여러분 안녕하세요. 토미입니다.
皆さんお待ちかね、韓国語初級講座の時間です。この講座は、ゼロから韓国語を学び始めた人が、「独学で初級レベルの韓国語をマスター」できるように構成されています。
宿題もあり、テストもあり、さらにはゲームまであると言う、まるで学校のような講座となっています。ぜひこの初級講座を全部やり切って、韓国語の初級マスターになっちゃいましょう!
宿題の単語クイズをされたい方は、このページの一番下にありますので、そちらからチャレンジしてください。
今日の講座のテーマは【한국에 언제 돌아갔어요?】です。今日の講座では動詞・形容詞の過去形を学びます。
これを習得すれば、「今日は、本当に楽しかった。」という単純な過去を言えるだけではなく、「ずっとこの仕事をしてきた。」のように、過去と現在を結ぶ過去進行形まで言えるようになっちゃいます!
回が進むたびに皆さんの表現の幅も増えているので、私もすごく嬉しい思いでいっぱいです。
今日の講座の流れについて説明します。まず最初に会話文を日本語字幕付きで聞いてみます。続いて、私が単語とフレーズ、そして文法について解説します。その後、今度は会話文を日本語字幕なしで聞き取ってみます。会話文の内容が理解できたら、今度は音読練習をします。
最後にこの講座の宿題を発表します。それと、おまけで一番最後に楽しいゲームを準備していますので、ぜひ最後まで見てください。
그럼 시작할게요.
今日の会話
今日の会話のタイトルは【한국에 언제 돌아갔어요? 】です。サンミンさんは、韓国人ですが、日本に住んでいます。いつ韓国に帰国したのかトミさんが聞いています。
ではまずは、日本語の字幕付きで聞いてみましょう。どうぞ!
- 토미:상민 씨는 한국에 언제 돌아갔어요?
サンミンさんは、韓国にいつ帰りましたか? - 상민:저는 작년에 갔다 왔습니다.
私は去年行ってきました。 - 토미:그 후에 한 번도 한국에 귀국 안 했어요?
その後に、一度も韓国に帰国しなかったんですか? - 상민:네. 저는 일본에서 계속 일하고 있었습니다.
はい。私は日本でずっと仕事をしていました。 - 토미:그랬군요. 외롭지 않았어요?
そうだったんですね。寂しくなかったですか? - 상민:아니요. 실은 우리 가족들도 자주 일본에 옵니다.
いいえ。実は私たちの家族もよく日本に来ます。
単語・フレーズ解説
では一文ずつ会話内容を確認しながら、単語とフレーズを解説していきます。
토미:상민 씨는 한국에 언제 돌아갔어요?
[돌아가다]は「帰っていく」で、[돌아오다]は「帰ってくる」という意味があります。実は韓国語には「帰る」だけを意味する表現がなく、[돌아가다]「帰っていく」か、[돌아오다]「帰ってくる」のいずれかの表現を使います。この本文のように「韓国にいつ帰りましたか?」と聞きたいときには[한국에 언제 돌아갔어요?]となるし、「韓国から、いつ帰ってきましたか?」となる時には助詞を「〜から」に変化させて[한국에서 언제 돌아왔어요?]と使います。
상민:저는 작년에 갔다 왔습니다.
[작년]は「昨年」という意味です。[올해]は「今年」、[내년]は「来年」です。では「1年前」、「1年後」はどのように表現するでしょうか。これも第8回の講座で習ったように、漢数詞を使って[1년 전], [1년 후]と言います。 [갔다 오다]は「行ってくる」という単語で、単語自体に過去形の[갔다]が入っている珍しい単語です。토미:그 후에 한 번도 한국에 귀국 안 했어요?
[그 후에]は「その後に」という意味です。[그 전에]と言ったら「その前に」となります。 [한 번도]は「一度も」という表現です。このように、[한 번, 두 번, 세 번]というと「一度、2度、3度」という意味になります。それと、[한 번도]の[~도]は「~も」という意味です。これは、パッチムがあってもなくても[~도]をつければいいだけなので、簡単です。[영어도 수학도 어렵다.]「英語も数学も難しい。」のように使います。
상민:네. 저는 일본에서 계속 일하고 있었습니다.
[계속]は「継続」という漢字語ですが、韓国では、[계속]だけだと「ずっと」という意味になります。日本人が「ずーっと」って、強調していう時があるじゃないですか。韓国語でも[계속]と長く発音して強調したりします。でも韓国語では、日本語のように長く発音する表記法がないので、文にすると、長く発音していないように見えます。[저는 3시간이나 계속 당신을 기다렸어요.]「私は3時間もずーっと、あなたを待ってました。」のように使います。
토미:그랬군요. 외롭지 않았어요?
以前に、相槌で[그렇군요]「そうなんですね」を習いました。今回は過去形を習うので、相槌も過去形を使っています。[그랬군요]は「そうだったんですね」という意味です。
[외롭다]は「寂しい」という意味です。これは、語幹にㅂパッチムがあるので、へヨ体にすると[외로워요]「寂しいです」となります。상민:아니요. 실은 우리 가족들도 자주 일본에 옵니다.
[실은]は「実は」という意味です。例えば、[실은 저는 녹차를 싫어합니다.]と言ったら「実は、私は緑茶が嫌いです。」という意味になります。 [가족]は家族で、[가정]と言ったら「家庭」です。ここら辺は日本語と漢字も一緒だし、発音も似てます。[가족들도]と言ったら「家族たちも」となります。 [자주]は「しょっちゅう」という意味です。例えば、[그 남자는 자주 시계를 봐요.]「その男はしょっちゅう時計を見ます。」という意味になります。デート中だったら、こんな男性は嫌ですよね。文法 Lesson
次に文法について解説します。
今回は해요体と합니다体の過去形を勉強しましょう。第7回の講座では、このへヨ体の現在形を全て覚えることが宿題となっていましたが、皆さん覚えられましたでしょうか?
そのへヨ体の現在形が理解できて、丸暗記している方には、今日説明する過去形はおちゃのこさいさいで、超簡単です。
았 / 었습니다
動詞・形容詞 +았 / 었습니다
해요体の過去形、합니다体の過去形
現在形のへヨ体の語尾から、요を取って、ㅆ어요をつければ、해요体の過去形になり、ㅆ습니다をつければ、합니다体の過去形になります。これだけです。
해요体の過去形 | 現在形の해요体の語尾+ㅆ어요 |
---|---|
합니다体の過去形 | 現在形の해요体の語尾+ㅆ습니다 |
本文では、[한국에 언제 돌아갔어요?]「韓国にはいつ帰りましたか?」と聞いています。ここでは、原形が[돌아가다]になるので해요体は[돌아가요]です。
これを해요体の過去形にする時には、[돌아가요]の[요]の部分をなくして、[돌아가]の下に[ㅆ어요]をつけて[돌아갔어요]と作ります。
합니다体の過去形
これを합니다体の過去形にしたいときには、[돌아가요]の[요]の部分をなくして、[돌아가]の下に[ㅆ습니다]をつけて[돌아갔습니다]となります。
돌아가다 | 해요体+ㅆ어요・ㅆ습니다 | 帰る | |
---|---|---|---|
해요体の過去形 | 돌아가+ㅆ어요 | 돌아갔어요 | 帰りました |
합니다体の過去形 | 돌아가+ㅆ습니다 | 돌아갔습니다 | 帰りました |
[갔다 오다]「行ってくる」
次は[갔다 오다]「行ってくる」という単語を見てみましょう。[갔다 오다]「行ってくる」という単語は、へヨ体にすると何でしょう?これは、習ってないぞっと思うかも知れませんが、[오다]「来る」という単語と同じ変化です。
갔다 오다 | 해요体+ㅆ어요・ㅆ습니다 | 行ってくる | |
---|---|---|---|
해요体の過去形 | 갔다 와+ㅆ어요 | 갔다 왔어요 | 行ってきました |
합니다体の過去形 | 갔다 와+ㅆ습니다 | 갔다 왔습니다 | 行ってきました |
これを해요体の過去形にする時には、[갔다 와요]の[요]の部分をなくして、[갔다 와]の下に[ㅆ어요]をつけて[갔다왔어요]と作ります。
これを합니다体の過去形にしたいときには、[갔다 와요]の[요]の部分をなくして、[갔다와]の下に[ㅆ습니다]をつけて[갔다왔습니다]となります。
[귀국하다]「帰国する」
次は[귀국하다]「帰国する」という単語を見てみましょう。[귀국하다]は[하다]が最後についているので、まさにあの超簡単な[해요]にすればいいだけという単語です。[사랑하다]が[사랑해요]となるように、[귀국하다]も[귀국해요]となります。
귀국하다 | 해요体+ㅆ어요・ㅆ습니다 | 帰国する | |
---|---|---|---|
해요体の過去形 | 귀국해+ㅆ어요 | 귀국했어요 | 帰国しました |
합니다体の過去形 | 귀국해+ㅆ습니다 | 귀국했습니다 | 帰国しました |
これを해요体の過去形にする時には、[귀국해]の[요]の部分をなくして、[귀국해]の下に[ㅆ어요]をつけて[귀국했어요]と作ります。
これを합니다体の過去形にしたいときには、[귀국해요]の[요]の部分をなくして、[귀국해]の下に[ㅆ습니다]をつけて[귀국했습니다]となります。とにかく[하다]のつく単語は沢山あるので、[하다]の過去形は、[했어요/했습니다]と丸ごと覚えてしまいましょう。
次は、[있다]あるという単語を見てみましょう。[있다]の해요体は[있어요]でしたよね?これを해요体の過去形にする時には、[있어요]の[요]の部分をなくして、[있어]の下に[ㅆ어요]をつけて[있었어요]と作ります。
합니다体の過去形
これを합니다体の過去形にしたいときには、[있어요]の[요]の部分をなくして、[있어]の下に[ㅆ습니다]をつけて[있었습니다]となります。
있다 | 해요体+ㅆ어요・ㅆ습니다 | いる・ある | |
---|---|---|---|
해요体の過去形 | 있어+ㅆ어요 | 있었어요 | いました・ありました |
합니다体の過去形 | 있어+ㅆ습니다 | 있었습니다 | いました・ありました |
ちなみに、この[있었어요/있었습니다]ができるようになると「いました・ありました」以外にも、[~하고 있었어요/~하고 있었습니다]という表現で「~をしていました」と過去進行形を作ることも簡単にできちゃいます。本文では、
저는 일본에서 계속 일하고 있었습니다. (私は日本でずっと働いていました。)
という文章で、[일하고 있었습니다.]が過去と現在を連結する役割も果たしています。過去進行形には、この[계속]「ずっと」という単語が本当に相性が合いますね。例えば、[저는 계속 기다리고 있었어요.]と言ったら「私はずっと待っていました。」となります。
最後に過去形の否定文も作れるようになっちゃいましょう。動詞・形容詞の否定文の作り方は二通りありましたね。①안と②지 않아요/않습니다です。これの過去形は①안と②지 않았어요/ 않았습니다です。
①안の場合
[안~]の場合は、動詞・形容詞の前に[안~]をつければいいだけですが、[운동하다], [일하다]のように[○○하다]という単語の時には、○○と[하다]をスパッと切って、その中に[안~]を入れます。そして、すべての単語や表現に使えるわけではないので、その点は気をつけなければいけません。では、本文を見てみましょう。
한국에 귀국 안 했어요?(韓国に帰国しませんでしたか?)
ここでは、[귀국하다]が「帰国する」という単語です。これも[귀국]と[했어요]の間をスパッと切って、中に[안]を埋め込めば過去形の否定文が出来上がります。
他にも、[한국에 안 돌아갔어요.]というと「韓国に帰りませんでした。」という意味になります。
しかし、[안~]は前にもお伝えしたようにすべての単語に使えるわけではありません。今回の本文にある、[갔다 오다]という単語には[안~]を使えませんので注意してください。
②지 않았어요/ 지 않았습니다
これは、動詞・形容詞の語幹に[지 않았어요], [지 않았습니다]をつければいいだけですし、どんな単語にも使えるので、らくちんです。本文では、
외롭지 않았어요?(寂しくなかったですか?)
と疑問形にしています。他にも[저는 중국어를 배우지 않았습니다.]と言ったら「私は中国語を習いませんでした。」という意味になります。
では、簡単にクイズを通して理解を更に深めていきましょう。カッコの中には何が入るでしょうか?
① [저는 그날 원피스를 ( ).] 私はその日、ワンピースを着ていました。
해요体、합니다体一緒に考えてみましょう。입다「着る」の해요体は입어요です。입어요の요を取って、ㅆ어요をつければ、입었어요、ㅆ습니다をつければ、입었습니다となります。では次の場合はどうでしょうか?
② [저는 그때 엄청 ( ).] 私はその時、とっても嬉しかったです。
해요体、합니다体一緒に考えてみましょう。[기쁘다]の해요体は[기뻐요]です。[기뻐요]の[요]を取って、[ㅆ어요]をつければ[기뻤어요]、[ㅆ습니다]をつければ[기뻤습니다]となります。
今日の会話(日本語字幕なし)
では一通り内容を解説しましたので、今度は日本語の字幕なしで会話を読んでみましょう。始めの時よりもかなり読み取れるようになっているはずです。どうぞ!
- 토미:상민 씨는 한국에 언제 돌아갔어요?
- 상민:저는 작년에 갔다 왔습니다.
- 토미:그 후에 한 번도 한국에 귀국 안 했어요?
- 상민:네. 저는 일본에서 계속 일하고 있었습니다.
- 토미:그랬군요. 외롭지 않았어요?
- 상민:아니요. 실은 우리 가족들도 자주 일본에 옵니다.
発音練習・音読
会話の内容が理解できましたので、次に音読をしましょう。一文ずつ音声を流しますので、後に続いて皆さんも一緒に読んで下さい。
ここの部分は数少ないアウトプットの時間になりますので、飛ばしたりせずしっかり声を出して音読して下さい。
どうぞ!
- 토미:상민 씨는 한국에 언제 돌아갔어요?
サンミンさんは、韓国にいつ帰りましたか? - 상민:저는 작년에 갔다 왔습니다.
私は去年行ってきました。 - 토미:그 후에 한 번도 한국에 귀국 안 했어요?
その後に、一度も韓国に帰国しなかったんですか? - 상민:네. 저는 일본에서 계속 일하고 있었습니다.
はい。私は日本でずっと仕事をしていました。 - 토미:그랬군요. 외롭지 않았어요?
そうだったんですね。寂しくなかったですか? - 상민:아니요. 실은 우리 가족들도 자주 일본에 옵니다.
いいえ。実は私たちの家族もよく日本に来ます。
はい、お疲れさまでした。必ず5回は音読するようにしてください。
宿題
では今回の宿題を発表します!宿題は2つあります。
宿題の1つ目は、今日学んだ文法を使って過去形の文章を二文作ってみましょう。
- 例えば、[저는 어제 뮤지컬을 봤습니다. 아주 재미있었습니다.] 「私は昨日、ミュージカルを見ました。とても楽しかったです。」となります。
宿題の2つ目は単語暗記です。初級単語一覧表の5ページの361番から400番の単語40個を暗記してきてください。このページの最後に、40単語の単語クイズができるようにしてありますので、40個の単語を覚えたらぜひ挑戦してみてください。
おまけ
今日の講座内容は以上となります。ここからはお待ちかねのおまけの時間です!
今日も、宿題で出した初級単語一覧表の、5ページの361番から400番の単語40個の中から、一つ単語を取り出して、エスチャーをしたいと思います。
以上です。ではまた次回お会いしましょう。
한국어 화이팅 화이팅 화이팅!