単独の」という意味があります。

例えば、홀로は「一人で」という意味なので、홀로 여행을 가다「一人旅に行く」、홀로 운동을 하다「一人で運動する」のように使えますよ。

確かに私も最近Youtube見ながら、홀로 ひとりで運動をしていますね。

みなさんは홀로 一人で過ごす時間が好きですか?

他にも、홀몸という言葉がよく使われます。

홀「一つだけ」と몸「体」ですから、「独り身、独身」になります。

ただ「結婚していない、未婚の」という意味だけでなく、「母は独り身홀몸で苦労しながら3人の子どもを育てあげた」というような文章でも使えます。

また、妊娠中の女性に対して使われることも多いです。

韓国ドラマを見ていると、홀몸도 아닌데 조심해야지「独り身じゃないんだから気をつけなさい」というようなセリフがときどき出てきます。

妊娠中の女性はお腹に赤ちゃんがいますから、홀몸「独り身」ではない、「お腹の中にいる赤ちゃんのことも考えなさい」という意味ですね。

 

以上です!

いや、この動画をここまで見た皆さん、超ハイパースーパー優秀です!素晴らしいですね!

今日の動画をここまでしっかり見た人と、見ていない人では単語力に圧倒的な差がつきます!

常に学び続けて、ハイパークオリティの高い人に成長していきましょう!

 

ということで今回は、【一撃で暗記】語源で覚える韓国語単語」をお伝えしました。

今回の方法を使って単語を覚えていけば、単語の暗記速度が10倍になること間違いなしです!

今回も、最後まで見てくださりありがとうございました。

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また、今後も韓国語学習に役立つ情報をがんがん配信していきますので、チャンネル登録とベルマークのクリックもお願いします。

ではまた次回の動画でお会いしましょう!

그럼 오늘도 행복 가득, 웃음 가득한 하루 되세요!

한국어 화이팅, 화이팅, 화이팅!!

 

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