先日から、「ハングル検定」を運営されている、ハングル能力検定協会のクラウドファンディングが開始されました。
「ハングル検定」は「韓国語能力試験」と並び、日本国内における韓国語の2大資格試験として、韓国語学習者に目標や挑戦の場を提供してきてくれました。
私は常日頃、韓国語学習者の方には必ず、韓国語の試験を受けるようお勧めしています。それは、韓国語を体系的に習得していただきたいからです。
試験合格のためには、単語や文法を幅広く習得する必要があります。ですので、良い意味で我流が通じず、試験のレベルに合った必要な知識が習得出来ているかを問われます。
ですから、韓国語学習者さんが「ハングル検定」や「韓国語能力試験」に挑戦して受験が終わると、その前と後では韓国語の実力が飛躍的に向上していることを、何度も何度も目の当たりにしてきました。
この記事を読まれている方の中にも、すでに試験に挑戦されたことのある方もいらっしゃると思いますが、試験を通じて韓国語の実力だけでなく、韓国語との向き合い方も大きく変わったという方も、大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
また、試験の合格をご自身のキャリアアップやキャリアチェンジに活かすことができた、という方もいらっしゃると思います。
私の生徒さんの中にも、試験に合格して履歴書に載せたい、社内での評価を高めたいと言う方もいらっしゃいました。
そういう意味で、韓国語を教える者として、学習者さんにこのような目標や挑戦の場、さらには、韓国語学習者の社会的地位向上のチャンスを提供してくださる「ハングル検定」や「韓国語能力試験」に、いつも感謝をしています。
今回、昨年からのコロナの影響を受けて、「ハングル検定」も試験の中止などを余儀なくされ、財政的にも苦しい状況が続いているとのことです。
万が一、ハングル検定がおこなわれなくなったり、試験の開催が縮小されたりすることがあれば、それは韓国語学習者さんが挑戦や成長をする機会が損なわれてしまうことであり、残念でなりません。
この状況をなんとかするため、昨日から「ハングル検定」のクラウドファンディングが始まりました。
ですので、もしよろしければ、この「ハングル検定」のクラウドファンディングにご支援いただけないでしょうか。
この記事を読まれている方の中には、もちろん「ハングル検定」を受けたことの無い方、受ける予定のない方も多数いらっしゃるかと思います。
私も、直接的な関わりがあるわけではありません。しかし、日本における韓国語学習の発展のため、ご協力いただけますと幸いです。
支援は1000円からしていただくことが可能です。また、このクラウドファンディングのことを、お知り合いにもご紹介いただけますとうれしいです。
そして、コロナの1日も早い終息を、心よりお祈りしています。
トミ